カナジュウ・コーポレーション（本社・横浜市、牧野修三社長）の加藤克巳取締役住宅環境営業本部長が16日、横浜市のパシフィコ
横浜で開かれたリフォーム産業フェアｉｎ東京でセミナー講師を務めた。「業績を上げ続ける好循環ループの仕組み　リフォーム営業向け仮説検証の改革術」のテーマで自社リフォーム事業の成長戦略を紹介した。
同社は２００７年にリフォームチームを発足。プロセスマネジメントの仕組みなどを活用し、サービス品質と顧客満足度の向上を図っている。15年からはウェブ戦略を強化。リアルイベントでの集客を停止し、ウェブ広告で集客するビジネスモデルに軸足を移した。足元のリフォーム売上高は年間約９億円で、全体売上の約３割を占めるまでに成長。今後は５～７割への拡大も見据える。

マルエイ（本社・岐阜市、澤田栄一社長）は15日、岐阜市の十六銀行本店で岐阜県森林公社（井哲郎理事長）、木曽三川水源造成公社（同）とＪ―ＶＥＲ（オフセット・クレジット）売買契約を締結した。十六銀行（村瀬幸雄会長兼頭取）の仲介により実現したもので、オフセット・クレジット50㌧分を購入。岐阜造園とともに同契約第１号企業となった。
澤田社長は「当社グループは太陽光発電事業で33㍋㍗の発電能力を有し社内的なカーボン・オフセットは確保しているが、お客さまからもカーボン・オフセットのエネルギーが欲しいとのニーズが高まっていた。こうした要望に応えるため趣旨に賛同し購入を決めた」と説明した。

リンナイ（本社・名古屋市、内藤弘康社長）は10月１日、業界で初めて浴室を自動で温める温水式浴室暖房乾燥機を発売する。人の動きを感知する人感センサーと温度センサーの制御により暖房運転を自動で最適化、ヒートショック対策にも効果がある。スタンダードモデルのほか、東邦ガスと共同開発したカビの成長を抑制するミスト機能搭載のモデルも揃う。

ＫＤＤＩの完全子会社でコンタクトセンターを中心としたＢＰＯ（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）事業を手掛けるＫＤＤＩエボルバ（本社・東京、若槻肇社長）は静岡ガス（同・静岡市、岸田裕之社長）のウェブサイト内にＡＩ搭載の高性能チャットボット「スグレス」を導入、構築し９月から運用を開始した。提供開始から10日間平均で正答率81％と高い成果を上げ、顧客からも好評を得ている。