プロパン・ブタンニュース

総合面

ミツウロコヴェッセル・坂西社長、店会員の絆を重視

「3テーマでお役立ち」

坂西学社長

坂西学・ミツウロコヴェッセル社長は1月26日、東京・西池袋のホテルメトロポリタンで開かれた全国ミツウロコ会北関東支部埼玉の賀詞交歓会で登壇し、DX推進と原点回帰、環境適応型企業として持続型の成長、全国ミツウロコ会の絆強化を掲げた。自社の活性化へ社員ら自らで、ビジョン(在るべき姿)とバリュー(行動指針)を策定したことも報告した。

東京都23年度予算案、5億円超

容器流出防止措置に

東京都は1月27日、2023年度当初予算案を発表し、新規事業として消費先のLPガス容器の流出防止措置に5億2800万円を計上した。
激甚化する風水害対策の一環で、24年6月1日までに義務付けられる鎖・ベルトの二重掛けや固定金具など安全機器を導入するLPガス事業者への補助を行う。補助率は小規模事業者が3分の2、それ以外の事業者が2分の1とする方針。

福岡県太宰府市がLPガス価格支援

消費者に一律5000円給付

太宰府市(楠田大蔵市長)は、燃料費高騰による市民の経済的負担を軽減するため、LPガスを使用する一般家庭と事業者に一律5千円を支給する。
一般家庭1万5千世帯、1千事業者を対象とし、12月議会補正予算案に8800万円を計上し議決した。

  • 2月CP、プロパン・ブタンとも790ドルに上昇 2月では14年以来の高値に
  • 伊藤忠エネクス、吉田副社長が社長CEOに

伊藤忠エネクス(本社・東京、岡田賢二社長)は1月31日開催の取締役会で、4月1日付で吉田朋史代表取締役副社長の社長CEO昇格を決めた。岡田社長は代表取締役会長に就く。
吉田朋史(よしだ・ともふみ) 氏 1979年3月慶應義塾大学商学部卒業。79年4月伊藤忠商事入社、2007年4月執行役員、10年4月常務執行役員、12年4月住生活・情報カンパニープレジデント、12年6月取締役常務執行役員、14年4月取締役専務執行役員、16年4月専務執行役員伊藤忠インターナショナル社長CEO、18年4月住生活カンパニープレジデント、18年6月代表取締役専務執行役員、19年4月代表取締役副社長執行役員、22年5月伊藤忠エネクス顧問、同6月から代表取締役副社長。1956年9月5日生まれ、66歳。

  • 石井鐵工所、石井宏明専務が新社長に昇格

石井鐵工所(本社・東京)は1月25日開催の取締役会で、3月1日付で石井宏明専務の社長昇格を決めた。石井宏治社長は取締役会長に就く。
石井宏明(いしい・ひろあき)氏 1996年4月清水建設入社。2006年5月石井鐵工所顧問、06年6月取締役執行役員鉄構事業部副事業部長、09年4月取締役執行役員営業本部長、12年7月常務、15年4月常務鉄構事業統括本部長、19年6月常務社長補佐、20年4月専務全社管掌、21年4月専務全社管掌兼経営企画本部長、22年2月専務全社管掌兼経営企画本部長兼鉄構事業本部長。1969年2月20日生まれ、53歳。

  • アストモス、二元燃料船の命名式 VLGC「 ランタナ プラネット」

アストモスエネルギー(本社・東京、山中光社長)は12月16日、船主の日本郵船(同、長澤仁志社長)とともに、川崎重工業坂出工場で大型LPガスタンカー(VLGC)「LANTANA PLANET(ランタナプラネット)」=写真=の命名式を開いた。同船は重油だけでなくLPガスも燃料として使用できる二元燃料エンジンを搭載している。 同船は昨年9月竣工した「LUPINUS PLANET」の姉妹船。
LPガスを燃料として使用する場合、従来船の燃料油だきに比べ、排気ガス中の硫黄酸化物(SOX)が85%以上、COが15%以上削減できる。
概要は▽全長229・9㍍▽型幅37・2㍍▽深さ(型)21・9㍍▽夏期満載喫水(型)11・6㍍▽積載容量約8万6500立方㍍。

首都圏版

エネ庁・吉野賢一氏が都協で講演

業界全体で過剰要求拒む空気を

東京都LPガス協会(尾崎義美会長)は1月26日に東京・千代田区の主婦会館プラザエフで開いた理事会の席上に吉野賢一・資源エネルギー庁石油流通課長補佐を招いて講演会を行った。吉野氏はLPガスの無償配管・無償貸与問題に対してガス料金と設備費用を分離する制度改正の方針に理解を求めるとともに、業界全体で不動産管理会社からの過剰な設備要求をはねのける雰囲気を醸成することも必要と提案した。

  • 栃木県協、料金緩和適用先が全顧客の2/3に 申請期限は15日迄
  • TOKAI、温暖化防止の一助にと静岡県機関に40万円寄付
  • TOKAI、近未来住生活プロジェクト 「ジーク」に改称

 TOKAIは雨水と太陽光を使った生活水、電気の完全自給自足を実現し、災害などによる断水・停電発生時にも普段と同じ暮らしが可能な近未来の住生活プロジェクトのシステムブランド名を「OTS」(On The Spot)から「GQ(ジーク)」=写真=に変更した。併せて、OTSの開発で培った独自の雨水活用技術をさらに進化させた雨水利用設備「GQシステム Light―Plus(ライトプラス)」として新築やリフォームを検討するユーザーに提案・販売する。

地方版

北海道=北海道ニッツウサービス、「ガスるっく」導入 

ウェブ明細で合理化

北海道ニッツウサービス(本社・千歳市、沼田哲平社長)は昨年11月、請求書の電子化をはじめ毎月のLPガス使用量が携帯端末上で分かる東洋計器(同・松本市、土田泰正社長)のウェブサービス「ガスるっく」を道内で初めて導入した。登録者数も増加を続け、既に全顧客の20%超が登録した。
ガスるっくは東洋計器が2019年10月に発売したエネルギーの可視化サービスで、LPガスの毎月の料金明細や使用量が表示される仕組み。端末には展示会などイベントの告知や、暮らしに役立つ情報も送信できる。

北海道=道協網走北見、LPガスが威力発揮

看護大学の厳冬期雑賀演習に参加

LPガス釜で雪を溶かしお湯をつくる作業は長時間にわたった

北海道LPガス協会網走支部北見分会(清水敬司分会長)は1月21〜22日、日本赤十字北海道看護大学が北見市のキャンパスで実施した厳冬期災害演習に参加した。零下10度Cを下回る環境のなか、分会メンバーはLPガスを活用して温水や暖房を提供し、1泊2日の演習をサポートした。

  • 東北=EGE北日本、2023年度キャンペーンに2部門新設 「新しい」を生み出す
  • 中部=エネサンス中部、ハイブリッドと床暖拡販 思い切ってやる年に
中部=上野ガス、95周年を音楽で感謝 

新日本フィルと上野高校が共演

新日本フィルと上野高校が共演した

上野ガス(本社・伊賀市、中井茂平社長)と上野都市ガス(同)は1月22日、伊賀市文化会館で「上野ガス95周年記念コンサート」を開いた。今年度の創立95周年記念事業の締め括りとして催されたもので、新日本フィルハーモニー交響楽団からヴィオラ演奏の吉鶴洋一氏をはじめとした7人と上野高校吹奏楽部が共演して行われた。
演奏を前に中井社長は「私どもが95周年を迎えられたのはひとえに取引先、お客さま、伊賀市、消防署、警察署の支援の賜物であり、お礼を申し上げるとともに、現役社員並びに先輩社員、先輩役員の皆さま、そして株主の皆さま方に敬意を表する」と述べた。

近畿・四国=イーエルジー(東大阪市)、質量販売緊急時対応講習の実施者1号に

屋外安全利用を促進

「会社理念」「お客様への信条」を背に米島周作社長

イーエルジー(本社・東大阪市、米島周作社長)は12月27日、経済産業省ガス安全室から質量販売緊急時対応講習の実施者として要件を満たすと確認され、講習実施者の全国第1号となった。キャンピングカーなどを使い屋外でLPガスを使用する消費者は、同社の講習を受講し緊急時に自ら応急処置ができると認められた場合に限り修了証を受け、緊急時対応「30分ルール」から除外される。米島社長は「消費者から講習実施者に推されたこともあり申請した」と話す=一部既報。

  • 近畿・四国=みずの(舞鶴市)、小商圏で迅速対応の「1dayリフォーム」に注力
  • 中国=マルヰ会山陰、3年ぶりに賀詞交歓会 太田会長、「希望を創る年に」意欲
九州=福岡県協、で福岡市に延長要望

燃料費高騰の事業者支援

光山副市長(左)に和田会長が要望書を手渡した

福岡県LPガス協会(和田博実会長)は1月20日、福岡市役所を訪問し、「福岡市燃料等高騰の影響を受けた事業者支援事業」に対する要望書を市に提出した。昨年実施された同支援事業の延長と対象者の拡大を求め、和田会長が光山裕朗副市長に要望書を手渡した。

住設・新技術

ブレインジェネシス、インボイス対応整う

システムに新機能

ブレインジェネシスのインボイス対応のイメージ

ブレインジェネシス(本社・東京、八重樫佳邦社長)は1月30日、オンラインでLPガス事業者向けインボイスセミナーを開いた。①インボイス制度(売り手側)の概要②LPガス事業でのインボイス対応指針(LPガス事業インボイス対応連絡会議策定)③同社システムのインボイス対応基本方針―を叶俊信取締役技術統括開発部長兼経営戦略部長が解説した。

  • パイオニアの「ビークルアシスト」、車両管理をDXで効率よく
  • NTT東日本グループ、デジタル技術で地域活性を促進

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