2010年8月23日(月曜)
第2891号(平成22年)
総 合 面 


LPガス法逐条解説
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LPガス資料年報
地 方 版
 
住 設 供 給 機 器 / 新 技 術
GHPとコ・ジェネ版          GHP出荷実績 H22年1Q 
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以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 8月16日(月)
    * LP協、事故半減緊急対策の第3弾は埋設管に特化 
    * 保安院、初めて四半期立ち入り検査結果を発表
  • 8月17日(火)
    * 低炭素投資促進法が施行 LPガス関連商品も「低炭素型製品」に
    * サイサンの「ガスワン博士の自由研究」に親子17組が参加
  • 8月18日(水)
    * 灯油ボイラーからエコジョーズへ燃転 JGEがトークコンテスト
    * 上得意客は光熱費に敏感、常に検証と修正を
  • 8月19日(木)
    * 4〜6月LPガス輸入量、46%のカタールが1位、アブダビは2位
    * 国民生活センター、火災報知器の訪販トラブルで注意喚起
  • 8月20日(金)
    * KHK、9月に研究成果報告会 FRP容器やスマートグリッドなどテーマ
    * LPガス・都市ガス合同の太陽光相談会、佐賀で9月開催
  ご希望の方に見本紙をお送り致します。
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2010(H22)年
8月23日(月曜)
第2891号

PBN2010.8.23-01


LPガス機器も「低炭素製品」
LPG車から各種システムまで

 経済産業省は16日施行の新法「低炭素投資促進法(エネルギー環境適合製品及び製造を行う事業の促進に関する法律)」に掲げる73品目の低炭素型製品(エネルギー環境適合製品)案を決め、ホームページ上に公開した。
 一般からの意見募集(9月9日まで)を行って正式に決める。
 低炭素型製品はガス、石油、ソーラー、原子力など多種に及び、いずれも高効率の機器・装置・機械類を指定している。LPガス関連製品も幅広い。蒸気ボイラー、温水ボイラー、熱電併給型動力発生装置(コージェネレーションシステム)、工業炉廃熱回収燃焼装置など産業向け製品から、業務用厨房機器、業務用ガス給湯器、低燃費LPガス乗用車、噴射式LPG車、吸収式冷温水機、GHPなど商業用向け、さらにガス調理機器、ガス温水機器、燃料電池など家庭用向け製品が定められた。


PBN2010.8.23-02


保安院
四半期で初の発表
立ち入り検査 1事業者が「否」

 原子力安全・保安院LPガス保安課は11日、今年度第1四半期(4〜6月)に実施した立入検査と立ち入り検査以外で実施した行政指導の結果を発表した。
 立ち入り検査は3事業者に対して実施し、そのうち1者に対して行政処分の対象となる「否」判定を下した。LPガス法に基づく立ち入り検査で、四半期時点で結果が公表されるのは初めて。
 立ち入り検査の「良」判定はサイサンと新東海運輸の2者。「否」は静岡ガスエネルギー。立ち入り検査以外の行政指導として、鈴与商事とミツウロコに口頭指導していたことを明らかにした。
 保安院は今後も、四半期ごとに立ち入り検査の結果を公表していく方針。公表を早めることで注目度を高め、保安活動の参考にしてもらいたい考え。


PBN2010.8.23-03


LPガス輸入量
カタール1位を維持
4〜6月46%増加 3位サウジは24%減

 日本LPガス協会がまとめた4〜6月期の国別LPガス輸入量によると、カタールが前年同期比45・9%増の89万2626トンとなった。カタールは昨年度、LPガス輸入史上初めてサウジアラビアを抜き輸入国第1位に躍り出たが、その地位を維持している。2位は前年度にサウジを抜いたアブダビで、11・4%増の60万5760トン。
 サウジは昨年度、輸入国3位に転落した。4〜6月期も3位で、カタール、アブダビと違い前年同期比24・1%減の56万3201トン。国内石化用需要の増加を理由に輸出が抑制され、4〜6月期も前年度に引き続き2割以上、低下した。


PBN2010.8.23-04


子供向け夏休み企画
ガスの“不思議”体験
サイサン 上尾基地に17組招待

 サイサン(本社・さいたま市、川本武彦社長)は夏休み子供体験イベント「ガスワン博士のガスDE自由研究〜ガスの不思議にチャレンジ」を企画し7日、上尾市のガスワンパーク上尾に近隣の親子17組を招いて開いた。
 親子は午前9時半から行われた開講式に臨んだ後、内陸最大級のLPガス工場(貯槽能力596d)でLPガス容器への充填、ガスタンクの散水実演を見学した。
 その後、燃料電池自動車の模型を走らせたり、液体窒素を使って花やバナナを超低温状態にする実験とアイス作りに挑戦。ヘリウムガスを使った変声実験にも挑み、ガスの不思議を体験した。
 子供たちは初めて見る大型タンクローリーや充填設備などに戸惑いながらも、社員扮する“ガスワン博士”らの指導でさまざまな実験に挑戦し、「ガスは不思議がたくさんあって楽しかった」「自分たちで作ったアイスがとてもおいしかった」「自由研究もこれでばっちり」と話していた。
 閉講式では、子供たちに「ガスワン博士認定証」が贈られた。


PBN2010.8.23-05


秋田県協
購入者に現金還元
エコジョーズSiコンロ拡販キャンペーン

 秋田県LPガス協会(木村繁会長)は会員事業者のエコジョーズとSiセンサーコンロの販売を支援するため、その購入消費者を対象としたキャッシュバックキャンペーンを7月から展開している。対象商品はメーカーは問わないが、Siセンサーコンロはガラストップかまたは協会が認めたものに限定した。キャッシュバックする相手として官公庁は対象外にした。


PBN2010.8.23-06


藤本産業
夏のガス展で“火育”
大ガスLPG北東部支社と 親子向け企画好評

 藤本産業(本社・大東市、藤本和俊社長)と大阪ガスLPG北東部支社(湯谷昭彦支社長)は7日、吹田市の大阪ガスショールーム生活誕生館「ディリパ」で「サマーフェスタ2010〜未来への贈りもの」を開いた。戸建て住宅客250人を招き、ガス機器の展示即売のほか“火育(ひいく)”やソーラーカー作製教室など、小学生と両親向けの企画でもてなした。
 CSR(企業の社会的責任)と集客力を両立させようと、会場では大阪ガスと川島隆太・東北大教授が共同開発した火育プログラムを活用した。同プログラムは「火を使うと人間らしい脳が育つ」との観点から大ガスが実施しているもの。子供らはとうもろこし焼きや火おこしを通じ、火の安全な使い方を学んだ。ソーラーカー作製教室は発電を身近に感じ、太陽光発電システムへの関心を高めてもらおうと実施。両企画とも、オール電化住宅に関心のある若い家族層を引きつけた。


PBN2010.8.23-07


住宅用火報器
訪販トラブルで注意
国民生活センター ガスルート普及重要に

 国民生活センターは4日、2005年度以降急増している住宅用火災警報器の訪問販売トラブルについて、「特に一人暮らしの高齢者は、家族や周囲の信頼できる人と相談して検討してほしい」などと注意を呼びかけた。地域や顧客と密着し、信頼のパイプでつながるLPガス販売事業者の役割がますます重要になっている。


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