石油化学産業専門紙  石油化学新聞      

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2000年10月以降の新聞見出し
平成17(2005)年6月6日付の紙面  発行所 株式会社石油化学新聞社
第4447号(毎週月曜発行、火曜に更新)  東京都千代田区神田岩本町2番地
  

  • クラレ、MMAポリマー化率9割に 
    光学分野中心 高機能材料を拡大 収益最重視の展開加速
  • 旭化成ケミカルズ、潜在性硬化剤を自製化 
    7月稼動富士支社で年産100トン
  • 帝人化成、PCコンパウンド中国で5万トン体制
  • 三菱化学、インドでPTA増設 07〜08年メドに60万トン規模

  • 丸善石油化学小野社長・野中専務、コンビナート全体の競争力強化に拍車 
    新製品開発もさらに強化 
    野中専務が社長に昇格「ソフト面の改革に注力
  • 旭電化工業中嶋社長、4期連続増収増益に自信 連結売上高2000億円へ
  • 旭有機材工業岡野社長、中国など海外展開強化 純利益22億円達成へ
  • タキロン森下社長、PC4事業に重点 収益構造改善と成長戦略


 
   成長のポテンシャル大きく FTA本格化、一大経済圏に
活況を呈した04年のアジア石化産業だが、ここにきて黄信号が点滅している。
原油価格の軟化とナフサの供給過剰、中国需要の減退を背景に、石化製品の市況が全般的に弱含んでおり、足もとは不透明感が強まっている。とはいえ、FTAの本格化などでアジア各国の垣根は取り払われようとしている。中長期的には一大経済圏として、一層の経済発展は確実だ。アジアでは、中国に限らず成長のポテンシャルが大きく、石化産業の前途は明るい。日本を除くAPIC2005メンバー6カ国の石化産業の現状と展望を紹介する。

韓国
 構造改革ほぼ完了
  収益の2極化が明確に
* 経済と石化産業の現状
* 輸出動向
* 環境・健康・安全
* 製品別需給と展望
* 韓国の主要石化製品需給

台湾
 高付加価値化がカギ
 中国の動向が大きく影響
* 経済状況と石化産業の動向
* 製品別需給実績と展望
* 化成品需給・合繊原料需給・ポリオレフィン需給・オレフィンと芳香族需給・塩ビ需給・スチレン系製 品需給(表)

シンガポール
 高成長で強い存在感
 新増設へ期待高まる
* 事業環境
* 石化産業の概要
* キーとなる競争力あるファクターの拡大
* 05年の見通し
* 04年化学産業出荷実績
* 主要石化製品貿易実績

タイ
 汎用樹脂、内需伸び悩み
 輸出は大半が中国向け
* 経済情勢と石化産業の現状・課題
* 製品別需給と展望
* ポリオレフィン需給・04年主要製品生産能力・オレフィン需給・塩ビ需給・スチレン系製品需給・5大石化製品需給・芳香族需給・合繊原料需給

インド
 主要石化品06年需要
 1850万 トンに
 高成長の筆頭は合繊原料
* 一般経済と石化産業の概況
* 製品別需給と展望、基礎化学品需給・芳香族需給・合繊原料需給・合成樹脂需給


マレーシア
 ペトロナス、外資と連携し拡大
 原料・立地で競争力発揮
* 一般経済と石化産業
* 石化原料企業別公称生産能力
* 石化原料生産動向
* プラスチック産業動向・PVC需給・スチレン系製品需給・石化産業の構造・石化原料需給


  • 旭化成せんい、不織布の高付加価値戦略に力 新規ポリマーの応用も
  • ジャパンエポキシレジン(JER)、バーサティック酸を6日から値上げ
  • PTA6月ノミネート、三菱860ドル 三井880ドル
  • GEPマーク・ウォール社長、売り上げ25%増へ 日本で積極投資推進
  • 2005年4月石化品輸出実績、2005年4月石化品輸入実績

  • 唐津帝人専務、合繊で営業益250億円 PEN繊維の採用進む
  • 荒川化学工業、新製品比率40%以上へ アジア展開も加速
  • 丸善石油化学、定修で数量減も利益は史上最高
  • 帝人・北條執行役員、フィルムで世界ROA10%へ 事業連結売上高1000億円超
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