2005(H17)年10月17日(月曜)
   第2647号
総 合 面
  • 経済産業省、第2期燃料電池実証事業、カマタ、岩谷など225件採用
  • キグナスプロパン会、優良顧客の生涯化を。講習会開く
  • 第18回七協議会懇談会開く
  • 簡易ガス協会、3ヵ年計画まとめる。「海外ガス事業調査団報告書」まとめる。
  • KHK、バルク最新情報説明会、保安対策事例を発表(東京会場)
   =韓国は今= 
   小型バルクの普及に大きな期待 
   LPG車の使用制限を大幅緩和 
   石油・資源の専門家養成へ
首 都 圏 版
  • サイサン、「Gas Oneサミット」でグループ団結誓う チェーンパワーで競争力を
  • 群馬県協会、創立50周年式典で宣言 需要拡大、信頼確保を 
    進むべき方向性は環境への取り組み 遠藤祐司会長
  • 冨士鉱油、先代偲び「謙彦」焼酎 記念の特製ボトル
  • 長野県協会長野支部、ラーメン博に協力
プロパン・ブタンニュースがお届けする連載読み物 
<業界50年・再生>
地 方 版
  • 北海道=上川支部、初の消費者懇開く 貴重な意見を事業に反映
  • 北海道=池見石油店、第18回ふれあいフェア開催 豪華客船からもゲスト
  • 東北=東北ベニープロパン販協、電気対抗策学ぶ
  • 東北=福島県協郡山支部、「エコらいふ市場」開く 売上倍増
  • 中部=東邦エコオート、北名古屋エコステ開業 「まずインフラから」
  • 中部=富士プロパン、GHP向けに都市ガスから燃転 LPG供給を開始
  • 中部=躍動する!!中部のガスマン 
    新日本ガス各務原支店係長 森田吉樹氏
  • 近畿・四国=快適!GHP 和歌山県立紀北工業高校
  • 近畿・四国=大阪府協が巡回セミナー 競合エネ対抗策を学ぶ
  • 近畿・四国=三保産業創立40周年「理想の組織へ」 松井新社長
  • 中国=LPガスの日、鳥取県協の幹部、青年委が総出で福祉施設で無料点検
  • 中国=中国HLエネクス会連合会 新会長に大内武氏
  • 九州=西部ガスエネルギー、05ゴールデンセール
  • 九州=住商液化九州、第6回配送コンテスト 最優秀賞に味志佳和氏
福島LPガス国家備蓄基地完成
  • 地域との共生目指す
  • 全国で2番目、九州では唯一の福島LPガス国家備蓄基地 運営は九州液化瓦斯福島基地が行う
  • 貯蔵量20万トン、九州総需要の1ヶ月分
  • 炭鉱の町からLPガスの町に
LPG車26万台開拓へ、燃える九州業界
  • ふくおか・LPGエコカーフェア05 
    業界の率先導入訴える
  • 九州のシェア13%
  • 自ら使ってこそ、
    九州ブロックLPガス協議会会長 寺崎和典氏
  • 温暖化防止の切り札、
    全国LPガススタンド協会九州地方本部長 権藤 烈氏
  • 国会も協力、
    自民党LPG対策議員連盟名誉会長 山崎 拓氏
  • 低公害なLPガス自動車の普及促進セミナー 
    運輸も省エネ規制***省エネセンター教育部長 原正幸氏 
    1車種1万台市場へ***LPガス自動車普及促進協議会企画委員長 能重茂雄氏
    現実的なLPG車***日産特販特販部営業部長 玉井湧氏
    補助金、18年度以降も***日本LPガス協会技術グループ 醍醐完二氏 
    空白地帯は163***日本LPガス協会事務局次長 岸廣秋氏
トヨタアコースターLPGバス幼児専用仕様
展示試乗会で一番人気の日産ティアナVPI
住 設 供 給 機 器 / 新 技 術
  • ガス検中部、容器再検査・処理工場を開設 豊橋事業所 環境対応も万全
  • 桂精機製作所、省エネ対応ノウハウを研修 技術交流会
  • 高木産業、中堅システム2機種発売 新製品ラインナップ出揃う
G H P と コ ・ ジ ェ ネ 版 GHP出荷実績
17年第一四半期
第11回GHP販売事例論文コンテスト結果発表
先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情 報>
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 10月10日(月)
    * 休日の為休刊
  • 10月11日(火)
    * 日団協、大規模災害見据え対応マニュアル作成
    * 広域大手が家庭業務用LPガス価格を暫定値上げへ
  • 10月12日(水)
    * 到来した大競争時代、危機感バネに改革を!
    * サイサン、グループのチェーンパワー発揮で競争力発揮へ
  • 10月13日(木)
    * 群馬県協、需要拡大・信頼確保・保安高度化などを宣言
    * 静岡ガスエネルギー、CDエリア制戦略をスタート 2万戸守備固め
  • 10月14日(金)《データ・ファイル10月号》
    市況編
    ◇LPガス価格の推移(FOB・CIF価格等)
    ◇全国主要都市のLPガス10?小売価格推移
    ◇17年8月末現在のLPガス市況調査
    需給編・需要編
    ◇LPガス需給実勢の推移
    ◇17年7月、8月需給実勢
    供給機器編・その他
    ◇17年度LPガス供給機器生産実績
    ◇17年8月度溶接容器生産本数
    ◇17年LPガスバルク貯槽生産推移
    ◇17年度マイコンメーター生産実績
    ◇17年度LPガス用警報器検定・検査合格数
    ※新設住宅着工戸数の推移
    消費機器編
    ◇17年8月度の主なガス機器検定検査
    ◇クッキングヒーターの国内出荷台数
    ◇家庭用ヒートポンプ給湯器(エコキュート)の国内出荷台数
    競合エネ編・その他
    ◇17年8月度の全国都市ガス販売量
    ※17年6月末現在全国LPG自動車台数
    《業界日誌》
  ご希望の方に見本紙をお送り致します。
    プロパン・ブタンニュースは創業以来LPG業界とともに歩んでまいりました。
    2004年春に石油化学新聞社創業50周年を迎えました。
    創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。
     LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースを読んでみませんか?
    e−mail  もしくはファクシミリにてご連絡下さい。
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2005(H17)年
10月17日(月曜)
第2647号

PBN2005-10-17-1

LPガス業界50年行事
「需要拡大が環境改善に貢献」
2010年度2000万トン市場へ
日団協・児玉会長が強調 エネ庁、支援を表明

 LPガス業界誕生50年と初のLPガスの日(10月10日)に当たって、業界挙げた関連行事が今秋、全国各地で展開されているが、このうち、日本LPガス団体協議会(児玉宣夫会長)主催の需要開発セミナー、LPガス自動車普及促進協議会(同会長)主催のLPG車セミナー・展示試乗会が福岡、東京で相次ぎ開かれ、現状で年間1,800万トンの国内需要に対し、2010年度には200万トン増の2,000万トン乗せ、2030年度にはさらに2,500万トン実現に向け、児玉会長ら業界首脳が決意と業界関係者へ協力を要請した。また資源エネルギー庁からは構造改善事業を含め、需要開発面での一層の支援が表明された。


PBN2005-10-17-2

都市ガス
第4次自由化へ検討開始
経済省 大口範囲と保安規制

 年間契約ガス使用量10万〜50万立方メートルの需要家を新たに対象とする、第4次都市ガス小売自由化範囲拡大に向け、経済産業省が検討を開始した。制度設計と保安を担う専門小委をそれぞれ再開し、両小委とも今年度末までに結論を出す。ただ、平成19年をメドに自由化範囲を10万立方bまで拡大するのは、第3次拡大が決まった平成15年からの規定路線。第四次以降の議論は時期尚早とされており、目新しい議論はなさそうだ。


PBN2005-10-17-3

都市ガスから燃転
LPG供給を開始
富士プロパン GHP向けに

 富士プロパン瓦斯(本社・知立市、早川守比古社長)は、愛知県内トップクラスの自動車ディーラー、愛知トヨタ自動車の知立営業所の新店舗に設置されたGHPへの熱源供給を開始した。新店舗はこの8月にオープン、当初設計段階から都市ガス供給が決定されていたものを同社が切り替えに成功。オープンと同時にLPガス供給を開始した。事実上の燃転に成功した形となった。
 富士プロが供給を開始したのは、8月6日オープンした、愛知トヨタ知立営業所敷地内に設置された新業態店、中古車ショップ「キャラット知立店」だ。建築面積は約1,000平方メートルで、軽からミニバン、SUV、ラグジュアリー、セダンまで、常時200台以上の展示車をズラリと並べている。店舗は2階建てで、1階、2階ともほとんどの空間は、カウンターと商談テーブルが占められている。
 設置されたのはアイシン精機製GHPで、4台の室外機計66馬力。富士プロが設置したのは980キロのバルク貯槽。
 今回は、愛知トヨタから話が持ち上がったもの。富士プロでは情報を得るや積極的なセールスを開始し、完工直前での設計手直しや、バルク貯槽用のスペースを確保してもらうという手間ヒマをかけてもらいながらも熱源供給奪取に成功した。
 価格については、都市ガスから転換してことに配慮、配送費分を若干上乗せした程度に抑えたという。オープンして約2カ月が経過、月約2dの消費で推移している。
 富士プロでは「話をいただいき非常にありがたかった。もともと愛知トヨタとは、当社のガス展などでつながりが深く、今回は、これまでのお付き合いの延長で話がまとまった。今後ともしっかりした良好な関係を続けたい」(近藤利道富士プロ常務)としている。



PBN2005-10-17-4

LPG車26万台開拓へ、燃える九州業界
ふくおか・LPGエコカーフェア05
業界の率先導入訴える

 九州業界では一般ユーザーや自治体がLPG車を新たに導入する動きが活発化しつつある。導入後の評判も良く環境にやさしいLPG車のファンは着実に増加している。さらなるファン獲得には、まずは業界自らが率先導入する必要がある。走行性能や燃費が優れる先進型システムの登場や車種の拡大など自社保有車両をLPG車化する条件は整っている。政府の上乗せ目標26万台の実現に向け、今こそ業界一丸となって普及に拍車をかけたい。