プロパン、LPガス専門紙 ・ 1955( S30 ) 年 2月 創刊   
  第3173号
2016(平成28)年
4月 18日(月曜)
 プロパン・ブタンニュースはおかげさまで創刊61年

 平成28年(2016年)熊本地震により被災された方々ならびに関係者の皆様に、心よりお見舞いを申し上げますとともに、被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
発行所 :  株式会社石油化学新聞社 
住  所:  東京都千代田区岩本町2-4-10  電話 03-5833-8840   FAX 03-5833-8841
支社局 :  大阪 支局:札幌・仙台・名古屋・広島・福岡
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LPガスの歴史を機器ごとにまとめました 2000年10月以降の見出しをご覧下さい
今年で発刊46年目 LPガスの統計資料を網羅  LPガス法解説
 
 プロパン・ブタンニュースは、LPガスがガス体エネルギーとして注目され始めた昭和30年にわが国で初めてのLPガス関係専門紙として創刊されました。 これまで業界専門紙として内外のあらゆるニュースを迅速・的確に報道する一方、オピニオンリーダーとしての役割を果たすとともに、業界の良き伴侶として業界の草創期より歩み続けてまいりました。
 本紙は、1面に総合面を配し、首都圏版、北海道版、東北版、中部版、近畿・四国版、中国版、九州版、住設機器・供給機器版で紙面構成しております。また、本紙は専門紙で唯一「GHP&コージェネ版」を設けるとともに、「新エネルギー版」で新しいガスエネルギー時代に対応した紙面づくりに取り組んでおります。
 創刊60年を迎え今後は、展開する拠点(本社・大阪・札幌・仙台・名古屋・広島・福岡)によるネットワークを生かし、正確でタイムリーな情報を提供するほか、販売最前線の声を発信し、従来以上に現場報道に徹します。
 ホームページをご覧いただくとともに、是非プロパン・ブタンニュースをお手元にてご購読くださいますようおすすめ致します。
<総合面>

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東日本大震災とLPガス
< 住 設 ・ 新 技 術 >
  • 日本ガス石油機器工業会、ガス機器の今期出荷金額3%増を予測
  • イワタニ水素ステーション「平日夜9時まで営業」拡大
  • 国際石油開発帝石、電力小売参入者にクラウドサービス提供
  • セーバープロの現場から-20-伊丹産業、慣れ・油断が最大の敵

特集記事
<LPG車特集2016>
  * 56万台・130万トン市場に挑戦
  * 新規需要掘り起し-併燃・混燃進展 乗用・トラック照準
  * 排ガス問題脚光で好機
  * LPガス自動車普及促進協議会・椿貴喜会長、産官と連携 環境・災害対応力前面に
  * 最前線ルポ/導入・普及へ切磋琢磨
  * 縦貫タクシー(青森七戸市)=LPG車で経営再建 簡易スタンド2カ所設置
  * 大城エネルギー(能美市)=震災教訓に改造加速 防災インフラをLPガスで拡充
  * 佐藤興産(さいたま市)=スタンドサービス強化 シルバー人材が円滑対応
  * 福井商会(奈良市)=奈良観光の足回りに「NV200}タクシー会社に訴求
  * 京都液化ガス(京都市)=バイフェーエル、新たな視点で提案促進
  * 成功事例を共有 すそ野拡大へ全力
  * ガスワングループ=インフラ固め需要創造 ハイブリッド車「1店1台」推進
  * 北海道LPガス協会自動車支部=スタンドマップ「便利」と好評 車両紹介も
  * 中国地区LPガス協会連合会自動車部会=「充填中」表示札を無償配布 事故防ぐ
  * T&Dリース=オートリース提案強化 経費平準化・事務処理軽減に貢献
  * エフ・ケイメカニック=混燃トラック6月発売 パーワーゲト付きで配送用に
  * パートナー=割安な改造中古車発売 ユーザー層拡大狙う
  * だるまエナジー=混燃トラックを試験販売 寒冷地含む全国で
  * インテグラル=業界向け営業車に「アクシオ」改造 5年・10万キロ保障
  * LPG内燃機関工業会=最低保証制度を展開 改造車「3年・5万キロ」
  * ニチガス=セルフスタンド「エコスタ」90基出荷 軽バン導入本格化
  * オートガス拡大続く 国際強調 成長サイクル確立へ
  * スタンド基準適合化問題 日韓、現行スキーム継続
GHPとコ・ジェネ版 / 新エネルギー版 GHP出荷実績 
GHPフォーラム日程
13:00 ~ 17:00
東 京 5/23
札 幌 6/7
広 島 6/9
福 岡 6/10
大 阪 7/8
仙 台 7/22
名古屋 7/27
  • 高効率空調設備など対象の省エネ補助金募集開始
  • GHP出荷は中期的に増加傾向維持(日冷工予測)
  • GHPコンソーシアム、GHPフォーラムなど16年度活動日程決まる
  • パナソニック、最新空調を体感・実感できるAQラボの積極利用を期待
  • <時代が求めたガス空調①>GHP誕生の目的は電力負荷平準化
  • 埼玉県三芳市が災害対応で小学校2校にLPガスGHP導入
  • ヤンマーがLPガス発電機を発売 オプションで給湯も可能に
  • GHP2月出荷、19%増の2333台 15年度3万台突破へ

先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情 報>
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。2/24update
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 4月11日(月)
    * 「公共建築工事標準仕様書」にLPガスバルク追加 日団協が国交省と交渉で実現
    * エア・ウォーターが50KW発電ユニット開発、アストモスに5基納入
  • 4月12日(火)
    * 約7割の容器検査所がバルクくず化処理の意向
    * アストモスとミライフ東日本、福島の2地域で充填受委託
  • 4月13日(水)
    * LPガス業界、地域密着を徹底し総合インフラ産業へ
    * 振興センター、FRP容器や地域販売業実態の調査も視野
  • 4月14日(木)
    * ガス保安規制の整合化、5月から一部施行 周知・調査頻度・距離制限などは来年に
    * 保安規制の整合化/LPガス編-不在消費者は3回以上訪問で「調査拒否」に
  • 4月15日(金)
    《データ・ファイル4月号》
    市況編
    ◇LPガス価格の推移(FOB・CIF価格等)
    ◇全国主要都市のLPガス10m3小売価格推移
    ◇28年2月末現在のLPガス市況調査
    ◇小売店へのLPガス卸売価格と分布状況
    需給編
    ◇LPガス需給実勢の推移
    ◇28年1月、28年2月需給実勢
    供給機器編・その他
    ◇27年度LPガス供給機器生産実績
    ◇28年2月度溶接容器生産本数
    ◇27年LPガスバルク貯槽生産推移
    ◇27年度マイコンメーター生産推移
    ◇27年度LPガス用警報器検定・検査合格数
    ※新設住宅着工戸数の推移
    消費機器編
    ◇28年2月度の主なガス機器検定検査
    ◇IHクッキングヒーターの国内出荷台数
    ◇家庭用ヒートポンプ給湯器(エコキュート)の国内出荷台数
    競合エネ編・その他
    ◇28年2月度の全国都市ガス販売量
    ◇27年12月末現在全国LPG自動車台数
    《業界日誌》
  ご希望の方に見本紙をお送り致します。
    プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。
    創刊より60年を迎え、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。
    LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースをぜひご購読ください。
    e-mail もしくはファクシミリにてご連絡下さい。
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2016(平成28)年
4月 18日(月曜)
第3173号

PBN2016.4.18-01


経済省
LPガス法とガス事業法の規制
5月中に一部整合化
残りは来年4月に施行へ

 経済産業省は、LPガス法とガス事業法で異なる保安規制の整合化を一部の項目で今年5月中に施行し、残る規制も都市ガス小売の全面自由化がスタートする来年4月に併せて施行する。11日に開かれた産業構造審議会の第6回保安分科会(会長=横山明彦・東京大学大学院教授)に具体的内容を報告した。


PBN2016.4.18-02


県業界
容器倒壊などに迅速対応
熊本地震〝震度7〟 被害大きく情報錯綜

 14日午後9時26分ごろ、熊本県熊本地方を震源とする最大震度7の強い地震が発生した。震源の深さ10km、マグニチュード6・4と推定され、午後10時7分ごろにも震度6弱の大きな余震を観測した。15日午後2時現在、熊本県や熊本県警察本部などによると9人が死亡し1091人が負傷、1万6千人が各地の避難所などに避難している。国内で震度7を記録したのは2011年の東日本大震災以来で九州では観測史上初。気象庁は15日、この地震を「平成28年熊本地震」と命名した。
 今村昭彦・熊本県LPガス協会専務理事は本紙取材に対し(15日午後3時)、「マイコンメーター遮断のおかげで、現在のところ供給先の被害報告はない。甚大な被害のあった益城町でガス臭がするとの情報が複数寄せられているが、道路陥没で車両が通れないところも多く、支部が早朝から応急点検などの処置をして回っている状況だ。並行して県内41カ所の充填所のうち約20カ所から報告された被害情報をまとめている途中だが、容器倒壊や壁面崩落といった内容で、既に応急処置済みのものが多いようだ」と語った。県協会の会員有志による災害緊急支援組織「チームLPG」が出動するかは、被害状況を見極めて決めるという。


PBN2016.4.18-03


群馬県協と富岡ガス協組
甘楽町に2.9トンバルク寄贈
新設中学と給食センター向け

 群馬県LPガス協会(遠藤祐司会長)と富岡ガス事業協同組合(伊藤好則理事長)は甘楽町に2・9トンバルクなどを寄贈し、12日に茂原荘一町長に目録を手渡した。各地域での理解促進を目的に展開してきた群馬県協の公共施設向け設備寄贈先は9カ所となった。
 甘楽町は今回、町内二つの中学校を統合して学校給食センターとともに施設を建て替えたほか、400人分の食堂がある「防災交流センター」も敷地内に新設した。
 旧給食センターはA重油ボイラーを使用していたが、当初の設計段階からバルクによるLPガスを採用した。建て替え後は規模を倍増し、中学校ほか町内の小学校や幼稚園向けに1日当たり1500~1600食を作る。「米飯給食をしっかりさせるために大きな炊飯釜も用意した」(茂原町長)。



PBN2016.4.18-04


北海道AW
「既存充実」と「新規創出」
今年度方針説明会 大槻・北ガス社長講演も

 北海道エア・ウォーター(本社・札幌市、曽我部康社長)は8日、札幌市の札幌グランドホテルでエネルギー事業の今年度方針説明会を開いた。新年度は「既存事業の充実と、新規事業の芽の創出」を掲げ、生活提案企業への脱皮を図ると打ち出した。大槻博・北海道ガス社長の基調講演は道内最大手の都市ガストップを迎えた異例の講演とあって、場内からは感嘆の声が上がった。


PBN2016.4.18-05


カメイ
楽天ポイント導入
6月開始予定 顧客囲い込みの一環

 カメイ(本社・仙台市、亀井文行社長)はホームページ上から所定の登録手続きをしたLPガス顧客と灯油顧客に対し、料金の支払額に応じて「楽天スーパーポイント」を付与するサービスを開始する。エネルギーの自由化で予測される顧客の流動化に備え、顧客囲い込みの一環として行う。


PBN2016.4.18-06


三神
主婦目線で信頼獲得
「住まいるコミュニケーター」 アフター体制構築











 三神(本社・神埼市、石川博社長)の女性社員によるアフターサポートチーム「さんしん住まいるコミュニケーター」が成果を上げている。女性ならではの目線に立ったフォロー提案で、顧客の信頼獲得に弾みをつける。
 検針スタッフが主なメンバー。リフォームや機器購入客を定期訪問し、機器の操作方法や活用術、生活に役立つアドバイスなども行う。


PBN2016.4.18-07


LPガス発電機
災害時に園児守る備え
ワタナベの提案実る 豊中市の2幼稚園が導入



 小曽根学院(関山正彦理事長)はこのほど、同院が運営する豊中市の二つの幼稚園で、災害時の電源を確保する狙いから低圧LPガス発電機を導入した。ワタナベ(本社・吹田市)の渡邉眞社長の熱心な提案活動が実り、2園での同時採用となった。


PBN2016.4.18-08


56万台・130万トン市場に挑戦 LPG車特集
新規需要掘り起こし
併燃・混焼進展タクシー確保 乗用・トラック照準

 日本LPガス協会は昨年11月改訂の「LPガス産業の中長期展望」で、2030年のLPG車市場を「総需要130万トン」「台数56万台」と描いた。今後15年間で総需要、台数ベースともに年1%の成長を見込んでいる。高いハードルにも見えるが、世界のLPG車市場が近年は年2%強成長していることを踏まえれば、達成不可能な目標ではない。その実現には、中長期展望で課題に掲げる技術開発、国際基準との整合化、規制緩和に向けた関係当局との折衝はもちろん、販売事業者の1社1台運動に代表されるLPガス業界挙げての取り組みが重要だ。業界一丸となった推進こそが、第三者にLPG車をPRする最大のポイントとなる。今年度は潜在的な成長可能性、課題などに焦点を当てながら、国内市場でのLPG車の新たな側面をクローズアップする。各地の普及促進活動も大きく取り上げ、業界のPR活動を盛り上げていく。


PBN2016.4.18-09


国際協調 成長サイクル確立へ
オートガス拡大続く

 3月3~4日、東京・芝公園の東京プリンスホテルで開かれたLPガス国際セミナー2016(LPガス振興センター主催)で、世界LPガス協会のセシル・ヌリガット・オートガス・マネジャーが講演した。ヌリガット氏は、世界のLPガス市場では運輸用需要が最も増加しており、今後も成長可能性がかなりあることを指摘し、LPG車やオートガス市場の明るい将来像を展望した。そのうえでトルコや英国、ドイツ、イタリアといったLPG車大国で進められるLPG車普及促進策を紹介、日本のLPガス事業者をはじめLPG車、LPガススタンドに携わる関係者にさまざまな可能性を示した。


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