2007(H19)年2月26日(月曜) | |
第2716号 |
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首 都 圏 版 | ||||||||||
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プロパン・ブタンニュースがお届けする連載読み物 |
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地 方 版 | ||||||||||
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特集記事 / <LPGシステム特集> | ||||||||||
<LPGシステム特集> * 接点力強化、戦略的経営で次代へ * IT生かし経営改革 |
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住 設 供 給 機 器 / 新 技 術 | ||||||||||
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GHPとコ・ジェネ版 | GHP出荷実績 18年第2四半期 |
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<先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情
報> 以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。 日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから |
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ご希望の方に見本紙をお送り致します。 プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。 創刊より半世紀を経、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。 LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースを読んでみませんか? e−mail もしくはファクシミリにてご連絡下さい。 |
2007(H19)年 | |
2月26日(月曜) | |
第2716号 | |
PBN2007-02-26-01 4月以降の仕切り トン当たり1340円以上改善へ アストモス 石油石炭税増税分など アストモスエネルギーは21日、4月以降の取引のLPガス仕切り価格について、トン当たり1,340円以上の改善を実施すると明らかにした。内訳は4月1日から改定される石油石炭税の増税分としてトン当たり140円と、燃料代の高騰による運賃アップ・生産コストアップを含んだ改善分としてトン当たり1,200円。仕切り価格の改善実施は16日に東京・有楽町の東京国際フォーラムで開いた支店長会議で、各支店長に指示した。 PBN2007-02-26-02 連続ガス器具事故問題−連鎖断ち切ろう 大変をチャンスに、品質管理で予防を パロマ工業製半密閉式瞬間湯沸器に続く、リンナイ製、ハーマンプロ製、松下電器製の開放式湯沸器による連続ガス器具事故問題。今ほど、安全・安心が企業活動、LPガス業界活動に問われている時はない。事故の連鎖を断ち切るため、「LPガスをもって国民生活や産業活動を支える」という大いなる理念に立ち返って、「大変をチャンスに変えていこう」「品質管理で事故を起こさない予防線を張っていこう」、こう提言したいのである。信頼の早期回復を目指す、LPガス業界の対応を取材した。 PBN2007-02-26-03 中東産ガス国 増産体制整える LPG国際セミナー 価格下落も予測む 産ガス国、消費国が相互理解を図る「LPガス国際セミナー」(LPガス振興センター主催)が22、23の2日間、東京・新橋の第一ホテル東京で開かれた。『変化が予想される世界のLPガス需給動向』をメーンテーマに各国から集まった生産、流通、消費各分野の関係者が議論を交わした。冒頭あいさつした振興センターの武内正明理事長は「世界的にLPガスの需要が伸びており、アジアにおいては目を見張るものがある。中東諸国を中心にした油田、ガス田の開発に伴いLPガスが大幅な増産と聞いている」とテーマ設定の背景を語った。 パービン&ガーツ社のケン・オットー副社長は「エネルギー高価格下での世界的なLPG、原油、天然ガスの市場・需給・価格見通し」と題して講演。この中で、LPガス価格(サウジCP)がトン当たり500jを超した06年のピークを境に10年に向けて下降するとの見通しを示し、その条件として原油価格の値下がりを挙げた。 PBN2007-02-26-04 都立高に空調機器導入へ 東京都 環境配慮しGHPなど 東京都は、平成19年度予算案に都立高校133校約2,500教室に空調設備を導入する費用として約41億円を計上した。06度一杯かけて機器の選定など調査し、4月から機器の調達に乗り出す計画。機器はヒートポンプエアコンのうち、GHP、IHP、EHPを有力な候補としてあげているが、CO2削減効果や設置先の設備条件などを総合的に見て判断する。 PBN2007-02-26-05 福井県協 全24支部が協定締結へ 災害時対応で市町村単位に 福井県LPガス協会(清水昭信会長)の全24支部が、災害発生など緊急時に、避難所にLPガスを供給しようと、地元自治体との間で災害協定の締結の申し出を一斉にスタートした。申し出開始以来、締結第1弾として1月26日、越前支部と越前市との間で締結が実現。続いて大野、勝山両市との間でも締結した。同協会では「3月末までに、全県の各市町村との間で締結していく」方針だ。 PBN2007-02-26-06 IH調理器の安全問う 日本海ガス パンフレット作成 日本海ガス(本社・富山市、新田八朗社長)はこのほど、メーカー各社のIH電磁調理器の取扱説明書を体系的に分析したパンフレットを作成、IHに安全上の問題があると指摘している。 パンフレットはA4判の二つ折りで「電磁調理器のこと本当にご存じですか?」と題する。同社では「IH調理器は一般に『安心安全』とうたっている。しかし、メーカー各社の取扱説明書を詳しく分析してみると警告と注意マークばかりだった。一般にはその点がまったく正しく伝わっていない」と指摘している。 PBN2007-02-26-07 接点力強化、戦略型経営で次代へ LPGシステム特集 エネルギー業界は環境対応や資源問題、需要家サイドに立った利便性向上などの観点から大きな変革が求められ、新たなビジネス・シーンを描く時に来ている。こうした時代は従来の概念を捨てて新たなステージづくりに挑戦する時ともいえ、競合エネルギーに勝るとも劣らないLPガスも、これまで以上に接点力を強化し、顧客維持・創出に取り組むことが大事である。そのための大きな武器が各種の情報処理システムを効果的に活用したIT技術。LPガス事業者の業務改革に寄与するシステムの現状を紹介するとともに、戦略型経営を支援し高付加価値競争を可能にするシステムの可能性を探った。 PBN2007-02-26-08 IT生かし経営改革 最新システム公開コーナー IT技術の進化に並行して先進的なシステムを導入し、高度な消費者サービスを実践する企業が目立ってきた。保安、販売、物流、管理、業務支援、集中監視、情報管理を中心とする多彩なメニューで顧客満足と深耕開拓に注力するケースも多い。グレードアップする情報技術をベースに、LPガス業界にシステムを提案するメーカー12社の最新商品を紹介する。 PBN2007-02-26-09 東北グロリアガス 地域貢献活動を本格化 グロリアレディ、コミュニティ紙で 市民にアプローチ 東北グロリアガス(本社・青森市、森安恵一社長)は地域の人と仲良くなり、地域に貢献する「ソリューションパートナー事業」を本格化させ始めた。クリスマスリース教室を開いて、作ったリースを老人ホームの入居者にプレゼントしたり、障害者支援団体とタイアップしたお菓子作り教室も実施した。「地域の人と仲良くなること」を目的に地域の家々を訪問する女性スタッフ「グロリアレディ」の活動もスタート。彼女たちのつくるコミュニティ紙の発行も始まった。これらは営利を目的としない。「本物の信頼」を得ることが生き残る企業の条件だとの考えで取り組む新しい試みだ。 PBN2007-02-26-10 なにわ短信 「不都合な真実」 ▽…映画「不都合な真実」を見ようと映画館に行った。元米国副大統領のアル・ゴア氏が地球温暖化問題を説くドキュメンタリーである。 「日曜日は格安料金500円」なので、混雑を予想して早めに出かけた。正午の上映に備え、午前11時すぎに到着したにもかかわらず、すでにチケットは売り切れていた。それどころか夜の上映分まで完売していた。 いくら500円とはいえ、政治家主役の環境問題ドキュメンタリーに売り切れが出るとは!一昔前なら考えられない話である。そういえば京都議定書に参加していない米国でも、ドキュメンタリー映画史上3番目の動員を果たしたという。世界中で風向きが変わりつつあるようだ。 環境意識の高まりは必ずやガス業界の追い風になるはず。映画を見ることはできなかったが、それ以上の満足感を得て家に帰った。 PBN2007-02-26-11 創意工夫と情熱で100周年へ 長崎県LPガス協会(田中善一郎会長)は15日、長崎市のウェルシティ長崎で協会会員、来賓ら250人を招いて協会創立50周年記念式典を開いた。同協会は昭和32年の設立以来、地域に根ざした活動を続け、LPガスは県民生活に不可欠なエネルギーとして成長を遂げた。式典では田中会長が「業界一丸となって新たな創意工夫と情熱で100周年を目指していく」と宣言。築き上げた消費者からの信頼を次世代に継承していくことを誓い合った。 PBN2007-02-26-12 地方都市ガス事業の課題 佐賀ガス社長 福田征二氏に聞く 北海道ガスが1月、埋設管の漏えいで死者3人、重軽傷者11人を出すCO中毒事故を起こした。同社は昨年4月に北見市からガス事業の譲渡を受けたばかりだった。佐賀ガスは平成15年4月に佐賀市からガス事業を譲り受けたが、譲渡後、埋設管の不具合がみつかり、昨年9月、市に損害賠償を求め提訴した。佐賀ガスは、三愛石油や佐賀県内のLPガス事業者が有力株主。佐賀に続いて久留米市も今年1月、公営ガスの民間譲渡の方針を明らかにした。これを受け市内のLPガス事業者も都市ガス事業を引き継ぐ準備を始めた。公営ガスの民営化に当たって、事業を引き継ぐ者は何に留意すべきか、佐賀ガスの福田征二社長に聞いた。 PBN2007-02-26-13 今週のことば いち早く情報キャッチ 米田正幸・広島県LPガス協会会長 日連がコンポジット容器の実用化に向け検討を開始した。プラスチック製で、重さは従来の鋼製容器の3分の1以下になる。欧米ではこうしたプロパン容器がガソリンスタンドやスーパーなどで普通に販売されており、一般家庭に広く普及している。日本では関係法令の改正などクリアしなければならない問題も多いと思うが、これが実用化されれば配送の合理化、効率化どころか、流通革命が起きる可能性さえある。どんな業種でも一つの商材だけで30年は続かない。変わっていくのが当たり前。LPガス業者も情報をいち早くキャッチし、時代の変化に素早く対応していかなければ生き残れない。中央からの新しい情報はどんどん提供していきたい。 PBN2007-02-26-14 全シリーズエコジョーズ化達成 給湯専用タイプを発売 木産業 業界最小・最軽量実現 木産業は、従来型サイズのコンパクト化を実現した業界最小・最軽量の家庭用給湯専用エコジョーズ「GS−Sシリーズ」2機種を商品化、3月中旬から発売する。エコジョーズの先発メーカーで、業界最多の品揃えを誇る同社だが、今回の給湯専用タイプの発売により、給湯全分野・シリーズでエコジョーズ化を果たしたことになる。 |