プロパン・ブタンニュースは
おかげさまで創刊60年
 発行所 石油化学新聞社
 本社:東京都千代田区岩本町2-4-10
  
 電話 03-5833-8840    地図 
 FAX 03-5833-8841
 支社:大阪
 支局:札幌・仙台・名古屋・広島・福岡
  プロパン、LPガス専門紙 ・ 1955(S30)年2月創刊
  2015年5月11日(月曜)  第3126号(平成27年)

  見本紙などのご請求もこちらから 月曜から金曜まで新鮮な情報をA4サイズで
LPガスの歴史を機器ごとにまとめました 2000年10月以降の見出しをご覧下さい
今年で発刊46年目 LPガスの統計資料を網羅  LPガス法解説
 
 
 プロパン・ブタンニュースは、LPガスがガス体エネルギーとして注目され始めた昭和30年にわが国で初めてのLPガス関係専門紙として創刊されました。 これまで業界専門紙として内外のあらゆるニュースを迅速・的確に報道する一方、オピニオンリーダーとしての役割を果たすとともに、業界の良き伴侶として業界の草創期より歩み続けてまいりました。
 本紙は、1面に総合面を配し、首都圏版、北海道版、東北版、中部版、近畿・四国版、中国版、九州版、住設機器・供給機器版で紙面構成しております。また、本紙は専門紙で唯一「GHP&コージェネ版」を設けるとともに、「新エネルギー版」で新しいガスエネルギー時代に対応した紙面づくりに取り組んでおります。
 創刊60年を迎え今後は、展開する拠点(本社・大阪・札幌・仙台・名古屋・広島・福岡)によるネットワークを生かし、正確でタイムリーな情報を提供するほか、販売最前線の声を発信し、従来以上に現場報道に徹します。
 ホームページをご覧いただくとともに、是非プロパン・ブタンニュースをお手元にてご購読くださいますようおすすめ致します。

<総合面>


好評発売中
 <首都圏版>
  • 新潟県協、機器販促に全力投球 顧客の入転出時期に合わせ前倒し3月に始動
  • 個人タクシーのLPG車回帰へ都スタ協が「NV200」試乗会
  • 三ツ輪液化瓦斯「都留営業所」開設 山梨県内4カ所目、顧客1500件でスタート
  • エア・ウォーター、LPガス販売倍増へ3年後に40万トン目指す
  • <新・鮮・力>オオノガス(行田市)・大野真理社長、「忘己利他」自由化に挑戦
<支社支局>
< 住 設 ・ 新 技 術 >
  新刊書籍のご案内

特集記事 <新幹線開通 北陸に新風を!成長戦略描く石川・富山県業界>
  • <新幹線開通 北陸に新風を!>成長戦略描く石川・富山県業界
     * ベストミックスで攻勢 存在感高め有事対応力磨く
     * 土地開発や企業誘致進展 需要創出・拡大の好機
     * LPガスで拓く未来(リーダーに聞く)
     * 富山県LPガス協会・中村春夫代表理事=次世代見据え活動強化
     * 富山県協・浅田直彦青年委員長=地域共生 町づくりに積極参加
     * 石川県LPガス協会・小新吉彦会長=展望持ち事業拡大 水素元年で多様なエネ時代
     * 石川県・徳田祐介青年委員長=業界活性化へ火育や「ガスファンCUP」開催
     * 生まれ変わる北陸/次代を創る-若手が語る将来ビジョン
     * 丸八(富山魚津市)=豊かで安心なエネ&ライフを届ける総合提案型企業へ
     * サカヰ産業(富山市)=GHPを更新拡大 災対バルク・発電機併設も
     * イシオ(富山小矢部市)=空き家再利用事業化を計画 顧客守り地域再生へ
     * 高岡ガスサービス(富山高岡市)=人口減対策・電化阻止へ増改築や燃転強化
     * 島崎燃料(金沢市)=コンビニ複合店舗を構想 ガス機器の魅力発信へ
     * 三谷産業イー・シー(石川野々市市)=工務店営業でLPガス標準化へ全力
     * 大城エネルギー(石川能美市)=住まいに「かがやき」テーマに商品提案加速
     * 販売活動を積極支援
     * リンナイ=エコワンで温水文化を普及浸透
     * アイシン精機=GHP空調定着へ絶好機 超高効率機で市場先取り
     * T&Dリース=消費機器無理なく導入 事業コストの軽減効果も
     * 石川・富山県のLPガス消費マップ

GHPとコ・ジェネ版 / 新エネルギー版 GHP出荷実績 
  • GHP出荷、14年度も成長続く 4期連続増で2万9459台
  • 節電ニーズ背景に復調 新技術・製品開発も貢献
  • 完全復活へLPガス仕様がカギ 業界挙げ提案活動推進を
  • 26年度補正「省エネルギー設備導入補助金」の申請受付が終了
  • 全国縦断GHPフォーラム今年も7会場で開催 販売復活の道探る
  • 栃木県協が本部施設にGHP75馬力 災害時の地域貢献で導入
  • 3月のエアコン出荷が全体的に低調に GHPは補助金申請待ちも影響か
  • ヤンマー、「リモートサポートセンター」オープン サービスの質高め信頼向上へ
  • 名古屋会場 = 7月 9日(木) = 名古屋市西区則武本町4-1-35 トヨタ産業技術記念会館/ホールA
  • 大阪会場 = 7月10日(金) = 大阪市中央区備後町3-6-14 アーバネックス備後町ビル/3階ホール
  • 福岡会場 = 7月16日(木) = 福岡市博多区千代1-17-1 パピヨン24オフィスビル/3Fホール
  • 広島会場 = 7月17日(金) = 広島市西区己斐本町3-8-5 広島県LPガス会館/3Fホール
  • 札幌会場 = 7月21日(火) = 札幌市中央区北3条西1-2 エア・ウォータービル/8Fホール
  • 仙台会場 = 7月23日(木) = 仙台市青葉区国分町3-1-18 カメイ本社ビル/9階ホール
  • 東京会場 = 7月28日(火) = 東京都千代田区九段北1-8-10 住友不動産九段ビル ベルサール九段
 
 
LPガスシンボルマークステッカー好評販売中

 
先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情 報>
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。2/24update
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 5月4日(月)
    * 休日の為休刊
  • 5月5日(火)
    * 休日の為休刊
  • 5月6日(水)
    * 休日の為休刊
  • 5月7日(木)
    * サウジ5月CP、プロパン465ドル・ブタン475ドルに値上がり
    * LPガスCIF価格は史上2番目に高い水準
  • 5月8日(金)
    《データ・ファイル5月号》
    市況編
    ◇LPガス価格の推移(FOB・CIF価格等)
    ◇全国主要都市のLPガス10m3小売価格推移
    需給編
    ◇LPガス需給実勢の推移
    ◇27年2月、3月需給実勢
    供給機器編・その他
    ◇26年度LPガス供給機器生産実績
    ◇27年3月度溶接容器生産本数
    ◇27年LPガスバルク貯槽生産推移
    ◇27年度マイコンメーター生産推移
    ◇26年度LPガス用警報器検定・検査合格数
    ※新設住宅着工戸数の推移
    消費機器編
    ◇27年3月度の主なガス機器検定検査
    ◇IHクッキングヒーターの国内出荷台数
    ◇家庭用ヒートポンプ給湯器(エコキュート)の国内出荷台数
    競合エネ編・その他
    ◇27年3月度の全国都市ガス販売量
    ◇27年1月末現在全国LPG自動車台数
    《業界日誌》
  ご希望の方に見本紙をお送り致します。
    プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。
    創刊より60年を迎え、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。
    LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースをぜひご購読ください。
    e-mail もしくはファクシミリにてご連絡下さい。
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2015(平成27)年
5月11日(月曜)
第3126号

PBN2015.5.11-01


14年度CIF
史上2番目の高水準
夏から下落も円安で8万542円
国別輸入量 米が3位に浮上

 財務省が4月28日に発表した14年度貿易統計速報によると、LPガスCIF価格は㌧当たり8万524円(前年度比1万2633円安)となり、前年度に記録した史上最高値に次ぐ2番目の高い水準となった。種別ではプロパン7万9421円(同1万3269円安)、ブタン8万4551円(同1万161円安)。国別では日本と最も距離の遠いアルジェリアの8万6861円が最高、米国の7万6826円が最安であった。


PBN2015.5.11-02


伊藤・高橋・田原氏に栄誉
春の叙勲 工藤・大内氏も

 政府は4月29日、平成27年春の叙勲受章者を発令した。LPガス業界関係者では、元東邦液化ガス参事三重支店業務部長の伊藤幸一氏(68)、元堀川産業直販本部保安課長の高橋眞一氏(62)、サイサン技術開発部技術工事課の田原道夫氏(62)が瑞宝単光章に輝いた。


PBN2015.5.11-03


トップインタビュー
エネ庁LPガス担当企画官 田久保憲彦氏

 資源エネルギー庁でLPガス産業振興を担当するLPガス担当企画官に、4月1日付で、資源エネルギー庁電力・ガス事業部電力基盤整備課課長補佐だった田久保憲彦氏が就任した。同課長補佐として各電力会社の送電網増強を後押しし、電力システム改革に向けた動きを加速させてきた田久保新企画官はLPガス業界の現状や課題、将来ビジョンをどう見るか。4月21日にエネ庁でインタビューした。
 ◇  ◇
 ――着任の抱負を。
 どのエネルギーについても言えることだが、すべての点で優れたエネルギーは存在しない。それはLPガスについても同じだ。
 LPガスの特徴といえば、クリーンで分散型で災害に強いところにある。全国2500万世帯で活用されている地域密着のエネルギーである。これらの点は確固たるものである。
 野球で言えば、先発投手というよりもセットアッパー、クローザーとしての印象が強い。頼りになる存在であり、やり方によってはまだまだ発展できるエネルギーだ。しっかりその環境を醸成していきたい。


PBN2015.5.11-04


経済省
全電源のコスト提示
実態に近いかたちで試算

 経済産業省は4月27日、30年のエネルギーミックス(需給構造)の基礎資料の一つとなる全電源の14年と30年時点の発電コスト試算結果を、エネ調発電コスト検証ワーキンググループ(座長=山地憲治・地球環境産業技術機構理事)の第6回会合に提示した。
 発電コスト試算は民主党政権時代の11年以来で、民間ヒアリングを通じて実態に近いかたちの全電源のモデルプラントを想定して再試算した。
 前回試算で原子力のみに上乗せした政策経費(立地・防災・広報・技術開発・導入支援など)は今回、全電源に割り振った。
 設備利用率や稼動年数を勘案した1㌔㍗時当たりの発電コストは原子力10・1円以上、石炭火力12・3円、LNG火力13・7円、石油火力30・6円、ガスコージェネ13・8~15円、石油コージェネ24~27・9円、太陽光発電(メガ)24・3円、同(住宅)29・4円。


PBN2015.5.11-05


山形県協
青年部を再立ち上げ
14会員 部会長に佐藤友紀氏

 山形県LPガス協会(大場正仁会長)は休眠状態だった青年部を再立ち上げし、4月23日に山形市のホテルキャッスル山形で発足会議を開いた。14会員での再出発。部会長には千代田商事(本社・山形市)の佐藤友紀社長が就いた。今年度は需要開発推進運動の推進役として、協会活動をバックアップする。


PBN2015.5.11-06


ニイミ産業
超系列の「地域連合」提唱
自由化に備え競争力強化を

 ニイミ産業(本部・春日井市、新美良夫社長)は、春日井、半田、四日市の各拠点で系列の壁を超えた「地域連合」の形成を働きかける。電力・都市ガス小売の全面自由化を睨み、各エリアの系列販売店、他系列販売店と「面」を意識した販売網を構築。配送、検針、保安、工事業務の一本化に加え、将来的には料金メニューの一律化も図り、競合エネルギーへの対抗地盤を強化する。
 「地域連合」構想は4月18日、名古屋市のキャッスルプラザで開いた「平成27年度ニイミ石油ガス販売協同組合定時総会・方針発表」で明らかにした。
 新美社長は、「企業規模だけで見ると、電力・都市ガスに対抗するのは難しい。しかし、地域をグループでカバーし、効率的な供給体制を構築していけば、LPガス事業ならではの〝顔の見える心のこもった仕事〟と相まって、これまでにない存在感を発揮できるはずだ」と強調。


PBN2015.5.11-07


新幹線開通 北陸に新風を‼
成長戦略描く石川・富山県業界

 2015年3月14日、東京~金沢間を最短2時間28分で結ぶ「北陸新幹線」が開業した。構想から半世紀越しの夢実現に沸く地元の石川、富山県では新たな人の流れや企業進出による経済効果を期待する声が高まっている。都心から伸びるレールが運ぶ新しい風。それは地場のLPガス事業者にとっても新規需要創出の追い風となる。一方で、両県では人口減、エネルギー自由化に伴う競争環境激化など、逆風ともとれる事象が事業課題として浮き彫りになっている。風向きの読めない環境下で、地域の業界人はどのような成長戦略を描き、いかにその実現を図ろうとしているのか。石川、富山県協会トップの運営方針とともに、10年後の業界を担うであろう若手経営者、現場担当者の取り組み、成長ビジョンの紹介を通じ、飛躍する北陸業界の活力を探る。


PBN2015.5.11-08


なにわ短信
ネパールへの想い

 ネパールの地震の報道写真を見て衝撃を覚えた。わずか1年余り前に訪ねたカトマンズの寺院が見る影もなく崩れ、レンガの山と化していた。土産物の売り子や旅行会社の勧誘をあしらいながら歩いた広場は、余震を恐れる避難民で埋まっている。
 世話になった現地ガイドや陽気なホテルスタッフたちは無事だろうか。思い返せばカトマンズの建物は、レンガを積み上げただけの簡素な造りが多かった。建築に明るくないのではっきり言えないが、高級ホテルや公共建築でなければ耐震性は低そうだった。
 10年で人口が倍増、100万人に成長した過密都市、カトマンズではそこかしこで質量販売のLPガスが活躍していた。数日間の滞在中、LPガスを運ぶ自転車を何度も見た。ガロンボトル入りの飲料水を店頭に積み上げたガス屋さんを発見し、「どこの国でもガスと水は相性が良いのか」と感心したことを覚えている。
 ネパールのガス屋さんたちは今、懸命にガスと水を被災者に届けているに違いない。ライフラインを担う者の心意気は、国籍や肌の色を超えてつながっているはずだ。


PBN2015.5.11-09


ガス機器出荷
15年度は微増の2989億円
JGKA予測 エコジョーズがカギに

 日本ガス石油機器工業会(JGKA、國井総一郎会長)はこのほど、「ガス・石油機器出荷実績見込みと予測2015」をまとめた。ガス機器の14年度見込みは、出荷金額ベースで前年比8・1%減の2954億円、石油機器が8・5%減の943億円。消費税増税の駆け込み需要の反動が長引き、新設住宅着工のマイナスが響いた。一方、15年度は、省エネ住宅ポイント制度や高効率給湯器への取り替え進展で、ガス機器が1・2%増の2989億円、石油機器が3・1%増の972億円と予測している



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