2009年3月2日(月曜) | |
第2817号(平成21年) |
総 合 面 |
||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
||||||||
首 都 圏 版 | ||||||||
|
||||||||
地 方 版 | ||||||||
|
||||||||
住 設 供 給 機 器 / 新 技 術 | ||||||||
|
||||||||
GHPとコ・ジェネ版 | GHP出荷実績 H20年第三四半期 |
|||||||
|
||||||||
第14回GHP販売事例論文コンテスト受賞者一覧はこちら |
||||||||
<先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情
報> 以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。 日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから |
|
---|---|
|
2009(H21)年 | |
3月2日(月曜) | |
第2817号 | |
PBN2009.3.2-01 世界LPガス協会(WLPGA)は二月二十六日、都内で開かれた「LPガス国際セミナー2009」の席上、GHPコンソーシアムが発表した論文「新たに発展するGHPとマイクロコージェネ技術」(執筆、山岸一夫コンソーシアム常任理事・技術顧問)に対し、第一回技術革新賞を贈った。技術促進の一環で今回初めて行った表彰制度で、百件の中から四つの基準で審査し、同論文のみを表彰対象に選んだ。「他のどの候補を上回るものだった」(WLPGAのデビッド・タイラー技術・業務担当理事)という。日本のGHP関連技術が世界から高い評価を得たことで、LPガス価格の安定を取り戻しつつある国内はもとより、海外市場での大きな展開が期待される。 PBN2009.3.2-02 主要産ガス国と消費国が一堂に会して相互理解の促進を図る「LPガス国際セミナー」が二月二十六、二十七の二日間、東京・新橋の第一ホテル東京で開かれた。 「変貌する世界のエネルギー情勢―LPガスの役割・需給・競争力―」をテーマに関係各国から講演者を招聘し、二日間で十四の講演とそれに対する質疑応答が行われた。昨年来の劇的に変化した世界経済とエネルギー情勢によりLPガス需給・価格動向に対する関心は高まっており、開会時はメーン会場が満席になるなど、二十六日だけで約三百三十人が聴講に訪れた。 PBN2009.3.2-03 財務省が二月二十五日に発表した一月の貿易統計速報によると、LPガスのCIF価格はトン当たり前月比一万二千三百二十二円安の三万八千七百三十四円、LNGが五千五百三十九円安の五万九千七百三円だった。 為替レートが前月比三円二九銭円高・ドル安の一j九〇円六七銭になり、LPガスはサウジCPなどFOB価格の急落が影響した。LPガスCIF価格の三万円台は〇四年八月以来四年五カ月ぶりだが、二〜四月は四万円台が予想される。FOBと為替の動きで一進一退が続きそうだ。 LPガスとLNGの価格差は一月に二万九百六十九円となり、前月の一万四千百八十六円からさらに広がった。十一月から三カ月連続でLPガス優位の情勢にあるが、この状況は当面続くものとみられる。 PBN2009.3.2-04 北ガスジェネックス(本社・札幌市、濱多悟社長)は昨年度、千九十馬力のGHPを設置した。今年は@新規開拓Aリニューアル を念頭に置いて営業活動を展開する。 高木修・エネルギー開発部長は「昨年はCP高騰のため、ランニングコストで電気にかなわず、GHPの提案をしにくかった。また、郊外型店舗などの出店が減っており、厳しい状況にある」と説明した。 競合する北海道電力は、蓄熱式空調システム「エコアイス」の販売を促進。平日・土日料金を設定して需給に余裕のある土日への負荷移行を図る「ウィークエンド電力」料金メニューを組み合わせ、業務用空調分野でも攻勢を強めている。 今年は、昨年十一月からのCP急落を受け、足踏みしていた物件への提案を強化する。新規開拓では設備会社や建築会社に、GHPのCOPやCO2排出量削減効果、暖房機能などの優位性をアピールしていく。 リニューアル分野では、過去の物件をチェックし、顧客の予算などタイミングを見ながら営業活動を継続的に行う。 PBN2009.3.2-05 カメイ(本社・仙台市、亀井文行社長)は新年度から「分計機能内蔵メーターを活用した料金メニュー提案」でガス機器の拡販を図り、給湯暖房の需要創造に本腰を入れていく方針だ。昨年、宮城支店と岩手支店でこの手法での先行キャンペーンを行ったところ、目標を上回る機器の販売実績をあげることができた。新年度からはこれを全社的に展開しようというもの。これに先立って同社では、全直売拠点で「分計機能内蔵メーター+エコジョーズ+温水端末の事例」を最低一件実現することを目指し“まず一台キャンペーン”を展開している。 PBN2009.3.2-06 西彼商会(本社・西海市、廣瀬七人社長)は社屋兼ショールームを情報拠点に厨房・給湯・暖房提案で成果を上げている。特に、給湯は割安な「エコ料金」を前面に打ち出し、灯油ボイラーからエコジョーズへの燃転に力を注いでいる。社屋には五`hの太陽光発電システムを導入し、太陽光+ガス給湯器セット提案のノウハウづくりも進めている。 |
|
SEKIYU-KAGAKU-SHINBUN-SHA All rights reserved.Copyright©2000-2009 |