2007(H19)年12月3日(月曜) | |
第2755号 |
総 合 面 | ||||||||||
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首 都 圏 版 | ||||||||||
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地 方 版 | ||||||||||
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住 設 供 給 機 器 / 新 技 術 | ||||||||||
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GHPとコ・ジェネ版 | GHP出荷実績 19年第一4半期 過去データー掲載中 |
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<先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情
報> 以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。 日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから |
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ご希望の方に見本紙をお送り致します。 プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。 創刊より半世紀を経、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。 LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースを読んでみませんか? e−mail もしくはファクシミリにてご連絡下さい。 |
2007(H19)年 | |
12月3日(月曜) | |
第2755号 | |
PBN2007-12-03-01 12月CP P860j、B885jに 日本入着10万円突破か プロパン年間で立方100円上昇 サウジアラビア国営石油会社のサウジアラムコが11月28日、輸入各社に通知してきた12月積みのCP(コントラクトプライス=LPガスFOB価格)はプロパン、ブタン共にトン当たり前月比130j値上がりのプロパン860j、ブタン885jと史上初の80j台に突入し、しかも予想を超える800j台後半となった。米国経済が不安定な中でドル安局面が続いているが、仮に為替レートを1j110円とした場合の12月積みCPは円換算でプロパン9万4,600円、ブタン9万7,350円となり10万円目前。日本入着価格は10万円を突破する公算が大きい。 PBN2007-12-03-02 エネ調需給部会 CO2削減でGECに脚光 日協石黒会長 LPGの有用性指摘 資源エネルギー庁は11月30日、東京・千代田区のホテルグランドパレスで開かれた総合資源エネルギー調査会の第5回需給部会に、産業用、業務用、家庭用のすべての民生用エネルギー消費にともない排出されるCO2量を削減していくため、分散型エネルギーの観点から、コージェネを活用した熱需要対応型の省エネ技術の普及を重視していく考えを明らかにした。 需給部会が来年3月を目標に、2030年までの長期エネルギー需給見通しの策定作業を行っており、エネ庁として、分散型エネルギーの一つとしてコージェネの積極的な投入が将来のエネルギー起源のCO2排出量削減につながると判断したもの。 PBN2007-12-03-03 来年4月 燃料電池事業で新社設立 新日石81%、三洋電機19%出資 新日本石油と三洋電機は11月29日、来年4月をメドに燃料電池事業を行う新会社を設立することに合意した。両社が将来にわたり燃料電池事業分野の市場で主導的な地位を確保するため、新会社で製品開発のスピードアップ、システムの性能・信頼性の向上、生産効率化によるコストダウンなどに取り組む。 PBN2007-12-03-04 立方40〜50円 小売再値上げの動き 首都圏 仕入れ価高騰に悲鳴 サウジCPが最高値更新を続ける中、首都圏ではLPガス小売価格再値上げの動きが出始めている。今夏に続く値上げで、前回の値上げ時期などにもよるが、11、12月検針分から家庭用で1立方b当たり40〜50円が大勢を占めるようだ。冬季のCP価格を見てもう一段の値上げを検討する会社もあり、1年間に数回の値上げ転嫁が避けられない情勢だ。一方、業者間競争で低収益を強いられている業務用でも、収益を安定させるため強気の姿勢で臨んでいる。 PBN2007-12-03-05 消費者の声、ともに聞こう 宮城県協 9会場でパネル討論会 宮城県LPガス協会(小埜寺宏会長)は10〜11月、県内九会場で機器メーカーや地元の販売事業者などをパネラーに「消費者が求めるLPガス事業者とは」のテーマでパネルディスカッションを行った。LPガス業界が消費者の要望に応えられないでいることがオール電化の台頭を許してしまっているということを共通認識に、各会場ともどうすれば電化を食い止めることができるかを考える意見のやり取りになった。 PBN2007-12-03-06 東北では供給停止中 生活互助会 輸入価格上昇で インターネットを通じ低価格でLPガスを提供するとうたって、協力する販売事業者を見つけては供給エリアを少しずつ広げていた「生活互助会」。東北では福島と青森が供給エリアになっていたが、11月7日時点の供給エリアを表示するネットのページでは、LPガス輸入価格の上昇を理由に両地域での供給を停止していると表示している。 供給エリアの一覧表の青森と福島の欄には「原油価格高騰にともなうLPガス輸入価格上昇のため、只今休止中とさせていただいております。(再開は未定です)」と表示されている。この表示がされているのは東北のこの2地域だけ。 PBN2007-12-03-07 富士プロパン瓦斯 オールガスの新社屋竣工 ガスエンジン発電コージェネ導入 CO2 30%削減 富士プロパン瓦斯(本社・知立市、早川守比古社長)は、オールガス式の新本社屋を完成させ、11月23日に竣工式を開いた。新社屋には発電能力25`hのコージェネレーションを導入、国が行う補助事業で今年度第1号の交付選定先となった。コージェネはLPガスを熱源とし、エンジンの排熱を空調に利用する画期的なシステムだ。エネルギーを再利用することで、CO2排出量を従来に比べて約30%削減できる。 PBN2007-12-03-08 塚又商店 ガス設備体感ハウス開設 ウィズガスママの家 一軒丸ごと貸し出し 塚又商店(滋賀県安土町、塚本哲也社長)は11月16日、安土町内にガス快適設備体感ハウス「ウィズガス ママの家」を開業した。一戸建て住宅に最新ガス機器を装備、地域のサークルなどに貸し出し、ガスをPRする。同月16、17の2日間は、オープニングイベントとしてガス顧客を招いた。 塚本社長は「電化の宣伝が激しい中で、ガス機器は良い商品があるのに見てもらう機会が少なかった。カタログでしか見せられなかった床暖房やミスト浴乾を実際に体感してほしい」と話す。 PBN2007-12-03-09 LPG車 導入促進活動を開始 促進協と沖縄業界 県内初のセミナー開く 沖縄県で初めてとなるLPG車セミナー・試乗展示会が11月20日、那覇市の沖縄産業支援センターで開かれた。LPガス自動車普及促進協議会(促進協)が構造改善調査事業の一環として取り組んでいるもので、県高圧ガス保安協会オートガススタンド会(上地啓太会長)、同LPガス会(渡口彦則会長)との共催。ヒュンダイのグレンジャー、マツダのアクセラ(教習車)、三菱のミニキャブ(軽トラック)、那覇市の塵芥車など13台が展示され、来場者は先進型のLPG車にじかに触れた。 PBN2007-12-03-10 コンポジット容器 国内販売へ 提携に合意 中国工業 ラガスコなど2社と 中国工業(本社・広島市、野村實也社長)はこのほど、コンポジット容器の世界トップメーカーであるラガスコ社(本社・ノルウェー)、ナノカーボン技術のトップ企業であるGSIクレオス(本社・東京、加藤元信社長)との間で、8月28日にラガスコ社製コンポジット容器の国内販売活動で業務提携に合意したことを明らかにした。年内にも正式調印を行う予定。この一環で3社は11月22日、東京・南麻布のノルウェー大使館に業界関係者約五十人を招待してコンポジット容器セミナーを開いた。 |