2007(H19)年9月10日(月曜) | |
第2743号 |
総 合 面 | ||||||||||
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首 都 圏 版 | ||||||||||
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地 方 版 | ||||||||||
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特集記事 / <九州LPガスタンク基地マップ> | ||||||||||
<九州LPガスタンク基地マップ>熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄編 | ||||||||||
特集記事 / <地域社会と歩み続ける河原実業> | ||||||||||
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住 設 供 給 機 器 / 新 技 術 | ||||||||||
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GHPとコ・ジェネ版 | GHP出荷実績 19年第一4半期 |
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<先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情
報> 以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。 日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから |
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ご希望の方に見本紙をお送り致します。 プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。 創刊より半世紀を経、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。 LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースを読んでみませんか? e−mail もしくはファクシミリにてご連絡下さい。 |
2007(H19)年 | |
9月10日(月曜) | |
第2743号 | |
PBN2007-09-10-01 バルク貯槽 設置先で非破壊検査へ 150キロ未満の保安距離短縮も 高圧ガス保安協会(KHK)は9月から、バルク貯槽の保安調査を実施する。製造後20年以内に実施しなくてはいけない貯槽検査を、設置先でできるよう、非破壊検査方法を調べる。また、150kg未満の小型バルク貯槽で、保安距離が短縮できないか検討する。今年度と来年度の2年間で、一定の調査報告をまとめる。経済産業省の委託事業「バルク供給システム保安対策調査研究」で実施する。 PBN2007-09-10-02 ガステックサービス 豊橋駅前を再開発 127億円投資、来年8月開業 ガステックサービス(本社・豊橋市、神野吾郎社長)をはじめとするサーラコーポレーションは8月22日、プロジェクト「ココラフロント(COCOLAFRONT)」を発進し、豊橋駅前の再開発事業に踏み切ると発表した。総投資額は127億円で、ガステックやサーラグループ本社、ホテルなどが入居する高層棟「SALA TOWER(サーラ・タワー)」と、店舖などが入居する低層棟「GARDEN SITE(ガ ーデン・サイト)」を建設、来年8月の開業を目指す。 PBN2007-09-10-03 エネクス関東千葉中央支店 「孫に伝えたい」ガスの良さ 食育料理教室が顧客に好評 伊藤忠エネクスホームライフ(HL)関東が、食育をテーマにした料理教室「やっぱりガスだね!クッキング講習会」を、この四月から実施している。エネクス本体が提携する料理教室に依頼し、食のプロを講師に起用。レシピをなぞるだけでなく、食材に関する知識やガスこんろの良さを伝える料理教室になっている。リピーターも多く顧客満足に結びついているほか、営業上の利点も出始めている。 PBN2007-09-10-04 地域社会と歩み続ける河原実業 若い力で新時代を創造 親子2代 創業の息吹き継承 河原実業(本社・東京)は、栃木県藤岡町出身の河原勇会長(73歳)が九年半の燃料商での修行を終えて独立を果たし、下町の足立区青井1丁目に25歳の時に創業したLPガス販売会社である。河原会長は青年社長として若き社員たちを率いる一方、わが国で普及の緒についたばかりのLPガスの旗手となって、LPガスの畑を耕し続けた。いまや河原実業のLPガス供給ネットワークは東京から関東一円に広がり、8万4,000戸の消費者を数えるまでに成長、LPガス業界で指折りの小売大手となった。創業から48年。河原会長は激変するエネルギー業界の荒波を乗り越えるため、昨年11月、子息の河原勇司専務(40歳)を第2代社長に指名し、若い力に河原実業の新しい時代の創造を託した。親子2代のたすきがけで地域社会と共に歩み続ける河原実業。親父と息子の過去・現在・未来の商人道は、多くの困難と挑戦を受けているLPガス業界各社の鏡にもなることだろう。 PBN2007-09-10-05 ダイニ・置賜日通を傘下に 一高たかはし東北へ事業進出 一高たかはしは8月29日に取締役会を開き、山形県のLPガス販売事業者、ダイニ(本社・南陽市、石黒次郎社長)と置賜日通燃料(同、同)を完全子会社化することを決めた。ダイニの取得価格は5億6,890万円、置賜日通燃料の取得価格は3億2,864万円。一高はエネルギー事業の規模拡大と競争力強化を目的に、同業他社への投資活動や業務提携、M&Aを積極的に行っている。今回の株式取得は、経営ノウハウを生かせる寒冷地の東北地区での事業展開を図るのが狙い。 PBN2007-09-10-06 災害復旧 「LPガスの役割大きい」 滋賀県協保安委 中越沖地震支援を報告 滋賀県LPガス協会保安委員会(植田和生委員長)は8月29日、滋賀県農業教育情報センターで今年度第一回の会議を開催した。新潟県中越沖地震にボランティアとして駆けつけたLPGシステム研究会の報告など、多くの議題を取り上げた。 冒頭、植田委員長は「滋賀県がB級など大きな事故もなく過ごせているのは、皆さんの努力のたまものと感謝している」とあいさつした。 担当役員の古川重雄副会長は「扇風機の事故など業界外でもさまざまな問題が発生している。われわれの手を経由して多くの機器が顧客の手に渡っており、中には考えられないような使い方をされるケースもあるので十分に気を付けねばならない」と述べた。 近畿の業界人有志で作るLPGシステム研究会メンバーである中村幸太郎氏(中村ホームガス社長)は、柏崎市の避難所などに六台の仮設風呂を設置した事例を報告した。▽災害支援として高速道路が無料になる通行証が発行される▽給湯器はトラブルが起きにくく、メーカー保証の効く新品が望ましい――と具体的なノウハウを紹介した。 中村氏は「わずか6台の仮設風呂で延べ4,000人もの被災者に利用していただいた。中には涙を流して喜んだ方もいる。ガス、電気、水道と簡単な大工仕事の必要な仮設風呂設置に、われわれほど適した業界はない。LPガスが果たす役割は大きく、電気・都市ガス対策にもなると思う。 PBN2007-09-10-07 なにわ短信 森と湖の国のごみ箱 ▽…夏休みにフィンランドに行った。森と湖の国というだけあって、環境への配慮が随所に感じられた。ホテルの部屋のごみ箱は生ごみ、紙、その他の3種類に分別するようになっている。 アメニティーグッズがほとんどないことも新鮮だった。 日本のホテルでよく見るシャンプーやリンスの小袋、せっけん、使い捨ての歯ブラシやひげそりは一切なく、シャンプー兼用の液体せっけんだけが置いてある。スーパーには空きビン回収装置があり、レジ袋はすべて有料だった。無駄使いを避ける風潮が徹底している。 フィンランドはトップクラスの豊かな国で、1人当たりGDPは日本より多い。環境への配慮は決して経済成長を阻害しないと強く感じる旅だった。 PBN2007-09-10-08 「脱温暖化」を確認 CO2削減 06年実績は5530トン 岩谷産業07新エネフォーラム 総合エネルギー本部の武田英祐・専務本部長はあいさつで「今後、2010年までは石油需給がひっ迫する一方で、LPガスについては中東での大幅な生産量増加が見込まれる状況であり、LPガス業界にとっては大きなチャンスであると考える。また、環境問題の点からはCO2対策など産業界に求められるものが多い中で、電力業界でのトラブルが続くなど、ますますLPガスの果たすべき役割が大きくなっている。環境負荷の低いエネルギーに携わるものとして、真摯な取り組みはまさに時代の要求であり、エネルギーのベストミックスを提案していくためにこの『新エネルギーフォーラム』を活用していただきたい」と述べた。 PBN2007-09-10-09 郡山開成学園 GHP2020馬力バルク980キロ13基 安心・安全な学園施設つくり CO2排出量を10%削減 郡山開成学園(郡山市、関口富左学園長)は平成19年8月末現在、131台・2,020馬力のGHPと、980kgのバルク貯槽13基を設置している。19年度中にGHP7台・148馬力、980kgバルク貯槽2基を追加設置すると、全館にGHPが行き渡る。今後は、熱源のLPガスの特性をさらに生かし“地球に優しく災害にも強い安心で安全な学園施設つくり”を推進するとしている。LPガス仕様のGHPを「機器はトラブル知らずで快調に動く。寒冷地であることから、温風暖房に一抹の不安があったが、杞憂だった。立ち上がりが早く快適である。集中コントローラーの機能が素晴らしく無駄がない。14年度から環境保全活動・エコアクション21(環境省策定)に取り組んでいるが、18年度は取り組み以前に比べCO2排出量を10%削減することができた。その原動力はGHPである。また、熱源のLPガスは災害に強く、軽微なインフラで効率的な空調を実現する。このエネルギー特性を生かして、災害時のライフライン確保に向け利用拡大を図る」(管財部)と高く評価する。 PBN2007-09-10-10 GHPと私 スポーツクラブ「メガロス」 山ア徹社長 環境とコストメリット ガスで熱源、空調 電気は照明だけ 少子高齢化の進行やメタボリック・シンドローム予備軍の増加、国民的な健康志向などスポーツクラブにはここ数年大きな期待が寄せられている。そんな中、急成長を続けるスポーツクラブ「メガロス」は平成7年3月に埼玉県草加市に第1号店をオープンして以来、着実に出店数を増やしてきた。現在は首都圏を中心に18店舗を展開している。すべての店舗には空調にGHPが採用され、来場者が快適に運動を行う環境づくりに一役買っている。山ア社長にGHP導入の経緯やメガロスのスポーツクラブとしての理念、今後の展望などを聞いた。 PBN2007-09-10-11 満員御礼 コインランドリー 三次クミアイ燃料 LPガス需要を創造 三次クミアイ燃料(本社・三次市、桑原謹二社長)は事業の多角化とLPガス販売量の拡大を狙い、平成17年10月に『コインランドリーA(エース)』を開業した。昨年度は1,000万円近い売り上げがあり、LPガス販売量の拡大に寄与、オール電化が進む中で新たなLPガス需要を創出している。 |