プロパン、LPガス専門紙 ・ 1955( S30 ) 年 2月 創刊   
プロパン・ブタンニュースは
おかげさまで創刊62年
2016(平成28)年6月13日(月曜) 第3180号
   発行所 :  株式会社石油化学新聞社 
   住  所:  東京都千代田区岩本町2-4-10 電話 03-5833-8840 FAX 03-5833-8841
   支社局 :  大阪 支局:札幌・仙台・名古屋・広島・福岡
  地図 

平成28年(2016年)熊本地震により被災された方々ならびに関係者の皆様に、心よりお見舞いを申し上げますとともに、被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
見本紙などのご請求もこちらから 月曜から金曜まで新鮮な情報をA4サイズで
LPガスの歴史を機器ごとにまとめました 2000年10月以降の見出しをご覧下さい
今年で発刊46年目 LPガスの統計資料を網羅  LPガス法解説
 
 プロパン・ブタンニュースは、LPガスがガス体エネルギーとして注目され始めた昭和30年にわが国で初めてのLPガス関係専門紙として創刊されました。 これまで業界専門紙として内外のあらゆるニュースを迅速・的確に報道する一方、オピニオンリーダーとしての役割を果たすとともに、業界の良き伴侶として業界の草創期より歩み続けてまいりました。
 本紙は、1面に総合面を配し、首都圏版、北海道版、東北版、中部版、近畿・四国版、中国版、九州版、住設機器・供給機器版で紙面構成しております。また、本紙は専門紙で唯一「GHP&コージェネ版」を設けるとともに、「新エネルギー版」で新しいガスエネルギー時代に対応した紙面づくりに取り組んでおります。
 創刊60年を迎え今後は、展開する拠点(本社・大阪・札幌・仙台・名古屋・広島・福岡)によるネットワークを生かし、正確でタイムリーな情報を提供するほか、販売最前線の声を発信し、従来以上に現場報道に徹します。
 ホームページをご覧いただくとともに、是非プロパン・ブタンニュースをお手元にてご購読くださいますようおすすめ致します。
< 総 合 版 >
 
 < 首 都 圏 版 >
  • TOKAIホールディングス、TLC会員50万件突破 早期倍増目指す
  • 山久プロパン(須坂市)、小学校社会科教材で「LPガスのしごと」紹介
  • 東京ガス、豊洲市場に「豊洲スマートエネルギーセンター」から熱電供給
  
 LPガスシンボルマーク
ステッカー好評販売中
 
< 支 社 支 局 版 >
< 住 設 ・ 新 技 術 >
  • 燃料電池シンポジウムに600人 低廉化技術が進展
  • 富士電機、非常時はLPGに切り替わるリン酸型燃料電池を紹介
  • 宅配水協、乳幼児やけど事故防止へ自主基準適用を強化

  • 有力事業者「2016年度の方針」
  • 東北市場流通実態-現勢と有力事業者動向
  • LPガス業者大相撲番付2016仙台場所
  • <ウォーター特集>ビジネス最前線
    * TOKAI、「うるのん」で市場切り拓く
    * トーエル、「Hawaiian Water」発売 最高品質の水と付加価値の水素水
    * 有力各社の新戦略 -市場拡大・提案営業-
    * エア・ウォーター、トータルで提供強みに 郵便局とのタイアップも
    * かもめガス、アクアメイトで差別化 防災用備蓄水なども提唱
    * OSGコーポレーション、電解水素水生成器など多彩な製品を展開
    * ウォーターネット、オーナー会の活動さらに活発化
    * コウノウォーター、ワンウェーを多彩なボトルで提供
    * ゼンケン、浄水器レンタル 新サービスに最適
    * サイサン、電気・ガスとセット販売 「ウォータワン」11万件超必達へ
    * タカギ、蛇口一体型浄水器 水回り提案の切り口に
    * パーパス、「アクアウイング」国産高品質で好評
    * 両元産業、廃サーバーを適正・確実に処理
    * ロックス、浄水サーバーの水素水供給型も投入
    * 市場動向、年1200億円規模に拡大 M&Aや提携も活発化
GHPとコ・ジェネ版 / 新エネルギー版 GHP出荷実績 
GHPフォーラム日程
13:00 ~ 17:00
東 京 5/23
札 幌 6/7
広 島 6/9
福 岡 6/10
大 阪 7/8
仙 台 7/22
名古屋 7/27
  • 政府、安定供給可能な予備率確保で今夏の節電要請見送り
  • GHPがピークカットに最大貢献 原発5~6基分節電
  • 4月GHP出荷、LPガス機の好調続く 都市ガス機は減
  • ミユキ化成、GHPで職場環境快適に 生産性向上にも貢献
  • 全国縦断GHPフォーラム東京会場、普及促進へノウハウ共有
  • <時代が求めたガス空調-3->技術学校で専門家養成 全国46カ所で
先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情 報>
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。2/24update
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 6月6日(月)
    * エネ庁、工場やコンビニなどに省エネ評価制度 今年度からスタートへ
    * ガス小売り事業者の保安業務規程、自社のリスク見極め、保安水準の向上を
  • 6月7日(火)
    * 進化する業界活動-電力ガス自由化で市場環境が大きく変化
    * 小売電気登録307社に、新たに全農エネと三愛石油
  • 6月8日(水)
    * 4月LPガス出荷98万トンと低迷 前年比13%減
    * 事故ゼロ・災害に強いへの挑戦は続く
  • 6月9日(木)
    * 都市ガス燃料電池に非常時はLPガス利用 富士電機りん酸型
    * 東京ガス、東南アジア地域で日本語教育を支援
  • 6月10日(金)
    《データ・ファイル6月号》
    市況編
    ◇LPガス価格の推移(FOB・CIF価格等)
    ◇全国主要都市のLPガス10m3小売価格推移
    ◇28年4月末現在のLPガス市況調査
    ◇小売店へのLPガス卸売価格と分布状況
    需給編
    ◇LPガス需給実勢の推移
    ◇28年3月、4月需給実勢
    供給機器編・その他
    ◇27年度LPガス供給機器生産実績
    ◇28年4月度溶接容器生産本数
    ◇28年LPガスバルク貯槽生産推移
    ◇28年度マイコンメーター生産推移
    ◇28年度LPガス用警報器検定・検査合格数
    ※新設住宅着工戸数の推移
    消費機器編
    ◇28年4月度の主なガス機器検定検査
    ◇IHクッキングヒーターの国内出荷台数
    ◇家庭用ヒートポンプ給湯器(エコキュート)の国内出荷台数
    競合エネ編・その他
    ◇28年4月度の全国都市ガス販売量
    ◇28年2月末現在全国LPG自動車台数
    《業界日誌》
  ご希望の方に見本紙をお送り致します。
    
プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。
    創刊より60年を迎え、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。
    LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースをぜひご購読ください。
    e-mail(inoue@sekiyukagaku.co.jp) もしくはファクシミリにてご連絡下さい。
最初のページに戻る
2016(平成28)年
6月13日(月曜)
第3180号

PBN2016.6.13-01


全L協総会
業界一丸で課題解決へ
需要開発・保安・適正化など継続
北嶋体制3期目へ 「自由化はチャンス」

 全国LPガス協会(北嶋一郎会長)は10日、東京・港区の第一ホテル東京で通常総会を開き、①保安確保②需要拡大③取引適正化・料金透明化④災害時対応強化⑤業界発展基盤の強化⑥スタンド事業者活性化―などを重点事項とする今年度事業計画を決めた。昨年度までの3カ年計画で実施してきた需要開発推進運動を引き続き展開していくなど、基本的には昨年度事業を踏襲した内容となっている。電力、都市ガス自由化を受けてエネルギー間競争が激しくなると予想されるなか、業界一丸となった課題解決へ向かう。役員改選期に当たったが、3期目を迎える北嶋会長など正副会長は全員留任した。


PBN2016.6.13-02


新パナマ運河の初通行商船
アストモスLPG船に

 拡幅工事を終えた新パナマ運河を商船として最初に通航する船が、アストモスエネルギー(本社・東京、増田宰社長)が定期用船契約を結んでいる7万8千立方㍍型LPG船「リカステ ピース」号と決まった=一部既報=。同号は日本郵船が運航。開通日の26日に記念式典を開き、27日から商船が通る。


PBN2016.6.13-03


GHP
寒冷地で優位性発揮
フォーラム札幌会場に70人

 GHPコンソーシアム(野村雅男理事長)は7日、札幌市のエア・ウォータービルで全国縦断GHPフォーラム(日本コミュニティーガス協会、全国LPガス協会、石油化学新聞社後援)を開いた。元売、卸などの営業や設備担当者70人超が参加した。エネルギー市場の自由化が進むなか、GHPのさらなる普及に向けた道筋を探ろうと出席者全員が熱心に耳を傾けた。


PBN2016.6.13-04


LPガス一筋 地域を下支え
空知ガス 創立40周年

 空知ガス(本社・深川市、菅原栄社長)は今年、創立40周年を迎え、5月26日に深川市のプラザホテル板倉で記念式典を開いた。取引先などの関係者、社員合わせて90人超が出席するなか、菅原社長は「これからも安価安定供給を通じて地域に貢献していく」と力強く述べ、次代に向け新たな一歩を踏み出した。

PBN2016.6.13-05


カメイ石巻
震災前の地で再開
移転先から回帰 復興貢献を加速

 カメイ(本社・仙台市、亀井文行社長)は東日本大震災の津波で全壊した石巻営業所を以前の土地に再建し1日、竣工式を行った。亀井社長は「当地の復興は道半ばだが、少しでも貢献していきたい」とあいさつした。
 石巻営業所は海岸から800㍍の距離。2011年3月11日の津波で事務所や充填所は全壊した。敷地内にプレハブの仮設事務所を設け事業を再開したが同年8月、石巻市南中里に移転した。
 今回、市内伊原津に回帰し、延べ床面積248平方㍍の2階建て事務所と、以前より1・2倍広い223平方mの容器置き場を新築した。充填設備は設けず、充填は塩釜ガスターミナルで行う。


PBN2016.6.13-06


中国5県協
災害時に相互支援
広島 総会で協定締結 承認

 広島県LPガス協会(河尻清会長)は5月25日、広島市の広島県LPガス会館で通常総会を開いた。今年度事業計画と会費の値上げ改定を決めるとともに、「中国地域災害時相互支援協定」の締結を承認した。協定は、中国地域で災害などが発生した時に中国5県協会が相互に協力し、支援要請のあった県に避難所などへのLPガス供給・運搬、被災地でのLPガス供給・消費設備の点検などによる保安業務、関係資機材や車両の提供などの支援を行う。


PBN2016.6.13-07


高知県協
県域越え防災訓練
愛媛県協・アストモス協力

 高知県LPガス協会(小野昌男会長)は5日、宿毛市で開かれた高知県総合防災訓練・地域防災フェスティバルに参加した。被災地域でLPガスの安定供給に支障をきたす状況にあると想定し、愛媛県LPガス協会とアストモスエネルギーの協力を得て、県域を越えた訓練を実施。高い確率で発生するとされる南海トラフ巨大地震などの災害に備え、LPガスの有用性を示した。


PBN2016.6.13-08


「うるのん」で市場切り開く TOKAI

 1200億円規模にまで拡大した宅配水関連市場だが、ここにきて踊り場局面を迎えている。日本宅配水&サーバー協会の推定で、2015年はリターナブル、ワンウエーともに統計を取り始めた07年以降で初めて、顧客数がマイナスとなった。16年も3%程度の成長が見込まれるものの、サーバーの普及率は現在、全世帯に対し6・5%、ファミリー(親族の複数居住世帯)で9・8%(いずれも10年国勢調査ベース)と1割にも満たない。他方、宅配水を事業の柱に据え、成長を見据える事業者も少なくない。ワンウエー「おいしい水の贈りもの うるのん」(うるのん)ブランドを全国展開するTOKAI(本社・静岡市、小栗勝男社長)は今年度も積極的に打って出る。ブランドが定着したことから、原資を、最前線のSP(セールス・プロモーション)に集中し、宅配水顧客を伸ばしていく。


PBN2016.6.13-09


年1200億円規模に拡大 宅配水市場
競争激化
顧客接点強化が急務
M&Aや提携も活発化

 東日本大震災と福島第一原発事故の影響による急激な需要増により、ウオーターサーバーは認知度を高め、宅配水市場は1200億円規模にまで拡大した。日本宅配水&サーバー協会(JDSA、赤津裕次郎代表理事)は2016年の市場規模を前年比3・2%増の1327億6200万円と推定。内訳はリターナブル形式が同2・0%増の778億1700万円、ワンウエー(OW)・バッグインボックス(BIB)形式は同5・0%増の549億4500万円を見込む。


最初のページに戻る