2005(H17)年11月28日(月曜) | |
第2653号 |
総 合 面 | ||||||||||
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首 都 圏 版 | ||||||||||
<簡易ガス特集> | ||||||||||
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プロパン・ブタンニュースがお届けする連載読み物 <業界50年・再生>大地震、涙の奥尻島 *正月の釧路沖地震 *北海道西南沖地震、最大30メートルの津波が襲う *海上保安庁の巡視船で島へ *待ちに待ったLPガスの炎 |
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地 方 版 | ||||||||||
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住 設 供 給 機 器 / 新 技 術 | ||||||||||
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G H P と コ ・ ジ ェ ネ 版 | GHP出荷実績 17年第2四半期 |
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<先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情
報> 以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。 日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから |
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ご希望の方に見本紙をお送り致します。 プロパン・ブタンニュースは創業以来LPG業界とともに歩んでまいりました。 2004年春に石油化学新聞社創業50周年を迎えました。 創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。 LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースを読んでみませんか? e−mail もしくはファクシミリにてご連絡下さい。 |
2005(H17)年 | |
11月28日(月曜) | |
第2653号 | |
PBN2005-11-28-01 「ACU24」60万戸達成 伊丹産業 19年9カ月目の快挙 伊丹産業(本社・兵庫県伊丹市、北嶋一郎社長)のLPガス総合管理システム「ACU24」は11月20日、取り付け戸数が60万戸を達成した。昭和61年3月に取り付けを開始以来、19年9カ月目の快挙となった。60万戸は1企業系列では全国最大規模であり、自社直売での設置率は83%に達している。 PBN2005-11-28-02 12月CP500ドル台維持か 中東低在庫、船積みにも遅れ サウジアラビア、アブダビの主要産ガス国でLPガスの船積みに遅れが出るなどして、12月積み中東FOB価格が強含みに転じている。 本格的な需要期入りと中東玉の低在庫に伴う逼迫観が強まり、世界指標のサウジCP(コントラクトプライス=LPガスFOB価格)が下落予想から一転してプレミアムへ移行するとの見方も出ており、12月CPは10月以降3カ月連続のプロパン、ブタンともにトン当たり500ドル台半ばを挟んだ高値維持の公算が強まっている。 輸入関係者によると、サウジのスポット販売能力も低下し、ペルシャ湾岸の主要輸出港ラスタヌラの船積みは一部で10日程度の遅れ、アブダビでも大幅な遅れが出ている模様だ。 極東向け船賃込みのCFR価格は需要期に向けた中国勢、また日本勢による備蓄数量積み増しを含めた買いによって、12月中旬日本着のプロパン2万2,000tは545ドルでの成約との情報があるほか、12月後半日本着がプロパン550ドル、ブタン565ドルを挟んだ攻防で、年末に向け堅調な価格推移となっている。中東〜日本間のタンカー運賃はトン当たり37〜39ドル程度という。 12月CPがプロパン、ブタンともに500ドルを維持した場合、今年1〜12月のCP平均は400ドル台半ばとなり、昨年に比べ80〜100ドルもの高値となる。このため、国内価格への暫定転嫁作業は避けられず、1月以降の再値上げ論も台頭しそうだ。 PBN2005-11-28-03 ガスで彩る料理コンテスト 「炎で作る楽しさ」17組が挑戦 埼玉県ガス協会 埼玉県ガス協会(原宏会長、18会員)は20日、越谷市の東彩ガス彩life館料理教室クルールで「第1回ガスで彩る楽しい料理クッキングコンテスト」(原宏大会委員長、本大会)を開いた。食の持つ役割、家族との団らんの大切さを消費者に見直してもらい、ガスの炎による料理の楽しさ、美味しさを味わってもらうのが目的。後援は関東経済産業局、主婦と生活社、埼玉りそな銀行、武蔵銀行、協賛は女子栄養大学やガス機器メーカー、ハウスメーカー、工務店など。 PBN2005-11-28-04 すわ!一大事 土中から50、10キロ容器 一時ガス漏れ 都協北多摩南が対応 18日夕方、東京都府中市の店舗改装工事現場で土中から50kg容器1本と10kg容器1本が発見された。採掘中の重機が50kg容器を破損させ、一時ガス漏れが発生した。10kg容器はすぐに取り出したが、50kg容器はコンクリートと土が混ざった土壌に埋まっている。取り出しが困難な状況にあるが東京都LPガス協会では現在ガスが残っていないことを確認している。 都協会では事故当日、該当する北多摩南支部(戸坂賢支部長)へ緊急出動要請し、対応に当たった。翌日、まだ若干のガス漏れがあったので、周辺に水を張り対応した。午後からは消防立ち会いのもと、容器取り出しを試みたが、取り出すことはできなかった。 21日にはガスは残っていないことを確認、取り出すか鉄くずと見なして埋没させるかを検討している。埋まっていた容器は17〜19年前のものと見られ、都協会では「聞いたことのないケース」と話している。 PBN2005-11-28-05 コンピューターで動くガスこんろ 身近に感じたLPガス 参加生徒が感想文 「身近に感じていなかったガスですが、この教室でとても身近に感じました」「ガスこんろについてはとてもびっくりしました。自動的に火を強くしたり、弱くしたりもできるし、でき上がると音で知らせてくれて本当にガスこんろにコンピューターが組み込まれているんだなと思い今の科学は本当に進歩してるんだなと思いました」「IHが流行していますが、ガスも進化していることがわかる教室となりました」「ガステーブルもたくさん機能が付いていて、家でも使ってみたいと思い、お母さんにオススメしてみました」「建て替えてオール電化になったので、ガスのことは私にはあまり関係ないことだと思っていました。しかし、LPガスはこれからもいろいろなことに使えるガスで、電気よりも節約ができる経済的なエネルギー源であることを知り、オール電化もよいところがあるけど、ガスにも利点はたくさんあるんだなと納得しました」 PBN2005-11-28-06 簡易ガス 顧客維持・創出で愛され、選択されるエネルギーへ 新たな活躍の舞台に ガス体エネルギー産業は21世紀を迎え、環境問題やエネルギー資源問題への対応、需要家サイドに立った利便性拡大などの観点から大きな変革が求められている。簡易ガス事業も長期的なビジョンのもと、従来の概念を捨てて新たな時代づくりに挑戦しなければならない。幸い簡易ガス業界には進化を予感させる事業が目白押しで、新たなビジネスモデルを創出する時ともいえる。日本ガス体エネルギー普及促進協議会(通称=コラボ)のスタート、複合型エネルギー供給の簡易ガス団地(団地コージェネ)の実現などは、その好例。簡易ガス事業は、都市近郊の活発なタウン造成を背景に急ピッチで発展してきた。17年3月末現在では、事業者数1,689、供給地点群数7,914、供給地点数194万6,000、総販売量(年間生産量)2億1,173万立方mまで伸長している。とはいえ激動の時代に変わりはなく、自由化範囲の拡大に関する課題の検討のため、総合資源エネルギー調査会都市熱エネルギー部会や、下部組織であるガス政策小委員会、ガス安全小委員会もスタートした。ここでは、エネルギーの一翼を担う簡易ガス事業が、これまで以上に顧客維持・顧客創出に取り組み、誰からも信頼され、愛されるエネルギーに成長する仕組みづくりを検証する。 PBN2005-11-28-07 元気です!簡易ガス 全国有力各社の戦略 ルポ 規制緩和の進展や自由化範囲の拡大などでエネルギーの競争環境が大きく変化している。これまで、厨房は「ガス」、給湯は「ガス・石油」、空調は「電気・ガス」といった棲み分けの時代が確実に終焉しつあり、こうした激変の時代こそ、消費者との触れ合いを強化しながら、需要家に簡易ガスの利用価値を提案していくことが大事といえる。オールガス体エネルギーは、日本ガス体エネルギー普及促進協議会(別称‥コラボ)をスタートさせ、対電化を見据え、需要創造を旗印に力強い歩みを開始した。一翼を担う日本簡易ガス協会も、団地コージェネを模索し、次代の簡易ガス事業づくりに着手しだした。ここでは、イベント(ガス展、比較実験)、料金政策、アライアンス(連携)、情報発進、ブランドなどの戦略・戦術を展開し、魅力ある事業づくりに挑戦する全国各地の“元気印”を追った。 PBN2005-11-28-08 宮崎県協 リフォーム事業を支援 販売店向け提案書作成 宮崎県LPガス協会(原口陽一会長)は17年度構造改善支援事業の一環でLPガス販売店がリフォーム事業に携わるための支援体制作りについて検証を重ね、このほどLPガス販売店向けの提案書をとりまとめた。協会青年部が中心となり、リフォーム事業を手がけるINAXエンジニアリング(IEG)の全面協力を得て作成したもの。これを足がかりに県下のLPガス販売店のリフォーム事業への取り組みが活発になりそうだ。 |