2011年3月7 日(月曜)
第2918号(平成23年)
総 合 面 


LPガス法逐条解説
好評発売中
首 都 圏 版


LPガス資料年報
地 方 面
住 設 供 給 機 器 / 新 技 術
  • 電算システム(岐阜市)がLPガス業務システム「ガスX」をバージョンアップ
  • フジヤマ(大阪市)、韓国の住宅フェアに出展 次世代サーバーが人気に
  • LPガス事業者と家電販売C=営業感性磨く手段に
GHPとコ・ジェネ版        GHP出荷実績 H22年3Q・上期 
    GHP出荷実績 平成22年10月-12月
    東京・多摩地区で小中学校の冷房化進む 都の助成金で各市が導入検討
    学校空調でLPガス仕様の提案を

先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情 報>
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 2月28日(月)
    * 日本側、価格変動リスク改善を要望 サウジからは具体的な言及なく
    * サウジアラムコとの対話、CP改善は平行線
  • 3月1日(火)
    * 1月CIF価格がプロパン77,650円、ブタン78,375円に上昇 先行き混沌と
    * イランとカタール、供給余力は十分(LPガス国際セミナー2011から)
  • 3月2日(水)
    * ENEOSグローブ発足、5〜6月中に中計策定
    * 油価高でLPガス需要開発にチャンス(LPガス国際セミナー2011から)
  • 3月3日(木)
    * 1月の一般用プロパン出荷量は前年並みを確保
    * 中国の伸びは鈍化へ、勢い続く韓国(LPガス国際セミナー2011から)
  • 3月4日(金)
    * 東洋計器、太陽光発電の累計契約容量が3,450KW達成
    * 日本側、産ガス国へ協調関係の進展求める
  ご希望の方に見本紙をお送り致します。
    プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。
    創刊より半世紀を経、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。
    LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースを読んでみませんか?
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2011(H23)年
3月7日(月曜)
第2918号

PBN2011.3.7-01


ENEOSグローブ
5〜6月に中計策定
統合シナジー迅速に発揮
経営理念スローガン 「未来のあなたにLPGができること」

 ENEOSグローブの松澤純社長は1日、会社発足に当たり社員に訓示した。輸入調達から小売までのサプライチェーンと、前身の各社が培ったノウハウが強みであると強調。「統合によるシナジーを、スピード感を持って実現すること」「筋肉質な経営基盤の構築」がそれぞれ重要とし、経営の方向性については、5〜6月中に中期経営計画を策定することを明らかにした。「未来のあなたに、LPガスができること」との経営理念スローガンも発表した。


PBN2011.3.7-02


P820ドル、B860ドルと格差
3月CP プロパンはAL比100%割れ

 サウジアラムコが2月28日、輸入元売各社に通告した3月積みのCPはプロパンが前月比横ばいのトン当たり820ドル、ブタンが50ドル高の860ドルと、昨年12月(40ドル)以来の大幅な格差となった。アラビアンライト(AL)原油熱量換算比はプロパン98・5%、ブタン104・7%で、3月のAL原油熱量換算としては94年10月のCP制度導入以来の史上最低値となった。
 元売によると、サウジはアブダビ、カタール、イランの潤沢な供給を背景に、プロパンをAL換算比ベースで下げたものの、ナフサ高騰により極東で主に石化向けの取引価格が高騰しているブタンは2月とほぼ同じ換算比を残すかたちにしたと見られる。


PBN2011.3.7-03


TOKAI
介護事業会社を設立
4月 デイケア施設オープン

 TOKAI(本社・静岡市、鴇田勝彦会長)は1月27日付で、介護事業などを事業目的とする子会社、TOKAIライフプラス(本社・静岡市、内山雅博社長)を資本金5千万円で設立した。
 ライフプラスは、4月にデイケアサービス施設第1号となる「リフレア清水駒越」を静岡市清水区に開設するほか、県内で順次施設を建設する計画。ノウハウを蓄積し、将来は全国展開を目指す。グループが目指すTLC(トータル・ライフ・コンシェルジュ)戦略の一環。


PBN2011.3.7-04


東邦液化ガス
ふれあいレディ活動を強化
会員拡大や勉強会など充実

 東邦液化ガス(本社・名古屋市、梅村幸治社長)は平成23年度、ふれあいレディ活動を強化する。会員拡大や勉強会、料理教室などの活動を充実し、LPガスファンを広げたい考え。東液では「会員となってもらうことでオール電化への脱落防止になり、口コミで情報も拡大していく。また、会員からの新築・リフォーム情報の提供や、ガス展・ミニ展への勧誘、集客支援などその効果は絶大」とふれあいレディ活動の重要さを強調する。


PBN2011.3.7-05


東亜プロパン
ガス外事業を強化
花粉症や喘息防止 「エアープロット」好調

 東亜プロパン商事(本社・有田市、嶋田和明社長)は、事業基盤を拡充するためLPガス外事業を強化している。同社が手がける光と白金触媒を用いた「エアープロット」は昨年9月、国土交通省の認定を受け、新築物件で引き合いが増加。幼稚園などの既築物件でも口コミなどで販路が拡大、新たな収益源として成長している。

年間目標8千万円

 同社は3年前から、ゼンワールド(本社・静岡市)が開発した「エアープロット」の販売に取り組んでいる。和歌山県の総代理店として、施工や販売を管理する。大手LPガス販売事業者や、建築業者などが代理店や特約店に名を連ねている。嶋田社長は「商品を流すだけでなく、付加価値の高いサービスを提供できれば生き残ることができる」と強調し、LPガスに次ぐ事業の柱に育てる方針だ。


PBN2011.3.7-06


なにわ短信
煩悩と機器リース

 ▽…関西地区では大阪ガスのSiコンロリースが成果を上げ、給湯暖房機や浴乾にも対象を広げた。「光熱費の減少分で電化機器のリース代がまかなえます」と宣伝する電化戦略への対抗、リース期間は電化されにくいから顧客囲い込みの意味もあるのだろう。
 一方、LPガス業界ではそれほど大きな流れになっていない。手離れの悪さや、都市部と違い一括払いを好む客が多い事情がある。
 そうしたなかで、機器リースに取り組む滋賀県のある販売店社長。買い替えのタイミングを考え、9年・108回の期間を組む。決め文句は「108と言えば煩悩の数。毎月お支払いいただく度に私の煩悩が一つずつ減っていきます。リース期間が終わる頃には角が取れて、私ももう少し丸い人間になるはずです」。顧客は笑いながら申し込んでくれるそうだ。


PBN2011.3.7-07


太陽光発電
「集合住宅に効果大」
三愛オブリ九州 オーナー集め提案

 三愛オブリガス九州(本社・福岡市、門谷聡一社長)は不動産オーナーサービスの一環として、賃貸集合住宅への太陽光発電提案を一段と強化する。2月19、26日には佐賀地区で系列事業者6社との共同による「すまいるセミナー」を初めて開き、太陽光の補助金や余剰電力の売電メリットが大きい3月末までの早期導入をオーナーに提案した。門谷社長は「日常の営業活動に加え、セミナーによるアプローチも重視する。次年度以降、他地区でも水平展開していきたい」としている。


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