総合面
エア・ウォーター、コインランドリー事業に参入
災対型で30店舗展開へ 宇都宮に第1号出店
「災害時対応型コインランドリー」の概念図
エア・ウォーター(本社・大阪市、豊田喜久夫会長)はコインランドリー事業へ参入した。1月31日、宇都宮市に第1号店となる災害対応型コインランドリー出店を皮切りに、2021年度までに北海道、東北、関東、中部に30店舗出店する計画。国内のLPガス需要が減少するなか、災害に強いLPガスを活用し、生活変化を捉えたコインランドリー事業でガス外収益拡大を図る考え。
- 2019年の平均気温が過去最高に 暖冬に左右されない需給構造の確立を
- 12月一般用LPガス出荷、1.8%減の110万2千トン 暖冬や省エネ機器の普及で
- 12月CIF、トン当たり5万1611円に 輸入量は米産が7割に
- 2月CP、プロパン60ドル安の505ドル ブタンは45ドル安の545ドル
ENS、木更津市とデジタル地域通貨「アクアコイン」の普及促進協定を結ぶ
電気料金支払い可能に
三ッ輪グループのイーネットワークシステムズ(ENS、本社・東京、及川浩社長)は1月20日、君津信用組合(本店・木更津市、宮澤義夫理事長)、フィノバレー(本社・東京、川田修平社長)と、木更津市(渡辺芳邦市長)との間で、同市のデジタル地域通貨「アクアコイン」普及促進協定を結んだ。
3社は2月3日から、提携して同市の地域通貨で電気料金の支払いが可能なプラン「アクアコインでんき」の提供を開始する。
- MCリテールエナジー、関電、四電エリアで電力サービス開始
- イーレックスと太平洋セメント、大船渡でバイオマス発電所の営業運転開始
首都圏版
長野県協、4カ月販促で7319台の成果
目標比で93%達成
商品を抽選する寺島繁委員長(中央)ら経済委員会の委員
長野県LPガス協会(塩原規男会長)は昨年8~11月に展開した機器販促活動「2019エコライフキャンペーン」の結果をまとめた。従来のSiセンサーコンロとエコジョーズに浴室暖房乾燥機、ガスファンヒーター、ガス衣類乾燥機を加えた5品目を対象に10支部で挑戦。合計で目標比93・1%の7319台を売り上げ、台風の災禍にもめげず粘り強く取り組んだ。
- トーエル、「TOELLライフラインパッケージ」の提案を加速
- 「ともにベトナムへ」 エア・ウォーター・梶原常務が事業参画呼びかけ
地方版
北海道=富国興産がコインランドリー開業
こだわりスペースが好評
間接照明で夜間は機器全体が浮かび、店舗をアピールする工夫も
オートガススタンド専業の富国興産(本社・札幌市、福岡道廣社長)が1日、コインランドリーを新たに開業した。「ランドロマットS9」と名付けた店舗は、洗い上がりまでの時間を豊かに過ごすスペースをたっぷりとるなど、こだわった構造が受け入れられ、オープン初日から盛況となっている。
東北=EGE北日本支社、販売とガス外強化
情報化・ブランド戦略・海外展開 第2の柱も育成
ENEOSグローブエナジー北日本支社(木村幸雄執行役員支社長)は1月24日、青森市の海扇閣で恒例の新年会を行った。宇田川博文社長はあいさつで昨年策定した同社の経営ビジョンを紹介し、今年の重点事項として「情報技術の活用強化」「ブランド戦略推進」「海外展開の可能性検討」を挙げた。
中部=名古屋プロパン瓦斯、供給センター新ロゴ
五輪年「炎と調和」
小牧、伊勢、岡崎、弥富の各拠点で展開する
名古屋プロパン瓦斯(本社・名古屋市、後藤庄樹社長)は1月21日、名古屋市の名古屋マリオットアソシアホテルで賀詞交歓会を開き、4カ所の供給センターで新たなロゴを展開することを明らかにした。
後藤社長はオリンピックイヤーで東京五輪の聖火ランナーの持つトーチの炎にLPガスが使われる今年、各供給センターで展開する新たなロゴを発表した。ロゴには時代の変革に柔軟に対応した「炎と調和」をイメージし、力強く活動を実施していく意味が込められている。今後は順次バルクローリーやバルク貯槽にロゴを描き、クリーンエネルギーであるLPガスを安全に供給していることをアピールする。
- 中部=マルエイ、T&Tエナジーから調達し都市ガス事業に参入
近畿・四国=兵庫県協、ラジネットと防災協定
緊急時に対応策放送
協定締結に臨む(左から)河原拓宏・エフエムムーヴ編成部長、出口剛・さくらFM社長、金本州司会長、榎本悦司・BAN―BANネットワークス常務、桃田武・ラジオ関西社長
兵庫県LPガス協会(金本州司会長)は1月23日、神戸市の兵庫県政記者クラブで県内コミュニティーラジオ局全社とラジオ関西(本社・神戸市、桃田武司社長)で構成する「兵庫県地域ラジオネットワーク連絡会(通称ラジネットひょうご)」と防災協定を締結した。県協会と県内の全コミュニティーラジオ局の防災協定は全国初。同連絡会としてもエネルギー業界との締結は初めて。
中国=山陰酸素、業界初のエネルギー削減保証付きエネ管理システムを開発
働き方改革を後押し
「eSAVE」のパンフレット
山陰酸素工業(本社・米子市、並河勉社長)は、エネルギーマネジメントシステム(EMS)にエネルギー削減保証を付けた業界初の新サービス「eSAVE(エネセーブ)」を開発した。EMSで省エネや省コストをサポートしたうえで、削減効果が出なかった場合は保険で払い戻しを行う。EMSによりエネルギー管理の効率化を図り、働き方改革の取り組みを後押しする。
- 九州=山代ガス、災対と保安さらに強化 情報共有し競争力向上へ
住設・新技術
東洋計器、LPWA端末「IoT‐R」の出荷が今期末で30万台超に
発売から1年半
与路島に容器を輸送する海上タクシー。LPガスの安定供給体制強化へ島内全50世帯にIoT―Rを設置する
「IoT-R」
今期末30万台超に
東洋計器 発売から1年半
東洋計器(本社・松本市、土田泰秀社長)がKDDIの協力を得て開発したLTEカテゴリーM1規格によるLPWA通信端末「IoT―R」の累計出荷数が25万台に達し、発売1年半の3月までに30万台を超える見通しとなった。なかでも今年度中に客先への全戸設置を目指す日通商事は、既に9割に当たる9万台の取り付けを終えた。
LPWAで水道検針
アズビル金門が郡山市と実証実験始める
アズビル金門(本社・東京、上西正泰社長)は郡山市上下水道局と協定を結び、LPWA規格の一つであるLTE―Mを活用したスマート水道メーター自動検針の実証実験を1月末から始めた。
同市内10カ所を対象に実施し、アズビル金門が通信装置の提供、設置とクラウドサービスの提供による通信状態の監視と使用水量のデータの解析を担う。郡山市はスマート水道メーターの設置と実証実験成果の有効性評価を行う。期間は9月30日まで。
- 19年のLPガス容器生産が15%増の185万7358本 バルクは1万4459本
- 矢崎総業、スポーツ活動支援で「スポーツエールカンパニー」に認定
欧州LPG会議とスペイン・ポルトガル ガスエネルギー事情調査団募集のご案内
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環境に貢献するクリーンエネルギー・LPガス
2020年5月25日(月)~6月1日(月)8 日間
訪問都市:バルセロナ(スペイン)・リスボン(ポルトガル)