2009年7月27日(月曜) | |
第2837号(平成21年) |
「今」を伝え「明日」を語る | |||||||||
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総 合 面 | LPガス会社年鑑 好評発売中 LPガス資料年報 発売開始しました。 |
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首 都 圏 版 | |||||||||
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地 方 版 | |||||||||
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特 集 記 事 | |||||||||
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住 設 供 給 機 器 / 新 技 術 | |||||||||
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GHPとコ・ジェネ版 | GHP出荷実績 H21年第一四半期 |
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石油化学新聞社は今年55周年 | |||||||||
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石油化学新聞社は今年55周年 |
<先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情
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2009(H21)年 | |
7月27日(月曜) | |
第2837号 | |
PBN2009.7.27-01 「全国縦断GHPフォーラム」閉幕 GHP復活の好機到来 全国7会場 500人のガスマンが参加 全国7都市を横断しGHPをはじめとする高効率機器でCO2削減やオール電化対抗を訴える「2009全国縦断GHPフォーラム」(GHPコンソーシアム主催、石油化学新聞社/プロパン・ブタンニュース後援)は24日の札幌会場で閉幕した。7会場で合計500人のガスマンが参加。ガス空調の環境優位性・省エネ性、さらにはエネルギー間競争に打ち勝つ手法などを学んだ。今年の統一テーマはGHP復活への道。リニューアル物件をメーンに「屋上は宝の山!誰もが出来る更新営業のノウハウ」に焦点を当てながら、環境対策と需要開拓の両面からガス体エネルギーの方向性を探った。(4、5、9面に関連記事) PBN2009.7.27-02 LPガス関連 3補助事業は継続実施 地球温暖化対策推進本部 地球温暖化対策推進本部(本部長=麻生太郎首相)は17日に持ち回りで第23回会合を開き、京都議定書目標達成計画の実施策のうち、LPガスの効率的利用促進策で▽高効率ガス給湯器▽高効率厨房機器▽LPG車の三つの補助事業を2010年度以降も継続実施するとの方針を示した。 CO2をはじめ温室効果ガス削減策の一環で3件のLPガス関連補助事業が揃って開始されたのは05年度。初年度は総額10億円の補助金が充てられたが、08年度には補正予算を含め23億4千万円に拡大し、09年度は13億5千万円が投入される。 PBN2009.7.27-03 新電力買取制度 W発電は一律39円に コージェネ有効活用がカギ 電力の固定価格買取制度で、制度開始当初のW発電住宅の買取価格が、1`h時当たり39円に決まった。W発電住宅以外は同48円で買い取る。経済省は、コージェネ発電で15〜25%程度売電量が増えると見ており、単価を18・75%下げることでエネルギー間競争に影響を与えないようにした。ただ、コージェネで単価の切り下げ分以上に売電量を押し上げることができれば、コージェネの競争力が高まる。コージェネの有効活用が今まで以上に求められそうだ。 PBN2009.7.27-04 LPG利用で初申請 国内クレジット制度 中小企業のCO2削減量を、その活動を金銭面、技術面で支援した大企業が削減したものと見なせる国内クレジット制度で、経済産業省はこのほど、新たに77件の事業申請を受けたと発表した。 この制度としては初めて、LPガスを利用したCO2削減事業が申請された。すべて重油ボイラーをLPガスボイラーに転換するもの。沖縄県飼料協業組合が日本総合研究所とともに飼料製造工場の燃料転換を行う。この事業で年平均42tのCO2を削減する。那須製紙がファイナンスアンドトレーディングカーボンとともに製紙工場の燃料転換を行う。年平均367tのCO2を削減する。 PBN2009.7.27-05 省エネ性 ガス機器、電化を圧倒 GHPの強み生かす好機 「GHP復活への道」をテーマに全国7都市を縦断し、GHPのリニューアル営業を提案する「09全国縦断GHPフォーラム」(GHPコンソーシアム主催、石油化学新聞社/プロパン・ブタンニュース後援)が24日の札幌会場で終了した。7会場に計約500人のガスマンが駆けつけ、リニューアル成功事例やGHPの省エネ・環境特性の発表を熱心に聞いた。全会場で基調講演を行ったGHPコンソーシアム常任理事・技術顧問の山岸一夫氏が総括した。 混迷する政局、厳しい経済環境のなか、炭酸ガス削減のための施策は着実に進められている。省エネ法、温対法も改正され、事実上この4月からスタートした。国内クレジット(CDM)制度も試行段階ではあるが、昨年10月から始まった。地方自治体レベルでも意欲的な取り組みが行われている。このような状況下、「リニューアルを中心にGHPの販売をいかに伸ばすか」を論議するとき、GHPの省エネ性、環境性が強力な支援の武器になることを強調したい。 3〜6月に日本ガス協会とGHPコンソーシアムが協力し、全国で20回に及ぶ改正省エネ法、改正温対法の研修会を開催した。全国で2千人以上のガス需要家、ガス事業者が受講した。そのなかで、特にGHPの省エネ性、炭酸ガス削減効果を算定するガイドラインが作成され、紹介された。このガイドラインはGHPの省エネ性、環境性を各界にアピールするのに強力な手段となろう。 PBN2009.7.27-06 エネファーム 補助金申請700件超え 燃料電池促進協 今期7000台交付に自信 燃料電池普及促進協会を窓口に募集している家庭用燃料電池「エネファーム」の補助金申請が、17日で700件を超えた。今年度は1台当たり上限140万円、約4千台分に補助金を交付する計画だったが、5月下旬に成立した補正予算で増額が決定し、約7千台に補助金を交付する。 同協会では、申請状況について「まだ発売が始まったばかりで、申請が増えてくるのは各社の販売体制が整うこれからだろう」と今後、補助金利用が増えることを予想している。 また、今年度予算が一気に7千台分に増額したのを受けて「当初、各社は4千台の予算に対応して販売計画を立てていたが、現在、修正を行っている段階。メーカーも増産対応をしている」と話し、7千台分の補助金交付に自信を見せている。 燃料電池普及促進協会では「予算枠が増えたので、より積極的な補助金の活用をお願いしたい」と呼びかけている。 PBN2009.7.27-07 4〜6月GHP出荷 前年比27%減少 LPガス小型機はプラス GHPコンソーシアム(鴇田勝彦理事長)は、平成21年度第1四半期(09冷凍年度第3四半期、4〜6月)のGHP出荷統計をまとめた。出荷台数はLPガス・都市ガス仕様合わせて前年同期比27・2%減の4030台。馬力ベースでは27・2%減の7万294・5馬力、キロワットベースでも27・1%減の19万7224・4`hとマイナス成長だった。 PBN2009.7.27-08 なにわ短信 低炭素革命の始まり ▽…環境月間の6月のNHK特番。タイムマシンで2020年の日本を訪ねる設定があった。CO2排出量15%減の社会をイメージするためだ。住宅には軒並み太陽光発電が上がり、自動車の半数はハイブリッドなどエコカーである。 この社会でも成長を続けるLPガス事業者の姿を考えるのだが、アイデアの枯れた記者の頭ではなかなか想像できない。とはいえ、わずか10年後の未来。今から備えねば間に合わない。その方策を探るのが業界紙の使命だと思っている。 しかも15%減が終点ではない。2050年、政府はCO2を60〜80%削減するという。現在は数十年がかりで進む低炭素革命の入り口に過ぎない。産業革命以来の激変を生きる術が問われている。 PBN2009.7.27-09 エネファーム 100基目標に販促強化 西部ガスエネ設置先と意見交換も 西部ガスエネルギー(本社・福岡県粕屋町、遠藤恭介社長)は、今月から燃料電池(エネファーム)の販売を開始した。新築の戸建てを対象に当面100基の販売を目指す。同社は前原市にある簡易ガス団地に150基のエネファーム(燃料電池)を昨年秋から今春にかけて設置し実証試験を行っているが、併せてエネファームのメリットとデメリットを直接聞き取る目的で設置先との意見交換会を実施。得られた情報はメーカーの新日本石油にフィードバックして機器の改善につなげることにしている。 PBN2009.7.27-10 ハード固め管理・PRを強化 緊急特集 CO事故なくせ! 発生すると死者を伴う危険性が高いCO事故。6月2日に発生した山口県のCO事故は死者1人を出し、楽しいはずの修学旅行を一瞬にして悲しみの場に変えた。同事故はさまざまな要因が重なって生じたが、主因となったのはガスボイラーだった。1月に鹿児島県で発生したCO事故(18人負症)も、ガスボイラーが起因した。適切な設備管理と運用がCO事故防止の要だが、それだけで事故を未然に防ぐのは難しい。屋内設置ボイラーを屋外設置のマルチ給湯器に付け替え、屋内の業務用厨房機器にはCO検知・警報器を必ず付けるといったハード対策に加え、燃焼機器の適切な維持管理や換気方法を含めた正しい運用の周知など、業界がすべきことは多い。山口、鹿児島の両事故を教訓にCO事故をどう防ぐか、緊急特集を組んだ。 |
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