プロパン、LPガス専門紙 ・ 1955( S30 ) 年 2月 創刊   
 

2017(平成29)年 6月 5日

 第3228号


 
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LPガスの歴史を機器ごとにまとめました 2000年10月以降の見出しをご覧下さい
今年で発刊46年目 LPガスの統計資料を網羅  LPガス法解説
 

 プロパン・ブタンニュースは、LPガスがガス体エネルギーとして注目され始めた昭和30年にわが国で初めてのLPガス関係専門紙として創刊されました。 これまで業界専門紙として内外のあらゆるニュースを迅速・的確に報道する一方、オピニオンリーダーとしての役割を果たすとともに、業界の良き伴侶として業界の草創期より歩み続けてまいりました。
 本紙は、1面に総合面を配し、首都圏版、北海道版、東北版、中部版、近畿・四国版、中国版、九州版、住設機器・供給機器版で紙面構成しております。また、本紙は専門紙で唯一「GHP&コージェネ版」を設けるとともに、「新エネルギー版」で新しいガスエネルギー時代に対応した紙面づくりに取り組んでおります。
 創刊62年を迎え今後は、展開する拠点(本社・大阪・札幌・仙台・名古屋・広島・福岡)によるネットワークを生かし、正確でタイムリーな情報を提供するほか、販売最前線の声を発信し、従来以上に現場報道に徹します。
 ホームページをご覧いただくとともに、是非プロパン・ブタンニュースをお手元にてご購読くださいますようおすすめ致します。

<総合面> 
  アスタナ国際博覧会 7月に本社視察団派遣 募集開始 UAEも訪問
 <首都圏版>

 LPガスシンボルマーク
ステッカー好評販売中
石油化学新聞社では、株式会社ズノーとの共催事業として「PCP入札王」のサービスの提供を開始しました。このサービスは、官公庁、特殊法人、独立行政法人、地方自治体等の入札・公募情報をインターネットで素早く的確に提供するものです。「燃料・ガス・油脂及び工事」、「厨房・給食機器及び業務」、「電力供給」、「空調・換気・給排水・衛生機器及び工事」などだけではなくあらゆる分野の入札・公募情報を提供します。また、落札結果情報も提供しております。入札情報同様に、インターネット上で検索キーや検索キーワードを指定して落札結果情報を検索できます。 詳細は、こちらのページをご覧ください。
<地方版>
  • 北海道=道協本部総会、選ばれるエネへ事業推進 保安や需要開発も積極化
  • 東北=5県協が総会、災対・適正化等に力 宮城・山形は10年ぶり会長交代
  • 中部=名古屋プロパン瓦斯が改正法対応へ説明会 系列超え情報共有
  • 近畿・四国=香川県協、中核充填所を行政・消費者へアピール リーフレットを活用
  • 中国=日の丸産業・川尻毅社長に聞く=「距離の近さ生かす」
  • 中国=富士産業、検針精度と効率向上へ多段中継無線機を設置
  • 九州=EGE九州、佐賀支店の新社屋にフリースペース 情報発信・交流の場に
 
< 住 設 ・ 新 技 術 >
  • アクアクララとナック、合弁会社「ACC」設立へ 物流コスト削減目指す
  • <T&Dリースの営業戦略>与信領域の拡大図る


特集記事 <ウォーター特集>ビジネス最前線
 <ウォーター特集>ビジネス最前線
   * 有力各社の新戦略
   * TOKAI=20年度に20万件突破 ワンウエー「うるのん」全国展開
   * アクアクララ=世界が認める高品質 業界リーダーの地位強固に
   * ウォーターネット=エリアオーナー100社、プラント20基、消費者30万件へ
   * OSGコーポレーション=浄水器提案で企業の成長後押し
   * コウノウォーター=OEM卸供給を全国に拡大 
   * サイサン=4つの水源「ウォーターワン」とガス・電気セット割も
   * ゼンケン=浄水器レンタル、顧客囲い込みに貢献
   * タカギ=蛇口一体型浄水器に付加価値 シャワーや殺菌機能も
   * パーパス=サーバーに学習機能 やけど・水質対策余念なく
   * 北国コンピュータ=「Water21」で水事業を効率化
   * 両元産業=サーバー改修処理、小ロットにも対応
   * ロックス=浄水サーバーをボトル式に転用可
   * トーエル=次の成長局面へハワイ新工場計画 水素関連も拡充
   * 宅配水市場 踊り場脱却へ
   * 昨年1400億円、8.8%成長 物流コスト圧縮が課題
   * 震災後急成長 浄水器普及率40.5%に
   * <宅配水&サーバー協会・赤津裕次郎代表理事に聞く>需要開拓へ切磋琢磨
GHPとコ・ジェネ版 / 新エネルギー版 GHP出荷実績 
  • SIIが29年度エネ合理化補助金募集開始 GHPは7.5馬力以上が対象に
  • 全L協、ダイキンTICでGHP研修会 LPガス仕様GHP訴求へ
  • 4月GHP出荷17%減の1769台 LPガス仕様は9%増と好調
  • 成田市の平山建設が社屋にGHP+バルク かもめガスの提案に共鳴
先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情 報>
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。2/24update
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 5月29日(月)
    * GHPフォーラム、「自由化の時代の役割」テーマに豊富な事例紹介
    * 全L協GHP研修会、ダイキンTICに全国から40人参加
  • 5月30日(火)
    * 2016年度LPガス販売量1440万トンに低下 電力用除き振るわず
    * ジクシス、7隻目のVLGCの運航開始
  • 5月31日(水)
    * アクアクララとナック、6月中旬に合弁会社を設立 物流・購買費削減へ
    * 都市ガス会社の切り替え、2割が意向あり 自由化1カ月のネット調査
  • 6月1日(木)
    * バルク貯槽処理工場認定制度の運用開始 溶接容器工業会が今季から
    * ENEOSグローブ関西、一人あたりガス外収益60.3万円に
  • 6月2日(金)
    * 4月の米国輸入比率64.5%、過去最高を更新
    * 6月サウジCPは5月と同額、減産合意で先物軟化
     ご希望の方に見本紙をお送り致します。
プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。創刊より60年を超え、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースをぜひご購読ください。右「見本紙希望」ボタンからフォームを送信してください。 e-mail(inoue@sekiyukagaku.co.jp) もしくはファクシミリにてご連絡下さい。
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2017(平成29)年
6月5日(月曜)
第3228号

PBN2017.6.5-00


「熊本地震の記録」発刊
熊本県協 経験を伝え生かす

 熊本県LPガス協会(佐藤逸郎会長)はこのほど、『平成28年熊本地震の記録―がんばろう熊本』(A4判、48㌻)=写真=を発刊した。
 昨年4月に発生した熊本地震は、14日の前震、16日の本震が震度7を記録し、その後も相次いだ余震により県内に甚大な被害をもたらした。
 同協会は「がんばろう熊本」を合言葉に、会員による災害緊急支援組織「チームL PG」が中心となって、倒壊容器の回収や仮設住宅のLPガス供給支援などに当たり、復旧・復興活動に大きく貢献した。
 本書は、①熊本地震の概要②写真で見る熊本地震③協会の対応と今後の課題④関係者からのメッセジ―の4章で構成し、被害状況や県業界の対応・課題などをカラー写真を交えてわかりやすくまとめた。④では被災販売店や県、各委員長・ブロック長など計15人のメッセージを収録し、当時を振り返るとともに今後の課題を提言した。 
 編集・制作は石油化学新聞社が担当した。

PBN2017.6.5-01


16年度輸入相手国
米国が2年連続トップ
中東比率55%に低下、米は37%に拡大
総輸入量は漸減傾向変わらず

 石油化学新聞社は財務省の貿易統計速報に基づき、16年度のLPガス輸入相手国ランキングをまとめた=表参照=。それによると、米国が2年連続トップを堅持したうえに、比率を前年度より約11ポイント上げて36・7%(382万トン)と他国を大きく引き離している。中東比率は7ポイント下がって55・1%(581万t)。国別ではUAEが17・2%(181万t)で2年ぶりに米国に次ぐ2位に返り咲いた。カタールは15・7%(166万t)と2位から3位に順位を下げたが、クウェート11・8%(124万t)、サウジアラビア10・4%(110万t)の4、5位に変動はなかった。


PBN2017.6.5-02


4月輸入
米からが64%に拡大
国別トップ 過去最高比率を更新

 財務省が5月30日に発表した4月の貿易統計(総合計ベース)によると、米国からのLPガス輸入量が国別トップの62万6142tとなり、比率にして64・5%と前月記録した63・2%の過去最高を更新した。
 中東からの輸入量は25万2144tで比率にして前月より8・3ポイント下落の26%となった。OPEC諸国などの減産影響も背景に、中東比率が下がり続けている。


PBN2017.6.5-03


ニチガス
都市ガス新規3.4万件に
研修会で和田社長 「変化に応じる力を」

 ニチガス(本社・東京、和田眞治社長)は5月17日、日光市の鬼怒川グランドホテルで、「ニチガス会平成29年合同研修会」を開いた。機器メーカーや協力会社から150人が参加。和田社長は講演で、ガス自由化に伴い新たに獲得した家庭用都市ガス件数が約3万4千に達したことを明らかにした。


PBN2017.6.5-04


中核充填所
行政・消費者へアピール
香川県協 PRリーフレット活用

 香川県LPガス協会(赤松幸雄会長)は1月、行政や消費者に向けて四国内17カ所の中核充填所をPRするリーフレットを作成した。4~5月に実施した今年度の支部説明会で県内のLPガス事業者に配布している。県内6カ所の中核充填所だけでなく、徳島、高知、愛媛にある中核充填所の事業所名、所在地、電話番号を明記しているのが特徴。濱野照也事務局長は「四国内で広くPRできるツールを作成した。各県での要望活動などで活用してほしい」と呼び掛ける。


PBN2017.6.5-05


「距離の近さを生かす」
日の丸産業 河尻毅社長に聞く

 今年2月、日の丸産業の3代目社長に前常務の河尻毅(かわじり・たけし)氏が就任した。毅氏は河尻義孝現会長の子息で、昨年12月に急逝した河尻清前社長のおいに当たる。エネルギー業界は電力・都市ガスの小売自由化で大競争時代に突入。一方で市場の縮小という現実も立ちはだかる。いかにして時代へ躍進するか、新社長に方針などを聞いた。


PBN2017.6.5-06


アクアクララとナック
合弁新社「ACC」設立へ
宅配水 物流コスト削減目指す

 ともにツーウエー方式を特徴とする宅配水大手のアクアクララ(本社・東京、赤津裕次郎社長)とナック(同・吉村寛社長)が共同購買、製造工場の保守管理などを目的に、6月中旬に50%ずつの折半出資による合弁会社「ACC」を設立し、競争の激しい宅配水市場での勝ち残りを目指すことになった。両社が5月29日に発表した。両社は昨年8月、宅配水事業全般の業務提携で基本合意していた。


PBN2017.6.5-07


20年度に20万件突破 TOKAI
リターナブル 静岡県全域に

 宅配水市場は急成長を経て踊り場局面を迎えているが、継続的取引を得意とする業態特性からLPガス系事業者の躍進が期待される。TOKAI(本社・静岡市、小栗勝男社長)のアクア事業はリターナブルボトル「おいしい水の宅急便」が静岡県全域で7万件とシェア5割に到達、全国展開するワンウエー「うるのん」も6万5千件に成長し顧客数は13万5千件と全国7位に進出した。TOKAIホールディングスはグループの中期経営計画「Innovation Plan 2020 〝JUMP〟」で、2020年度までの4年間でM&Aに1千億円を投入する計画を打ち出した。目標のアクア顧客20万件突破に向けた取り組みが注目される。同社の戦略から宅配水市場の課題を探り、将来を展望する。


PBN2017.6.5-08


踊り場脱却へ 宅配水市場
昨年1400億円 8.8%成長
物流コスト圧縮が課題

 4月から放送されている日本テレビ系ドラマ「ボク、運命の人です。」で主演の亀梨和也さんが宅配水事業者の社員役として登場するなど、宅配水の認知度は着実に高まっている。一方、ここ数年、市場は踊り場局面が続いており、ワンウエーは大手宅配会社の配送料金値上げへの対処などが課題となっている。


PBN2017.6.5-09


「Pure Hawaiian」拡販
トーエル 次の成長局面へ

 トーエル(本社・横浜市、中田みち社長)は▽「Pure Hawaiian」の販売強化▽輸出事業「信濃湧水」の国内投入▽高濃度水素水のバージョンアップ▽新商品「水素シャボンバス」の提案―などを展開、第二の柱であるウォーター事業をさらに加速させる。ハワイ新工場の建設計画もあり、新たな成長局面を創り出す。








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