石油化学産業専門紙「石油化学新聞」
平成13(2001)年10月8日付けの紙面(毎週火曜日に更新)
- カーギル・ダウ ランディ・ハワード社長に聞く
- 米カーギル・ダウは、生分解性樹脂の一つであるポリ乳酸(PLA)の市場開拓に本腰を入れる。年産14万トン規模の量産プラントが、近く完成するのを受けたもの。二年前に、独占供給契約(マーキーアカウント)を結んだ日本の繊維メーカーや樹脂加工メーカー4社に対して本格的な玉の供給を開始する。国内でPLAを手がける三井化学と事業提携も結び、事業化に向けた準備は整った。ランディ・ハワード社長に今回の提携の経緯と今後の事業戦略を聞いた。
- 旭化成、機能膜は富士に統合。機能製品で利益率15%以上へ
- 出光石油化学、PC事業の分野絞込み戦略。光ディスクと環境に重点
- BASF、05年までにアジアに80億〜90億ユーロを投資
- 収益改善へ緊急対応。三菱化学が200億円コスト削減
- 管材生産部を一部分離。三菱樹脂が競争力強化で
- 合繊原料の市況が世界的に軟化、ANは3割超える下落
- PVC輸出、価格量ともに安定、11月積みCIF500ドル台に
- 2Qの世界化繊景況、中国供給過剰で調整局面に
- 東レがイタリアで人工皮革を増設。今秋めどに1000万平米
- 新規ポリオールなど成形技術、米ダウが開発
- 廃プラリサイクル技術開発2件にプラ処理協が計700万円を支援
- 環境対応オフセット枚葉インキを開発、DIC
- 菱北化成苫小牧をホクレンに譲渡、三菱化学
- 「さらなる飛躍めざす 電気化学青海工場」=ルポ=
- 「プログレス青海」推進 新製品、コスト削減で収益向上
- 電気化学工業の青海工場(新潟県)は戦略的システムによる再構築プログラム「プログレス青海」によって、体質強化に拍車をかけている。1921(大正10)年の創設以来、同社の主力向上として発展を続けており、高い収益力を誇っていることで知られる。ただ、汎用製品分野における中国品などとの競争激化で、従来のままでは収益の低下が避けられなくなっている。「プログレス青海」はこうした状況を踏まえ、さらなる飛躍に向けての実効プログラムでもある。21世紀に入っても、着実に発展を続ける電気化学・青海工場を訪ねた。
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- 2エチルヘキサノール
- ・生産・出荷、上期は9%減少
- ・可塑剤のDINP化加速
- ・需要動向に的確対応
- ・各社、コスト競争力に力
- ブタノール
- ・用途多彩、安定市場を確保
- ・環境溶剤として需要増大
- ・技術立脚の展開強化
- ・オキソの主軸に構造転換
- メチルエチルケトン
- ・国内出荷、昨年は過去最高
- ・今年は自主減産で需給均衡化
- ・各社、基盤強化に強い意欲
- アセトン/MIBK
- ・年後半タイト化へ
- ・相次ぐBPA竣工、MMAも堅調・
- 生産量昨年は6万トン超す
- ・国内、医農薬抽出用が好調
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- 日本合成樹脂技術協会は、「プラスチック基礎セミナー」の平成13年度秋期日程を決定、受講生の募集を開始した。同セミナーは、51年の開講以来、経験豊富な講師陣と独自のテキストで行われるプラスチック加工技術の入門講座として関連業界から高く評価されている。東京(会場・東京都中小企業会館=東京都中央区銀座)と大阪(大阪科学技術センター=大阪市西区)で開催する。
- 講座の日程と内容は「プラスチック初等講座(入門者対象)」(東京・11月13日、大阪12月5日)、「射出成形金型基礎講座」(東京・11月20日、大阪・12月4日)、「射出成形技術基礎講座」(東京・11月30日、大阪・12月5日)、「押出成形技術基礎講座」(東京・11月22日、大阪・12月5日)、「ブロー成形技術基礎講座」(東京・11月15日、大阪・12月4日)、「熱成形技術基礎講座」(東京・11月28日、大阪・12月5日)。受講料は1講座につき、会員会社が2万円、一般が2万5,000円(テキスト代含む)。申し込み、問い合わせは同協会(電話03−3542−0261、FAX03−3543−0619)まで。
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