発行所 石油化学新聞社
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  プロパン、LPガス専門紙 ・ 1955(S30)年2月創刊
  2013年9月2日(月曜)  第3042号(平成25年)
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LPガスの歴史を機器ごとにまとめました 2000年10月以降の見出しをご覧下さい
今年で発刊46年目 LPガスの統計資料を網羅  LPガス法解説
 
< 総合版 >
 < 首都圏版 >
  • 顧客に安全・安心を 日液協が保安研修で共同宣言
  • 「太陽光にはガスでしょ」長野県業界7社がイベントに特別協賛
  • 「南越谷阿波踊り」に63万人 第一エネなどが下支え
 
 <地方版>
  • 北海道=ハイブリット提案営業に拍車 日通釧路地区会が研修
  • 東北=保安固め需要開発 秋田県協が3ヵ所で講習会
  • 東北=「3・11あのとき私は」牡鹿祐二さん(シナネン)=店主を捜索
  • 中部=火おこし「エコンロ」親子100人が体験 Gライン石川がイベント
  • 近畿・四国=マナー学習で接客向上へ 京都府協と滋賀県協の青年部が合同研修
  • 中国=業態生かし社会貢献 山口県協が県と「地域見守り」協定
  • 九州=節電提案で反転攻勢 大分県協がエコライフフェア展開
新刊書籍のご案内
< 住 設 ・ 新 技 術 >
  • コスモス・ベリーズ、ヤマダ電機店舗を家電展示場に LPガス業者を後押し
  • ミツウロコビバレッジ、「ちびまる子ちゃん」活用で子ども照準に拡販


LPガスシンボルマーク
ステッカー好評販売中

< MaruiGas発売60周年特集>
  • LPガスは成長産業 防災から減災へマルヰが先頭に
  • 地域の発展支えた歴史 岩谷産業とともに市場創出
 <防災特集>LPガス誓い
GHPとコ・ジェネ版 GHP出荷実績 
 
先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情 報>
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 8月26日(月)
    * 全L協、被災3県対象に災対バルク補助金制度を開始 サウジ基金活用で
    * 岩谷産業、ニチガスとの資本関係をすべて解消
  • 8月27日(火)
    * 松江ガス供給、公営団地で水道料金収納約4000戸を受託
    * KHK、9〜10月に全国5会場で保安法令セミナー
  • 8月28日(水)
    * 25年度はGHP5,894台、エコジョーズ21万台 全L協需要開発運動
    * LIXILがエディオンと資本業務提携、リフォーム市場に注力
  • 8月29日(木)
    * シェールガス由来のLPガス、米国ヒューストンから第1船
    * エネ庁が見通し、米国産LPガス輸入量は2016年に200万トン超
  • 8月30日(金)
    * 33都府県の中核充填所、新規26件含め181件に 地域差あり9月まで公募延長
    * 東邦液化ガスが全社防災訓練、3連動地震の発生を想定
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    創刊より半世紀を経、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。
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2013(H25)年
9月2日(月曜)
第3042号

PBN2013.9.2-01


シェール随伴米国産LPガス
2016年輸入 200万トン超に
エネ庁見通し 増産が価格にも影響
アジアの中東依存度高止まり

 資源エネルギー庁は8月27日、シェールガス随伴の米国産LPガス輸入量が2016年に200万t(日本の年間輸入量の約16%)を超えるとの見通しを示した。同日開かれた総合資源エネルギー調査会基本政策分科会(三村明夫会長=新日鐵住金相談役)の第2回会合で報告したもの。


PBN2013.9.2-02


波方国備基地に第1船
米シェールLPガス2万3100トン受け入れ 有事の備え進展

 今年3月末に完成した愛媛県今治市の波方LPガス国家備蓄基地に8月23日、米国ヒューストン発のLPガス冷凍タンカーの第1船が入港し、翌24日にかけて荷役が行われた。24日には資源エネルギー庁、基地運営を担う石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)、米国産LPガスを調達したENEOSグローブ、タンカー運航のJX日鉱日石シッピングなどの関係者が出席して、初入港セレモニーが行われた。
 波方基地は、岡山県に完成した倉敷LPガス国備基地(40万d)とともに3月末に完成したわが国初の水封式地下岩盤貯蔵方式のLPガス国備基地。第1船が運んできたLPガスは米国産シェールガス由来のLPガス4万7千dで、波方基地では約半数に当たる2万3100dを受け入れた。


PBN2013.9.2-03


火おこし「エコンロ」
親子100人が体験
Gライン石川 県協小松とイベント

 Gライン石川(小新吉彦会長)と石川県LPガス協会小松支部(井出優支部長)は8月24日、小松市のAコープ今江店駐車場で「火おこし・エコンロ体験会」を開いた。火を扱ったことのない子供が増加傾向にあることから、安全な火の扱い方や火を使った調理などを体験し「火の大切さや便利さ、必要性」を学んでもった。石川県内では初の開催となり、親子など約100人が参加した。


PBN2013.9.2-04


エコウィル全国津々浦々に パーパス
業界とともに全電源の一翼担う

 東日本大震災の経験から、災害にも強い分散型エネルギー・LPガスへの注目が高まっている。公共施設へのLPガス常設とともに、一般家庭にコージェネなどの創エネ機器を導入していくことは、災害発生など非常時に役立つうえ、通常時にも節電・省エネに寄与し、LPガス需要創造にもつながる。パーパスは独自開発のエコウィルを、販売から施工、メンテナンスまでの一貫体制で市場に提供。5月にはブラックアウト(BO=停電時対応)仕様の受注も開始し、需要を広げている。BO仕様の第1号が東日本大震災の激甚被災地である宮城県気仙沼市の一般住宅に導入された。今も福島第一原発の除染活動が続く福島県郡山市では、停電時対応に電気自動車を活用する事例も登場した。大震災から3回目の夏、節電は続く。政権が代わっても、2030年の電源構成比の15%を担うのがコージェネというシナリオは現時点で変わっていない。東海や東南海などの大震災が想定されるなか、防災意識の高まる需要家に、LPガスをより強くアプローチする必要性が高まっている。


PBN2013.9.2-05


評価高まる災害対応力
LPガス「常設提案」

 LPガスの災害対応力を評価する声が高まっている。業界では学校、病院などの公共施設や災害時の避難場所に、日常的にLPガスを使用するよう提案するケースや、自治体と緊急時の災害協定を締結する協会などが目立ってきた。自治体によってはLPガスの防災面を重視し、設備の常設を予算化したところもある。事例をクローズアップする。


PBN2013.9.2-06


ライフラインの要LPガス ルポ・中核充填所

 地域を守り災害時のライフライン供給の要となる中核充填所は全国で271カ所(7月31日現在)。国は、中核充填所に震災で電力が遮断された場合でも、一定期間充填などを継続させる自家発電設備、貯蔵ガスを燃料にできるLPG車と充填設備、緊急通信設備などの配備を求めている。平時も、災害時も、防災時も基幹エネルギーとして社会生活を支えるのがLPガス。重要な役割を担い、整備が進むLPガスの姿(中核充填所)を追う。