＊THE PETROCHEMICAL PRESS＊

• 三井化学・・・ＴＰＸ、海外視野に新系列も　新技術で用途拡大

三井化学は、オンリーワンの製品であるポリメチルペンテンコポリマー「ＴＰＸ」の成長加速に向け、柔軟性を調整できる新技術を活用した用途拡大にも取り組みながら、海外立地を視野に入れた新系列の検討を急ぐ。離型フィルム向けをはじめとする既存用途の拡大を継続しながら、一層の事業基盤強化に向けて開発した新技術でＬｉＢセパレーター向けなどに市場を広げていく。ＴＰＸは岩国大竹工場（山口県）が世界唯一の生産拠点。市場を固めた上で新系列を増設し、世界を見据えた安定供給体制を構築する考え。

• クラレ・・・新規ＰＡ、サンプル供与を開始　Ｔｇ140度Ｃ超で低吸水
• 帝人・・・車向け複合成形材料、ドイツに技術拠点　ＣＡＳＥ時代に対応
• 経済産業省・・・事業再編促進で研究会、６月メドに実務指針
• ナフサ市況・・・新型肺炎拡大で急落　世界経済減速を懸念　石化品値上げにも影響
• 国産ナフサ・・・2019年10～12月期、前期比1100円上昇　４万1300円

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• 旭化成・・・ナノインプリント、電材・医療分野に狙い　フィルムを20年度上市
• 東洋紡ＳＴＣ・・・ＭＢＲ用ＭＦ膜、海外下水処理に採用
• 信越化学工業・・・マイクロＬＥＤ、製造効率化に貢献　２種の機材開発
• 日本カーバイド工業・・・レーザーラベル、内部発色の新製品　高い耐摩耗・薬品性
• 中央化学・・・資格に訴える食品容器　メニューで使い分け
• 三洋化成工業・・・心疾患検査装置用試薬を富士フィルム和光純薬と共同開発
• 東レ・・・３Ｄ印刷用真球ＰＡ粒子　車向けに提案　高耐熱・強度の造形物
• 東レ・・・新光学機能性フィルムを世界初開発、正面透過・斜め反射
• 東レ・・・ユニホームが衣料最高峰の安全認証　ミドリ安全と共同開発
• ヘンケルジャパン・・・高減衰フォーム、スズキの軽に採用　車内の静粛性向上

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• 帝人・・・５Gスマホ背面板用ＰＣ　誘電特性高く
• ＪＳＲ・・・Ｓ－ＳＢＲを10％増販　2019年４～12月
• 石油化学工業協会・・・エチレン定修　ガイドラインを策定　2023年から日程調整
• オキソアルコール中国需要・・・荷動き停滞も均衡
• 大阪ソーダと三菱ケミカル・・・北九州の電解事業、2021年11月に統合
• 全日本プラスチック製品工業連合会・・・環境対応を積極化
• ＫＨネオケム・・・溶剤など値上げ

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• 財務省貿易統計・・・2019年12月石化品輸入実績、2019年12月石化品輸出実績
• 日本ポリプロピレンフィルム工業会・・・12月のＯＰＰ・ＣＰＰ出荷実績
• 日本プラスチック板協会・・・12月のポリカーボネート平板・波板生産出荷実績、12月の硬質塩化ビニル平板生産出荷実績、12月の硬質塩化ビニル波板生産出荷実績
• 日本化学繊維協会・・・12月の合成繊維生産・在庫量

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東レ・・・未来創造研究センター、滋賀事業場に開所

社内外で連携促進　革新技術を”協創“　分離や医療テーマ

アイデア創出を担う融合研究棟

壁のない大部屋の執務エリア

東レは１月24日、滋賀事業場（大津市）で昨年12月に開所した新研究施設「未来創造研究センター」を報道陣に公開した。阿部晃一副社長ＣＴＯは「短期的な成果にとらわれず、長期的な視点で革新的な研究を進めてもらいたい。他社では絶対にできない、東レならではの技術や製品を創出してほしい」と期待を込めた。
新研究施設は16年に迎えた同社創立90周年記念の一環で、創業の地である滋賀事業場にあった中央研究所建屋を中心とする既存施設を建て替え機能を拡充させたもの。総額約１００億円を投じた。

• ダイセルポリマー・・・非ハロ難燃ＰＰに力　ＬｉＢケース用　車載・産業向け拡販
• 東亞合成・・・３ヵ年中計始動、営業益170億円に　第４の柱創出
• ダイセル・・・酢酸セルロース、海洋分解性２倍の新製品
• 三井化学・・・ＥＵＶペリクル、世界首位目指す　量産設備近く完成
• ダウ・・・アバンガードと契約、再生樹脂を独占調達
• 長瀬産業・・・アイエンス株取得　環境ビジネス強化
• ＪＭエナジー・・・ＬＩＣ子会社の株式を武蔵精密に80％譲渡　４月