石油化学産業専門紙「石油化学新聞」
平成13(2001)年12月17日付けの紙面(毎週火曜日に更新)
今号は12月24日付と合併号です。次号は年明けの元旦号です。
- BASFが日本での事業買収に積極投資、アジア現地生産比率70%へ
- 旭化成、農業分野に拡販。韓国でグリシン企業化
- 三井化学PTAで中国進出、年度内に申請。候補地も絞込み
- 昭和電工、100億円コスト削減も追加
- 日本ユニカー、コスト削減を18億円上積み 来年は経常益24億円
- 日本エイアンドエル、ラテックスの千葉工場能力倍増が完了
- 三井化学と住友化学のポリオレフィン事業統合を公取委が承認
- ダイセルが自動車用インフレ−ターの国内全メーカーに納入へ
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特集
タイの化学、繊維産業が引き続き拡大の一途をたどっている。もちろん、世界同時不況の影響を避けることはできず、経済成長率は今年に入り数度にわたって下方修正された。同国の化学・繊維産業にも、少なからず打撃を受けている。だが、世界不況のもっとも大きな原因になっているIT関連産業の規模が小さいこともあり、シンガポールなどに比べると経済への打撃は信じられないほど軽微である。今後の市場環境はとても明るい。中国は別として、世界中を探しても、これほど将来が恵まれた国はあまりないと言って良い。各国の自動車会社が、タイをアジアの生産中心国と位置付け、相次いで生産拠点を構築しつつあるのである。今年に入ってからは、世界最大のゼネラルモータース(GM)も進出した。このことは、化学・繊維産業にとって、大きな意味を持つ。日系の化学・繊維メーカーには、もともとスペックに軸足を置いた事業展開を得意とするだけに、自動車産業の発展がもたらす恩恵は計り知れないほど大きい。今後の事業戦略を日系企業中心に取材した。
アサヒカセイ・プラスチクス・タイランド/ウベ・ナイロン・タイランド/HTMポリスチレン/MRCレジンズタイランド/サイアム・ミツイPTA/タイ・カプロラクタム/3TMプラスチック/タイ・シンセティック・ラバー/タイMMA/ダイヤグラス/タイポリアセタール/ダイヤポリアクリレート/ダウ・パシフィック・タイ/タイ・ポリカーボネード/タイ・ナイロン/タイ・ミツイ・スペシャルティ・ケミカルズ/トーレ・ナイロン・タイ/タスコ・ケミカル/リケン・タイ/テイジン・ユニチカ・スパンボンド/テイジン・ポリエステル・タイランド、テイジン・タイランド/ラッキーテックス |
- 川崎化成、自社原料で2新製品開発。業績回復に反映へ
- PTAのアジア相場 年内決定の見込み。4Qは470〜480ドルに下落の見通し
- タキロンが鉛フリーの塩ビ系FM規格材料を開発
- 三井化学のSMT関連など好調 「アーレン」が2ケタ増
- カセイソーダ10月生産実績 5ヶ月連続で前年割れ
- 昭和電工が紫外線を遮断する化粧品原料を開発
- エポキシ樹脂の電気用需要が急速に回復
- JSPが低コストの永久帯電防止技術を確立
- 東セロ、生分解性フィルムのラミネート紙容器で1億円販売めざす
- 旭化成、中国にコンパウンド拠点
- BASFジャパンがTPU子会社を統合。ポリマー本部が運営
- 帝人が日本アラミドを完全子会社化
- 三菱レイヨンのアクリル繊維事業化に中国政府が認可
- 日本ゼオンが高岡でCOPの加工工場を完成
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