2010年10月25日(月曜)
第2900号(平成22年)
総 合 面 


LPガス法逐条解説
好評発売中
首 都 圏 版


LPガス資料年報
地 方 版
 
 
住 設 供 給 機 器 / 新 技 術
GHPとコ・ジェネ版        GHP出荷実績 H22年2Q・上期 
 第16回GHP・マイクロコージェネ販売事例論文コンテスト入選一覧
 GHP出荷実績 平成22年7月-9月、4月-9月、10月-9月
 都市ガス3社が超高効率GHPを開発、来春発売へ
<WLPGAマドリード大会報告>
   <WLPGAマドリード大会報告>
     * 普及拡大へ情報発信、技術革新を 67カ国・760人が意識共有
     * 欧州市場はLPG車に追い風
     * 佐藤・振興センター理事長が太陽熱利用など説明
     * 技術会議で日本から5論文を発表
特集記事<簡易ガス特集>
   <簡易ガス特集>協会創立40周年記念
     * ルポ/元気です。コミュニティーガス
     * 北嶋会長に聞く「コミュニティーガスの明日」
     * 進化・前進する簡易ガス
     * 40年の軌跡「あの日 あの時」
     * リーダーが語る「熱き思い」
先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情 報>
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 10月18日(月)
    * 静岡県協の下期活動、森林フェアやラーメンフェスタにも参画
    * 不確実な産業用天然ガス需要向け投資は妥当か
  • 10月19日(火)
    * 都市ガス3社とメーカー3社が超高効率GHP「エグゼア」共同開発 4月から発売
    * 大陽日酸、来年6月までにエネファーム50台達成に意欲
  • 10月20日(水)
    * LP懇札幌で道業界が原料調整型料金への取り組みなど説明
    * 関心高い集中監視、スマートメーターの動向
  • 10月21日(木)
    * 電力スマートメーター、機能は遠隔監視や遠隔開閉などに限定
    * 近畿・四国の有力事業者に見るLPガス燃転作戦
  • 10月22日(金)
    * JGE経営者研究会、「環境変化把握し経営の改善を」
    * 東海ガス、藤枝市再開発計画との親和性重視しショールーム建設へ
  ご希望の方に見本紙をお送り致します。
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2010(H22)年
10月25日(月曜)
第2900号

PBN2010.10.25-1


「1店1基1台運動」
低炭素社会見据え期待
エネファーム・LPG車普及に弾み
LP協 都道府県別目標を公表

 LPガス協会(川本宜彦会長)は、エネファームとLPG車を積極推進する「1店1基1台運動」の普及目標(都道府県別)を明らかにした。あくまでも販売事業者数などから算出した目安としている。それによると22年度中の普及目標は、エネファームが北海道、埼玉、茨城、千葉、福岡で100基以上。LPG車は北海道、埼玉、茨城、福岡、愛知などが上位であった。エネファームは22〜24年度を第1期普及期間、25〜31年度を第2期普及期間とし、LPG車は22〜24年度を第1期普及計画、25〜27年度を第2期普及計画に設定している。1店1基1台運動は、低炭素社会の到来や競合エネルギー対策などを見据えた施策で、低炭素社会を見据え新たなステージに進むことが期待される。


PBN2010.10.25-2


レモンガス
「スマートホーム」構想
エネ自給マンション 来年の実現目指す

 レモンガス(本社・平塚市、赤津欣弥社長)は20日、東京・新宿の京王プラザホテルで社員集会を開いた。9月からの新事業年度入りに当たり「未来につなげるガスと水」と題して方針を発表した赤津一二会長は、相模原市緑区橋本の所有地(敷地面積約495平方メートル)に、災害時のエネルギー自立型“低炭素社会のスマートホーム”をコンセプトとするマンション(7階建て・18戸入居予定)を建設する構想を明らかにした。
 “橋本プロジェクト”と銘打った新構想はLPガスコージェネ+地下式バルク貯槽の組み合わせで電力の60%を賄い、残りを系統連系する。風呂・給湯ボイラーを各戸に設けず、コージェネの排熱で得られるお湯をカロリーメーターで計量して各戸に分配する。各戸には宅配水「アクアクララ」のサーバーを設置するほか、敷地内に急速充電器を設け、電気自動車を入居者がシェアできるようにするなど、安全・安心・エコな生活を満喫できる設計とする。構想実現へハウスメーカーと詳細設計を協議中で、来年の完成を目指す。


PBN2010.10.25-3


トウエキ
「ピースネット」始動
住宅販売・リフォーム強化

 トウエキ(本社・郡山市、根本昇社長)は、ガス販売事業者のイメージから脱却して住宅販売やリフォーム事業を一層推し進めるため、9月から「ピースネット」の呼称で事業展開を始めた。
 同社は介護用品のレンタル・販売やエコ商品、健康商品の販売も行い、昨年からは家電販売を本格化。さらに本社内のコミュニティースペースを地域に開放するなど、ガス販売事業者のイメージからかけ離れてきた。顧客から「何屋なの?」と聞かれることも増え、LPガス店のイメージが事業拡大を制限するようにもなっていたため「ピースネット」を立ち上げた。「家電品販売の本格化を機に、顧客の当社を見る目が変わったことも大きなきっかけ」と根本社長。
 社名は変えず、普段の業務ではピースネットを使う。住宅では「ピースネットホーム」、エネルギーでは「ピースネットエナジー」という具合に他の事業分野でもピースネットの後に「エレクトロニクス」(家電販売)、「ケア」(介護関連)、「エコロジー」(エコ商品)を付けたブランド名を用いる。


PBN2010.10.25-4


富山県協
高齢者と接点深耕
「ふれあいサポート」展開

 富山県LPガス協会(A見之興会長)は9〜11月の3カ月間、「ふれあいサポート運動」を展開している。全348会員が約6千件の高齢者宅などを訪問してLPガスに関する相談や器具などの安全点検を行い、高齢者の安全を守り、顧客との触れ合いを深めていこうというもの。今年で6回目。


PBN2010.10.25-5


LPガス―卓越したエネルギー
WLPGFマドリード大会 報告
普及拡大へ
情報発信、技術革新を
67カ国・760人が意識共有

 石油化学新聞社/プロパン・ブタンニュースは、9月27日〜6日の10日間の日程で「第23回世界LPガスフォーラム・マドリード大会と欧州・北アフリカガスエネルギー事情調査団」(団長=遠藤恭介・西部ガスエネルギー会長、団員26人)を派遣した。調査団は、29日〜1日まで開かれた大会会議セッションと技術展示会を視察した後、モロッコの大手LPガス供給会社、サラムガス社(本社・ラバト市、アブデルカデル・ベンベクハレド社長)のLPガス基地と本社を訪問し、視察・情報交換を行った。マドリード大会会議セッションの概要と展示会、サラムガス社での視察の模様をレポートする。(瀧澤光昭記者)


PBN2010.10.25-6


ガス関連システム
コスト削減で普及へ
S&R 4社リレーセミナー

 システムアンドリサーチ(本社・横浜市、高橋武夫社長)は13日、横浜市の横浜みなとみらい万葉倶楽部で、「システムソリューションフォーラム2010」を開いた。同社やパナソニック、NTTテレコン、矢崎総業の4社がLPガス関連機器やシステムの現状や開発動向を講演したもので、LPガスの将来像を探ろうと、ガス販売事業者を中心に120人が参加した。


PBN2010.10.25-7


ルポ/元気です。コミュニティーガス

 飛躍を重ねて40年。都市生活をデザインし街づくりの初期段階から参画してきた簡易ガス事業(日本簡易ガス協会)が今年度、40年の節目の年を迎えた。簡易ガス事業は昭和45年のガス事業法の改正で公益事業と位置づけられ、以来、胎動期、飛躍・発展期、安定成長期、成熟期という具合に推移し、顧客との関係性を強化しながら地域社会の発展に大きな役割を果してきた。現在もコミュニケーションの強化や地域との触れ合いを推進しながら簡易ガスファンを拡大しているところ。誰からも愛され地域とともに歩む魅力一杯の元気なコミュニティーガス(団地)をクローズアップした。


PBN2010.10.25-8


次代に向け施策展開
簡易ガス協会

 日本簡易ガス協会が10月12日、40周年の節目を迎えた。簡易ガス事業は昭和45年のガス事業法の改正で公益事業と位置づけられて以来、顧客との関係性を強化しながら地域社会の発展に大きな役割を果たしてきた。現在は都市近郊の活発なタウン造成を背景に急ピッチで発展し、22年3月末現在では7750地点群・190万供給地点数、総販売量(年間生産量)1億8800万立方mを達成するまでに伸長している。日本簡易ガス協会も次代を見据えながら、大きな事業に着手しているところ。簡易ガス協会が描く新たなビジネスシーンは、「環境にやさしい簡易ガスの街」(団地コージェネ)、需要家から愛され、選択されるエネルギーを目指した「コミュニティーガス」の発進など。キャッチフレーズも「こころにポッ!」に決定した。23年度をメドに協会名称を「一般社団法人日本コミュニティーガス協会」に変更することも、地域密着型の愛されるエネルギーを目指した取り組みの一環。簡易ガス事業(協会)の40年の価値ある歴史をベースに力強く前進する姿をクローズアップし、未来をデザインする各種の重点施策を紹介する。


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