プロパン・ブタンニュース

総合面

サイサン、19年8月期連結で過去最高売上高

前期比13%増 海外や電力事業が寄与

川本武彦・サイサン社長は18日、さいたま市のパレスホテル大宮で開かれたガスワングループ新春賀詞交歓会であいさつし、2019年8月期決算が前期比13%増の連結売上高1346億円、経常利益38億8千万円、単体で同7%増の売上高819億円、経常利益24億9千万円と増収増益となったことを報告した。要因を海外事業の売上高が同37%増の299億円と伸長し、電力事業で顧客20万件を超えて順調に推移していることと説明し「過去最高の決算になった」と述べた。

被災地支えて10年  総額1億5千万分を提供

「サウジ-岩谷 災害時支援基金」

被災地支えて10周年
総額1億5000万円分を提供
「サウジ―岩谷 災害時支援基金」

岩谷産業(本社・大阪、東京、谷本光博社長)とサウジアラムコが2009年4月に設立した「サウジアラムコ―岩谷産業 緊急災害時LPガス支援基金」が10周年を迎えた。同基金は、日本国内で大規模な自然災害発生時に、被災地に緊急支援物資としてカセットこんろ・ボンベなどを無償提供することが目的。
最初の支援は2011年3月の東日本大震災で、宮城県石巻市や釜石市など4カ所にカセットこんろ1万4112台、ボンベ8万5152本、ガスマッチ9千個、市役所など4カ所12基のGHP導入をサポートした。

経産省が省令改正、

書面などの記載事項がネット利用可能に

書面など記載事項
経産省が省令改正
ネット利用可能に

経済産業省は21日付官報にLPガス法施行規則のうち、書面の記載事項を定めた第13条と保安業務の委託契約に関する記載事項を定めた第28条について、一般消費者や委託契約当事者の承諾を前提に電子メールによる送信、ホームページからの閲覧など情報通信技術を利用した方法が可能となる改正省令を告示した。
LPガス法令の情報通信技術の利用は2017年4月1日施行となった保安機関の周知を定めた規則第38条の3(提供方法)、同条の4(承諾取得)以来となる。

  • ジクシス、BtoBtoCで需要創造 BCP対応も強化へ
  • 都市ガススイッチング、12月末で313万件超に
三愛石油、次世代型エネルギーサービスの構築目指す

次世代型に転換 購買ニーズを開拓

エネサービス
次世代型に転換
三愛石油 購買ニーズを開拓

三愛石油(本社・東京、塚原由紀夫社長)は20日、東京・内幸町の帝国ホテル東京で開いたグループ特約店会議でガス事業部門の新基本方針「RUNWAY2020 次世代型エネルギーサービスへ」を発表した。新方針は「いまやるべきことを着実に行う」「整えるべきことを充実させる」「これから必要なことを準備する」の3テーマを柱に九つの重点施策を展開。グループを挙げた「総合エネルギーショップ」「スマートエネルギーショップ」への取り組みをさらに進化させ、次世代型エネルギーサービスの構築につなげる。

首都圏版

エネサンス関東、〝災対〟をキーに事業展開へ

堀江社長 燃転提案を呼びかけ

エネサンス関東
〝災対〟キーに事業展開
堀江社長 燃転提案を呼びかけ

エネサンス関東の堀江晋社長は17日、川崎市のホテルKSPで開かれた神奈川エネサンス会新年会であいさつし、災害への備えを通じ守りと攻めを展開していく考えを示した。エネサンスグループは今年、BCP(事業継続計画)対応が取れる体制を各事業所で進めている。堀江社長は併せて客先の灯油タンクの水没防止策として壁掛けのLPガス給湯器の燃転を進める方針を表明。「災害を一つのキーにした接点でビジネス展開してほしい」と出席した会員店らに賛同を求めた。

  • 千葉県議会で自民県議団がLPガス発電機導入を提言

地方版

  • 北海道=ネンセツ(札幌市)、コインランドリー開業でLPガスの魅力発信
  • 東北=ノーリツの「おふろ部」東北にも 東北福祉大・仙台市と協定
  • 東北=いわき市のタイヘイDSが教習車にカローラ併燃を採用
  • 中部=マルエイ、創業135周年記念式典開く 150年・200年へ向け飛躍
  • 中部=日本海ガス、土屋誠専務が新社長に昇格
  • 近畿・四国=藤田商店(観音寺市)、余剰電力買取りサービス「すまいるFIT」開始
  • 近畿・四国=安全の日/阪神・淡路から25年 兵庫県協が災対力を訴求
  • 中国=とっとり市民電力、電源可視化で再エネ利用を促進する新事業を開始
  • 九州=2020年九州業界人賀詞交歓会、「選ばれるエネルギー」目指す
九州=神田商会が「聖マリアの園」に空調と発電機を設置 老健施設の災対に寄与

吸収式空調と非常用発電機 初のバルク補助金適用

神田商会
老健施設の災対に寄与
吸収式空調と非常用発電機 初のバルク補助金適用

神田商会(本社・五島市、山里一郎社長)は、国の災害バルク補助金を受け、五島市の社会福祉法人聖マリア会が運営する老健施設「聖マリアの園」に吸収式冷温水機とLPガス非常用発電機、LPガス供給設備を設置した。吸収式冷温水機と非常用発電機のセットに対する災害バルク補助金適用は全国初。連携システム構築と、入居者の生命維持を3日間継続させる根拠を示したことが奏功した。

補助動力盤を設置した特別仕様の吸収式冷温水機

聖マリアの園の梅木徹氏(中央)と神田商会の塚野弘専務(左)、岩谷産業の重田真也課長代理

住設・新技術

  • リンナイ、マイクロバブル2倍のバスユニットを発売
  • NTTインターネット、セブンイレブンと提携しスマホで料金収納サービス提供へ
  • T&Dリース、新キャラにリスの「リッキー」 フクロウの「エルリー」と二枚看板

欧州LPG会議とスペイン・ポルトガル ガスエネルギー事情調査団募集のご案内

欧州LPG会議とスペイン・ポルトガル
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環境に貢献するクリーンエネルギー・LPガス
2020年5月25日(月)~6月1日(月)8 日間
訪問都市:バルセロナ(スペイン)・リスボン(ポルトガル)

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