2011年11月28日(月曜) | ||
第2955号(平成23年) | ||
「LPガスと東日本大震災」 パネル |
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総 合 面 | ||||||||||
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GHPが電力不足を救う エネルギーベストミックスで 日本再興 |
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首 都 圏 版 | ||||||||||
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LPガス法逐条解説 好評発売中 |
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地 方 面 | ||||||||||
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LPガス資料年報 |
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住 設 供 給 機 器 / 新 技 術 | ||||||||||
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特 集 記 事 | ||||||||||
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GHPとコ・ジェネ版 GHP出荷実績 H23年2Q、上期 | ||||||||||
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<先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情
報> 以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。 日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから |
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ご希望の方に見本紙をお送り致します。 プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。 創刊より半世紀を経、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。 LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースを読んでみませんか? e−mail もしくはファクシミリにてご連絡下さい。 |
2011(H23)年 | |
11月28日(月曜) | |
第2955号 | |
PBN2011.11.28-01 伊藤忠エネクス 利益60億円体制目指す 中計必達 全社一丸で競争力強化 伊藤忠エネクス(本社・東京、小寺明社長)は18日、今年度から2013年度までを対象とする現行中期経営計画「Core&Synergy2013」が目指す配当性向30%(利益60億円)に向け、LPガスやガソリン、電力事業など各方面で競争力を強化していく方針を示した。LPガスでは、32万世帯の直売世帯を40万件まで引き上げるのが目標。来年4月には直売体制の見直しを中心とする組織再編も行い、目標達成へ全社一丸となって取り組む。本社会議室で開いた記者懇談会で明らかにした。 PBN2011.11.28-02 アポロガス 福島のあたたかい心世界に 「こころの幻燈会」発行キャンドルナイトも プラスイメージ広げる 原発事故でマイナスイメージのついた福島だが、そこで暮らす福島県民の胸の中にある“あたたかい心”にも目を向けてもらいたい。アポロガス(本社・福島市、篠木雄司社長)は、心のあたたかさをテーマに県民から募った詩・短歌・俳句を「こころの幻燈会」のタイトルの本にして11日発行した。19日には福島市の福島競馬場で「福島は愛でいっぱいです」のメッセージをキャンドルの明かりに託すイベント「ふくしまキャンドルナイト2011」を行った。 「『チェルノブイリ』の文字の持つマイナスイメージと同じものが、福島のカタカナ表記『フクシマ』に感じられる。将来、大人になった子供たちが、福島で生まれ育ったことを誇りに思えるように、マイナスイメージをプラスに変える努力が今の大人に求められている」(篠木社長)。「あたたかい心を持つ人々が暮らす福島」を発信し福島のプラスイメージを拡げたいと考え「こころの幻燈会」の発行、「ふくしまキャンドルナイト2011」の実施を決めた。 PBN2011.11.28-03 大陽日酸関東 化学工場にエグゼア設置 LPガス VOC回収装置熱源にも 大陽日酸エネルギー関東(本社・川口市、山野佳員社長)は今年6月、千葉県北総地域の化学工場でGHPエグゼア130馬力の設置に成功した。今夏はピーク時で月間8トンのLPガスを消費、年間では40d程度を見込んでいる。ボイラーのLPガス供給などを通じて関係をつくり、東日本大震災を弾みに空調需要獲得に漕ぎ着けた。来年早々に販売実践研修会を計画するなど、今回の成約を機にGHP販売を強化する方針だ。 数年前に油種ボイラーからの燃転で、月間60d程度の取引を開始。昨年、千葉県で施行されたVOC条例に併せて、同工場が導入したVOC回収装置の熱源としてのLPガス供給も始めた。 工場施設では電気空調を採用していたが、夏季に能力が追いつかないため増設を検討していた。同社は一昨年からガス空調を提案していたが、震災とその後の原発事故による節電令で、ガス導入に向けた交渉が加速。最新機種「エグゼア」の省エネ性を後押しに、CP連動ガス料金の了解を取り付け、30馬力1台、20馬力5台の設置が実現した。 PBN2011.11.28-04 “AKB”の精神で大接戦 東京ガス「第2回GHPメンテ技術五輪」 ガスターAが総合優勝 故障診断・溶接・顧客対応・筆記 高度なスキルを披露 東京ガスは9日、横浜市の鶴見GHP研修所で、「第2回GHPメンテ技能オリンピック」を開いた。同競技会はGHPメンテナンスの知識や技術の向上を目指し4年に1度開催されるもので、2007年の第1回大会に続き今回が2回目となる。同社社員のほか、ガスター、東京冷機工業、キャプティ、日本ビルコン、新菱冷熱工業のエリアメンテナンス会社から9チーム18人が参加した。選手の所属会社応援団やガス事業者、GHPメーカーから100人を超える人が観戦するなか、出場選手は日常業務で培った技術を発揮し熱戦を展開した。その結果、チーム優勝にはガスターAチーム(佐藤宏、金子大輔両氏)が輝いた。同チームは部門別の故障診断競技でも優勝した。部門別では、溶接競技が稲村幸祐氏(日本ビルコン)、接客対応競技は高橋将氏(東京冷機工業)が優勝した。また、筆記試験競技は久保明彦氏(東京ガスAチーム)と黒川翔氏(東京ガスBチーム)の2人が同点優勝となった。 PBN2011.11.28-05 選ばれ愛されるエネ簡易ガスで未来開く 検証 次代の旗手「コミュニティーガス」 3月11日に発生した東日本大震災は、岩手、宮城、福島の東北3県を中心に未曽有の被害をもたらし、いまだに多くの生活者が避難を余儀なくされている。エネルギーのあり方も一変した。福島第1原発事故がもたらした電力供給不足や節電対策は、原発という単一エネルギー依存型から大幅な修正を余儀なくされ、国のエネルギー政策も分散型エネルギーやエネルギーベストミックスへと抜本的な見直しが行われることは必至で、都市生活をデザインし街づくりの初期段階から参画してきた簡易ガス事業の役割はますます重要となる。簡易ガス事業の基本は「環境に優しいコミュニティーガスのある街」。クリーンエネルギーである簡易ガスを供給しながら、地球温暖化の防止、地域防災、エネルギーセキュリティー、地域活性化などに貢献し、誰からも愛され、選択される地域密着型のエネルギーを目指すもの。ただ、事業を取り巻く環境は、エネルギー間競争が熾烈になるのに加え、仕入れ価格の高騰、環境問題への対応、需要家サイドに立った利便性拡大、保安高度化、自由化範囲の拡大など多くの脅威と変革の嵐にさらされている。簡易ガス業界が力強く前進し、どう未来をどうデザインしていくか。各種の重点施策をクローズアップする。 PBN2011.11.28-06 暮らし見守る“安全・安心” 集中監視システム特集 集中監視システムの可能性が大きく広がろうとしている。同システムはアナログの固定電話に依存してLPガス業界で普及し、保安の高度化や配送合理化になくてはならないツールとして定着した。しかしその後の情報技術の進歩とネットワーク基盤の変化でアナログ電話網が細り、同システム網にほころびが出てきた。このため再投資に慎重になる事業者が増えたが、携帯電話やPHSなど無線を利用した通信技術が顧客の電話網を経由しないで普及させることが可能となり、再度同システムの活用に力を注ぐ事業者が出てきた。それら事業者は従来機能に加えて顧客に「見える」サービスを展開、競合エネや同業者との差別化も図ろうとしている。そうした事業者の活動を追ってみた。 |
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