平成18(2006)年5月8日付けの紙面 発行所 株式会社石油化学新聞社
第4492号(毎週月曜日発行、火曜日更新) 東京都千代田区岩本町2-4-10
  • 植物由来樹脂、実用化への動き加速
    *自動車各社、内装部品の開発進む
    *トヨタは車種・部位拡大
  • JSR、中計目標値を上積み、コスト削減205億円に
  • 東レ、米ボーイング社へ炭素繊維を独占供給 16年間で60億ドル受注
  • 積水化成品工業新中計、08年度経常益50億円超 事業構造変革を加速
  • 日本化薬、新研究棟で事業化推進 重点分野は新エネ含む4領域
  • ADEKA、08年度売上高2000億円目標 情報電子に力
  • 汎用樹脂のアジア市況、一段高 当面強含み展開か
  • クラレ、PVBフィルム欧州で年産8千トン増強 建築、車両用を拡大
  • JSP新中計、08年度経常益率7.1% 高収益体質へ転換 
  • アジア石油化学工業会議(APIC2006)、11日からバンコクで
<特集> 新たな価値創造を追求する化学企業 研究開発戦略

  *主要各社の研究開発戦略
<上>
三菱化学
 05-07年度 3000億円を開発に投資
 境界領域からも新事業
J S R
 環境・エネルギーなど次期成長事業を育成
 半導体材料、先端分野で実り多く
三菱レイヨン
 1000億円新事業創出へ
 強い材料、技術で競争力発揮
宇部興産
 攻めの研究開発に軸足
 情電、エネルギーなど重点
電気化学工業
 研究・開発、新体制が徐々に成果
 研究者の意識改革も進む
住友化学
 異分野技術の融合を
 事業化推進室 開発テーマ早期育成へ
日本合成化学工業
 商品化スピードアップ
 製・販・研、三位一体で開発
日本ゼオン
 最終製品を常に意識
 キーワードは「コンカレント」
丸善石油化学
 機能化学品拡充に力
 商品開発センター、営業と密接に連携
  • 日本化薬、エポキシ封止用100円以上値上げ 採算是正し安定供給へ
  • ダウ日本、エポキシ樹脂を25−30円値上げ
  • 三菱レイヨン、MMA20円値上げ MAAや高級エステルも
  • 三井化学、溶剤3製品 値上げし切り直し アセトン21円など
  • パラキシレン、アジアスポット価格 今年最高値
  • 5月分ベンゼンアジア契約価格
  • 信越化学、塩ビを15円値上げ
  • 3月期連結決算
    JSR、新日本石油、日立化成工業、積水化学工業、カネカ、信越ポリマー、協和発酵工業、三洋化成工業、クラレ、東邦テナックス、積水化成品工業、筒中プラスチック工業
  • クラレ、異業種との技術連携強化 *グローバル体制を強化、欧州に研究所設立も検討
  • ゼオン・ケミカルズ米沢、化学品研究棟を竣工
  • 東燃化学、那須の微多孔膜(MPF)50%能力増強
  • 塩ビ樹脂輸出価格、5月積み770−780ドル
  • 1−3月国産ナフサ基準(炉前)価格
  • 昭和電工、堺でコンデンサー用高純度アルミ箔を月産1800トンに増強
  • クラレリビング、ナノ新技術、樹脂に機能剤を高率含有 徐放効果が数年持続
  • ポラテクノ、台湾合弁会社でLCD用偏光フィルムの量産を開始
  • 三菱化学、ポーランド社にPTA技術供与
  • 日本合成化学工業、PVOH光学フィルムで熊本に新拠点 07年末稼動
  • 2006年3月石化品輸出実績
  • 2006年3月石化品輸入実績
  • チッソ、新規PSQ機能材のサンプル供与を開始
  • アキレス、導電性フィルムの新ラインを導入

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