石油化学新聞 5283号
THE PETROCHEMICAL PRESS
- 三菱ガス化学・・・環境循環型メタノール 24年度数万㌧規模に ライセンス開始
- デンカ・・・球状シリカ増設検討 半導体封止材向け需要好調
- デンカ・・・抗原検査キットを五泉事業所で増産
- ダウ・・・LNGプロジェクトに出資 独工場内に輸入拠点
- エボニック・・・PA12 新系列は年内稼働へ 独で5割超増産
- 東洋紡・・・神経再生器具を 米国へ積極展開
THE PETROCHEMICAL PRESS
- DIC・・・藻類から新成分開発へ スキンケア材料 米ベンチャーと連携
- 積水化学工業・・・BRエタノール実証へ 可燃性ごみ原料 岩手に設備完成
- 日本ゼオン・・・4工場で再エネシフト CO2約8万㌧削減
- 帝人フロンティア・・・ナノファイバー短繊維 ゴム補強用を開発。 肌側に吸水性持つ撥水生地を開発
- 住友化学・・・環境型エチレン、BRエタノール原料 千葉に試験設備完成
- 東洋紡と神戸大・・・環境技術などで協定 産学連携を強化
- ハイケム・・・PLAポリオール日本市場で発売
- カネカ・・・垂水市、生分解性樹脂製買い物袋導入に協賛
THE PETROCHEMICAL PRESS
- 基本液状エポキシ・・・価格高水準を維持 アジア4200㌦前後 BPA下落も
- フタル酸系可塑剤 値上げ浸透進む
- シンガポール経済開発庁 ジュロン島環境改善CO2排出減に拍車
- 日本ABS樹脂工業会・・・国内出荷減少も1.9万㌧台を回復
- 日本銀行・国内企業物価指数2月 石化系基礎製品物価指数5㌽上昇
- 旭化成・・・LIBセパレーター 車載用引き合い強く 海外も視野に増設検討
旭化成は、車載用リチウムイオン電池(LIB)向けに需要増が続く湿式セパレーター「ハイポア」の次期増設に向けて検討を加速させる。
相次ぎ実施している能力増強で23年末には日向工場と守山工場の2拠点合計で年産13億5千万平方㍍体制を構築する。しかし「24~25年ごろの市場を見据えるととても足りない」(工藤幸四郎社長)。安全性と信頼性が求められる車載LIB用セパレーターの中でも同社のハイポアに対する評価は極めて高く、グローバル市場からの引き合いは一段と強まっている。工藤社長は「今年度中か来年度初頭には、方法も含めて次期増設を示すタイミングが来る」と明言した。
化学製品値上げ
・昭和電工・・・酢酸ビニルを30円
・三井化学・・・EGとEA15日から。TDI類を120円
・三菱ケミカルホールディングスグループ・・・機能性フィルム。イオン交換樹脂など
・DIC・・・PPSを90円
・ジェイ・プラス・・・可塑剤を74円以上
・昭和電工マテリアルズ・・・感光性フィルム12%
・三井・ダウポリケミカル・・・機能性樹脂を20円
・トーヨーカラー・・・IJインキ200円超
・帝人フロンティア・・・ポリエステル繊維
・信越化学工業・・・シリコーンを10%
THE PETROCHEMICAL PRESS
- UBEグループ・・・30年度目標 温室効果ガス半減 環境貢献製品6割超
- 三井化学・・・ESG経営を加速 GHG4割減へ投資 1400億円。 バイオマスリサイクル ブランド立ち上げ
- ポリプラ・エボニック・・・共重合PA 金属複合化を促進 接合強度高く
- 大日本印刷・・・5G用フィルム型アンテナを開発
- 住友化学とパイロット・・・プラ包材の印刷層無色化技術開発へ
- 信越化学工業・・・新製品 電動車放熱向けシリコーンゴムシート
- 横河ソリューションサービスとNTTコミュニケーションズ・・・AI運転支援提供スタート
- 国際化学五輪 日本代表4生徒決定