プロパン、LPガス専門紙 ・ 1955( S30 ) 年 2月 創刊   
 

2017(平成29)年 9月 25日

 第3244号


 
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LPガスの歴史を機器ごとにまとめました 2000年10月以降の見出しをご覧下さい
今年で発刊46年目 LPガスの統計資料を網羅  LPガス法解説
 

 プロパン・ブタンニュースは、LPガスがガス体エネルギーとして注目され始めた昭和30年にわが国で初めてのLPガス関係専門紙として創刊されました。 これまで業界専門紙として内外のあらゆるニュースを迅速・的確に報道する一方、オピニオンリーダーとしての役割を果たすとともに、業界の良き伴侶として業界の草創期より歩み続けてまいりました。
 本紙は、1面に総合面を配し、首都圏版、北海道版、東北版、中部版、近畿・四国版、中国版、九州版、住設機器・供給機器版で紙面構成しております。また、本紙は専門紙で唯一「GHP&コージェネ版」を設けるとともに、「新エネルギー版」で新しいガスエネルギー時代に対応した紙面づくりに取り組んでおります。
 創刊62年を迎え今後は、展開する拠点(本社・大阪・札幌・仙台・名古屋・広島・福岡)によるネットワークを生かし、正確でタイムリーな情報を提供するほか、販売最前線の声を発信し、従来以上に現場報道に徹します。
 ホームページをご覧いただくとともに、是非プロパン・ブタンニュースをお手元にてご購読くださいますようおすすめ致します。

<総合面> 

9月中旬発売予定 現在予約受付中です
 <首都圏版>
石油化学新聞社では、株式会社ズノーとの共催事業として「PCP入札王」のサービスの提供を開始しました。このサービスは、官公庁、特殊法人、独立行政法人、地方自治体等の入札・公募情報をインターネットで素早く的確に提供するものです。「燃料・ガス・油脂及び工事」、「厨房・給食機器及び業務」、「電力供給」、「空調・換気・給排水・衛生機器及び工事」などだけではなくあらゆる分野の入札・公募情報を提供します。また、落札結果情報も提供しております。入札情報同様に、インターネット上で検索キーや検索キーワードを指定して落札結果情報を検索できます。 詳細は、こちらのページをご覧ください。
<地方版>
< 住 設 ・ 新 技 術 >
  • スタンシステム、自動検針効率化・IoT事業創出へ徳島で実証実験開始
  • 東京ガス、換気警報器50万台突破


<秋季特集号>進化の時・LPガス特
 * 陽品運輸倉庫、エネルギー・ネットワーク支えて45年
    〝安全・確実〟モットーに発展 総合企業グループへ
     鈴木輝彦社長に聞く=確実に届けるのが使命
 * 描く成長戦略/走る・攻める・守る ルポ/進化の時・LPガス
 * 潮流「事例研究/業界編・企業編」
    <業界編>学校空調、GHPの独断場に 普及余地は公立校教室の過半
    <業界編>構造改善事業、今期96件を交付決定 エネ可視化サービス拡大
    <企業編>伊藤忠エネクスと大阪ガス、卸・小売事業を統合
    <企業編>東電EPとニチガス、事業運営基盤を提供 都市ガス参入を後押し
    <企業編>ミライフ、非ガス・石油分野の営業益構成比35%へ
    <企業編>TOKAIHD、「TLC」総仕上げ 売上高3393億円に倍増を
 * ビジネス/マッチングセミナー東京
    リロクラブ=会員優待20万カ所自在に利用 駆けつけ・機器延長保証も
    ベンリーコーポレーション=困り事なんでも気楽に 生活支援を本業のフックに
    AQライフ=企業と顧客を常時つなぐ 紳の経営ツール
    コスモスベリーズ=家電VC2万店舗へ 業際ネットで地域活性化
    ユニファイド・サービス=新電力立ち上げ支援 柔軟にスモールスタート
 * フォーカス「元気です!LPガス」
 * エネルギーの明日(エネ基本計画・エネ白書)
 * 安全・便利・省エネ 新製品で需要取り込め
 * 47都道府県のチカラ/明日への仕事術
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GHPとコ・ジェネ版 / 新エネルギー版 GHP出荷実績 
先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情 報>
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。2/24update
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 9月18日(月)
    * 休日の為休刊
  • 9月19日(火)
    * AWグループが10拠点連動訓練 全道停電のシナリオ、移動電源車で電力供給
    * 金沢で初のLPガス懇談会、信頼感が深まる転換点に
  • 9月20日(水)
    * 「点検は緩んだ意識も締めなおす」、10月保安促進週間
    * 管理者が認識すべきアナログとデジタルの悪戯
  • 9月21日(木)
    * 東京ガスと堀川産業、天然ガス卸販売契約結ぶ
    * 道協が中核充填所訓練、共通バーコードシステムを活用
  • 9月22日(金)
    * 相馬ガスHDが水素ステーション稼働、「福島復興」後押し
    * 昭和産業、日産NV200を東海地区で初導入 全L協キャンペーンを活用
     ご希望の方に見本紙をお送り致します。
プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。創刊より60年を超え、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースをぜひご購読ください。右「見本紙希望」ボタンからフォームを送信してください。 e-mail(inoue@sekiyukagaku.co.jp) もしくはファクシミリにてご連絡下さい。
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2017(平成29)年
9月25日(月曜)
第3244号

PBN2017.9.25-01


システム改革は業界の転機
谷・エネ庁企画官
新たな成長曲線に期待
サービス多様化や新事業創出など

 谷浩・資源エネルギー庁資源・燃料部石油流通課企画官(LPガス産業担当)は14日、東京・千代田区のエッサム神田ホール2号館であった本紙主催の「ビジネス/マッチングセミナー」で「エネルギー自由化とLPガス」をテーマに基調講演した。谷企画官は「ガスシステム改革は、サービスメニューの多様化や新たなビジネスモデルの創出など、業界にイノベーションを引き起こすことが期待される」などと指摘。また、標準料金の公表や立ち入り検査にも触れ「今年でLPガス業界が変わったといえるように課題に対処してほしい」と業界の成長曲線に期待した。要旨は次の通り。(18~20面に関連記事)


PBN2017.9.25-02


サイサン
卸軸足に業容拡大へ
グループの力結集 国内外から700人
Gas Oneサミット2017

 サイサン(本社・さいたま市、川本武彦社長)を中核とするガスワングループは20日、東京・新宿区の京王プラザホテルでGas Oneサミット2017を開いた。販売店、グループ会社、メーカーの経営トップ700人余りが参集。ベトナム・ガスワン会ハノイ支部会員29人も初参加し、アジア・太平洋地域で事業拡大を目指すガスワングループの姿勢をさらに鮮明にした。
 川本社長は9月からの新事業年度入りに当たり、今年のテーマを03年7月1日制定のガスワン憲章に掲げた「最も身近なホーム・エネルギーパートナー」を採用するとし、原点に立ち返って「卸売に軸足を置いて業容拡大を目指す」と強調した。


PBN2017.9.25-03


エコノミー住宅300棟突破
渡辺沖次郎商店 ガス外事業の柱に

 前橋市北部、東部でLPガスを供給する渡辺沖次郎商店(本社・前橋市、渡辺誠社長)が平成元年から取り組んできた「エコノミー住宅」が今年、300棟を突破した。社員が通常勤務時間内で、完全自社施工にすることによりコストを圧縮。大手の6割弱の値段を実現し、「受注が途切れない」(渡辺社長)状態をつくりだしている。


PBN2017.9.25-04


第23回GHP論文コンテスト
優秀事例に学ぶ拡販策
10月5日開催 今回の注目ポイント

 GHPコンソーシアム(野村雅男理事長)は10月5日、東京・日本橋茅場町の鉄鋼会館で「第23回GHPマイクロコージェネ販売事例論文コンテスト」を開く。1955年にスタートした同コンテストは、全国縦断GHPフォーラムと並びGHPコンソーシアムの主要事業であり、GHP営業の最前線で活躍する営業マンが記した販売事例論文には、競合に勝ち採用を勝ち取るノウハウが記されている。昨年度の論文コンテストを参考にしながら、今年のコンテストの注目点を紹介する。


PBN2017.9.25-05


ニーズに応えるバリエーション
GHP発売30周年の進化

 今年は大手都市ガス3社(東京ガス、大阪ガス、東邦ガス)が小型ガスヒートポンプエアコンを正式販売してから30年目の節目の年だ。発売から30年、わが国で開発された空調機GHPは、さまざまな課題を技術の力で乗り越え、高性能で高効率な空調機に進化させ、業務用空調機として確固たる地位を築いてきた。また、社会の変化とともに、顧客から寄せられるさまざまなニーズに応えるために豊富なバリエーションを揃えた。現在活躍している主な機種について、各社の製品に共通する特性をまとめた。


PBN2017.9.25-06


相馬ガス
自家用水素Sを設置
供給事業化の足掛かりに

 相馬ガスホールディングス(本社・南相馬市、渋佐克之社長)はグループ会社・エネルギー生活市場の本社敷地内に自家用のスマート水素ステーションを設置し15日、稼働開始式を行った。福島県の復興ビジョン実現を後押しし、また、水素供給の事業化を目指すうえでの足掛かりにしたいとして建設した。


PBN2017.9.25-07


鳥取ガスグループ
水回りトラブルも安心
ガス顧客対象に新サービス

 鳥取ガスグループ(鳥取市、児嶋太一代表)は9月から「水まわり安心サービス」と「水まわり安心パック」の受け付けを開始した。キッチン、トイレ、風呂、洗面所などのパイプの詰まり、蛇口の水漏れなど、家庭で発生した水回りの突然のトラブルに専門のスタッフが駆けつけて処置を行うサービス。ガス顧客に水回りの付帯サービスを提供することで、顧客との接点強化を図る。


PBN2017.9.25-08


設立50周年 感謝を誓いに未来へ 伊藤忠エネクスホームライフ西日本
総合エネ企業へ邁進
ともに成長つなぐ基盤構築

 伊藤忠エネクスホームライフ西日本(本社・広島市、中村司社長)は7日、広島市のホテルグランヴィア広島で「これまでの感謝をこれからの誓いに ~つなぐ 未来~」をコンセプトに「設立50周年記念式典」を開いた。式典には森上憲正・中四国HLエネクス会連合会会長、岡田賢二・伊藤忠エネクス社長、野村實也・中国工業社長ら来賓と取引先関係者161人が出席した。中村社長は「取引先さまと一緒に未来の成長につなぐ経営基盤を構築し、LPガスを核とした総合エネルギー企業に邁進していく」と決意表明した。


PBN2017.9.25-09


佐賀県協
今でしょ‼キャンぺ展開
10~12月 支部対抗で販売率競う

 佐賀県LPガス協会(大塚浩司会長)は、10~12月の3カ月間、高効率ガス機器等支部対抗販売コンペ「ガス機器交換するのは、今でしょ‼」キャンペーンを展開する。県協会独自の企画として打ち出したもので、高効率ガス機器の新規販売や交換提案を促進し、需要拡大を図ることが目的。対象商品それぞれに評価点を定め、各支部の消費戸数で割った値で順位をつける。


PBN2017.9.25-10


スタンシステム
自動検針での効率化実証
次世代通信活用し徳島で実験開始 IoT事業創出へ

 スタンシステム(本社・徳島市、近藤紳一郎会長CEO)は20日から来年3月まで、徳島県内で「LPガス自動検針および地域密着型IoTサービス」の普及に向けた実証実験を行う。グループ会社でLPガス販売のスタン(本社・同、近藤紳一郎社長)の需要家宅に、低消費電力で遠距離通信が可能な無線通信端末とガスメーターを設置。クラウドサーバーと連携させ、検針・保安・配送業務の効率化や需要家向け新サービスの創出につなげる。産学官連携による地域密着型IoTネットワークサービスの実現も視野に入れる。


PBN2017.9.25-11


=主な紙面=
☆描く成長戦略/走る・攻める・守る(12~14面)
☆潮流「事例研究/業界編・企業編」(15~17面)
☆フォーカス「元気です!LPガス」(22・23面)
☆エネルギーの明日(エネ基本計画・エネ白書)(24・25面)
☆47都道府県のチカラ/明日への仕事術(29・30面)


PBN2017.9.25-12


エネルギー・ネットワーク支えて45年

 会社創業から45年、陽品運輸倉庫(本社・市原市、鈴木輝彦社長)は安全・確実にエネルギーを供給する「エネルギー・ネットワーク」の一翼を担い、課題を一歩ずつ解決しながらエネルギーに対する社会の安心を支えてきた。今では関東一円を同社のLPガスタンクローリー車が縦横に走り回り、「LPガスのヨウヒン」として広く認知されている。近年、地震や豪雨による自然災害がたびたび発生し、国民生活や産業活動を支えるLPガスの安全・確実な供給体制はますます重要になっている。陽品運輸倉庫はこれからも、LPガスのさらなる安心・確実な供給に向けてひた走る。


PBN2017.9.25-13


ビジネス/マッチングセミナー東京
付加価値サービス拡大へ
専門5社がノウハウ公開
本紙セミナーに150人

 石油化学新聞社/プロパン・ブタンニュースは14日、東京・神田のエッサム神田ホール2号館で「ビジネス/マッチングセミナー東京2017」を開いた。LPガス販売事業者にエネルギー自由化時代を勝ち抜くためのヒントを得てもらおうと企画し、優待サービス、生活支援、ポータルサイト、家電ビジネスモデル、クラウド電力顧客管理システム(CIS)などのテーマで専門5社がサービスを提案。青森から沖縄まで関係者を含め150人が出席した。
 自由化により競争が激化するなか、LPガス事業者は高付加価値サービスを提供して顧客を囲い込み、接点機会を創出していくことが重要なテーマとなっている。専門5社がLPガス事業者に勝ち残る仕組みやノウハウを公開し、地域からも消費者からも支持され愛される事業者づくりをサポートする。出席者は各社のブースを訪れ、名刺交換を行い、熱心に補足説明を受けた。


PBN2017.9.25-14


安全・便利・省エネ 新商品で需要取り込め!!
主要機器メーカー 秋の販売戦略

 ガス機器の通年化が定着してきたLPガス業界だが、それでも〝秋のガス展〟は別格だ。本格的な需要期入りを前に、これまでの種まきから刈り取り、実りを収穫する重要な時期でもある。実際の波及は別としても、今年は昨年4月の電力小売自由化に続き、ガス小売の自由化も始まるなど、垣根なき競争時代が幕開けした年でもある。新設着工住宅が振るわないなか、各メーカーとも改めて足元の強化を戦略の要に置く。エコジョーズのバリエーション拡大、ハイブリッド給湯器の強化、ビルコンの拡充など買い替え需要獲得に向けた手堅い商品戦略で、着実に需要の維持・獲得を目指す。秋の商戦を彩るメーカー各社の戦略を追った。


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