2012年7月16日(月曜) | ||
第2986号(平成24年) | ||
GHPフォーラム 仙台・東京・札幌 |
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総合面 | |||||||||||||||||||||
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首都圏版 | |||||||||||||||||||||
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LPガス法逐条解説 好評発売中 |
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地方版 | |||||||||||||||||||||
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住設・新技術 | |||||||||||||||||||||
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特 集 | |||||||||||||||||||||
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GHPとコ・ジェネ版/ 新エネルギー版 GHP出荷実績 H23年4Q | |||||||||||||||||||||
<先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情
報> 以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。 日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから |
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ご希望の方に見本紙をお送り致します。 プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。 創刊より半世紀を経、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。 LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースをぜひご購読ください。 e−mail もしくはファクシミリにてご連絡下さい。 |
2012(H24)年 | |
7月16日(月曜) | |
第2986号 | |
PBN2012.7.16-01 11年度輸入量 震災影響し2.8%増に シェア カタール33%、UAE22% 輸入額 CP高で史上3位 財務省貿易統計(速報ベース)によると、2011年度LPガス輸入量は1267万5285トンで、前年度に比べ2・8%増加した。昨年度は東日本大震災で、東北太平洋岸や東京湾岸の製油所が被災したため、原油処理量が大幅に落ち込んだことから、輸入量を増やして安定供給体制を維持した。 CPの記録的高値により、為替レートが記録的な円高に振れたものの、LPガスCIF価格は年度平均でトン当たり7万2979円にまで上昇。輸入総額は9250億円余りと、史上3番目の輸入額となった。 一方、昨年度の輸入相手国のシェアにも新たな変化があった。サウジアラビアの著しいシェア低下だ。 核開発問題を巡って欧米からの経済制裁を受けているイランからの輸入量も落ち込み、カタール以外の中東離れが進んだ。 サウジCP建ての日本向け契約量は大幅に減少して200万dを切り、シェアも15%を割り込んだ。 カタールからの昨年度輸入量は前年度比27%増の417万d、シェアが33%と大躍進した。カタールはUAE、クウェートの落ち込みもカバーしており、首位の座をより強固にしている。 PBN2012.7.16-02 中核充填所 東北43カ所を選定 経済省 今年度分事前説明会も開始 経済産業省は早ければ20日にもLPガス中核充填所の選考委員会を開き、東北6県の23年度分(43カ所)を選定する。 経済産業省は、5月14日から6月14日までの1カ月間を公募期間と定め、東北6県の充填事業者に説明会を開いてきた。公募事務処理団体は日本LPガス団体協議会。 これまでのところ定数43に対し、同程度の申請があった模様で、書類審査、審査委員会を開き最終的に東北6県の中核充填所を選定することになっている。 PBN2012.7.16-03 北部九州豪雨 容器流出、検査所被災 業界 消費先安全に全力 12日、活発な梅雨前線の影響で熊本、大分両県は記録的豪雨に見舞われた。阿蘇市では土石流が多発、熊本市では市内を流れる白川が氾濫(はんらん)し、約2万6千世帯に避難指示が出た。LPガス関連では、白川沿いにある九州高圧容器検査所が被災し、多数のLPガス容器が流出した。白川流域では龍田地区の浸水被害が大きく、LPガス事業者は消費先の安全確保と復旧作業を急いでいる。【福岡支局・小山隆徳記者】 九州高圧容器検査所の従業員は「白川が危険水位に達したと知り、12日は5時半に出社し緊急対応に当たった。氾濫後、30分も経たないうちに水が一気に肩まで上がり、皆に避難指示を出すのが精一杯だった」とし、復旧作業をしていた従業員は「被災前、検査所に容器は300本程度あった。残った容器をチェックし、流出本数の把握を急いでいる」と話した。 PBN2012.7.16-04 県内競エネ転換 11年度3664戸減少 7993戸 8年ぶり1万戸割れ 静岡県LPガス協会がまとめた県内の2011年度(11年4月1日〜12年3月31日)の都市ガス・オール電化転換戸数は、前年度比3664戸減の7993戸と、オール電化転換戸数の調査を開始した04年度以来8年ぶりに1万戸を割った。 オール電化転換戸数は3447戸減の4422戸と過去2番目の低水準。特に東電による切り替えは1294戸減の1313戸と半減した。中部電力による切り替えは、浜岡原発停止の影響もあり、中部支部で867個減の1116戸、西部支部では1320戸減の1943戸の計3108戸(2152戸減)と大きく減少した。ただ、数は大きく減ったとはいえ、東電で1千戸、中電でも3千戸単位でオール電化への切り替えが続いている。 PBN2012.7.16-05 3・11あのとき私は H 袰野正一さん(東邦岩手宮古営業所) 必死で2次災害防ぐ 流出タンクから噴き出すガス 営業所のあった場所から500b離れたところにタンクを見つけた。地面が少し高くなっている場所に、引っかかるようにして横たわっていた。 がれきの一帯を回り込んで、堤防を通って近づこうとした。歩いている途中で消防隊員に制止された。知っている消防隊員たちだった。袰野さんは、この先に、流されたストレージタンクがあることを伝え、2次災害を起こしたくない、状況を確認したいのだと訴えた。隊員たちは袰野さんが高圧ガスの防災に精通していることを知っていたため先に進むことを許可してくれた。 PBN2012.7.16-06 ガスで節電健やかに 岐阜県協瑞浪地区会 小学校の食育に協賛 山田校長は「食育セミナーには毎年、たくさんの応募がある。夏季は1日3食しっかりとり、冷たいものは控え、営養価のあるものを食べ、夏バテを防いでほしい。親子で仲良く料理を楽しんで」とあいさつ。松村地区会長は「節電・省エネニーズが高まるなか、グリルでパンを焼いたり、お湯をこんろで沸かしたりとガスでできることはガスでするのが一番の節電になる。最新のこんろは使いやすいので、ぜひ試してほしい」と述べた。 PBN2012.7.16-07 認知度まだ格差 エコキュート65% エコジョーズ48% 合展会場で1183人回答 山口県協宇部・小野田が調査 エコキュートの認知度65・1%に対し、エコジョーズは47・8%といまだ半数以下の人にしか認知されていないことが、山口県LPガス協会宇部・小野田支部(床西悟支部長)の調べで分かった。6月9〜10日に宇部市で開いた合同展示会で来場者に恒例のアンケート調査を行い、1183人から回答を得た。 主な調査結果を見ると、「LPガスは地球温暖化の原因となるCO2などの排出量が少なく、環境に優しいクリーンなエネルギーであることをご存知ですか」の質問には、75・6%の人が知っていると回答した。 「エコジョーズ、エコキュートをご存知ですか」の質問で、エコジョーズを知っている人は47・8%だった。昨年の48・5%から微減となった。 一方、「エネファームをご存知ですか」には、エコジョーズの認知度を超える57・2%が知っていると回答。一昨年の52・8%、昨年の56・8%から認知度は確実に高まっている。 PBN2012.7.16-08 富士山の天然水 富士河口湖工場が稼働 代理店支援強化 OEM募集も開始 ナチュラルミネラルウオーター「富士山の天然水」を展開する宅配水販売事業者マーキュロップ(本社・東京、田邊将宏社長)は7月、山梨県富士河口湖町で富士河口湖工場(リターナブルボトル)の稼働を開始した。設立9年目を迎える同社の販売ノウハウにより代理店サポートをさらに強化するとともに、投資コストが低減するため新規参入しやすいOEM提携先も募集していく考えだ。 PBN2012.7.16-09 エネロ誕生!地域に根ざし新時代開く 創業50年機に社名変更 公募で決定 さまざまな意味込めて 三愛液化瓦斯(本社・松山市、水代秀志社長)は1日、創立50周年を記念して「エネロ」に社名変更した。「エ」はエコロジーと愛媛、「ネ」はネクスト、「ロ」は地域密着を表すローカル、「エネ」にはエネルギーの意味もある。新社名には愛媛県の事業者として地域に根ざす決意と、消費者に多様なエネルギーを通じて快適で安心、安全な生活を提供する意味を込めた。2日は本社で除幕式を開き、次の50年に向けて新たに歩み出した。 PBN2012.7.16-10 20年検査現場実施へ前進 LPガス回収システム開発 エイムテック(本社・熊本市、有馬慎一郎社長)、サンリン(本社・長野県山形村、柳澤勝久社長)、桂精機製作所(本社・横浜市、丸茂等社長)、関東高圧容器製作所(本社・前橋市、矢端和之社長)、ハマイ(本社・東京、浜井三郎社長)の5社は5月、NEDOのイノベーション推進事業を利用して「バルク貯槽LPガス回収システム」を開発した。蓄冷式冷凍庫を利用した「液回収装置」、活性炭を利用した「ガス回収装置」などを組み合わせたシステムで、バルク貯槽設置現場での再検査を安全、安価に行う検査方法・体制の確立を目指す。バルク供給システムは1997年から普及が始まり、現在までに累計24万基弱のバルク貯槽が生産されている。外観・内部検査や肉厚測定、気密試験、探傷検査などを高圧ガス保安協会が検討しているが、バルク貯槽は製造後20年経過時に告示検査が義務づけられ、貯槽内のLPガスを回収しなくてはならない。20年検査はどう実施されるか。その方向性によってはバルク供給だけでなく、LPガス物流の仕組みに大きな影響を与える。業界が高い関心を寄せるなか、5社は5月25日に長野県安曇野市のサンリン穂高支店でバルク貯槽LPガス回収システム見学会、松本市のホテルブエナビスタで研修会を開いた。20年検査の実現に向け同システムをクローズアップする。 |
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