2005(H17)年12月19日(月曜) | |
第2656号 |
総 合 面 | ||||||||||
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首 都 圏 版 | ||||||||||
<2005年LPガス業界10大ニュース> | ||||||||||
@ サウジCP、空前の500ドル台。原油高で国内価格も上昇 A 京都議定書発行。LPガスへの評価高まる B 日団協、“人と地球にスマイルを”プロジェクト始動 C GHP3兄弟フォーラム。現実的なCO2削減を提唱 D 業界50年。都府権協会が相次ぎ記念式典 E 福岡県西方沖地震など発生、災害に強いLPガスに脚光 F 元売業界、平成の大統合 G LPガス国家備蓄基地が七尾と福島で操業 H 「コラボ」がスタート。歴史的な共同作業へ I オール電化で勇み足。関西電力に行政指導と警告 <番外編> □ LPガス燃料電池の本格化 □ 産業保安監督部が発足 □ 個人情報保護法が施行 □ 「大震災…」パンフ、大ヒット |
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プロパン・ブタンニュースがお届けする連載読み物 <業界50年・再生> |
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地 方 版 | ||||||||||
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特集記事 | ||||||||||
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住 設 供 給 機 器 / 新 技 術 | ||||||||||
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G H P と コ ・ ジ ェ ネ 版 | GHP出荷実績 17年第2四半期 |
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<先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情
報> 以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。 日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから |
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ご希望の方に見本紙をお送り致します。 プロパン・ブタンニュースは創業以来LPG業界とともに歩んでまいりました。 2004年春に石油化学新聞社創業50周年を迎えました。 創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。 LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースを読んでみませんか? e−mail もしくはファクシミリにてご連絡下さい。 |
2005(H17)年 | |
12月19日(月曜) | |
第2656号 | |
PBN2005-12-09-01 4月1日誕生 出光+三菱グループLPガス事業統合会社 「アストモスエネルギー」 石黒会長、児玉社長体制 内販370万トン、20%に 出光興産、三菱商事、出光ガスアンドライフ(iGL)、三菱液化ガス(三液)の4社は16日、東京・大手町の東京銀行協会ビルで記者会見を開き、LPガス事業統合の新社名と事業統合の概要を発表した。新社名は「アストモスエネルギー」。会長には石黒俊雄・現三液社長、社長には児玉宣夫・現iGL社長が就任する。 3月に出光興産と三菱商事がLPガス事業の強化のためiGLと三菱商事のLPガス部門、三液の事業統合に合意して以来協議を進め、同日、出光興産と三菱商事は来年4月1日を合併期日とするLPガス事業部門の統合新会社設立について最終的に合意し、合弁事業基本契約書に調印した。あわせてiGLと三液は合併契約書に調印した。 PBN2005-12-09-02 新規営業停止など 経済省 ガスパルを行政処分 経済産業省は14日、同省会議室で、ガスパルに関する聴聞会を開催、茨城中央営業所の新規営業停止などを含む行政処分案を通達した。聴聞会は、行政処分の前に当事者の言い分を聞く目的で開催するもの。ガスパル側が処分原因となった事実を全面的に認めたため、同省は15日に、行政処分を下した。 PBN2005-12-09-03 LPガスイメージアップへ サッカースクールで地域密着 神奈川県協会平塚・中郡部会 「大震災に備えよう」も活用 神奈川県LPガス協会湘南支部(内田敏明支部長)平塚・中郡部会(駒見直喜部会長)は11日、平塚市の湘南ベルマーレ大神グランドで「キッズサッカースクール」を開いた。湘南ベルマーレとの共同企画。 神奈川県協会湘南支部平塚・中郡部会が地域に密着しながらLPガスファンを拡大するのが狙い。幼児〜小学校2年生(40人)がサッカーを楽しんだ。ベルマーレのコーチが指導した。子供達はコーチとの鬼ごっこや、タッチサッカーなどで体をほぐした後、ドリブルなどサッカーの基本プレーを楽しんだ。 駒見部会長は「LPガスユーザーに限定したものではないため、都市ガス使用世帯の子供達もいる。LPガスのイメージアップにつながればいい。芝生のあるサッカーグランドでプレーできたことは、子供達にとっていい思い出になったと思う」と語った。また、長尾治道総務委員長は「地域とともに歩んでいくことが大切」とし、今後もいろいろな企画を通して地域密着を実践していくとした。 参加した子供達には、ベルマーレのロゴ入りの手袋と石油化学新聞社制作の災害に強いLPガス「大震災に備えよう」をセットにした“お楽しみ袋”を贈り、一足早いクリスマスプレゼントとなった。 PBN2005-12-09-04 エア・ウォーター LPガス販売50年からの「革新」 空気と水の“コラボ”で新しい発展へ エア・ウォーター(青木弘会長)は昭和30年(1955)8月、北海酸素(ほくさん)による開拓の歴史から数えて今年、LPガス販売50周年を迎えた。5日には札幌市のロイトン札幌に北海道、本州の取引先や業界トップ約600人を招いて「感謝と発展の記念式典」を盛大に挙行した。同社は酸素事業で培った高い技術力と強い営業基盤の上に50年前、民生用LPガスの開拓を北の大地で始め、本州へと拡大して育み続け、業界リーダー企業グループとして確固たる地位を築いてきた。記念式典でエア・ウォーターは過去50年の取引に対し関係者に感謝の心を真摯に伝えると共に、次の50年に向け、LPガス事業で育んだ技術力や営業力の上に革新を進め、新しい発展の道を切り拓いていくことを強く誓った。 PBN2005-12-09-05 新冷媒空調システム 本社ビルで実証テスト開始 道熱供給公社 冷温水熱源に 北海道ガスや北海道エナジティックなどが出資する北海道熱供給公社(本社・札幌市、落藤澄社長)と北海道ガス(本社・札幌市、前泉洋三社長)は、東邦ガス(本社・名古屋市、水野耕太郎社長)の協力を得て、5日から札幌市東区の本社ビルで新しい空調システムのフィールドテストを開始した。 東邦ガスが共同開発中の新空調システムは地域冷暖房による冷温水を熱源とし、オゾン層を破壊しない代替フロン(新冷媒=R−410)を用いてエアコンと同じ使い勝手で空調を行うことができるシステム。 PBN2005-12-09-06 18年度活動方針 住設・リフォーム研修に力 愛・三・岐Gライン 保安高度化も推進 愛・三・岐Gライン委員会(委員長・山崎正美東邦ガス取締役営業計画部長)は6日、名古屋市の栄ガスビルで、第2回Gライン委員会を開催、18年度活動基本方針などを決めた。17年6月に発足、以来、高効率器具販売促進事業として、ガラストップこんろやエコジョーズのキャンペーンを展開しているが、18年度については、顧客との一層の関係強化を目指し、従来の活動の強化を図るとともに、新たに住宅設備やリフォームなど高付加価値商品にまつわる研修・セミナーの開催や「安心・安全な暮らし」の提供に向けた具体的な活動の検討を進めていく。また、LPガス販売店など会員に対するサポート活動の充実と、Gライン活動の浸透を図るべく推進態勢を強化していく。 PBN2005-12-09-07 なにわ短信 1兆円の使い道 ▽…ある元売会社の特約店研修会。卸業者の幹部を前にコンサルタントの講師が言い切った。「今、販売店の商権買収は顧客1件当たり10万円と言われる。この買収相場が続くならLPガス業界は絶対に電気や都市ガスに負ける」 そのココロはこうだ。「将来、販売店1万店が廃業すると仮定する。平均顧客数を1,000件とすれば1,000万件の商権が売買される。1件10万円の買収価格なら合計1兆円の金が業界内で動くことになる。この金の原資は卸業者が直売で得る収益であろう。1兆円はLPガス業界を去る人に支払われるのであり、他燃料との競争には使われない。一方で巨大な電力や都市ガス会社は、料金引き下げやLPガスからの転換に投資する。これでは勝負は見えている」 研修の本筋から外れた話題だったが、説得力があり一番印象に残った。しかし、新築獲得に必要な無償配管や給湯器の投資を考えれば、1件10万円の商権買収も理解できる。この矛盾、何とか解決する方法はあるだろうか。 PBN2005-12-09-08 エコウィル+エコジョーズ 鳥取ガス産業 2世代住宅に 同社は今回のガス化住宅を提案してくれた地元の工務店の社長宅にも3年前に温水式床暖房を設置しており、この床暖房の快適さを同社長は高く評価して以来、新築物件の度に温水式床暖房を客に提案してくれているという。 今回、2世代住宅にエコウィルとエコジョーズを同時に採用した背景はまず、暖房系統が多いこと。床暖房は41畳相当が5系統、高温端末が6系統で2世帯住宅であるためキッチン、ダイニング、リビング、トイレ、浴室がそれぞれ2カ所となっている。 途中、電気による温水式も検討されたが、系統が多いので能力が足りず、床暖房もヒーター式の話もでたが、温水式の快適さは工務店社長宅での体感で実証済みということからこちらもガス温水式になった。ミスト機能付き浴乾は客の希望で浴室テレビも採用した。 エコウィルについてはマイホーム発電のエネルギー効率のよさとトータルコストの削減を提案したという。若い夫婦と子供さんのエリアをエコウィルで、両親のエリアをエコジョーズでまかなっている。同社ではこれを2世代住宅のオールガス化モデルハウスとして今後、一般にもアピールして行く。 PBN2005-12-09-09 新日石ガス九州、1月から適用 家業用に原料費調整制度 1〜3月期 立方32円値上げ 新日石ガス九州(本社・大野城市、速水修二社長)は、来年1月から新ガス料金制度を導入する。CPの乱高下に柔軟に対応できるよう独自に原料費調整制度を考案し、今月5日から顧客に周知を始めた。家庭用だけでなく業務用のユーザーにも適用する。従量料金を対象とするもので、CPと為替変動をベースとする3月に1回の改定となる。基準原料輸入価格を今年4〜9月と設定し、3カ月ごとの平均原料輸入価格の差額を従量料金に反映させる。新料金によると来年1〜3月期は1立方b当たり32円の値上げとなる。 PBN2005-12-09-10 NTTテレコン 「あんしんテレちゃん」開始 高齢者宅のガス消費量 子供の携帯に通知 NTTテレコン(本社・東京、米重太平社長)は15日、LPガス集中監視技術を応用した高齢者見守りサービス「あんしんテレちゃん」を開始した。LPガスユーザーのガス消費データを契約者の携帯電話へ自動・定期的に通知する仕組みで、「遠方で夫婦や一人で暮らす高齢の親の安否を気遣う子供や親戚に安心を提供するシステム」(セキュリティ事業推進部)。LPガス事業者と連携し、普及展開を図る。 従来型の高齢者見守りサービスは、ガス緊急遮断などの緊急情報を介護者へ通知するのが主流となっている。「あんしんテレちゃん」はこの発想を逆転し、高齢者の生活ぶりを日々伝えて動向を把握してもらい、いざという時に速やかな対応を可能にしようという能動的な監視サービスだ。 |