2010年7月5日(月曜)
第2884号(平成22年)
総 合 面 


LPガス法逐条解説
好評発売中
首 都 圏 版


LPガス資料年報
地 方 版
  • 北海道=より生活者に密着「AWハローサポート」が新体制
  • 東北=大黒・八液社長、地域貢献の一環で「アートのまち」を推進
  • 中部=平和プロパン、超音波メーターを需要開拓の切り札に
  • 近畿・四国=大阪府協、現金還元や賞品で高効率機器購入を促進
  • 近畿・四国=<あきんどネット>朝比奈興産=新規事業にチャレンジ
  • 中国=広ガス竹原販売、SRオープン記念で感謝祭 売上高は目標超える
  • 九州=九州新日石・福岡、W発電イベントが盛況
  • 九州=西部ガスエネルギー、新社長に竹野純一氏 遠藤社長は会長就任
住 設 供 給 機 器 / 新 技 術
GHPとコ・ジェネ版          GHP出荷実績 H21年通期 
2010全国縦断GHPフォーラム各会場開催要領
テーマ:「CP700ドル時代のLPガス事業とGHP販売戦略」
   ※ 詳細と日程はこちらからご覧下さい。
 福岡会場 6月16日・水 終了しました。
 広島会場 6月18日・金 終了しました。
 大阪会場 7月 2日・金 終了しました。
 名古屋会場 7月 6日・火 終了しました。
 仙台会場 7月 9日・金 カメイ本社ビル
 東京会場 7月12日・月 東京ガス本社ビル2Fホール
 札幌会場 7月15日・木 エア・ウォータービル
  ※ 詳細と日程はこちらからご覧下さい。
 
  特集記事 <九州特集2010>
  特集記事
  <九州特集2010>変化に挑戦!新たな飛躍を
  * 勝ち進む方策は何か ニューリーダー座談会
  * 競エネ攻勢をはね返せ! 有力各社、わが社の戦略
先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情 報>
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 6月28日(月)
    * LPガスCIF価格が11カ月連続の値上がり 5月速報はトン70,226円
    * 簡易ガス協会40周年記念事業、協賛イベント260社が実施
  • 6月29日(火)
    * 茨城県のアパートで湯沸器とガス配管を誤接続し供給設備が水浸し
    * オバマ大統領のエネルギー・環境政策は視界不良
  • 6月30日(水)
    * LPG車普及の2015年ビジョンを策定へ 促進協が9月から着手
    * トーエル社長に中田みち専務、平間茂社長は相談役に
  • 7月1日(木)
    * JGEが燃転活動に全力、家庭用から工業用まで 来春に事例集発行しノウハウ共有
    * 元売再編の力をLPガス需要開発の光芒に
  • 7月2日(金)
    * JXエネルギーが発足式 木村社長「より強靭な販売体制を構築」と訓示
    * 7月サウジCP、プロパン615ドル・ブタン625ドルに値下がり
  ご希望の方に見本紙をお送り致します。
    プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。
    創刊より半世紀を経、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。
    LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースを読んでみませんか?
    e−mail もしくはファクシミリにてご連絡下さい。
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2010(H22)年
7月5日(月曜)
第2884号

PBN2010.7.5-01


「劇的な事業変革を」
JX日鉱日石エネルギー発足
初年度売上高7兆8000億円

 新日本石油とジャパンエナジーの石油精製販売事業を統合したJX日鉱日石エネルギー(木村康社長)は1日、東京・大手町のJXビル講堂に幹部社員ら250人を集めて発足式を行った。統合新社の2010年売上高見込みは7兆8千億円、国内燃料油販売シェアは34%で国内1位となる。木村社長は訓示で「当社の事業戦略は劇的な事業変革に尽きる」と強調。@統合シナジーの創出A国内最高の競争力を有する製造販売体制の構築B海外事業の強化C新エネルギー・新規事業の育成・推進の四つを柱に改革を進める方針を示した。(2面に解説)

より強靱な販売体制に

 木村社長は発足式で、「マーケットで圧倒的な存在となることに伴う責任と自覚を力に、より強靭な販売体制を構築する」と抱負を述べた。 統合シナジー効果については、当初予定の統合シナジー効果600億円に加え「経費削減を中心とした200億円の上積みを必ず実現する」と強調。精製能力は、当初予定の2011年3月末までに日量40万バレル、14年3月末までに20万バレル削減を「需給環境によってはさらなる前倒しも検討する」との考えを示した。
 新エネ分野は燃料電池、太陽光発電、蓄電材料の4事業を推進する。各製品の販売体制を強化する一方、各製品の統合による「システムインテグレーター事業の推進を図る」。



PBN2010.7.5-02


独歩高に落ち着き
7月CPはP615ドル、B625ドル

 サウジアラムコは6月30日、輸入各社に7月積みのCPを通告した。トン当たりプロパン615ドル(前月比55ドル減)、ブタン625ドル(45ドル減)となった。2月以降値下がり局面が続き、北半球が夏場の不需要期を迎えたことも加わり、ほかのエネルギーとの比較でサウジCPの独歩高が落ち着きつつある。ただスポット取引状況や産油国の供給余剰感を背景に600ドル以下を適正とする声もあるなど、まだまだ値下げ要望も強い。


PBN2010.7.5-03


古都を彩る“青い炎”
平城遷都1300年祭LPガスが大活躍

 奈良に都が誕生して今年で1300年。古(いにしえ)の都はいま、「平城遷都1300年祭」一色に彩られている。第一次大極殿正殿が復元、公開されている奈良市の主会場は5月末、4月24日から予想より2カ月以上早く100万人を突破した。世界遺産の地で数多くの来場客の空腹を満たすフードコート。いにしえより伝わる炎が大活躍している。 「日本のはじまりの奈良」を合言葉に始まった同祭は、世界遺産「平城京跡」が主会場である。平城京は奈良時代、唐の都長安を模して造営され、東西約6km、南北約4kmの条里制都市である。
 会場内にはレストランエリアが2カ所ある。バスターミナル側にある「フードコートワン」は、和食、中華、韓国、ネパール料理など9店舗が入居している。うち7店舗でLPガスを活用し、2店舗は調理作業をほとんど要しないため電磁調理器を使用している。


PBN2010.7.5-04


トーエル
3年後、売上高232億円に
LPガス事業 「生涯顧客化」を徹底

 トーエル(本社・横浜市、稲永修代表)は6月18日、東京・兜町の東京証券取引所ビルで決算説明会を開き、LPガス、ウオーター事業を軸に安全と満足を提供し3年後の第50期に連結売上高232億円、経常利益20億5千万円を目指す方針を明らかにした。部門別ではLPガス174億5千万円、ウオーター57億5千万円を達成したい考え。平間茂社長が4月期決算概況、中期経営計画、新ビジネスの展開などを説明し「LPガスは生涯顧客化を徹底、ウオーター事業では3年後に年間630万本を販売したい」と強調した。山梨県南アルプス市に水の製造拠点(3カ所目)を確保して今夏にも建設工事に着工、来春には稼働させる計画も明らかにし


PBN2010.7.5-05


ニチガス
千葉市にハブ工場竣工
トレーラー活用、月6000トン出荷

 ニチガス(本社・東京、和田眞治社長)は6月30日、千葉市内にLPガス充填・出荷基地「千葉工場」(貯蔵能力15トン×2基)を竣工した。同社は24時間365日稼働の千葉工場を関東全域のハブ(拠点)基地とした物流改革を進めており、具体化の第一歩となる。来月、埼玉県久喜市に千葉工場を補完する充填所を開設するほか、関東の十数カ所に完全モニター管理のデポステーションを設置する。20トントレーラーや専用ナビゲーションを駆使して物流合理化を追求する。新物流システムの本格稼働は10月の予定。オープン化する千葉工場の出荷量は「この設備で不思議に思われるだろうが、当初ピーク時月間6千トン、充填レーンの増設で8千トンを必ずやる」(和田社長)計画だ。


PBN2010.7.5-06


大黒・八液社長
「アートのまち」を推進
地域貢献の一環で会を設立

 地域が発展しなければLPガス事業も発展しないとしてこれまでさまざまな形で地域貢献活動を行ってきた八戸液化ガス(本社・八戸市、大黒裕明社長)だが、今度は大黒社長が設立発起人代表となって「『アートのまち・はちのへ』を推進する会」を5月にスタートさせた。


PBN2010.7.5-07


変化に挑戦!!新たな飛躍を 九州特集2010
勝ち進む方策は何か
ニューリーダー座談会

 LPガス業界は草創期から50有余年が経過した。今後の展開を考えるとき、変えてはならないことと、その反対に変えていかなくてはならないことがある。LPガスを巡っては逆風と追い風の両方が吹いているが、業界が変化する市場環境をしっかり見据え、しかるべき行動を起こさなければ、逆風ばかり強くなりジリ貧になる怖れがある。今後とも繁栄する業界であり続けるにはどうすればいいのか。その答えを探るため、九州の各地域を代表する経営者に現場が今どんなことに悩み、何に挑戦しようとしているかを大いに語ってもらう「ニューリーダー座談会」を企画するとともに、主要事業者に今後の課題と事業戦略を聞いた。


PBN2010.7.5-08


「LPGクラウン」
併燃で環境性能向上
インテグラル新型改造車

 インテグラル(本社・所沢市、上田正之社長)は6月28日、クラウン・ロイヤルサルーン直列6気筒3千ccをガソリン・LPガス双方のハイブリッド(バイフューエル)車としての使用を可能にしたと発表した。サイサン(本社・さいたま市、川本武彦社長)の協力を得てLPG改造車の排ガス測定を行った結果、改造後の排ガス測定値が優良であることを実証したもの。ガスハイブリッド車はゼロクラウンに次ぐもので、LPG車の普及促進に向けクラウンシリーズや乗用車好きの新たなファン獲得に期待がかかる。


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