プロパン、LPガス専門紙 ・ 1955( S30 ) 年 2月 創刊   
 

2017(平成29)年 7月 17日

 第3234号


 
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LPガスの歴史を機器ごとにまとめました 2000年10月以降の見出しをご覧下さい
今年で発刊46年目 LPガスの統計資料を網羅  LPガス法解説
 

 プロパン・ブタンニュースは、LPガスがガス体エネルギーとして注目され始めた昭和30年にわが国で初めてのLPガス関係専門紙として創刊されました。 これまで業界専門紙として内外のあらゆるニュースを迅速・的確に報道する一方、オピニオンリーダーとしての役割を果たすとともに、業界の良き伴侶として業界の草創期より歩み続けてまいりました。
 本紙は、1面に総合面を配し、首都圏版、北海道版、東北版、中部版、近畿・四国版、中国版、九州版、住設機器・供給機器版で紙面構成しております。また、本紙は専門紙で唯一「GHP&コージェネ版」を設けるとともに、「新エネルギー版」で新しいガスエネルギー時代に対応した紙面づくりに取り組んでおります。
 創刊62年を迎え今後は、展開する拠点(本社・大阪・札幌・仙台・名古屋・広島・福岡)によるネットワークを生かし、正確でタイムリーな情報を提供するほか、販売最前線の声を発信し、従来以上に現場報道に徹します。
 ホームページをご覧いただくとともに、是非プロパン・ブタンニュースをお手元にてご購読くださいますようおすすめ致します。

<総合面> 
 
 LPガスシンボルマーク
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 <首都圏版>
石油化学新聞社では、株式会社ズノーとの共催事業として「PCP入札王」のサービスの提供を開始しました。このサービスは、官公庁、特殊法人、独立行政法人、地方自治体等の入札・公募情報をインターネットで素早く的確に提供するものです。「燃料・ガス・油脂及び工事」、「厨房・給食機器及び業務」、「電力供給」、「空調・換気・給排水・衛生機器及び工事」などだけではなくあらゆる分野の入札・公募情報を提供します。また、落札結果情報も提供しております。入札情報同様に、インターネット上で検索キーや検索キーワードを指定して落札結果情報を検索できます。 詳細は、こちらのページをご覧ください。
<地方版>
  • 北海道=エア・ウォーターグループが総合防災訓練 保安意識さらに向上へ
  • 東北=岩谷北東北、ガスファンヒーター普及へ販売店向け事業提案
  • 中部=日本海ガスと北陸電力提携、ガス・電気セット客に特典
  • 近畿・四国=藤本産業の「料理教室+レクリエーションバスツアー」に32人
  • 近畿・四国=GHPフォーラム大阪会場、エネ自由化はGHP拡販の好機
  • 中国=アサノ会、顧客・販売量・時間を創出 選ばれ続ける事業者に
  • 九州=電化転換、ピーク時の3分の一(福岡県協実態調査)
  • 九州=<九州北部豪雨 自然の驚異>
< 住 設 ・ 新 技 術 >
  • 警報器工業会、設置促進へ課題抽出 リメイク運動に反映へ
  • 在日外国人、ハイテク浴室に魅力(ノーリツ国際版「おふろ白書」)
  • パーパス、エコジョーズマルチ給湯器業務用50号の新製品発売


特集記事 <バルク特集>流通の要・第2章
 <バルク特集>流通の要・第2章
   * 災対システム提案で常設需要の獲得を
   * 事例研究/バルク推進モデル企業
   * バルク貯槽20年検査「課題と展望」
   * 大相撲番付「バルク編・17年夏場所」
   * 上位60社解説・バルク推進策
GHPとコ・ジェネ版 / 新エネルギー版 GHP出荷実績 
  • 公立小中学校で空調設備設置率が増加 普通教室の5割で導入
  • 5月GHP出荷、LPガス機が好調維持 中部・九州で伸びる
  • HP・蓄熱センターのデマンドマネジメント表彰でパナソニックに理事長賞
  • 鶴弥(半田市)、瓦ミュージアムにGHP 電源自立型で停電対応
  • ダイキンが水力発電事業に参入 新会社DK-POWER設立
先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情 報>
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。2/24update
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 7月10日(月)
    * 全国マルヰ会、静岡市で総会 自由化をチャンスに新規開拓
    * 宮城県協、サウジ基金の移動電源車でLPガス発電PR
  • 7月11日(火)
    * ENEOSグローブが「提案力養成研修」 建築、心理の2分野で提案力養成
    * LPガスと住宅リフォームの親和性とは何か
  • 7月12日(水)
    * 災対バルク補助第1回応募額が前期比で7000万円増加 GHP要件緩和などで
    * TOKAI、空き家巡回・報告サービス開始
  • 7月13日(木)
    * 東京電力EP、都市ガス初年度目標を4万件から引き上げ
    * 石巻ガスがユニークな都市ガス料金設定
  • 7月14日(金)
    * 全L協が初の発電機研修会 福祉施設が格好のターゲットに
    * 笠原商事、自社開発のバルクくず化処理装置で作業効率化
     ご希望の方に見本紙をお送り致します。
プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。創刊より60年を超え、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースをぜひご購読ください。右「見本紙希望」ボタンからフォームを送信してください。 e-mail(inoue@sekiyukagaku.co.jp) もしくはファクシミリにてご連絡下さい。
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2017(平成29)年
7月17日(月曜)
第3234号

PBN2017.7.17-01


九州北部豪雨
被害把握はこれから
福岡・大分県協 相当数の容器流出・埋没

 九州北部豪雨から12日で1週間。徐々に被害状況が明らかになってきたが、LPガス供給設備関連の被害は福岡・大分両県協会でもまとめきれていない。道路寸断で販売店が現地に立ち入れないうえ、顧客が避難して連絡がつかないのが要因。具体的な数字が上がってくるのはもう少し先になりそうだ。
 福岡県LPガス協会は、筑北地区協会長から会員販売店に依頼文書を出し、路肩などに集積されている容器は自店・他店を問わずすべて持ち帰り一時保管するよう要請。避難住民が自宅に戻るケースが予想されることから、地元紙の被災者生活情報欄を通じ、使用再開前に販売店の安全点検を受けることを呼びかけるとともに、同内容の書面を避難所に掲示し、避難住民に周知する。また、復旧作業が本格化するなか、埋没容器の取り扱いに十分注意し、発見した際は路肩など安全な場所に集積するよう、県工業保安課を通じて災害対策本部に申し入れた。


PBN2017.7.17-02


都市ガスマンション
LPG発電機で強靭化
田島 1年半交渉の末成約

 田島(本社・立川市、田島裕之社長)は立川市内の都市ガス供給マンションに、災害時対策として900ボルトアンペアLPガス可搬式発電機(本田技研工業製)3台と炊き出しステーション1台を納入した。都市ガスエリアに拠点を置く同社がマンションをLPガス設備で強靭化したのは初めて。「災害で都市ガス供給が停止しても、1週間は自力で生活できるよう最低限の電力と燃料を確保したい」という住民の要望を受け止め、1年半にわたり管理組合と粘り強く交渉を重ねて成約した。



PBN2017.7.17-03

電化転換
ピーク時の3分の1
福岡県協実態調査 28年度682件減の2924件

 福岡県LPガス協会(和田博実会長)が会員を対象に実施した「平成28年度オール電化転換戸数実態調査」で、県内LPガス顧客の電化転換件数は前年度比682件減の2924件となり、20年度の9624件をピークに減少に転じた電化転換件数が3千件を割り込んだことが分かった。


PBN2017.7.17-04


災対システム提案で常設需要の獲得を
貯槽20年検査本格化 戦略的活用の段階へ
災対バルク29年度補助金
第1回応募 前期比7000万円増
限度額500万円増 GHP要件も緩和

 大口需要を効率的な供給で支えているバルク供給システム。国土強靭化の気運が高まるなか、公共施設のライフラインとしての位置づけも重視されている。災害対応力というLPガスの特性を生かした普及の在り方であり、需要拡大の観点から、常時使用を含めた提案の一層の強化が求められる。一方で、20年の検査周期を迎える貯槽が一気に増え始め、設備の更新をめぐる動きも活発になってきた。バルク供給は、供給地点の再配置を伴う戦略的な活用の段階に入った。


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