総合版
資源エネルギー庁・燃料部石油流通課、中核充填所整備事業の補助金公募を開始
新設2000万円、機能拡充500万円
中核充填所整備事業
補助金の公募開始
新設2000万円、機能拡充500万円
資源エネルギー庁資源・燃料部石油流通課は19日から、2020年度政府予算案に計上された「石油ガス流通合理化対策事業費補助金(石油ガス地域防災対応体制整備事業)」の補助申請の受け付けを始めた。新たに盛り込まれた中核充填所の整備(石油ガス地域防災訓練事業)に関しては執行団体を挟まない定額の直接補助とし、中核充填所の新設で最大2千万円、既存中核充填所の機能拡充のうち非常用発電機のかさ上げで同500万円、貯蔵容量の増加で同300万円を交付する。応募書類の提出締め切りは3月11日正午。
欧州LPG会議とスペイン・ポルトガル ガスエネルギー事情調査団募集のご案内
欧州LPG会議とスペイン・ポルトガル
ガスエネルギー事情調査団募集のご案内
環境に貢献するクリーンエネルギー・LPガス
2020年5月25日(月)~6月1日(月)8 日間
訪問都市
バルセロナ(スペイン)
リスボン(ポルトガル)
- 新型コロナウイルスの影響で国際セミナー中止に
- 業界の国内イベントの中止・延期が相次ぐ
- 熱量バンド制を小幅から優先的に精査へ(ガス事業制度WG)
<平成、そして新時代へ>愛知時計電機・星加敏行社長
LPWAで新たな役割
愛知時計電機(本社・名古屋市)は1898年7月、掛時計メーカーとして産声を上げた。大戦中には航空機やエンジン製造などに携わり、現在はガス・水道メーターをはじめ、流体計測技術を核としたセンサーシステムメーカーとして121年目の歴史を刻んでいる。12代目社長の星加俊之社長に、平成の振り返りと令和時代の成長ビジョンをたずねた。
ENEOSグローブエナジー、顧客数10万件増を目指す
20年度 IT導入、エネ一手に
EGE
10万件増客目指す
20年度 IT導入、エネ一手に
ENEOSグローブエナジーの宇田川博文社長は本紙の取材に応じ、2020年度は情報技術の導入、LPガス認知度の向上に積極的に取り組む方針を示した。消費者、消費量、事業の担い手ともに減少傾向にあるなか、効率化の追求やLPガスを軸とした多角化で早期に顧客数10万件の上乗せを目指す。10年後の方向性を定めた経営ビジョン「EGE WAY2030」を18年度に策定し「19年度の助走を経て20年度から本格展開に入る」(宇田川社長)。
- 新電力20周年のイーレックス、LPガス系拡大へ代理店を広く募集
首都圏版
- 三愛オブリ東日本と神奈川三愛ガス会、顧客防衛で攻めのステージへ転換
- 防災設備で安全安心 ガスパルが供給物件で見学会
- ガス検中部・白砂啓司会長が世界らん展に出展 洋ラン販売を本格化
地方版
北海道=登別ガス協組が供給のガス化団地が完成
照明以外はLPガスで賄う
災対バルクは団地のシンボルだ
ガス化団地が完成
登別ガス協組
登別ガス協同組合(本所・登別市、斎藤正史理事長)がLPガス供給する登別市営の千代の台団地1期工事が完成、3月から入居が始まる。災害対応バルク貯槽2・9㌧を完備し、全32戸にエコジョーズを設置するなど、照明以外をLPガスで賄う構造となっている。
- 北海道=ガスの料理でおいしく! 胆振登別分会が親子料理教室開く
- 東北=東北地方のLPガス事故、19年は10件減の15件 4連連続で死者ゼロ
中部=マツザワ瓦店、新社屋にオフグリッド導入
名古屋市と防災協定も
指定緊急避難所(津波避難所)のパネルを手にする眞野隆久・中川区長(右)と松澤考宏社長
マツザワ瓦店
新社屋にオフグリッド
来年2月完成 名古屋市と防災協定も
建設工事業のマツザワ瓦店(本社・名古屋市、松澤考宏社長)は来年2月、現本社に併設する新社屋に、太陽光発電とLPガス発電機などを組み合わせたオフグリッドシステム(送電網につながっていない分散自立型電力システム)を導入する。新社屋にはドローンを活用し、大規模災害時の被災情報収集を行う仕組みも持たせる構想。名古屋市(河村たかし市長)では同社屋を指定避難所に指定するなどし、官民の叡智を結集した復旧・復興モデル拠点として機能させたい考えだ。
- 中部=東邦ガス、電力・都市ガスで春のキャンペーン展開 新規で2カ月半額
- 近畿・四国=伊丹産業、尼崎SS併設のコインランドリーを新設備でより便利に
近畿・四国=<あきんどネット>
谷石油ガス店・谷美穂さん、感謝の心忘れずに
谷美穂さん
あきんどネット
感謝の心忘れずに
谷石油ガス店(近江八幡市)
近江八幡市の販売店、谷石油ガス店では女性の後継ぎが奮闘している。液化石油ガス設備士を取得し、率先して集中監視システムに取り組む姿から、LPガス事業者として生き抜く覚悟と意欲がうかがえる。
同店の店主だった谷義隆氏は一昨年12月に亡くなり、妻の典子さんが代表となった。娘の美穂さんは卸元から指導を受けながら、現場に出向き顧客とのつながりを深めている。
1983年生まれの美穂さんは大学時代に危険物取扱者の資格を取得した。当時は店を継ぐと決めたわけではなく、商工組合中央金庫に就職する。「父はすぐに店に入ることを望んでいたけれど、就職が決まると喜んでくれた」と振り返る。金融機関で過ごした2年間に経理を学び、中小企業のサポートを経験した。
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住設・新技術
バッファローITS、独居高齢者の安否見守り
「まもるむ」を賃貸オーナーに提案
「まもるむ」の流れ
バッファローITS
独居高齢者の安否見守り
新サービス「まもるむ」開始 賃貸オーナーに提案
入居者無料のインターネット設備「アパートWi―Fi」をガス業界に向け提案強化中のバッファロー・IT・ソリューションズ(本社・東京、岩崎克己社長)は、賃貸物件オーナー向けに孤独死など入居者に万一があった際の不安軽減と高齢者の入居促進に向けた新サービス「まもるむ」の提供を開始した。
「まもるむ」は、電源のオン/オフの情報を収集できる特殊な電球を使用し、入居者の異変をいち早く検知する見守りサービス。
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<特集記事>システム特集2020 競争力強化へ情報技術を有効活用
- アズビル金門=「ガスミエール」 クラウドサービスでコト売り円滑に
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- イルキ=「エコスターズ」など 情報端末の種別不問でソフト開発
- ingコーポレーション=集中監視で34年の運用実績 先駆者が市場再開発
- エナジー・ソリューションズ=業務支援きめ細かく 各種システム自在に選択
- NTTテレコン=総合ソリューションを強化 LPWA端末出揃う
- カナデンブレイン=「検針スマホ」で業務革新 基幹普及へ連携拡大
- キャッチボール=「後払いドットコム」 コンビニ決済でリスク丸ごと担保