プロパン、LPガス専門紙 ・ 1955( S30 ) 年 2月 創刊   

2018(平成30)年9月24日
 第3293号

 
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 今年で発刊46年目 LPガスの統計資料を網羅  LPガス法解説    

 プロパン・ブタンニュースは、LPガスがガス体エネルギーとして注目され始めた昭和30年にわが国で初めてのLPガス関係専門紙として創刊されました。 これまで業界専門紙として内外のあらゆるニュースを迅速・的確に報道する一方、オピニオンリーダーとしての役割を果たすとともに、業界の良き伴侶として業界の草創期より歩み続けてまいりました。
 本紙は、1面に総合面を配し、首都圏版、北海道版、東北版、中部版、近畿・四国版、中国版、九州版、住設機器・供給機器版で紙面構成しております。また、本紙は専門紙で唯一「GHP&コージェネ版」を設けるとともに、「新エネルギー版」で新しいガスエネルギー時代に対応した紙面づくりに取り組んでおります。
 創刊65年を控え今後は、展開する拠点(本社・大阪・札幌・仙台・名古屋・広島・福岡)によるネットワークを生かし、正確でタイムリーな情報を提供するほか、販売最前線の声を発信し、従来以上に現場報道に徹します。
 ホームページをご覧いただくとともに、是非プロパン・ブタンニュースをお手元にてご購読くださいますようおすすめ致します。

<総合面> 
総合面
 <首都圏版>
首都圏版
石油化学新聞社では、株式会社ズノーとの共催事業として「PCP入札王」のサービスの提供を開始しました。このサービスは、官公庁、特殊法人、独立行政法人、地方自治体等の入札・公募情報をインターネットで素早く的確に提供するものです。「燃料・ガス・油脂及び工事」、「厨房・給食機器及び業務」、「電力供給」、「空調・換気・給排水・衛生機器及び工事」などだけではなくあらゆる分野の入札・公募情報を提供します。また、落札結果情報も提供しております。入札情報同様に、インターネット上で検索キーや検索キーワードを指定して落札結果情報を検索できます。 詳細は、こちらのページをご覧ください。
<地方版>
地方版

< 住 設 ・ 新 技 術 >
住設・新技術


<秋季特集号>挑戦・開拓・進化
* 箕面市、学校体育館にGHP+発電機 現場環境と地域防災両立
* 台風21号の停電で威力発揮
* 常設化の好事例を徳島県協が視察
* 倉田哲郎市長に聞く=災害時の重要拠点 LPガスは不死のライフライン
* ルポ「拓け新たな舞台/描け成長戦略」
* 協同組合岩見沢エネルギーセンター=市の新庁舎に災対バルク・GHPなど常設提案 
* 三光石油瓦斯(三沢市)=灯油給湯のガス化に力 エネファーム実績も着々
* エネックス(東村山市)=地域密着で電力・都市ガスも
* トモプロ(横浜市)=ショップ開設 バルーンで間口拡大
* 名古屋プロパン瓦斯(名古屋市)=「愛される営業」徹底 需要増へ接点活動強化
* 丹後瓦斯(舞鶴市)=オープン市場に挑戦 展示会でガス・増改築訴求
* 白浜ガス(和歌山県白浜市)=町屋風の交流拠点運営 暮らしに新たな価値
* エコア(福岡市)=接点深耕へ都市ガスや電気・通信など総合エネ化
* 潮流・変化の波(自由化・空調・需給)
* エネ小売自由化=大都市圏外参入進まず
* 学校空調=官房長官発言で未設置解消へ追い風 LPガスGHP普及の好機
* エネ研短期見通し=全部門で最終消費減 貿易戦争や制裁懸念
* 総合セミナー九州・競争時代を勝ち進む
* フォーカス/LPガス元気列島
* 市場分析・流通戦略/明日への仕事術
* 秋商戦本番 新規・更新需要を開拓 機器メーカー販売戦略
* 都道府県別大相撲番付2018年秋場所
* 拡大するアジア市場
* ASEAN次代の原動力ベトナム ホーチミン市で業界フォーラム
GHPとコ・ジェネ版 / 新エネルギー版 GHP出荷実績 
GHP販売事例論文コンテスト結果はこちら
先 週 の 日 刊 プ ロ パ ン ・ ブ タ ン 情 報>
以下の見出しは日刊プロパン・ブタン情報からのものです。2/24update
日刊プロパン・ブタン情報についてはこちらから
  • 9月17日(月)
    * 休日の為休刊
  • 9月18日(火)
    * 静岡県協、震度7想定し27災害拠点事業所で一斉訓練
    * 最新版「LPガス災害対策マニュアル」、西日本豪雨も反映
  • 9月19日(水)
    * 充填・配送会社の「ガスクル」、10月に埼玉県内の5事業所稼働
    * 都市ガススイッチング、8月末で130万件超える
  • 9月20日(木)
    * LPG車を自社採用して。価値あるクルマ、外国人客やBCP対応にも
    * 都市ガスの競争促進へ、経産省がWG設置
  • 9月21日(金)
    * バルク20年超の再検査期間を延長へ、2021年度中に告示変更
    * カメイ・亀井社長、「時流に沿った新しい事業に取り組む」
     ご希望の方に見本紙をお送り致します。
プロパン・ブタンニュースは昭和29年の創刊以来LPG業界とともに歩んでまいりました。創刊より60年を超え、創業時の基本理念に立ち戻るとともに新しい挑戦を続けて行きます。LPガス業界で高い支持を頂いてるプロパン・ブタンニュースをぜひご購読ください。右「見本紙希望」ボタンからフォームを送信してください。 e-mail(inoue@sekiyukagaku.co.jp) もしくはファクシミリにてご連絡下さい。
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2018(平成30)年
9月24日(月曜)
第3293号

PBN2018.9.24-01


サイサン
国内外でさらに拡大へ
「Gas One」ブランド15周年
卸を軸に販売店とともに発展

 サイサン(本社・さいたま市、川本武彦社長)は19日、東京・新宿区の京王プラザホテルでGas Oneサミット2018を開いた。03年のGas Oneブランドの発進から15周年となる節目に取引先経営トップ約700人が全国各地、またタイと台湾から参加した。
 川本社長は9月からスタートした新事業年度の基本方針発表で、今年のサミットもガスワン憲章に掲げた「最も身近なホーム・エネルギーパートナー」をテーマに掲げ、真摯に取り組む考えを強調した。


PBN2018.9.24-02


継続させるマインド醸成
新システム睨み既存効率化
「ガスクル」がスタート
増田智紀社長に聞く

 アストモスエネルギー、東京ガスリキッドホールディングス、ENEOSグローブが今夏共同で設立した充填・配送会社「ガスクル」(本社・吉川市、増田智紀社長)は10月から、配送先8万5千件の本格効率化を始める。関東全域を視野に、まず埼玉県内5カ所の事業所を稼働し、容器の共通化など既存の事業資源を共同化。次年度には新システムを導入する予定で、新たなエリア配送体制も構築する。システム開発も主導する、ガスクルの増田社長に現況と展望を聞いた。


PBN2018.9.24-03

スギウラ
安平町で炊き出し支援
ラーメン店にLPガス提供

 スギウラ(本社・苫小牧市、杉浦真城社長)が北海道胆振東部地震の被災地・安平町で12日、ラーメン店の炊き出しをサポートした。杉浦社長は、「同じ胆振の人間として、黙って見ていられなかった」と、支援要請に即時対応し、LPガスを提供した。自ら現場に乗り込み、被災者を勇気づけた。


PBN2018.9.24-04


喜茂別町
LPガス発電機が活躍
有用性再認識 役場への導入も検討

 喜茂別町に3年前導入したLPガス仕様の非常用発電機が、北海道胆振東部地震で停電した町に電力を提供した。当地に停電以外の被害はなかったが、改めてLPガスの優位性を認識した同町は、役場庁舎へ来年度中にも非常用発電機を導入することを検討している。


PBN2018.9.24-05


GHP
脳神経外科病院を下支え
ムラタ コスト・性能で設置拡大

 ムラタ(本社・静岡県清水町、村田信一社長)は4月から6月にかけて、富士脳障害研究所附属病院(富士宮市、齋藤勇理事長)外来棟に、アイシン精機製GHPを導入した。同棟は地下1階、地上3階建てで、各階の構成は▽地階=ピロティー(駐車スペース)と貯湯室▽1階=待合室と外来診察室、薬局、事務室など▽2階=医局や役員室▽3階=病室とナースステーション―となっており、全館をGHPで空調する。


PBN2018.9.24-06


GHP
産業用更新事例を発表
空調・衛生学会で姉川氏(ニチガス)

 2017年度の「GHP・マイクロコージェネ販売事例論文コンテスト」で産業用部門金賞を受賞したニチガス総合エネルギー部の姉川彰吾氏は12日、名古屋市の大同大学滝春キャンパスで開かれた「平成30年度空気調和・衛生工学大会(名古屋)」のコミッショニングセッションで、学術論文の発表を行った。
 販売事例論文コンテストの受賞論文「工場空調の室外機負荷平準化と省エネ効果を狙った2WAYマルチ導入事例」を学術論文に書き換え、「GHP空調システムの発展とコミッショニングの役割(第8報)」として発表した。


PBN2018.9.24-07


高知青年連絡協
〝LPマンTシャツ〟作成
県協キャラ 県内外で広く活用期待

 高知LPガス青年連絡協議会(山田洋介会長)はこのほど、高知県LPガス協会(小野昌男会長)のオリジナルキャラクター「LPマン」のTシャツを作成した。「LPマンと炎の進化論」をテーマに人類の進化を表すとともに、火起こしやガス火の料理をイメージした図柄を起用。県内外で広い利用を期待している。


PBN2018.9.24-08


なにわ短信
地震・雷・火事・親父

 地震、雷、火事、親父とは良く言ったもの。今年の大阪は地震、西日本豪雨、台風21号と自然災害が続く。記者は台風の暴風に恐怖し、わが家も僅かながらも被害を受けた。いやはや「過去最強」や「最大級」などの言葉が飛び交い、感覚がマヒしそうになる。
 箕面市は今春、市内すべての小中学校体育館にLPガスのGHPと非常用発電機を整備した。市は何れの自然災害でも体育館を避難所して開放。特に台風21号では2校で非常用発電機を稼働させた。災害時の運用事例としては極めて珍しいだろう。
 北海道胆振東部地震では火力発電所停止によるブラックアウトで北海道全域が停電した。台風21号では近畿で多数の電柱が倒壊し長期間停電、空の玄関口である関西国際空港では、高潮浸水やタンカーが連絡橋衝突事故を起こした。
 東日本大震災以降、「想定外」という言葉をよく耳にする。雷は設備の進化により危険度は薄れ、火事は予防することができる。親父は権威を失ったが、地震の発生は防ぐことができない。倉田哲郎・箕面市長の言葉を借りれば、LPガスは「死なないエネルギー」。想定外の災害に備え今一度、LPガスの社会的使命を考えたい。


PBN2018.9.24-09


地区対抗料理コン
こんろの機能上手に活用
大分県協女性部会 佐伯Bが最優秀賞

 大分県LPガス協会女性部会(渡邉知子部会長)は5日、由布市のはさま未来館で「地区対抗ガラストップこんろPR料理コンテスト」を開いた。今回は各地区の会員事業所に加え青年部会が参加。応募22作品の中から予選を勝ち抜いた宇佐、日田、佐伯A、佐伯B、臼津、青年部会の6チームが競い合った結果、佐伯B地区の「梅ともち麦のおかゆちょこっと添え」が最優秀賞に輝いた。





PBN2018.9.24-10


集中監視
次世代型の実証開始
東洋ガスメーターと北陸電力 実用化し普及に弾み

 東洋ガスメーター(本社・射水市、水越靖社長)は北陸電力(本社・富山市、金井豊社長)と共同で、電力スマートメーター網を通信インフラとして活用するガス集中監視システムの実証実験を始めた。信頼性が高く低コストなシステムとして練り上げ、集中監視システムの再普及に弾みをつける。


PBN2018.9.24-11


学校体育館にGHP+発電機
箕面市
LPガスで標準化
現場環境と地域防災両立

 大阪府北部地震、西日本豪雨、台風21号、北海道胆振東部地震と大規模な自然災害が相次いでいる。7月には校外学習をしていた児童が猛暑による熱中症で死亡する事故もあった。箕面市(倉田哲郎市長)は今春、市内20の全小中学校にLPガス仕様のGHPと非常用発電機を導入した。体育館は当地を襲った地震、豪雨、台風を受けて避難所となりLPガスの強さを実証。平時でも暑さ指数を超えれば、屋内授業の場として児童や生徒を熱中症から守る。業界は箕面市を特別な事例とせず、地域の安全・安心を守る社会的使命としてLPガス設備の常設化を強力に推進したい。


PBN2018.9.24-12


ASEAN次代の原動力 ベトナム
ホーチミン市で業界フォーラム

 アラハタLPGコンサルティング(荒畑誠代表)とガスアカデミー社(本部・シンガポール、ジェフリー・リュン代表)は11~13日、ベトナム・ホーチミン市のホテル・エクアトリアルでフォーラム「LPGベトナム2018」を開いた。テーマは「アセアンLPガスの次代の原動力としてのベトナムの台頭」。同国をはじめ東南アジア諸国などから約100人の業界人が参加し、併設の展示会には11社が出展した。日本からも元売や商社、機器メーカー、容器検査会社などが参加した。日本からの発表者として荒畑氏のほか日本エネルギー経済研究所石油情報センターの浜林郁郎所長やENEOSグローブの石川重男副社長、サイサングループのソペットガスワン社の池野弘久社長が登壇、展示会にはI・T・Oベトナムが出展し大会を盛り上げた。本紙はメディアパートナーとしてフォーラムを取材、大会の模様をレポートする。(本社・瀧澤光昭記者)


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