2012年5月14日(月曜) | ||
第2977号(平成24年) | ||
おことわり:大型連休のため5月7日付との合併号としました。次号は5月14日付けになります。 |
総合面 | ||||||||||
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首都圏版 | ||||||||||
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LPガス法逐条解説 好評発売中 |
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地方版 | ||||||||||
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GHPが電力不足を救う エネルギーベストミックスで 日本再興 |
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住設・新技術 | ||||||||||
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<ウォータービジネス特集> 高成長に拍車かかる宅配水市場ガス体エネの挑戦 安全でおいしい水を家庭に |
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高成長に拍車かかる宅配水市場ガス体エネの挑戦 安全でおいしい水を家庭に
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GHPとコ・ジェネ版/ 新エネルギー版 GHP出荷実績 H23年4Q | ||||||||||
第17回 GHP販売事例論文コンテスト 受賞者一覧はこちら 高効率ガス空調設備導入促進事業 GHP補助金のお知らせ |
<先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情
報> 以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。 日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから |
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ご希望の方に見本紙をお送り致します。 プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。 創刊より半世紀を経、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。 LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースをぜひご購読ください。 e−mail もしくはファクシミリにてご連絡下さい。 |
2012(H24)年 | |
5月14日(月曜) | |
第2977号 | |
PBN2012.5.14-01 5月CP PBともに今年最安値 P810ドル・B895ドル 前月比大幅下落 サウジアラムコが4月29日輸入元売各社に通告した5月積みCPは、トン当たりプロパンが810ドル(前月990ドル)、ブタンが895ドル(同995ドル)と、今年最安値を記録。指標原油のアラビアンライト原油も約4j下落したが、同原油との熱量比較でもプロパン82・21%(前月97・19%)、ブタン91・58%(同99・03%)と、いずれも大きく減少している。 欧州の石化向けプロパン市場が下落したほか、先物市場での売り圧力が強かったことや日韓を中心に実需の見込みが薄いことなどが下落の要因と見られる。 PBN2012.5.14-02 猛威の竜巻 つくば市の2店が被災 ガス事故なし 停電、頼りはLPガス 6日午後、茨城県と栃木県で竜巻が発生し、多くの家屋が倒壊し死者が出るなどの被害があった。特に被害が大きかった茨城県つくば市北条地区で、地元6事業者のうち2事業者の店舗が看板や屋根、窓ガラスの損壊、自動車が破損するなど被災した。経営者や従業員に人的被害はなかった。9日現在でLPガス事故は確認されていない。地元事業者は自ら被災しながらも6日午後から応急復旧と点検を実施し、多くの事業者が翌7日には点検を完了させた。北条地区の中でも被害が大きかった商店街エリアなどは9日午前現在でも停電、電話が通じない状況が続いており、LPガスだけが熱源という住宅が珍しくなかった。 PBN2012.5.14-03 レモンガス 災害に強い戸建て住宅 東京・目黒にスマートハウス 地下バルクと3電池 昨年度から3カ年計画でエネルギー自立型災害対応「スマートハウスプロジェクト」を推進しているレモンガス(本社・東京、平塚市、赤津欣弥社長)は4月27日、同プロジェクト第1弾で完成した東京・目黒区祐天寺の戸建て住宅を公開した。この住宅は、太陽光発電とエネファーム、蓄電池のいわゆる電池3兄弟で省エネ化を図っただけでなく、「一般住宅用では東京で初めて」(同社)となる地下バルク供給システムによるLPガス供給方式を採用し、都心部でありながら系統電力や都市ガスといった大規模集中型エネルギーに頼らず、災害対応能力が極めて高いのが最大の特徴。同社は今後、同じく環境配慮型住宅の普及に熱心な積水ハウスと協力しながら、この住宅モデルを全国にアピールしていきたい考えだ。 PBN2012.5.14-04 茨城・栃木で竜巻被害 地元業界 ライフライン確保に全力 6日に発生した竜巻で甚大な被害を受けた茨城県つくば市の雇用促進住宅北条宿舎は、茨石商事(本社・石岡市、鈴木正人社長)が供給する簡易ガス団地。1号棟が正面から竜巻を受けたため被害が大きくなったが、背後にある2号棟は被害が少なく、容器庫はほぼ無傷だった。9日現在、2号棟はもちろん1号棟もLPガスが供給できる段階まで復旧できた。 同社は被災当日に緊急出動したほか、翌7日には同宿舎に担当者をとどめ復旧と点検に当たった。自記圧計を確認すると、竜巻が通過した瞬間だけ気圧が高まり、針が振り切れていたという。 2号棟の点検と復旧は7日中に終わった。当時は水道も電気も復旧しておらず、LPガスだけが使える状態だった。9日には水道も電気も復旧したため、2号棟の住民は料理をしたり風呂に入ることができるようになった。 PBN2012.5.14-05 3・11あのとき私は F 菅原善之さん(双日エネルギー多賀城営業所) 充填容器20本が落下 うち3本ガス噴出 津波警報知り避難 地震が発生したとき菅原さんは充填場のプラットホーム上で充填作業をしていた。体を揺さぶられながら緊急遮断弁を閉めなければと考えた。遮断弁の操作盤はプラットホームに4カ所、ストレージタンクの周りに2カ所、事務所に1カ所ある。プラットホームの操作盤に向かおうとしたときに自動充填機の電源が落ち、停電したことが分かった。以前、停電したときに遮断弁が閉じたことを思い出し、遮断弁の操作は不要だと思った。 地震の第2波は、第1波よりも激しく揺れた。充填場の天井の電灯や配管が揺れ、屋根が崩れるのではないかと思った。危険を感じプラットホームを降り、東側に逃げた。第1波で倒れなかった充填場の容器が倒れ、バラバラとプラットホームから落下した。「宮城県沖地震(昭和53年)では倒れなかったのに」と驚いた。 揺れが収まると、落下した容器からガスが白く吹き出し、漏れているのが分かった。サイフォン容器3本のバルブから吹き出していた。バルブが壊れたのではなく、すべて緩んで漏れていた。 菅原さんはプラットホームに上がった。もう1人の充填員と一緒に倒れた容器を立てて並べた。自動充填機に接続された容器は手で外した。 PBN2012.5.14-06 高成長に拍車かかる宅配水市場 ウオータービジネス特集 需要期を前に、LPガス業界で宅配水や浄水器販売などウオータービジネスが熱気を帯びている。宅配水市場は2ケタ増の急成長を続け、昨年は福島第一原発事故による複数の浄水場の水道水から基準値を超える放射性ヨウ素が検出されたため、宅配水の需要がさらに急増した。富士経済(昨年4月12日発表)によると宅配水市場規模は2012年に1千億円突破を見込んでいる。宅配水業界の牽引役を果たしているLPガス業界の動きは水ブランド戦略や水源地の確保、製造工場の拡張・新設など活発で、宅配方式もリターナブル(ボトル回収)、ワンウエー方式に至るまで多様化している。ウオーターサーバーをはじめ衛生・安全面への対応も注目されており、東京都健康安全研究センターがウオーターサーバーを調査するなどの動きもあった。本特集では、宅配水や浄水器販売を推進するLPガス事業者や宅配水大手事業者、宅配水関連資材卸、サーバーメーカーなどウオータービジネス関連16社の取り組みを紹介する。 PBN2012.5.14-07 保安を周知困り事相談も 顧客接点を深耕 岡山県協 高齢者啓発で成果 岡山県LPガス協会(浅野益弘会長)は高齢者がいる世帯を訪問し、高齢者にガス器具の正しい使い方を説明し生活上の困り事などを聞いてコミュニケーションを図る「高齢者保安対策キャンペーン」を展開しているが、販売事業者から「生活で困っていることを相談された」「持病がある方などお客さまの様子がある程度分かった」「ガス機器の安全機能を周知できて良かった」など、事業が有意義であるとの回答が多数寄せられている。 |
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