2011年5月2 日(月曜) | ||
第2926号(平成23年) | ||
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<お知らせ>今週号は大型連休のため5月9日号との合併号とします。 次号は5月16日号となります。ご了承下さい。 |
報道特集/東日本大震災 | ||||||||
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LPガス法逐条解説 好評発売中 |
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総 合 面 | ||||||||
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LPガス資料年報 |
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地 方 面 | ||||||||
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住 設 供 給 機 器 / 新 技 術 | ||||||||
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GHPとコ・ジェネ版 GHP出荷実績 H22年4Q・通期 | ||||||||
東京・多摩地区で小中学校の冷房化進む 都の助成金で各市が導入検討 学校空調でLPガス仕様の提案を 東京電力管内、電力不足長期化へ 夏の計画停電拡大は不可避 「EHPからGHPへ」化学工学会が電力危機に緊急提言 |
GHPフォーラム 平成23年度予定 ・7/ 7名古屋 ・7/ 8大阪 ・7/14福岡 ・7/15広島 ・7/27東京 |
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<先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情
報> 以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。 日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから |
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ご希望の方に見本紙をお送り致します。 プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。 創刊より半世紀を経、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。 LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースを読んでみませんか? e−mail もしくはファクシミリにてご連絡下さい。 |
2011(H23)年 | |
5月2日(月曜) | |
第2926号 | |
PBN2011.5.2-01 離れるのは「みんながいっちまった後」 東日本大震災 自社配送 自社保安 地元4店「懸命に供給」 原発がすべてを変えた村 福島第一原発から30km圏外にありながら放射線量の測定値が高く、政府が計画的避難区域に指定した福島県飯舘村で、地元4社(荒木屋、北原商店、仙台屋商店、マックスサービスそうま飯舘LPGセンター)の懸命なLPガス供給が続く。従来の配送委託ができず、自社配送、自社保安に切り替えての忙しい毎日。一方で避難する住民もおり、顧客数や単位消費量が減っている。LPガスの供給責任から村を離れることができず、厳しい判断を迫られている。 福島・飯舘村 「原発のせいでみんな変わってしまった」 マックスサービスそうま飯舘LPGセンターの高橋章信センター長は4月20日、容器で埋められた自社容器庫内で呟いた。 同社は従来、大手に配送を委託していた。 しかし飯舘村の高い放射線量を懸念する大手が、20〜30km圏内だった屋内退避エリアと同様に、配送委託を断った。大手も容器庫までは配送する。このため容器庫には配送を待つ容器、避難する家庭から持ち帰った容器が立ち並ぶ。高橋センター長ともう1人の担当者とでの配送作業が続いている。 PBN2011.5.2-02 相馬ガス 街が動き出した 避難所からの帰宅者増える 福島・南相馬市、相馬市 福島第一原発の北部に位置する南相馬市と相馬市が、避難していた住民が戻ったり、他地域から避難してきた住民で賑わったりと、徐々にだが東日本大震災の被害から立ち直りを見せ始めた。政府の放射線量の測定によると、放射線量が高い地域は福島第一原発から北西部に広がり、両市がある北部や、いわき市がある南部は放射線量が少ない。このため避難所から自宅に戻る人も多い。 LPガスと都市ガス合計で1万件以上の顧客を抱える相馬ガス(本社・南相馬市、村澤洋明社長)の村澤社長は4月21日、「およそ6割の顧客が戻ってきた」と語る。相馬ガスは、LPガスの配送と保安を従来から自社で実施する。従業員は避難先から戻ってきており、配送も保安も十分対応できる状況。 PBN2011.5.2-03 次世代エコタウン 官民一体で実現を 槇田・東海ガス会長 藤枝・焼津両市長に提言 焼津商工会議所の会頭も務める槇田堯・東海ガス会長は、4月19日に藤枝市内で開かれた同社自身の総合ショールーム「くりっぴーPLAZA」の竣工披露宴で、来賓として出席した北村正平・藤枝市長、清水泰・焼津市長に対し、東日本大震災を教訓とした地域防災対策、東電福島原発事故を契機とした次世代エネルギー・エコタウン構想について、「官民一体となった地域政策の遂行」を提言した。 PBN2011.5.2-04 LPガス もっと訴求を 震災から1カ月余 ライフラインの一翼に 東日本大震災から1カ月以上が経った。原子力発電所からの放射能漏れがいまだに収まらず、エネルギー政策を根本から変える大事故となった。分散型エネルギーの重要性を、全国民が認識しなければならない。 「機を見るに敏」という中国の故事がある。いくら優れた商品、サービスも、機を逸しては戦いにならない。LPガス業界は一般的にPR不足と言われ続けたが、その言葉を過去のものにしなければならない時期を迎えた。 奈良県の販売店は「復旧が早く、避難所の炊き出しで活躍しているLPガスの報道が少ない」と嘆く。徳島県の販売店は「震災後、ツイッターではLPガスを賛美するつぶやきが数多く寄せられている。だが、メディアに出てくるガスは都市ガス。ライフラインにLPガスが含まれていない」といぶかしむ。 関西では震災直後、非営利団体のCMが流れ続けるなかで、オール電化のCMが流れたことがあった。前述の奈良県の販売店は「オール電化住宅は停電すると何もできない。一方、LPガスは復旧が早く、停電していてもお湯を沸かし、料理もできる。LPガス業界は震災直後から、LPガスを安全に使用するための告知CMを流す必要性があったのではないか」と強調する。CMを通じ保安啓蒙だけでなく、オール電化や都市ガスの顧客に対しても、LPガスの復旧の早さを訴えられるからだ。 一方、大阪府の卸売事業者は「地域は離れているが、もっと業界に一体感が欲しい。阪神淡路大震災では全国の同業者に助けられた。仮設住宅用の供給設備や保安点検要員など、必要な数を言ってほしい」と漏らす。 関東は今夏、電力供給不足が懸念され、特に高効率GHP「エグゼア」が注目されるだろう。中長期的には原子力発電への依存度を低め、自然エネルギーの活用と分散型エネルギーの普及拡大が期待される。LPガス業界の奮起を期す。 |
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