プロパン、LPガス専門紙 ・ 1955( S30 ) 年 2月 創刊   
 

2017(平成29)年 8月 14日

 第3238号


 
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LPガスの歴史を機器ごとにまとめました 2000年10月以降の見出しをご覧下さい
今年で発刊46年目 LPガスの統計資料を網羅  LPガス法解説
 

 プロパン・ブタンニュースは、LPガスがガス体エネルギーとして注目され始めた昭和30年にわが国で初めてのLPガス関係専門紙として創刊されました。 これまで業界専門紙として内外のあらゆるニュースを迅速・的確に報道する一方、オピニオンリーダーとしての役割を果たすとともに、業界の良き伴侶として業界の草創期より歩み続けてまいりました。
 本紙は、1面に総合面を配し、首都圏版、北海道版、東北版、中部版、近畿・四国版、中国版、九州版、住設機器・供給機器版で紙面構成しております。また、本紙は専門紙で唯一「GHP&コージェネ版」を設けるとともに、「新エネルギー版」で新しいガスエネルギー時代に対応した紙面づくりに取り組んでおります。
 創刊62年を迎え今後は、展開する拠点(本社・大阪・札幌・仙台・名古屋・広島・福岡)によるネットワークを生かし、正確でタイムリーな情報を提供するほか、販売最前線の声を発信し、従来以上に現場報道に徹します。
 ホームページをご覧いただくとともに、是非プロパン・ブタンニュースをお手元にてご購読くださいますようおすすめ致します。

<総合面> 
 <首都圏版>
  • 伊藤忠エネクス、子供たちが職場体験 岡田社長と名刺交換も
  • タクシー事業「依然厳しく」収益アップも客数減(交通政策白書)
  • <新社長登場>東日本ガス・村松俊二氏、攻める気持ち持ち守り固める
 
 LPガスシンボルマーク
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石油化学新聞社では、株式会社ズノーとの共催事業として「PCP入札王」のサービスの提供を開始しました。このサービスは、官公庁、特殊法人、独立行政法人、地方自治体等の入札・公募情報をインターネットで素早く的確に提供するものです。「燃料・ガス・油脂及び工事」、「厨房・給食機器及び業務」、「電力供給」、「空調・換気・給排水・衛生機器及び工事」などだけではなくあらゆる分野の入札・公募情報を提供します。また、落札結果情報も提供しております。入札情報同様に、インターネット上で検索キーや検索キーワードを指定して落札結果情報を検索できます。 詳細は、こちらのページをご覧ください。
石油化学新聞社 世界LPGフォーラム プロパンブタンニュース
石油化学新聞社 ビジネスマッチングセミナープロパンブタンニュース

ビジネス/マッチングセミナー参加企業HP> AQライフ コスモスベリーズ ベンリ― リロクラブ ユニファイド
<地方版>
< 住 設 ・ 新 技 術 >
  • ノーリツ、業務用給湯器の遠隔通信機をLAN回線に対応し一新
  • リンナイアメリカ、ガス瞬間式拡大へ現地生産開始


報道特集 九州豪雨から1カ月 朝倉市はいま
 *遅れるインフラ整備
 *仮設住宅99戸計画、生活再建が課題 
特集記事
 <全国ミツウロコ会50周年>
 * 〝夢と計画のある〟人が集まる会へ
 * 次の半世紀へ決意新た 2000会員達成へ力
 * 新組織でフォロー充実 ミツウロコヴェッセル発足
特集記事
  <環境・需要開発特集>次代を創る
 * 環境整備・快適提案・需要創造
 * オブリック(富士宮市)、環境ソリューション事業部で最適なエネ利用提案
 * 広島ガスプロパン(広島海田町)、産業用市場掘り起し年1000トン増販目指す
 * ルポ「出番です!LPガス」
 * タプロス(秋田市)、ハイブリッド共闘着々 大工職人味方に商談拡大
 * 日本ガスコム(豊橋市)、エコ企業のブランド強化 太陽光今秋19メガワットに
 * 利根沼田テクノアカデミー(沼田市)、独立電源海外普及へ
 * 朝日ガス(新居浜市)、ソーラー10カ所・15メガワット LPガスで新規開拓
 * チョープロ(長崎長与町)、新電力+LPガス 家庭向け販売強化
 * 自由化とGHPの役割(GHPフォーラム東京)
*  省エネ性や災対力で高まる社会的評価
 * 普及拡大/需要開発推進運動(全L協)
 * 需要開発推進運動に邁進
 * 需要創造/園芸施設・燃転(日協)
 * 系列挙げ実需向上目指す
 * 各分野へ環境特性訴求 工業用は燃転、家庭用はエネファーム普及に力
 * 大規模農園でGHP有望 石油熱源多く燃転対象に
 * 全国GHPマップ2017年版
GHPとコ・ジェネ版 / 新エネルギー版 GHP出荷実績 
  • 全L協、アイシン精機で研修会 GHPを需要開発に活用
  • パナソニック産機システムズが台湾に子会社設立 市場開拓本格化へ
  • 最先端農業技術開発拠点「ヤンマー倉敷ラボ」、GHPが栽培環境最適化
  • エネ自由化時代のGHP-全国縦断GHPフォーラム前半講演から
  • 第1四半期GHP出荷、LPガス機が前期比10%増と好調
先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情 報>
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。2/24update
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 8月7日(月)
    * 伊藤忠エネクスと大阪ガス、LPガス事業統合 10月に「エネアーク」設立
    * 東電EPとニチガス、10月にプラットフォーム提供会社設立
  • 8月8日(火)
    * 災対バルク第1回公募、初の美術館向けも決定
    * 神奈川県の消費者団体が100社対象にLPガス価格調査
  • 8月9日(水)
    * 全国縦断GHPフォーラム閉幕 発売30年の節目に増販への熱気高まる
    * 富山県協、今年も6000件目標にふれあいサポート運動展開
  • 8月10日(木)
    * サンリン・塩原規男社長、自由化の荒波も“顔の見える商売”徹底
    * ジクシス、顧客負担なしの新サービス「くらしの“ホッと”サポート」開始
  • 8月11日(金)
    * 休日の為休刊
     ご希望の方に見本紙をお送り致します。
プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。創刊より60年を超え、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースをぜひご購読ください。右「見本紙希望」ボタンからフォームを送信してください。 e-mail(inoue@sekiyukagaku.co.jp) もしくはファクシミリにてご連絡下さい。
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2017(平成29)年
8月14日(月曜)
第3238号

PBN2017.8.14-01


エネ基本計画
原発・省エネの大枠堅持
見直し議論がスタート
LPガスは強靭化・適正化など重点

 3年ぶりとなる国の2030年を目標としたエネルギー基本計画の見直し議論が9日、総合資源エネルギー調査会基本政策分科会(会長=坂根正弘・小松製作所相談役)で始まった。議論に先立ち、世耕弘成経済産業相は「14年から3年しか経過しておらず、計画の骨格・大枠を見直す段階ではない。30年目標の着実な達成に向け、方向性を議論いただきたい」と述べ、坂根会長ら出席した委員の多くも同調。エネルギー政策は原発再稼働、省エネ推進の大枠が堅持される方向だ。
 LPガス政策は、LPガスが「最後の砦」であり続けるため、海外からの安定供給と備蓄の確保、国内の供給網強靭化と取引適正化が最重点となる見通しだ。


PBN2017.8.14-02


LPガスの方向性示唆
全国縦断GHPフォーラム東京会場 基調講演から
資源エネルギー庁資源・燃料部石油流通課企画官(LPガス担当) 谷浩氏

 谷浩・資源エネルギー庁石油流通課企画官は3日、東京・浜松町の東京ガス本社ビルであった「全国縦断GHPフォーラム/東京会場(GHPコンソーシアム主催)」で「エネルギー自由化とLPガス」をテーマに基調講演した。谷企画官は▽自由化時代におけるLPガス普及戦略▽経済性向上に向けた取り組み▽大衆性の向上・安定性の向上▽強靱性の拡充・環境性―などを中心に、LPガスの将来性や方向性を示唆した。


PBN2017.8.14-03


BCP策定へ先例学ぶ
登別協組 熊谷燃料住設を訪問

 熊谷燃料住設(本社・登米市、熊谷敏明社長)を1日、登別ガス協同組合(本部・登別市、斎藤正史理事長)の理事と職員7人が訪問し、事業継続計画(BCP)策定や災害時でも供給を継続する体制を研修した。



PBN2017.8.14-04


ショールームで地域活性化
東栄 男の料理教室

 東邦液化ガスグループの東栄(本社・恵那市、横山順一郎社長)は昨年11月に本社ショールームを改装し、地域のコミュニケーション拠点として活用している。7月26日には「男の料理教室」を開き、男性顧客6人が料理を楽しんだ。



PBN2017.8.14-05


LPガスで復興後押し
リボンガスなど 益城町で耐震防災展

 熊本県益城町のグランメッセ熊本で7月26日、「耐震防災と温水床暖房 お役立ち情報展」が開かれた。リボンガス(本社・熊本市、内海久俊代表)が中心となった実行委員会が主催。温水床暖房について内海代表が講演、暮らしの再建を図る被災者に向けたセミナーやLPガスの復旧報告などもあった。


PBN2017.8.14-06


業務用給湯器
LAN回線に対応
ノーリツ 遠隔通信機を一新

 ノーリツは12月1日、業務用給湯機器の遠隔監視システムに使用する遠隔通信ユニット「NAU―2」シリーズをリニューアルし、LAN回線に対応した「NAU―2―LAN」を発売する。高齢者施設や宿泊施設などの業務用市場に向けて、省力化や故障時の迅速対応へのニーズを満たしていく。


PBN2017.8.14-07


〝夢と計画のある〟人が集まる会へ
全国ミツウロコ会50周年

 全国ミツウロコ会(1751会員、田島晃平会長)は、2017年度中に250店の新規会員を迎え入れ、年度末に2千店達成を目指す。電力都市ガスなど大手企業がひしめくエネルギー全面自由化市場に団体組織で臨むためで、組織体の基盤となるのが会員各社の販売力、収益力だ。5万件獲得した電力小売は、今期1社当たり100件の積み上げ企画を実施する。卸供給元のミツウロコはガスの競争力強化へ今期、AI(人工知能)を使って配送分野の大幅な合理化を図る。会を軸としたグループの販売体制強化で卸、小売の体制も再編した。1967年(昭和42年)の発足から今年で50周年を迎えた全国ミツウロコ会は、半世紀の節目に一段の飛躍を図る。


PBN2017.8.14-08


全国縦断フォーラム/東京会場総括

 GHPコンソーシアム(野村雅男理事長)が主催する「2017全国縦断GHPフォーラム」は、「エネルギー自由化時代のGHPの役割」を統一テーマに、7月6日の名古屋会場を皮切りに全国主要都市を巡り、3日の東京会場で幕を閉じた。東京・港区海岸の東京ガス本社ビルで開いた東京会場では、谷浩・資源エネルギー庁石油流通課企画官が「エネルギー自由化とLPガス」のテーマで講演(1面参照)したほか、東京ガスの松岡洋平氏が「都市ガス会社のGHP販売―自由化時代の取り組み―」、岩谷産業の米重翔平氏が「GHPで需要開発―GHPの進化と岩谷産業の取り組み―」の演題で講演した。昨年度の「GHP・マイクロコージェネ販売事例論文コンテスト」でグランプリを獲得した東彩ガスの竹内啓人氏の論文発表もあった。


PBN2017.8.14-09


需要開発推進運動に邁進 全L協
給湯消費基盤を拡充
「ワンランクアップ」 9~11月展開

 全国LPガス協会(北嶋一郎会長)は、2017年度も「より多くのお客さまに、より多くのLPガスをお届けする」を目標に需要開発推進運動を展開する。基本は▽進化するLPガス(LPガス高効率機器の販売強化)▽究極のライフラインLPガス(公共施設にLPガス機器の常設・常用を)▽人を育むLPガス(子供たちへの火育・食育の推進)―の三本の矢。
 今期は給湯器ワンランクアップキャンペーンやガス機器製造工場見学会、さらには医療機関へのLPガス提案などを新たに展開し、需要創造や常設・常用につなげる。


PBN2017.8.14-10


系列挙げ実需向上目指す 日協
燃転・エネファーム販売に全力

 日本LPガス協会(岩井清祐会長)が今年度事業計画に掲げるキーワードは「環境と人にやさしいエネルギー LPガス~炎もお湯も発電も~」。環境負荷が少なく簡便に運べてどこでも使え、災害時の最後の砦とエネルギー政策にもうたわれたLPガスの特性を、業界を挙げあらゆるシーンで訴求する。実需を維持、さらには上向きに転換していくため、元売各社はLPガス政策への提言、系列事業者への燃転ノウハウ供与などで需要開発のタテ展開を図る。


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