2012年6月11日(月曜) | ||
第2981号(平成24年) | ||
総合面 | ||||||||||
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首都圏版 | ||||||||||
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LPガス法逐条解説 好評発売中 |
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地方版 | ||||||||||
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住設・新技術 | ||||||||||
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特集記事<トーエル・大阪流通・九州> | ||||||||||
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GHPとコ・ジェネ版/ 新エネルギー版 GHP出荷実績 H23年4Q | ||||||||||
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<先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情
報> 以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。 日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから |
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ご希望の方に見本紙をお送り致します。 プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。 創刊より半世紀を経、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。 LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースをぜひご購読ください。 e−mail もしくはファクシミリにてご連絡下さい。 |
2012(H24)年 | |
6月11日(月曜) | |
第2981号 | |
PBN2012.6.11-01 まず「福島宣言」実行へ 全L協 初総会で災害対策への貢献誓う 全国LPガス協会(北嶋一郎会長)は7日、東京・港区の第一ホテル東京で、一般社団法人として初の通常総会を開き、災害対応を進めるなどとする今年度事業計画を承認した。災害対応の推進は昨年の東日本大震災を受けてのもの。具体的には、公共施設へのLPガス常設提案や災害対策バルクの普及などを進める方針。北嶋会長は総会あいさつで「会長としてまず取り組みたいのは『福島宣言』の実行だ」とし、分散型エネルギーの強みを発揮しながらエネルギーミックスを訴えていく。 PBN2012.6.11-02 LPガス 1次エネ比率3%明記 エネ調基本委 2030年案で一律提示 エネルギー基本計画改正に向け、国民に示す選択肢を検討していた総合資源エネルギー調査会基本問題委員会は5日の第26回会合で、初めて2030年現在の一次エネルギー供給に占めるLPガスの割合を示した。LPガスは、原子力発電の動向にかかわらず3%を占めるとされ、一定の役割を将来的にも期待されていることが数字で表された格好だ。 一次エネルギー供給構成はこれまでも示されていたが、LPガスは「石油」に含まれており、LPガス単独の数字が不明だった。 PBN2012.6.11-03 節電の夏到来 エコジョーズに関心集まる 風呂給湯機寒冷地仕様登場 業界挙げて拡販へ エコジョーズに消費者の関心が集まっている。今夏、約2カ月にわたり北海道では本格的に節電に取り組まねばならず、脱電力の機運も高まっているためだ。3・11以降、再評価されているLPガスにとって、こうした動きをとらえ需要拡大につなげたいところだ。5月には待望のエコジョーズ風呂給湯機の寒冷地仕様型が発売されるなど、入れ替え需要とも重なって機器市場が活況を呈し始めている。 PBN2012.6.11-04 仮設住宅への追いだき工事 冬前の完了は困難の声 繁忙期へのずれ込み懸念 東日本大震災の仮設住宅では、追いだき機能付き給湯器が災害救助費の対象になったことから、現在設置されている単機能給湯器を追いだき機能付きに交換する作業が始まる。各県は冬前までに終わらせたい計画だが、交換作業の際、入居者の立ち会いが必要なことや、場合によっては供給設備や配管を交換する必要もあるため、工事を行うことになるLPガス事業者からは冬前までの交換完了は困難とする声が上がっている。 PBN2012.6.11-05 再生可能エネルギー 事業拡充の動き活発化 メガソーラーや産業用市場開拓 消費者接点生かす 新しい固定価格買取制度が始まるのを前に、LPガス業界内でも再生可能エネルギー事業を拡充する動きが出てきた。一般消費者との接点を生かし、主に家庭用太陽光発電を扱っていたが、工場向けに大規模太陽光発電を提案したり、自社敷地を活用したメガソーラー事業を検討したりしている。再生可能エネルギーを取り扱う事業者も増えてきそうだ。 PBN2012.6.11-06 発電事業 九州業界、相次ぎ参入 南国殖産・西部ガス・チョープロなど 新しい固定価格買取制度が始まるのを前に、九州のガス業界で発電事業に新規参入する動きが目立つ。 LPガスも扱う総合商社の南国殖産、都市ガス会社の西部ガス、LPガス事業者のチョープロなどが既に建設するか建設計画を明らかにしており、事業参入する企業はまだ増えそうだ。 PBN2012.6.11-07 勢いづく太陽光発電 7月1日全量買取スタート LPガス業界 屋根貸し制度活用か 電力料金上昇など 先行きに課題も 7月1日からいよいよ再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)が始まる。注目される制度だけに開始前から賛否両論噴出するが、始まってしまえば再生可能エネルギー、特に設置ハードルが低い太陽光発電の設置が加速的に伸びるの間違いない。同時に整備される予定の屋根貸し制度をはじめ、税金や設置規制面も太陽光発電を後押しする。LPガス業界内からも、メガソーラー、工業用など新たな市場を切り開く動きが出ている。 FITは、再生可能エネルギーで発電した電力を、10年や20年といった長期間の買取単価を固定したうえで、電力会社に購入を義務付けるものだ。例えば住宅用以外に太陽光発電を10`h以上設置した場合、発電した電力のすべてを、電力会社が1`h時当たり42円で、20年間買い取ることが決まっている。10`h未満なら42円で10年間、風力発電で20`h以上なら23・1円で20年間など、その再生可能エネルギーの種類だけでなく、設備容量で買取単価が異なる。 10`h未満の住宅用太陽光発電については、平成21年度から、家庭で使わなかった余剰分だけを対象に固定価格買取制度が始まった。当面は全量買取と余剰買取が並存するかたちになる。 PBN2012.6.11-08 トーエル「火・水・空気」でファン拡大 創業50周年へアプローチ 愛され親しまれるライフライン事業者に “配送の強み”生かす 「HALC」消費者の声に迅速対応 LPガス・宅配水 地域社会との絆を強化し徹底したライフライン事業の深耕で、支持者を拡大しているトーエル(本社・横浜市、中田みち社長)が来年5月で創業50周年の節目の年を迎える。創業以来、「火・水・空気」を事業の原点と考え、創業者の経営理念である「商いはすべての人に仕えること」を実直なまでに追求してきた。「50周年・50万世帯(LPガス・ウォーター)」を目標に今期も、生活者から愛され、親しまれるライフライン事業者として邁進していく。 PBN2012.6.11-09 大阪府流通マップ特集 大阪府は平野部が多く人口が密集し、都市ガスが導管を広げやすい地勢である。そのため全国的に見てもLPガスのシェアは低く、電化との競合も相まって、LPガス業界は厳しい生存競争を余儀なくされてきた。しかし、原発停止による電力不足により風向きが変わりつつある。他エネルギーへの転換件数を見ると、グラフの通り2011年度は電力、都市ガスともに前年より減少した。今夏も節電要請は続くので、「災害に強く節電に貢献するLPガス」を練り強くアピールしたい。 PBN2012.6.11-10 エネ複合時代に躍進 空調・発電需要を開拓 東日本大震災の発生から1年3カ月が経過した。原発安全神話の崩壊とエネルギーベストミックスの要請から、九州でも分散型でクリーン、災害に強いLPガスが従来以上に注目されている。電力不足を補う空調機器としてGHPやコージェネへの関心が高まり、LPガス事業者は産業用・業務用市場の掘り起こしに力を入れている。「九州特集2012」では農業用分野で活躍するGHP設置事例をルポしたほか、地域密着度を深めようと独自の提案活動を展開する事業者の声を届ける。本紙が4月27日に開いた環境セミナーの要旨も紹介する。 PBN2012.6.11-11 地域に根ざしファン拡大 有力各社の取り組み 人口減少やオール電化攻勢、省エネの進展など厳しくなる一方の経営環境に対し、九州のLPガス販売事業者は地域に根ざした独自の活動を展開して顧客との接点を深化・拡大させている。その動きは年を経るごとに活発化し、勝ち残るための懸命の努力を見出すことができる。原発の操業再開が大幅に遅れ、電力不足をLPガスでカバーしようとする機運も高まってきた。主な事業者の動きを追った。 |
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