プロパン、LPガス専門紙 ・ 1955( S30 ) 年 2月 創刊   
 

2017(平成29)年 3月 27日

 第3219号


 
見本紙などのご請求もこちらから 月曜から金曜まで新鮮な情報をA4サイズで
LPガスの歴史を機器ごとにまとめました 2000年10月以降の見出しをご覧下さい
今年で発刊46年目 LPガスの統計資料を網羅  LPガス法解説
 
 プロパン・ブタンニュースは、LPガスがガス体エネルギーとして注目され始めた昭和30年にわが国で初めてのLPガス関係専門紙として創刊されました。 これまで業界専門紙として内外のあらゆるニュースを迅速・的確に報道する一方、オピニオンリーダーとしての役割を果たすとともに、業界の良き伴侶として業界の草創期より歩み続けてまいりました。
 本紙は、1面に総合面を配し、首都圏版、北海道版、東北版、中部版、近畿・四国版、中国版、九州版、住設機器・供給機器版で紙面構成しております。また、本紙は専門紙で唯一「GHP&コージェネ版」を設けるとともに、「新エネルギー版」で新しいガスエネルギー時代に対応した紙面づくりに取り組んでおります。
 創刊62年を迎え今後は、展開する拠点(本社・大阪・札幌・仙台・名古屋・広島・福岡)によるネットワークを生かし、正確でタイムリーな情報を提供するほか、販売最前線の声を発信し、従来以上に現場報道に徹します。
 ホームページをご覧いただくとともに、是非プロパン・ブタンニュースをお手元にてご購読くださいますようおすすめ致します。
<総合面> 
 
アスタナ国際博覧会 7月に本社視察団派遣 募集開始 UAEも訪問
 
 石油化学新聞社は、6月10日~9月10日の93日間、中央アジアの産油国カザフスタンで開かれるアスタナ国際博覧会に視察団を派遣します。LPガス輸入相手国として米国に次ぐ第2位のUAE(アブダビ、ドバイ)の訪問を併せ、7月9日(日)~16日(日)の6泊8日の日程で派遣します。


   視察団ご案内はこちらから    アスタナ国際博覧会のご案内(経済産業省)   日本館公式サイト   

 〝未来のエネルギー〟がテーマのアスタナ博。CO
排出削減や省エネ推進を掲げて05年に開かれ、水素エネルギー社会の幕開けを告げた愛知万博と同様、エネルギー万博の色彩の濃いものとなります。
 アスタナ博には115ヵ国18政府機関が出展予定(2月27日時点)しており、日本政府は「エネルギーをつくる技術」「エネルギーを使う技術」の最先端であるLEDや水素に加え、藻類バイオ、HEMSなどの日本が英知を結集して築き上げた省エネ・新エネ技術を世界に発信します。
 本社視察団は7月13日(水)にアスタナ博を視察し、日本館やカザフスタン館を訪れるほか、現地で中村富安日本政府代表との会見も予定しています。視察の詳細は近日発表します。ご期待ください
。 
 <首都圏版>

 LPガスシンボルマーク
ステッカー好評販売中
<地方版>
  • 北海道=日通プロパン会、ポイント制度や電力活用で顧客囲い込み強化
  • 北海道=LPガスに関する意識調査、道内価格「説明あれば受容」38%
  • 東北=宮城県協仙台地区協、仙台市と災害時協定 避難所の安心確保
  • 中部=日本ガスコム、新エネ事業を拡充強化 小型風力も視野
  • 近畿・四国=ミライフ西日本、京和燃料協業組合の事業譲受 京都に初の充填施設
  • 近畿・四国=細川(神戸市)、宅配弁当・移動販売にチャレンジ
  • 中国=〝歩くよろこび 〟を支援 岡山県協が児島婦人会ウォーキング大会に協賛
  • 九州=エコア設立10周年で記念式典 次を見据え挑戦
 
< 住 設 ・ 新 技 術 >

 特集記事
  <春季特集号>挑戦・時代を走る
   * 全面自由化 全国ミツウロコ会挙げ市場攻略
   * 共同施策展開 2000店へ会員増に拍車
   * 電力小売初年度4万件達成へ 商圏外や高圧でも
   * 〝あんしんバリュー〟でアパートの価値高まる
   * 走・攻・守「描く!成長戦略」
   * 北海道エナジティック=電力販売好調 LNGも視野 過疎化対策課題に
   * 山形酸素=LPガス標準化に力 客単価向上へサービス拡充
   * 岩谷産業=エネ総合展開に拍車 都市ガス市場、保安・商材販売で開拓
   * 垣見油化=自由化へ囲い込み 顧客の8%新電力に転換
   * 共栄液化ガス=地域と「四方共栄」対面訪問で信頼構築
   * サイサン=大洋州含め進出加速 アジア随一の企業に
   * 伊丹産業=自由化睨み体質強化 電力は2万件突破
   * 宮崎商事=用途や時間帯別メニュー 需要促す料金体系に
   * TOKAIホールディングス=暮らしを総合サポート「TLC」完成目指す
   * 広島ガスプロパン=広島・福山・岡山の3大物流拠点整う
   * チョープロ=新電力軸にLPガス エネ多面戦略を拡大
   * ニチガス=4月から都市ガス販売 100万件供給視野に 
   * 全国マップ「変わる流通地図」
   * 最近の主な流通再編・統合などの動き
   * 検証/流通再編・統合・業務提携
   * ジクシス=変化見据え戦略強化 新価格フォーミュラ 特約店支援策拡充
   * イワタニ島根=石見の総合エネ企業へ アナログ・デジタル両方を駆使し拡販
   * 新パナマ運河開通 シェール流通加速
   * JXと東燃経営統合 石油元売再編加速
   * エネクスやサイサン、成長へ海外市場開拓
   * サイサン=東京ガスと包括提携 都市ガス小売りに参入
   * アストモスと東ガスLHD=配送100万件目指し提携 物流網を〝公共財〟に
   * 富岡市ガス、堀川産業に事業譲渡
   * 首都圏大手が商圏拡大 自由化機に拠点進出活発
   * エネクス関東、山三交通と新社 「江東南砂エコステ」に
   * 新電力の販売実績(2016年4~11月)
   * 登録ガス小売り事業者一覧(2017年3月23日現在)
   * 需給・価格「LPガス国際セミナー」
   * 最前線/ニュースワード2017

GHPとコ・ジェネ版 / 新エネルギー版 GHP出荷実績 
先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情 報>
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。2/24update
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 3月20日(月)
    * 休日の為休刊
  • 3月21日(火)
    * 経産省29年度保安指針、新たに業務用CO警報器設置や地震の追加対策
    * 米国が世界をリード 輸出が成長戦略の要/LPガス国際セミナー主要講演から
  • 3月22日(水)
    * 福島原発避難指示区域の残置容器2.8万本を回収
    * ケタ違いの中国とインド 産消両方の立場で/LPガス国際セミナー主要講演から
  • 3月23日(木)
    * 河原実業、レモンガスが4月から都市ガス事業開始
    * サウジは再び世界市場の主導権を握るか/LPガス国際セミナー主要講演から
  • 3月24日(金)
    * ミライフ西日本、京和燃料協組から事業譲渡
    * 出光徳山が創業60周年、LPガス原料に石化製品生産
     ご希望の方に見本紙をお送り致します。
プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。創刊より60年を超え、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースをぜひご購読ください。右「見本紙希望」ボタンからフォームを送信してください。 e-mail(inoue@sekiyukagaku.co.jp) もしくはファクシミリにてご連絡下さい。
最初のページに戻る
2017(平成29)年
3月27日(月曜)
第3219号

PBN2017.3.27-01


ENEOSグローブ
16年キャンペで3300トン増販
17年は電力、うちエネ部門新設
特約店の需要拡大を活性化

 ENEOSグローブは23日、昨年特約店に競ってもらった「ECO&EARTHキャンペーン2016」の結果を明らかにした。業務以上の燃転部門が加わり各地で実績を計上。床暖房などの販売減を吸収し、約3300t(前年1189t)を増販した。ガス機器によるガス外収益自体も向上、家電も前年を上回った。17年は電力やうちエネ部門を新設し、特約店の需要拡大をさらに活性化させる方針だ。


PBN2017.3.27-02


河原実業やレモンガス
4月からガス小売
本省登録 簡ガスと首都圏

 資源エネルギー庁は21日付で河原実業(河原勇司社長)、レモンガス(赤津欣弥社長)、東京ガス(広瀬道明社長)をガス小売事業者に事前登録した。本省登録で、いずれも4月1日からの事業開始を予定している。
 河原実業とレモンガスは自社供給の簡易ガス団地(河原実業は茨城、群馬、埼玉、千葉、東京の19団地、レモンガスは埼玉、神奈川、静岡の12団地)に加え、東京ガスの東京地区等を販売エリアとして都市ガス事業に参入する。東京ガスは自社供給区域内のほかに北日本ガス、東彩ガス、東日本ガスの供給エリアでも販売を開始する。


PBN2017.3.27-03


都市ガス3社
4月から順次発売
スマートマルチ ラインアップ拡充

 東京ガス、大阪ガス、東邦ガスの大手都市ガス3社は4月から、ハイブリッド空調システム「スマートマルチ」新製品の販売を順次開始する。
 スマートマルチはGHPとEHPを同一冷媒系統に統合し、空調負荷や外気温、あるいは電力・ガス料金の変化に応じて機器効率やランニングコストが最適となる運転比率に遠隔制御することで、省エネルギーと省コストを実現する空調システム。
 大手都市ガス3社とパナソニックが開発し、2016年4月から販売を開始しているが、今回はパナソニック製に加え、アイシン精機、ダイキン工業、ヤンマーエネルギーシステムの新製品も発売を開始する。


PBN2017.3.27-04


ミライフ西日本
京和燃料の事業譲受
京都府に初充填施設 「京滋支店」開設

 ミライフ西日本(本社・大阪市、大西則彰社長)は20日、京和燃料協業組合(本部・長岡京市、深見英雄理事長)から事業を譲り受けた。これで同社は京都府に初めての充填施設を所有。西日本事業部京滋支店を開設し、エネルギーと住まいと暮らしのサービスを通じ地域でミライフブランドの浸透を図る。


PBN2017.3.27-05


警報器工業会
震災孤児に500万円
育英会に寄託 リメイク運動の一環

 ガス警報器工業会(重盛徹志会長)は17日、東京・千代田区の如水会館で桃・柿育英会東日本大震災遺児育英資金(実行委員長=建築家・安藤忠雄氏)に500万円を寄託した。2012~14年度のリメイク運動、15年度から展開中の第2次リメイク運動を通じ、ガス警報器の年間出荷台数に応じ1台当たり1円を寄託するもの。16年度はLPガス・都市ガス合計で約500万台になる見通しから500万円を拠出した。同育英会への寄託は4年目、2千万円となった。


PBN2017.3.27-06


全面自由化 全国ミツウロコ会挙げ市場攻略

 ミツウロコ(田島晃平社長)の事業パートナー組織である「全国ミツウロコ会」の増加ペースが加速している。近年は、太陽光発電所に出資を募るなど共同展開を意識した施策を数多く展開。2013年度の約1400店から、16年度末見込みは1750店と、350店も増えた。昨年4月から始めた家庭向け「ミツウロコでんき」は、セット販売との相乗効果で、契約目標20万件に向け順調に推移している。4月からの都市ガス自由化動向を睨みつつ、LPガス、電力、通信、機器などで家計支出の10%シェア獲得を目指す。


PBN2017.3.27-07


LPガス業界ニュースワード2017

 プロパン・ブタンニュースが過去1年間に報道したニュースから、重要度と関心度の高いニュースについてジャンル別に解説を付した。2016年のLPガス業界は油価低迷を受けたLPガス価格の値下がりを受け、国内市場も安定推移した。ただ、4月から電力小売全面自由化が始まり、LPガス業界からも多数の新規参入者が現れ、最大の関心を呼んだ。今年4月には都市ガス小売全面自由化が迫っており、LPガス業界ニュースも二大自由化時代にどう対応するのか。難しくもあり、将来を展望する好機も到来したと言えそうだ。


最初のページに戻る