発行所 石油化学新聞社 本社:東京都千代田区岩本町2−4−10 地図 電話 03−5833−8840 FAX 03−5833−8841 支社:大阪 支局:札幌・仙台・名古屋・広島・福岡 |
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プロパン、LPガス専門紙 ・ 1955(S30)年2月創刊 | ||
2012年11月26日(月曜) 第3005号(平成24年) | ||
総合面 | ||||||||||
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<3000号特集>第1部 次代に誓う | ||||||||||
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LPガス法逐条解説 好評発売中 |
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<3000号特集>第2部 | ||||||||||
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<3000号特集>第3部 | ||||||||||
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GHPとコ・ジェネ版/ 新エネルギー版 | ||||||||||
第18回GHP・マイクロコージェネ販売事例論文コンテスト 入選者 発表 | ||||||||||
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GHP出荷実績 H24年2Q |
<先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情
報> 以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。 日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから |
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ご希望の方に見本紙をお送り致します。 プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。 創刊より半世紀を経、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。 LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースをぜひご購読ください。 e−mail もしくはファクシミリにてご連絡下さい。 |
2012(H24)年 | |
11月26日(月曜) | |
第3005号 | |
PBN2012.11.26-01 灯りの数が復興の証 宮城・大島のLPガス 事業再生へ意欲新た 岩井商店 家族の絆希望に変え 大震災から2度目の冬がやってくる。宮城県・気仙沼港からフェリーで20分ほどのところに位置する大島は、陸中海岸国立公園と海中公園に指定されている観光地。この大島でも犠牲者は30人を数えた。この地に店を置く岩井商店(岩井幸記代表)も山を越えた津波に襲われ、2階建ての自宅が隣地まで流された。一向に進まない復旧に「家族の絆」で立ち向かいながら、事業と島の再生に挑戦する。 店舗・自宅が全壊 岩井幸記さんは自宅の中で地震に遭遇した。経験のない激しい揺れに、間違いなく津波が来ると確信した。 LPガス容器や石油の入ったドラム缶が流されては危険だと考えた。容器置き場に行くと50`容器が30本、20`、10`容器が合わせて40本あった。20`容器と10`容器を全部トラックに移し替えた。50`容器は容器庫の中に残し、扉に鍵をかけて取っ手をロープで縛った。容器を積んだトラックを含め計4台のトラックを高台に避難させた。 フェリー発着所の浦の浜に、石油を満タンに積めて島に陸揚げしたばかりの石油ローリーを置き放しにしていることを思い出した。急いで浦の浜に降り、ローリーに乗り込んで高台に向かった。10分遅れていれば津波にのまれていた。 PBN2012.11.26-02 ガス協会など産業9団体 基本計画の策定求める 共同提言 経済への影響考慮し 石油連盟、日本ガス協会など産業9団体は20日、野田政権下で決定した「革新的エネルギー・環境戦略」を見直して、新たなエネルギー基本計画を策定するよう政府に求める共同提言をまとめた。提言の冒頭では産業界が「歴史的な円高」と「低廉で安定的な電力供給の確保」の基礎的条件の欠落によって、国際競争を戦ううえで未曾有の危機に直面していると指摘している。 PBN2012.11.26-03 「ともに生きる」 読者メッセージ プロパン・ブタンニュースは10月22日号で節目の3000号を達成しました。創刊は昭和30年2月19日。以来、タイムリーで正確な情報を発信し続けてきました。読者の熱い支援が本紙の誇りであり原動力です。「ともに歩んだ読者」が寄せた激励のメッセージを紹介します(47都道府県から各1社)。 PBN2012.11.26-04 最北端のLPガス 街の発展支えて60年 ホクタン 石炭からLPガス 「暮らしを豊かに」 地道な努力で普及 わが国最北端に位置する市・稚内。市制を施行したのが1949年(昭和24年)。戦争という重圧から解き放たれ、市民が自由な生活を満喫し始めたこの年にホクタンの前身・北部石炭が産声を上げた。以来、60年以上にわたって、エネルギーの安定供給を担い、街の発展を下支えしてきた。「石炭からLPガスへ」。戦後における稚内の発展はホクタン抜きでは語れない。 1949年(昭和24年)の創業時、市内にはすでに石炭を扱う業者はあった。だが、創業者の中居行三は「これからの市民生活にますます石炭は欠かせなくなる」と考え、現在の稚内内港町2丁目に社屋を構えた。 先見の明があったのだろう、4年後の53年には、営業品目を追加し、管内でも最初期にLPガスと器具を扱い始めた。 「LPガスを扱うきっかけは先代が札幌市のデパートで見かけた実演だった」。こう述懐するのは二代目の中居詳往。間もなく迎える高度経済成長期を前に、市民生活の質が年々向上しようとしていたこの時期、石炭からガス・燃油へと確実にシフトしていくと感じた行三は、LPガスの販売を即決。すぐに卸業者と契約し、稚内での販売を開始した。 PBN2012.11.26-05 LPガス劇場第2幕/脱原発・エネミックス変化の時代を勝ち抜く経営ビジョン LPガス業界を取り巻く環境は、脱原発・エネルギーミックス時代の到来など大きな変化のときを迎えており、まさにLPガス劇場の第2幕がスタートしたといえる。こうした激変の時代のなかにあって、業界は地域や社会とともにどう歩んでいくのか、LPガスが果たすべき役割や責任は。「元売・メーカー」「広域ディーラー」「機器メーカー」のトップにオール業界の指針とするため、「明日のLPガス/わが社の重点政策」を聞いた。 PBN2012.11.26-06 時代が動いた あの日あの時−安定供給を追い求めて 未来開くステップに 本紙3千号はLPガス業界60年史のデッサンともなるはずだ。「あの日あの時」。本稿は資源を持たない日本のLPガスの安定供給問題について考える企画とした。大量消費時代の到来に対応するため、安定供給を決定づけたLPガス輸入の開始時のエピソードをひも解くことによって、LPガス業界の未来を照らすことができれば幸いだ。まずは日本のLPガス業界形成に多大な影響を与えた、米国LPガス業界の誕生物語から始める。(文中敬称略。年齢、肩書は当時) PBN2012.11.26-07 読者との“絆”で編んだ400点 LPGアーカイブ 本紙出版物の歴史 プロパン・ブタンニュースがLPガス業界史のデッサンの受け皿であるとしたら、それから派生した本紙の出版物は、一つひとつが絵画や彫刻の完成作品といえるだろう。新聞がその時々の事件・事象をコンサイスに報道するのに対し、出版物はそれらの時代背景の解説や記事の深掘りによって長い時間を費やして制作される。それだけに、LPガス業界報道を通じて深まった本紙と読者との絆がなければ、どの作品の完成もなかった。ここに創刊時から今日まで本紙が手掛けた約400点に上る出版物を年代順に総覧する。なお、出版物には絶版や散逸によって一部の体裁が不明なものがあることと、パンフレット類や受託調査報告書は膨大な数に上るため、その多くを割愛したことをお断りする。 PBN2012.11.26-08 最南端のLPガス サンタが街にやってきた 吉ア商店指宿協組 ガス屋のゆかいな仲間たち 菜の花マラソン 炎の温かさPR 九州最南端の指宿は暖かい南風が吹く街。ここには、地域と密接に関わりあうLPガス販売事業者の原点があった。薩摩隼人たちはサンタクロースの姿に扮し、子ども達に夢を届ける活動やガス機器の常設展示場など、全国の模範となる事業を精力的に取り組んでいる。地域と共生する吉ア商店とエルピーガス指宿協同組合に“炎の温かさ”を見た。 指宿は薩摩富士の別名をもつ開聞岳、九州最大の湖の池田湖と多様な顔を見せる温泉街である。砂むし温泉は特に有名だ。市内各地には温泉が張り巡らされ、源泉により塩分、硫黄分、みょうばんなど特色が異なる。温泉は農業などにも活用され、ナスの生産などでも活躍。まさにお湯と生きる街だ。 PBN2012.11.26-09 次代をつかめ!!進化・躍動/強み発揮で魅力あるエネに! LPガスの明日 中央団体トップに聞く LPガスは人に、地域に密着し、どう魅力あるエネルギーとして成長していくかが問われている。震災を機に浮き彫りになった多くの課題を踏まえながら、LPガスの社会的役割や責任を含めて従来以上に「環境に優しく、災害に強い、分散型エネルギー」であるLPガスの強みを発揮していくことが大事。業界指針とするため関連団体トップに「LPガスの明日」を聞いた。 PBN2012.11.26-10 到来したLPガスの時代 協会長に聞く「課題と展望」 原発の安全神話が震災と津波によって崩れ、ガス体エネルギーの役割はさらに増している。災害にも強いLPガスを公共施設に常設する提案活動も活発化し、LPガスの時代が到来したと言える。販売業界は、元気な列島づくりにどう挑むのか。地方協会会長に課題と展望を聞いた。 PBN2012.11.26-11 地場産業とLPガス ルポ 地域社会に根を張り、地域とともに歩むLPガス。“地場産業”の分野でもその役割は大きく、環境や利便性に優れたエネルギーとして地域経済を下支えしている。業界は安定供給や保安への努力でユーザーとの信頼関係を築いてきたが、3・11後の停電や脱原発機運の高まりから、一層注目を集めることになった。人と自然が共生する青い炎の姿をリポートする。 |
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