2006(H18)年12月4日(月曜) | |
第2704号 |
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プロパン・ブタンニュースがお届けする連載読み物 <業界50年・光輝編>LPガスは強かった<下> |
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地 方 版 | ||||||||||
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住 設 供 給 機 器 / 新 技 術 | ||||||||||
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GHPとコ・ジェネ版 | GHP出荷実績 18年第2四半期 |
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<先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情
報> 以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。 日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから |
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ご希望の方に見本紙をお送り致します。 プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。 創刊より半世紀を経、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。 LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースを読んでみませんか? e−mail もしくはファクシミリにてご連絡下さい。 |
2006(H18)年 | |
12月4日(月曜) | |
第2704号 | |
PBN2006-12-4-01 島根県大田地区 マルヰグループ5社大同合併 新会社 「島根中央マルヰ」設立 島根県大田市のマルヰグループ4社とJA系のLPガス事業部門が事業統合することになり、11月28日、大田市で関連5社のトップと岩谷産業エネルギー中国支社の宮廣正司常務執行役員支社長も出席して合併に向けて調印式を行った。合併は段階的に行われ、来年3月1日が完了日となるが、これに先がけ12月1日には合併新会社の第1弾として中核的事業者である大田マルヰ(石田弘行社長)と充填会社の島根中央マルヰ供給センター(同)が合併して新会社「島根中央マルヰ」を設立した。大田市は岩谷産業の創立者である岩谷直治氏(故人)の生誕の地であり、益田、浜田を含むいわゆる石見地区はLPガス業界では“岩谷城”といわれるほど圧倒的なシェアを誇っている。中国地区では今年、広域系の経営統合や地元大手卸の販社の合併などがあったが、地域ぐるみの大同合併はこれが初めてだ。 PBN2006-12-4-02 視点 三井、丸紅、住友のLPG元売事業統合はある? 激変する世界需給動向と 国内2兆5000億円市場の攻防 読売新聞は11月29日付朝刊で、三井物産、丸紅、住友商事の3社が「LPガス元売事業で包括提携し、2008年度以降の事業統合も視野に入れ、来年中にも結論を出す」と報じた。 仮に事業統合が実現すれば、売上高3,000億円、LPガス輸入シェア約2割となり、4月に出光興産・三菱液化ガス・三菱商事LPG部門が統合して発足したアストモスエネルギー(単純合算売上高約4,000億円)に並ぶ国内最大勢力になると報じている。 読売報道について3社は同日午後、「色々な可能性を検討しているが、現時点で正式に決定した事項ではない」と玉虫色のコメントを明らかにしたが、業界内では昨年7月の新日本石油ガスの新日本石油への合併、今年4月のアストモスの発足、三井液化ガスの三井物産LPG輸入部門、日商LPガスと伊藤忠商事LPG輸入部門の各々合体によって、元売再編が大きな山を越え、今後の焦点の一つが一部の総合商社系と石油精製系の出方になっている。読売報道に至った世界と日本市場に何が起こっているのか。 PBN2006-12-4-03 サウジCP12月は反騰 今年平均 P510ドル、B514ドルに サウジアラビア国営石油会社のサウジアラムコが11月28日、輸入各社に通知してきた12月積みのCP(コントラクトプライス=LPガスFOB価格)は前月のダウンから反騰し、トン当たりプロパンが前月比30ドル上昇の480ドル、ブタンが同25ドル上昇の495ドルに大きく値上がりした。輸入関係者によると、原油価格動向、日本の在庫量が前年同期より約50万トン高い水準にあるなどして荷動きが少ないため、横ばいの予想もあった。しかし、485ドル程度のスポット玉が出るなどしたため、サウジアラムコがこの水準を追随する形で高いレベルのCP設定を設定した模様だ。 PBN2006-12-4-04 サッカースクールで身近なLPガスPR 神奈川県協平塚・中郡部会 震災パンフも活用 神奈川県LPガス協会湘南支部(内田敏明支部長)平塚・中郡部会(駒見直喜部会長)は11月25日、平塚市の湘南ベルマーレ馬入グランドで「キッズサッカースクール」を開いた。湘南ベルマーレとの共同企画で昨年に続き2回目。事前募集した幼児〜小学校3年生の50人がベルマーレのコーチ4人の指導でサッカーを楽しんだ。 キッズサッカースクールは、身近なエネルギーLPガスをPRするとともに(LPガスの)支持者拡大を狙ったもの。LPガス消費世帯に固執することなく、都市ガスなど競合エネルギーの消費世帯も対象にしたのも特徴。子供達は幼稚園の部と小学校の部に分かれ、遊びを入れた準備運動、コーチとの鬼ごっこ、タッチサッカーなどで体をほぐした後、サッカーの基本プレー(ドリブル等)を約一時間楽しんだ。 駒見部会長はスタートを前に「今日は皆さんに三つのお願いがあります。今日を思いっきり楽しむこと。家に帰ったら参加賞にあるパンフレットを家族で必ず見ること。そしてベルマーレの選手やコーチ、さらには両親に感謝することです」とあいさつ。子供たちの元気な「は〜い」という返事に笑顔で応えていた。 参加した子供達には、昨年に続きベルマーレのロゴ入りの手袋と石油化学新聞社制作の災害に強いLPガス「大震災に備えよう」をセットにした“お楽しみ袋”をプレゼントした。 PBN2006-12-4-06 日々の保安活動 もしもに備え着実に 島に生きるLPガス ――三原山噴火から20年 東京都・大島町合同総合防災訓練ルポ 11月21日、島民と警視庁、東京消防庁など約3,300人が参加した大規模防災訓練「東京都・大島町合同総合防災訓練」が展開された。20年前のこの日は209年ぶりに噴火した三原山(標高764m)から多量の溶岩流が集落に向けて流れ出したため、全島民約1万人がフェリーなどに分乗し東京に脱出し、その後約1カ月の離島生活を余儀なくされた日である。東京都の防災機関として重要な任務を担う東京都LPガス協会(河原勇会長)も地元販売事業者8社でLPガス設備点検調査隊を編成して参加、8グループに分かれて島内約30カ所の消費者宅で供給設備の安全点検を実施した。また、島内3カ所の小学校に設置された日本赤十字社による炊き出し訓練にLPガスを供給した。都協会では20年前の噴火災害時には大島町の要請に基づき二次にわたり延べ100人の調査団を派遣、災害普及機関としてその能力の高さを証明し、大きな成果を得た。三原山噴火から20年――。訓練を通じて点検隊は何を学んだのか。自然災害大国のわが国には何が必要なのか。伊豆大島から密着レポートする。【河野博記者】 PBN2006-12-4-07 第30回保安啓発作品表彰式 小中高生38人が受賞 日高支部 地域密着先駆け定着 北海道LPガス協会日高支部(武岡大佶支部長)は11月25日、新ひだか町の新ひだか女性センターみらいで平成18年度「第30回高圧ガス保安啓発作品表彰式」を開いた。同支部は昭和52年以来、高圧ガスの保安啓発事業として小中学生を中心に作品を募集しており、今回で30回目を迎えた。地域に密着したイベントの先駆けだが、今年も管内の小中学校から数多くの優秀作品の応募があった。 PBN2006-12-4-05 協会本部長賞・特別賞 山下 茜さん 夢はパティシエール 私は小さな頃から台所に立ってお料理の手伝いをするのが好きでした。大きくなったら何になりたいの?と聞かれるときまって、「ドーナツ屋さん」と答えていた私。そんな私が、将来なりたい職業は、パティシエールです。お店のショーケースに並ぶおいしそうなデザートを見ると、いつか私もオリジナルのおいしいデザートを作ってみたいと思います。お菓子作りには、焼いたり煮たりと必ずといっていい程、火を使います。 小さい頃は、ガスの点火をすることさえ難しく、こわいものにおもえました。昔とちがって今は調理器具がいっぱいあります。 安全に使うことさえできたらこんな便利なものはありません。夢を夢で終わらせないためにも今は、母のそばで一緒に練習をかさねて、色々な勉強をしていきたいと思います。 PBN2006-12-4-08 アストモス東北支店グループ 「ガスネット研究会」発足 独自の電化対抗共同戦線 アストモスエネルギー東北支店(宮腰裕市支店長)はグループ一丸となって電化対抗共同戦線を張ろうと特約店に参加を呼びかけ、電化対策を研究し実践するための「ガスネット研究会」をスタートさせた。11月22日仙台市のハーネル仙台で、呼びかけに応じた31社37人を集め、初めての研究会を開いた。今後の会の進め方の説明のあと、支店社員が調査した東北電力の電化推進策の報告なども行った。 PBN2006-12-4-09 宮城・利府町の県有林再生へ 新日石の家族がボランティア 新日本石油東北支店(馬渡渉支店長)と新日本石油精製仙台製油所(小菅章光所長)は環境貢献活動の一環として、宮城県利府町の県有林5.7fの未整地を、5年間かけ、清掃や間伐、植樹などして有用な森林に生まれ変わらせるボランティア活動をスタートさせた。11月18日、その「宮城県ENEOSの森」の開所式を行い、社員とその家族が初めての作業を行った。 県有林は杉林や雑木林、笹藪などが生い茂っている手つかずの場所で、ごみが投棄されている場所もあるという。ここに遊歩道を整備し植樹して広葉樹林をつくったりする。両社の社員とその家族が休日などを利用して作業していく。 PBN2006-12-4-10 なにわ短信 IHの焼け焦げ ▽…スーパーでおもしろい商品を見つけた。その名も「IH焼焦げプロテクター」。 フッ素加工した約20cmのガラスの円盤で、天板の上に置いて黒ずみや焼け焦げを防止するという。パッケージにはIHの焼け焦げの写真があり、「こうなる前に」プロテクターを使いましょうと宣伝している。 こうした商品が売られるのは、焼け焦げに悩むIHユーザーがいればこそであろう。「美しさ」を求めてIHを買っても黒ずみや焼け焦げが発生する。それを防ごうとプロテクターを置けば、最大の売りである「フラットで掃除が簡単」の魅力がなくなってしまう。 プロテクターの実売価格は1枚5,980円。通常は2枚必要だから1万1,960円。ラジエントヒーターには使えず、IHでも湯沸かしモードには使えないとある。随分高価な気がするが、それでも売っているのは焼け焦げの悩みがよほど深刻なためだろうか。 PBN2006-12-4-11 災害時エネはLPガスで 岡山県協、倉敷市と供給協定 岡山県LPガス協会(浅野益弘会長)は11月24日、倉敷市役所で倉敷市と「災害時におけるLPガスの供給に関する協定」を締結した。当日は古市健三倉敷市長と協会を代表して難波辰史玉島支部長が協定書に調印した。同協会は10年前に岡山県と災害時でのLPガス供給について「調達に関する応援協定」を締結しているが、単独市と協定を結ぶのはこれが初めてである。 |