2007(H19)年10月8日(月曜) | |
第2747号 |
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<特集記事> 宿せ! 翔ばたけ!! Gas One マインド | ||||||||||
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住 設 供 給 機 器 / 新 技 術 | ||||||||||
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GHPとコ・ジェネ版 | GHP出荷実績 19年第一4半期 |
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<第13回GHP販売事例論文コンテスト>総括 * CO2削減は時代の要請 * 山岸一夫氏=炭酸ガス排出係数で強気の提案 * 福田典生氏=GHPの役割を再認識 * 石浦邦昭氏=伝わる販売への熱意 * 望月淳一氏=優位性をうまく表現 * 畔蒜勉氏=「知恵」と「逆転の発想」 * 田中文雄氏=情熱で逆境をはね返す * グランプリ受賞の石川創造氏=力を入れた「気持ち」 |
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<先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情
報> 以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。 日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから |
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ご希望の方に見本紙をお送り致します。 プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。 創刊より半世紀を経、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。 LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースを読んでみませんか? e−mail もしくはファクシミリにてご連絡下さい。 |
2007(H19)年 | |
10月8日(月曜) | |
第2747号 | |
PBN2007-10-08-01 保安院 LPガス法令改正に着手 点検制度や保安機関など対象 原子力安全・保安院LPガス保安課がLPガス法令改正に着手する。現行LPガス法は平成9年の施行から10年が経過。この間に相次ぐ行政処分や多発するLPガス事故、厳しくなってきた製品安全対策と周辺環境が変化したため、法令を対応させるのが目的で、自主保安推進の基本方針を変更する考えはない。志方茂課長は3日、仙台市のホテル仙台プラザで開かれた全国LPガス卸売協会の東北地区会員対象の保安講習会で「LPガス法が改正され10年が経過し、制度的な経年劣化なり問題点が生じていないか再検討する必要がある」と語った。LPガス保安課では、現状で問題があるとされる部分以外も改正対象とする意向で、法令全般の再検討作業となりそう。1年をかけずに改正の方向性を提示し、できるだけ早い段階で改正法令を施行したい考えだ。 PBN2007-10-08-02 10月CP P640ドル、B665ドルに急騰 北海ブタンは700ドル突入 サウジアラビア国営石油会社のサウジアラムコは9月29日、輸入各社に10月積みのCP(コントラクトプライス=LPガスFOB価格)を通知してきた。それによると、プロパンは前月比80ドル値上がりの640ドル、ブタンは同85ドル値上がりの665ドルとなり、プロパン、ブタンともに2006年2月に付けた史上最高値記録を更新した。サウジCPの比較指標である北海の10月積みLPガスFOB価格はプロパン658ドル、ブタン713.5ドルとCPを上回る高水準で、ブタンが前月の616.5ドルから一挙に100ドル近い上昇で700ドルを突破。また、地中海指標のアルジェリアの10月積みLPガスFOB価格はプロパン650ドルブタン673ドルでCPと北海の中間に位置するものの、世界のLPガスFOB価格は10月に揃って600ドル時代へと突入した。市場の主導権を産ガス国が握る状況に変化は見られず、大量消費国ばかりか途上国にとって、LPガスは高嶺の花と言わざるを得ない。 PBN2007-10-08-03 IHなど33品 「国際基準に適合」と発表 家電業界 電磁界対策WGで 世界保健機関(WHO)が6月に電磁波の人体影響解明に向け研究推進を求める見解を示したことを受け、家電製品協会は9月28日、経済産業省で開かれた第3回電力設備電磁界対策ワーキンググループ(WG)で、IH調理器を含む33製品について電磁波測定を行った結果、国際ガイドラインへの適合性を確認したと発表した。国は家電製品に関して当面規制強化は行わない方針だ。一方、前回会合で委員から市民団体の意見を聞くことを求める声が上がっていたが、経済省は第3回WGで長期的影響の低費用対策について、市民団体を対象に意見募集することを明らかにした。原子力安全・保安院のホームページで募集し、今月23日の第四回会合で紹介する予定。家電製品を管轄する製品安全課も「こうした動きを注視していきたい」としている。 PBN2007-10-08-04 ガステック、サーラ物流 バイオ燃料事業を開始 飲食店などから廃食用油回収 ガステックサービス(本社・豊橋市、神野吾郎社長)とサーラ物流は、飲食店などから排出される天ぷら油など植物性の廃食用油を回収しバイオディーゼル燃料(BDF)に精製、利用する再生事業を開始した。BDF精製プラントをサーラ物流豊橋リサイクセンター(豊橋市)内に設置、1日から事業を開始した。今回の再生事業を通じ、地域での循環型社会構築に向けて環境面で貢献していきたい考え。 事業は豊橋市を中心に東三河、浜松エリアで展開し、ガステックが運営するホテル、レストランをはじめ、飲食店などから廃食用油を回収する。回収に協力してもらった先には、CO2排出抑制に貢献していることをうたったステッカーやポスターを貼る。 PBN2007-10-08-05 アクア事業 4年後に顧客17万件へ TOKAI 1700人で“発進の集い” TOKAI(本社・静岡市、藤原明会長、鴇田勝彦社長)は9月28日、静岡市のグランシップで「アクア事業発進のつどい」を開いた。グループ社員の約3分の1に当たる1,700人が参集し同事業の拡大発展を誓った。同社のアクア事業は、需要家宅にサーバーを配置してボトルを宅配するHOD方式とし、11月から「ピュア純水」の宅配を開始するとともに、来年3月には焼津市の東海ガス本社隣接地にグループが保有する1万6,500平方bの敷地に自社工場を建設し、朝霧乳業(富士宮市)の原水を使って製造する「あさぎり高原スーパーバナジウム」(アクアクララ)の販売にも取り組む。平成23年度にはグループで17万件を達成したい考え。 PBN2007-10-08-06 東急不動産 エコジョーズを標準化 東ガス管内 新築マンションに 東急不動産は、東京ガス供給区域内の新築分譲マンション(一部物件を除く)のガス給湯器にエコジョーズを標準採用する。東急不動産は昨年4月から、「上質という未来へ」をコンセプトに分譲マンションを展開している。このコンセプトの下でエコロジーライフを実現した物件の展開を加速するため、エコジョーズの標準仕様化を決めた。 今後1年間に同社が首都圏で供給を予定している新築分譲マンションのうち、約1,500戸にエコジョーズを採用する。これで年間187.7tと、東京ドームのグラウンド(1.3f)約16個分の森林が吸収する量に匹敵するCO2を削減する。 PBN2007-10-08-07 CO2削減は時代の要請 第13回GHP販売事例論文コンテスト総括 GHPコンソーシアム(横内稔理事長)は9月28日、東京・日本橋茅場町の鉄鋼会館で「第13回(平成19年度)GHP・マイクロコージェネ販売事例論文コンテスト発表会」(後援=石油化学新聞社/プロパン・ブタンニュース)を開いた。公募論文総数は32点(業務用部門22点、家庭用部門7点、産業用部門3点)でこのうち30人(業務用部門20人、家庭用部門7人、産業用部門3人)が発表会に臨んだ。産業用、家庭用、業務用の順で発表は行われ、15分の持ち時間の中で、現場の第一線で活躍するガスマンが日頃の提案活動の成果を個性溢れる手法で披露した。サウジCPの高騰やオール電化攻勢の高まりという逆風の中で、「CO2削減」や「災害対応」をキーワードに成功を勝ち取った事例ばかりで、ハイレベルの激戦となった。GHPコンソーシアム常任理事・技術顧問の山岸一夫氏と発表会の座長を務めた5氏にコンテストを総括してもらった。 PBN2007-10-08-08 IHや電温 部分電化がより深刻化 福島県協実態調査 オール電化上回る伸び 福島県LPガス協会(根本一彌会長)は電化の進捗実態をつかもうと会員会社から電化に切り替わった消費者数の実数を聞き取る調査を行った。その結果、ガスこんろをIHに切り替えるだけの部分電化が、オール電化住宅への切り替えの3倍以上に上ることがわかった。IH+電温の組み合わせの部分電化もオール電化住宅への切り替えの約2倍あった。東北電力は先月、管内のオール電化住宅が14万戸を超えたと発表したが、ガスを使わない既存顧客がそれ以上のスピードで増えている可能性を示唆する結果となった。 PBN2007-10-08-09 徳島県協 環境・音楽ラジオ番組提供 「宇宙船徳島号」 双方向性生かしPR 徳島県LPガス協会(中岸雅夫会長)は4日から、AMラジオ局の四国放送で、環境問題を中心にした音楽番組「クーリーハイハーモニーの宇宙船徳島号」の放送を開始した。期間は10月から来年3月までの6カ月間で、毎週木曜日午後11時から11時半の30分番組。主要リスナーとされる受験生などの若手リスナーらに対して、LPガスの環境性能などを訴えるとともに、ラジオの特性である双方向性を生かして需要家動向を探る方針。業界団体でラジオCMを制作する事例は多いが、番組を制作する例は極めて珍しい。 PBN2007-10-08-10 高山産業 会社案内は“解体新書” 若い人材にインパクト 「才能を開花して」 高山産業(本社・岡山市、高山眞司社長)はこのほど「高山産業解体新書」と題した会社案内を作成した。A5判サイズで日本最初の西洋医学の翻訳書「解体新書」に似せたユニークな装丁。落ち着きのあるいやし系の藍色をベースに写真や版画絵などもふんだんに織り交ぜ、インパクトのある会社案内に仕上げている。 案内は10章31nで構成される。「私たちは、ガスを売らない」という意味深なタイトルの序章からスタート。眼ノ章で「お客様のハートが常に見える眼を持つこと」の大切さに触れた後、骨ノ章、耳ノ章で同社の事業を紹介し、頭ノ章で今後の事業展開と売り上げ目標について述べている。 PBN2007-10-08-11 宿せ!翔(は)ばたけ!!GasOneマインド 攻めの電化対応へ サイサン東京で「サミット2007」開催 マイホーム発電3点セット本格展開 サイサン(本社・さいたま市、川本武彦社長)は9月27日、東京・千代田区のホテルニューオータニ東京で「GasOneサミット2007」を開いた。通算4回目のGasOneサミットは第1部で@LPガス販売店様ALPガス直売部B産業ガス部C医療ガス部――の4分科会、第2部で読売新聞社の橋本五郎特別編集委員による講演「橋本五郎の“どうなる日本”」、第3部で懇親会を開催した。サミットにはグループの躍進を証明するように前年の600人を上回る総勢700人が集まり、「宿せ!翔ばたけ!!GasOneマインド」の大会スローガンの下、各部門のさらなる躍進に向けて努力することを確認した。 |