2006(H18)年10月16日(月曜) | |
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プロパン・ブタンニュースがお届けする連載読み物 <業界50年・光輝編> |
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住 設 供 給 機 器 / 新 技 術 | ||||||||||||
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GHPとコ・ジェネ版 | GHP出荷実績 18年第1四半期 |
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<先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情
報> 以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。 日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから |
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ご希望の方に見本紙をお送り致します。 プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。 創刊より半世紀を経、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。 LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースを読んでみませんか? e−mail もしくはファクシミリにてご連絡下さい。 |
2006(H18)年 | |
10月16日(月曜) | |
第2697号 | |
PBN2006-10-16-01 行政処分基準 17項目を明文化 東京都 登録・認定取り消しなど 東京都は9月1日付で「高圧ガス保安法・LPガス法の規定に基づく行政処分実施要領」を施行した。実施要領にはLPガス法関連で、販売事業者や認定保安機関、充填事業者に対し、業務主任者の職務や保安業務の不履行などを理由に公開聴聞会を経て、解任命令や登録・認定の取り消しなどの処分を命じることができる17項目の「行政処分基準」を盛り込んだ。高圧ガス・LPガス事業者等の行政処分基準は原子力安全・保安院によると、本省が内規として明文化しているが、都道府県では香川県に次ぐものという。LPガス販売事業者の法令違反が相次ぎ、消費者を巻き込んだ死傷事故の防止も絡んで法令順守に社会的関心が高まっている中、行政処分の基準化は地方レベルで一段と進んでいくものと見られる。 PBN2006-10-16-02 日団協セミナー 電化対抗に不退転 エコウィル、エコジョーズで戦おう 日商、ガステックが事例報告 日本LPガス団体協議会は10月11日、東京・港区の航空会館で、第5回需要開発セミナーを開催、エコウィルとエコジョーズ販売について、実績を上げている先進的事業者が事例発表した。 発表事例は、2つの高効率給湯器を販売する最大の目的を電化対策と位置づけ、不退転の決意をにじませている。電化攻勢が激化しているだけに、聴講した191人が熱心に聞き入っていた。 エコウィル販売は日商LPガス営業企画室の荒木孝昌室長が、エコジョーズ販売はガステックサービスLPガス部営業グループの冨永聡氏が講演した。 エコウィル販売の必要性を説明するため、荒木室長は、ガス消費量が多い優良顧客から電化転換しているとする大手都市ガス会社の調査報告を提示した。電化転換した顧客の過去の平均月間ガス消費量を調べたところ、全顧客平均より10kg(LPガス換算)近く多い55.7kgだったというもの。「優良顧客を中心に電化転換されている。大事な客層をどう守るかと考えた時、エコウィルが浮上してくる」(荒木室長)。 荒木室長によると、エコウィル販売には複数の事前準備が必要。まず「床暖房・浴室暖房乾燥機のセット販売が不可欠」(同)。そして、エコウィル用の料金メニュー。荒木室長は「年間1t程度消費することになる。その消費量と絶対に転換されてはいけない優良顧客ということを念頭に料金プランを設定すべき」と語り、特別な割安料金設定の必要性を示唆した。他にも、ランニングコスト、光熱費全体のシミュレーション、セット販売用のイニシアルコスト提案資料などを必要事項に挙げた。 PBN2006-10-16-03 住商液化ガス中央 柏充填所リニューアル完了 12連全自動充填機導入 月間出荷能力1500tに 柏充填所の3カ年リニューアル計画を完了した住商液化ガス中央(本社・東京、石崎丈雄社長)は10日、柏市高田の柏事業所で、充填所建て替え工事竣工式と竣工披露宴を開いた。新充填システムに、12連式全自動充填機の「ユニダックLPガス充填合理化システム」(大同興業)を採用。月間充填能力は1,500tになる。同社は、最新の充填システムと柏市の中心部にあるという立地条件を背景に、同業他社にも同充填所の活用を呼びかけ、さらなる効率化を目指していく。 PBN2006-10-16-04 タプロス 高効率こんろキャンペーン 50日間で198台を販売 メーカー競合企画が奏功 タプロス(本社・秋田市、木村繁社長)は8月1日から9月20日まで、直売営業マンへのガス機器メーカーの支援ぶりを競わせるユニークな高効率こんろの拡販キャンペーンを行った。キャンペーン期間の50日間でハーマン製129台、リンナイ製69台、合計198台を販売した。 この企画は同社の50周年記念事業の一環。50周年の「50」にちなんで、8月1日から50日間を対象期間とし、この間に「50」台早く売り抜けるメーカーはどこかを競う企画とした。 PBN2006-10-16-05 「子供110番車」225台 宮城県協三陸支部 一斉にスタート 宮城県LPガス協会三陸支部(佐藤進支部長)は地域の子供たちの安全を守ることの一助になればと9月19日から一斉に管内事業者の配送車や営業車など225台に「防犯協力子供110番」のステッカーを貼って出動した。 子供たちが被害に遭う事件が頻発していることから、営業車や配送車が常に街中を巡回していることを生かして子供たちの安全を見守る役を担おうと実施に踏み切った。 子供が危険な目にあっている場面に遭遇した場合は子供を保護し警察や消防、学校などに通報するが、抑止力効果も狙う。「配送車などはあまり人の行かないところにも入り込む。犯罪抑止の効果も大きいのでは」(佐藤支部長)。 PBN2006-10-16-06 名張近鉄ガス、上野ガス ラッピングバス運行開始 オール電化対抗で協力 名張近鉄ガス(本社・名張市、閑納眞一社長)と上野ガス(本社・伊賀市、木津龍平社長)の両社は、ガス需要喚起とオール電化対策などに関する包括的な情報交換を進めており、その成果の第1弾として、1日から両市でラッピングバスの運行を開始した。 両社は隣接する市にそれぞれ本拠を構え、都市ガスとLPガスを併営する地域一番店のガス会社同士。両社は互いに刺激し切磋琢磨し合う「ライバル関係」(メーカー関係者)であったとされる。 しかし、オール電化攻勢の激しさもあって、実務担当者のトップ同士がオール電化の進捗状況、サブユーザー情報、販促策などをテーマに情報交換を行っている。 今回のラッピングバス運行事業は、両社の共同企画で生まれたもの。三重交通伊賀営業所管内の路線バス1台に「ウィズガス」のPRをプリントしたラッピングバスの運行を開始したもので、ガス会社のラッピングバスが走るのは県下で初めて。 PBN2006-10-16-07 和歌山県協 青年委員会を設立 委員長に青木秀行氏 次代担う112人 和歌山県LPガス協会(市川榮一郎会長)は6日、和歌山市内のホテルで、青年委員会設立総会を開いた。青年部門の設立は和歌山県初の試み。青年委員会は同協の総務や経済、保安、技術の各委員会と同列とし、同委員長は理事に就任する。同委員会はLPガス業界の次代を担う112人で構成。設立総会には49人が出席した。初代委員長には青木秀行氏(青木商店)が就任した。同委員会は11月3日から5日までの3日間、海南市の和歌山マリーナシティで開かれる「紀州材・家づくりフェア」に参画する予定。 PBN2006-10-16-08 LPG車普及の起爆剤? 簡易型スタンド新規制 九州業界では簡易型スタンドの普及に向けた機運が高まっている。9月に開かれた総合資源エネルギー調査会の高圧ガス部会で、今年度中にも簡易型LPガススタンドの規制が強化される見通しが示されたが、LPG車普及への影響を懸念する声もある一方、九州オートガス業界では前向きに捉える向きもある。九州では18年8月現在、簡易型LPガススタンド(差圧式)の設置実績は大分と鹿児島にそれぞれ2カ所ずつの計4カ所だけで、他の5県では設置が進んでおらず、行政の判断基準を明確にする新規制への期待は大きい。新規制で各県の足並みが揃えば、新規設置先の掘り起こしやLPG車普及の起爆剤になる可能性が高まりそうだ。 PBN2006-10-16-09 都市ガスと同一ブランド GTこんろ普及強化へ 福岡県協 「キラクック」のぼり350本作成 福岡県LPガス協会(寺ア和典会長)は、西部ガスが使用しているガラストップ(GT)こんろの愛称「キラクック」をLPガス業界でも利用できるようになったことから、のぼり350本を作成し、販売店の店頭に出したり展示会で活用したりするよう働きかけていく。 ガステーブルからIHに切り替る理由として、高齢者が「万一火災でも起こしたら隣近所に迷惑がかかる」と考えることも一因になっているといわれる。このため同協会では電力攻勢に対抗するには、安心で安全なGTこんろを普及させることが重要だとし、西部ガスの考案した愛称を同社の了解を得て利用することにした。これにより都市ガス・LPガスガス業界が一体になり、同一ブランドでGTこんろ普及を図ることになった。 福岡県協が作成するのぼりは、「キラクック」のロゴはそのまま利用し、上部に「ガラストップこんろ」、下部に日本LPガス団体協議会の作成した「LPガス“人と地球にスマイルを”」のロゴを入れる。 西部ガスは今春からソフトバンクの松中選手を起用したテレビコマーシャルなどで「キラクック」の浸透を図っている。「キラクック」という名称には、GTこんろ天板のキラッと光る美しさ、手入れはサッとひと拭きできれい、自動温度調節機能や消し忘れタイマーで料理がラク――といった意味が込められている。 PBN2006-10-16-10 県民のLPガス、100年へ新たな誓い 島根県協創立50周年 記念式典に210人出席 島根県LPガス協会(後藤佳弘会長)は「LPガスの日」の10日、松江市の「ホテル一畑」で「協会創立50周年記念式典」を盛大に開いた。当日は雲ひとつない秋晴れのなか地元関係者はもとより近隣地区からも関係者総勢210人が出席し、「環境に優しく、経済性にも優れたLPガスによる快適生活の提案をする」と100年に向けてさらなる発展を全員で誓った。島根県協は昭和31年7月、島根県プロパンガス協会として設立された。 PBN2006-10-16-11 伊藤工機 新製品相次ぎ市場投入 伊藤工機(本社・東大阪市、内海二郎社長)は3日、バルク専用温水循環式・発生能力毎時100kgのベーパライザー「SMV−100D」、185kgたて型バルク貯槽「BT−185T」(米国製)などの新商品を今月から順次発売すると発表した。内海社長は今期(10月20日期)業績について「家庭用自動切替調整器、30kg業務用調整器の取り替え需要などが好調だったが、原材料高、為替差損の影響などで増収減益になる」との見通しを発表。また、「11月には社内にコンプライアンス委員会を立ち上げ、供給機器の保安強化に取り組む」方針を明らかにした。新商品の概要は次の通り。 |