2007(H19)年8月20日(月曜)
   第2740号
総 合 面
  • 中越沖地震から1ヵ月、仮設住宅から生活再建
  • 岡山県協のLPガスフェア、県、教育委、消防が後援
  • シナネンとダイネンが共同充填・配送で提携
  • 経済産業省、LPG車用容器安全弁の確認を要請
  • <韓国は今>LPG車、第2全盛期へ

首 都 圏 版
  • 避難施設へのLPガス導入を消費者の90%が希望
  • 埼玉県ガス協会、提案営業力を切磋琢磨
地 方 版
<容器検査特集>
住 設 供 給 機 器 / 新 技 術
GHPとコ・ジェネ版 GHP出荷実績
19年第一4半期
第12回GHP販売事例論文コンテスト結果発表
先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情 報>
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 8月13日(月)
    * 経済産業省試算、「京都議定書」は現状対策で目標達成困難
    * 三井液化ガス、ガス料金、スマートピット支払い可能に
  • 8月14日(火)
    * 福岡・玄界島復興へ住宅建設ラッシュ 簑原商店、LPガス網整備に全力
    * 経済産業省の電力供給、エネットが落札
  • 8月15日(水)
    * シナネンとダイネンが物流合理化で業務提携 10月本格始動
    * 伊藤工機、ベトナムに現地法人設立
  • 8月16日(木)
    * 日連青年委、「好きこそ物の上手なれ」テーマに香川で全国大会
    * 滋賀県協青年部会が防災・電化対策を討議
  • 8月17日(金)
    * 第一エネルギー設備、電化防止の新施策を展開
    * 中越沖地震、都市ガス復旧率93%も完全復旧月末に
  ご希望の方に見本紙をお送り致します。
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    創刊より半世紀を経、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。
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2007(H19)年
月20日(月曜)
第2740号

PBN2007-08-20-01

中越沖地震1カ月
仮設住宅から生活再建
入居の夫婦“安堵と決意” 都市ガス復旧95%

 新潟県中越沖地震から約1カ月が経過した13日、自宅の倒壊などにより住まいを失った被災者のための仮設住宅が一部完成し、入居がスタートした。15日までに柏崎市、刈羽村で約980戸が完成し、順次入居が行われている。
 自宅が倒壊し、柏崎市の駅前ふれあい広場の仮設住宅に入居した夫婦は「ようやく自分達のリズムで生活できる」と安堵の表情を浮かべる一方で「ここに住む間に生活を再建する足固めをしなければならない」と厳しい現実にも目を向けた。
 17日現在、まだ避難所生活を余儀なくされている被災者は44カ所の避難所に約500人おり、残り約200戸の仮設住宅の完成を待ちわびている。
 そのため、建設現場ではお盆休みを返上し、月内の完成を目指して懸命の工事が続いている。今月に入り猛暑日が続いていることから、現場では熱中症を防止するための注意を喚起する張り紙もされた。



PBN2007-08-20-02

消費者向け広報誌創刊
宮城県協 炎のある暮らし視点に

 広報誌制作の動機の根本には電気への対抗意識があるが、誌上ではガスと電気の違いや電気のデメリットなどを声高に主張したりはしない。地域の情報を地域の人を通じて紹介する地域密着型の「スロー」な編集内容だ。ガスの電気に対する優位性にもなっている「炎のあるあたたかい暮らし」のイメージを、静かに着実に広めようというコンセプトだ。


PBN2007-08-20-03

こんな相談ありました
18年度 お客様相談所集計-2-

■基本料金が2世帯分
 「販売事業者の態度が高圧的で憤りを感じる」「ガス料金の値上げも何の説明もなく、検針伝票を見てはじめてわかった」「風呂と台所がそれほど離れていないのに別々の容器が設置され、別々に配管され、基本料金も2世帯分払っている」「事業者名は言えないが、指導願いたい」
 相談員は事業者名をおしえてほしいとお願いしたが相談者は拒否した。相談員は「講習会や協会だよりなどで相談内容を紹介していく」と伝え、了承を得た。(青森)


PBN2007-08-20-04

安全・安心で次代の扉を開け 容器再検査の現状と課題

 LPガスが産業として歩みはじめて半世紀が経過、今では全国2,800万世帯のライフラインを支えるまでに発展してきた。このLPガス産業の伸長を支えているのが、安全・安心・安定供給の要であり、業界の象徴ともいえるLPガス容器。今年3月、エネルギー基本計画が改定され、LPガスは環境負荷が小さくクリーンなエネルギーであり、分散型エネルギーとして国民生活に密着したエネルギーであると再認識されるなど、LPガスに対する期待は一段と高まっている。とはいえ、人間の心臓部ともいえる容器の健康なくしてステップアップは難しく、容器再検査所は次代への扉を開く大きなカギを握っているともいえる。容器の再検査期間延長に伴う検査需要が2度目の谷間期を迎えるなか、▽モデル事例(ルポ)▽わが社の取り組み(現状と将来展望)▽トップに聞く容器再検査所の役割――などを通して容器再検査業界の健全な事業推進策をクローズアップする。


PBN2007-08-20-05

主要物流各社
「青ナンバー」取得に動く
負担増加も 灰色ゾーン脱却へ

 青ナンバー車とは運送事業車両のことで、運送業務で利益を得る事業者は青ナンバー車とするのが原則。ところがLPガス業界では出光系の配送会社など一部を除いて白ナンバー車が大半。白ナンバー車は自社の顧客などに限定して配送する場合は問題はない。しかし、物流合理化の進展で交錯配送が是正され、系列を問わず配送するとなると「グレーゾーン」となる。
 物流統合会社が運送業務を仕事とする以上、コンプライアンスの観点からも青ナンバーが望ましいとされている。物流統合会社の中には、取引先から青ナンバー取得を促されるケースも出ている。



PBN2007-08-20-06

福岡県の人口予測
福岡市周辺で増加
広がる格差、産炭地は減少

 人口の減少がLPガス事業の行方を左右する――。2025年から2030年にかけて9割以上の自治体で人口が減少すると予測され、都市部以外の地域に需要家の多いLPガス市場の縮小が懸念されるからだ。その一方で、人口が増加し続けている地域もある。大まかにいえば、顧客が10%減少すれば売り上げも10%減る。LPガス事業者は、商圏で人口がどう推移していくかを把握するかが経営戦略上欠かせない。


PBN2007-08-20-07

新防犯サービス開始
NTTテレコン LPガス業界に提供

 NTTテレコン(本社・東京、岡田邦明社長)は、ホームセキュリティーサービス(HSS)の仕組みと家電コントロールサービスを融合したASPサービス「ディフェンスサポート」のLPガス業界向け提供を7月27日から開始した。ブロードバンド市場が広がっていることから、消費者の防犯対策をサポートする。1消費者当たりの料金(税込み)は月額基本料金1,575円、駆けつけサービスのオプション料金630円で、駆けつけ1回ごとに6,300円。支払いはNTT東・西の請求書と合算するか、クレジットカード(VISA、Mastercard、JCB)。