2009年2月9日(月曜) | |
第2814号(平成21年) |
総 合 面 |
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GHPとコ・ジェネ版 | GHP出荷実績 H20年第三四半期 |
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2009(H21)年 | |
2月9日(月曜) | |
第2814号 | |
PBN2009.02.09-01 システムCOP 最新型エコキュート稼働実態 メーカー表示と乖離 村川・広大名誉教授ら調査・指摘 村川三郎・広島大学名誉教授らの研究者グループは1月29日、エネルギー・資源学会が東京・港区の虎ノ門パストラルで開いた「第25回エネルギーシステム・経済・環境コンファランス」で08年モデルのエコキュートの稼働実態に関する研究成果を発表し、9〜10月の中間期で実稼働効率(システムCOP)は2.1程度で、従来のエコキュートと比較して大差がなく、また、メーカーが表示する基本性能と大きく乖離することを明かした。 PBN2009.02.09-02 LPG車 環境性能が導入の決め手 赤帽 営業面でもメリット 配送車両に先進型LPG車の採用を決め、テスト導入を開始した赤帽(全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会)が1月30日、「大規模工場は取引先にも環境対応を求める。環境にやさしいLPG車は組合員の営業上のメリットになる」(赤帽事務局)などと語り、LPG車が受け入れられた背景に優れた環境性能があったことを明らかにした。事業用車両の提案はコストメリットや利便性が先行しがちだが、改めて環境提案の重要性を強調された格好だ。 PBN2009.02.09-03 勝ち残りへ攻めの経営 陽品運輸倉庫 新社長に鈴木輝之専務 4月 鈴木社長は会長就任 陽品運輸倉庫(本社・市原市、鈴木輝彦社長)は4月に鈴木社長が代表権のある会長に就任し、鈴木輝之専務が社長に昇格するトップ人事を断行する一方、LPガス物流合理化を追求していくため、埼玉県寄居町に用地を取得し、民生用バルクローリー払い出し基地「北関東事業所」を開設した。同社はローリー172台を含む242台の車両を保有し、関東一円に全国屈指のLPガス輸送網を築いているが、寄居事業所の開設で首都圏のLPガス輸送網はより磐石なものとなる。 PBN2009.02.09-04 卸・スタ協 県協の部会組織に 21年度から 岩手・秋田・宮城・山形 岩手の県LPガス卸売協議会(会員26、全卸協1号会員4)は、新年度からは県高圧ガス保安協会の「卸売協議会」として活動していく。県卸協の会員は、そのまま卸売協議会の会員となる。新年度は、卸売協議会の会員から県卸協の会費と同額の3万6,000円を「協議会費」の名目で徴収して活動する計画だ。 県LPガススタンド部会(会員29)も、卸と同様に県高圧ガス保安協会の「自動車協議会」として活動していく。 PBN2009.02.09-05 解説 各県で異なる地域事情 中央3団体が合併する4月以降も、新団体は正式な会費規定が定まるまでの1〜2年は現行規定にならって会費を徴収する。このため地方団体は、新年度も実質的にはこれまでと同等の活動を行うが、組織的には全卸と全スタ協は3月末でなくなり、地方支部もなくなる。県LPガス協会には、早い時期の全卸・全スタ協の支部機能統合か地元の任意団体の統合が求められている。 宮城以外の5県では、卸売事業者は任意の団体「県LPガス卸売協議会」を作って活動している。5県のうち秋田以外の4県は、県卸協の予算の中から全卸協への本部負担金を納めている。本部負担金とは、会員のうち全卸協の1号会員(地場事業者)になっている会社の会費のこと。つまり、全卸協の1号会員の会費を県卸協全体で負担するという形をとっている。2号会員は広域事業者の支店や営業所が対象で、広域事業者の本社が会費を納めている。 秋田では、全卸協の1号会員になっているのは県卸協の会長会社のタプロス1社だけ。全卸協の会費はタプロスが納めている。 宮城は、以前まで他県と同様に県卸協があったが、平成5年に会員全社が全卸協会員になり、県卸協を解散している。現在は全卸協宮城県支部として活動している。 宮城以外の県では「県卸協の会員だが全卸の会員ではない」「全卸の会員だが県卸協の会員ではない」など会員属性が一様ではないことをはじめ、地域事情から来る複雑さを抱えている。 スタンド業界は、青森、岩手、山形、福島で任意団体を作って活動し、宮城、秋田は全スタ協の支部として活動している。任意団体を持つ県であっても、会員構成や活動内容は全スタ協支部とほぼ一体。また、いずれの県も全スタ協への本部負担金は団体か支部の予算の中から拠出されるという形で統一されており、卸業界のような複雑さはない。 PBN2009.02.09-06 ダイキン 「DESICA」が受賞 20年度の省エネ大賞 省エネルギーセンターは1月28日、平成20年度(第19回)省エネ大賞を決定した。応募数110件の中から、経済産業大臣賞3件、資源エネルギー庁長官賞5件、中小企業庁長官賞1件、省エネセンター会長賞14件の計23件に授与する。 LPガス関連技術ではダイキン工業がビル用マルチヒーポン(GHP、EHP)対応の新ビル空調システム「DESICAシステム」で省エネセンター会長賞を受賞する。室内の空気中の水分を吸着し、外気を取り入れることで水分を再放出する調湿システムの採用と除湿用ドレン配管不要の機構としたことで、冷・暖房時ともにエネルギー消費効率を20%以上高めたことが評価された。 表彰式は2月10日、東京・有明の東京ビッグサイトで開かれるENEX2009で行われ、受賞機器システムの展示もある。 PBN2009.02.09-07 テリー伊藤さんが試乗 帝都産業 LPGスクーター 環境にやさしいスクーターとして注目を集める帝都産業のLPGスクーターに、演出家のテリー伊藤さんが1月29日、バイク専門誌の企画取材で試乗した。帝都産業によると、テリー伊藤さんはスクーターをLPガスでも走るようにした技術開発を評価しながら「ガソリンスクーターと比べても違和感ない」などと語っていたという。取材の様子は、雑誌の「ミスターバイクBG」の3月号に掲載される予定。 帝都産業はLPGスクーターを3車種販売する。トゥデイLPG(31万2,900円、工賃と消費税込み、以下同)、ズーマーLPG(41万2,650円)、キャノピーLPG(74万2,350円)で、いずれもLPガスとガソリンの両燃料で走行し、長距離走行が可能。LPガスで走れば環境性能や燃費性能が向上する。 ズーマーを満タン充填した場合、LPガスで176`b、ガソリンで240`b走ることができる。 同社の試算によると、燃料100円当たりの走行距離は、LPガスで走行した場合が52.3km、ガソリンが38.8km。LPガスが1.5倍ほど燃費で優れる。一方で、CO2排出量は、LPガス走行時の方が8%少ない。 |
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