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GAS21vol.8
(GHPとコージェネの本)
2001年3月発行
B5判 94ページ
定価 2,200円(消費税込み・送料別)
本書は、創刊以来、GHPとコージェネレーションを中心に、ガス空調をキーワードに最先端のエネルギー関連情報を技術的な視点からとらえた専門誌です。
21世紀は環境の時代
●発刊のご案内●
GHPコンソーシアム機関誌『GAS21(vol.8)』(企画・編集/GHPコンソーシアム、制作・発行/(株)石油化学新聞社)が発刊となりました。
GHPは2000冷凍年度に約5万台、60万馬力の大台に乗りました。ストックでは40万台を超え、容量では400万馬力(電力ベース)に迫る勢いにあります。ガス冷房総量に占める割合は40〜45%に拡大し、GHP事業は経営指標として見えるようにもなってきました。これによるLPガスの販売量は約50万t、都市ガスは吸収式を含めて5億立方メートル規模になると想定されます。
地球環境保全とエネルギー有効利用に寄与するGHPの普及促進は、ガス会社に増収増益をもたらし、電力業界にも負荷平準化効果を実現しております。この厳然たる事実にこそ注目しなければなりません。GHP市場は今後ともますます発展が期待されます。
本号の巻頭では、地球環境とエネルギー、自由競争時代を迎えた電力・ガス事業、電力負荷平準化とガス空調の役割、GHPの現状と今後、ガス関連の新技術、など様々な課題について、吉田邦夫氏(アジア科学・教育・経済発展機構理事、東京大学名誉教授)、横内稔氏(東京ガス・取締役エネルギー営業本部長)、岡田郁男氏(大阪ガス・取締役営業技術部長)、森重興氏(岩谷産業・常務取締役エネルギー・生活事業グループ統轄)に各々のお立場から語って頂きました。
「電力問題とGHP」では、カリフォルニアの電力危機などにも触れながら、電力小売自由化との関連にスポットを当てて論じました。また、ビジネス特許を取得したGHPメンテナンスの注目プロジェクトである「GHPの遠隔監視システム共通化」について、服部雅夫氏(東邦ガス)に解説して頂きました。
他には、LPガス販売業者の第一線で活躍するGHP営業マンによるGHP設置事例の検証や、GHPメーカーによる最新の開発動向、データで見たガス空調とコージェネレーション、などを取り上げ、話題満載の編集内容となっております。
関連業界の皆様にぜひご一読頂き、本誌のご活用をお勧め致します。
●主な内容●
巻頭座談会 21世紀のガス業界を考える
吉田邦夫 アジア科学・教育・経済発展機構理事 東京大学名誉教授
横内 稔 東京ガス(株)取締役エネルギー営業本部長
岡田郁男 大阪ガス(株)取締役営業技術部長
森 重興 岩谷産業(株)常務取締役
電力問題とGHP
山岸一夫 GHPコンソーシアム技術顧問 技術士(機械)
GHP設置事例 広がる地域・用途―導入事例を検証する
事例1―GHPの切り口はマイクロジージェネ 梅村重範 勝川プロパン瓦斯(株)
事例2―GHPの横流しは、GHPをだめにする 吉村峰仙 鈴与商事(株)
事例3―ソーラー発電よりいいもの持って来いよ 木村晃啓 ガステックサービス(株)
事例4―高天井・内部高発熱・微粒浮遊粉塵の工場空調を低イニシャルコストで実現
石川哲也 鈴与商事(株)
事例5―「リース及び既築建物補助金」を利用した提案事例 齋藤 寛 岩谷住宅設備(株)
GHP遠隔監視システム共通化の実現
服部雅夫 東邦ガス(株)
21世紀のGHP メーカーが競う次世代GHPとエネルギー利用新技術
アイシン新型A3モデルについて 深見尚弘 アイシン精機(株)
次世代GHPとしてのGHP―Wマルチシステム 松栄準治 三洋電機空調(株)
21世紀のGHP―三菱重工の省エネルギーGHP 加藤忠広 三菱重工業(株)
GHP―E2シリーズ 井上雅樹 ヤンマーディーゼル(株)
データで見るガス空調とコージェネレーション