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先週までの紙面 業界50年の歩み
  平成23(2011)年3月28日付けの紙面   発行所 株式会社石油化学新聞社
  第4736号(毎週月曜日発行、火曜日更新)   東京都千代田区岩本町2-4-10
 東北地方太平洋沖地震にて被災された皆様、関係の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
 弊社では、関係情報の収集と報道のため、最大限の対応をしてまいりますが、郵便・道路事情による新聞の遅配により、一部地域の読者様には定日配送が困難な状況となっております。
 ご迷惑をお掛けいたしますこと心よりお詫び申し上げます。
一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。
 株式会社石油化学新聞社
 社長 成冨 治
  •  石化製品アジア市況・・・震災の影響は限定的 中国需給や原油価格が左右 プロピレン上昇、エチレン弱含み
  •  ユニチカ・・・ナイロンフィルム、インドネシアで増設 第3系列2013年7月稼動
  •  新日鐵化学と昭和電工・・・新社で共同事業化 芳香俗とSM、8月に合弁
  •  JSR、エラストミックス・・・CMB、天津の拠点を移転 新工場は年産2万トン
  •  三菱樹脂・・・上海に販社設立
  •  紙おむつなど衛生材料・・・安定供給維持へ全力 西日本で増産体制、フル稼働
  •  塩ビ管・・・各社が緊急増産開始 計画停電がネック、電力総量規制を
  •  塩ビ樹脂・・・千葉・鹿島3工場が停止 西日本の稼動アップ、大洋塩ビ千葉は再開
  •  ポリスチレン(PS)・・・東洋スチレン・五井が再開 東北・北関東への物流回復
  •  宇部興産・・・千葉のBRとPE再開
  •  ジェイ・プラス・・・川崎の可塑剤再開
  •  三菱化学鹿島事業所・・・再開まで2ヵ月以上 インフラ関連の損傷大きく
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<特集> 中国市場での展開に拍車かける化学企業



三井化学
フェノールEPT
シノペックと合弁推進
新中計、成長投資の20%が中国

日本合成化学工業
高機能樹脂
OEMで現地化を検討
5年後、売上高倍増の100億円へ

ポリプラスチックス
コンパウンド
2014年メドに現地生産も
中国市場、全販売量の5割に拡大

日本化薬
機能化学品
電子情報材などで積極投資
中国売上高、2012年度200億円目指す

チッソ
不織布
江蘇省常熟市に新工場を建設
フィルターを“第4の柱”へ

旭化成ケミカルズ
エンプラコンパウンド
拡販強化し新拠点検討
膜など高機能ケミカルにも力

三菱化学
管理体制強化
グループの力発揮へ
電池材料、情報電子なども拡大へ

東ソー
広州PVC
今春にも増設計画決定
薄膜材料 年内、上海に加工拠点

昭和電工
統括会社
管理と営業で拡大支援
高純度シクロヘキサン、5000トン体制整え量産へ

三菱レイヨン
MMAチェーン
川下を高付加価値化
排水処理事業「水売り」に参入

  •  三井化学タイ合弁・・・PTA中国輸出を拡大 2012年以降、関税撤廃機に
  •  旭化成イーマテリアルズ・・・L i Bセパレーター、日向で第4系列増設
  •  宇部興産・・・窒化ケイ素増強 2〜3割、宇部で2012年春完成
  •  化学製品値上げ
      ダウ・ケミカル日本・・・エラストマー、溶剤製品を20円、国産PE20円超
    住友化学・・・レゾルシン45円、MMA・PMMA
    東ソー・・・PPS樹脂
    旭有機材工業・・・フェノール樹脂など
    カネカ・・・変成シリコーン
    BASF・・・車用不凍液など
  •  4月CPL・・・アジアで先高観100ドル前後上昇へ
  •  サビック・ジャパン・・・新社長に丸山剛氏
ウェブ アニメータアジア石油化学工業会議(APIC)2011」は5月26、27日に
福岡で開催。 詳細と登録は左のバナーからも出来ます。
  •  東日本大震災 被災地復興を支援
     ▽住友化学 義援金3億円と、毛布などの必要な物資を寄付する。子会社の大日本住友製薬も義援金1億円と医薬品の支援物資を提供する。
     ▽クラレ 義援金1億円、不織布製清掃用ワイパー125万枚、衛生ふきん、除菌ウェットワイパー、マスク、包帯などのグループ関連製品を寄付する。
     ▽積水化学工業 義援金として総額1億円の支援を行うほか、国内外のグループ従業員から災害募金を募る。
     ▽三菱ケミカルホールディングス 義援金1億円を寄付する。別途、田辺三菱製薬は1億円を寄付する。
     ▽横浜ゴム 義援金として5千万円を寄付する。
     ▽宇部興産 物資などを含め総額1億円相当の義援金を寄付するほか、国内外のグループ社員から災害募金を募る。
     ▽旭化成 義援金1億円、家庭用食品包装フィルム「サランラップ」50万本を寄付する。
     ▽バイエル 緊急援助資金88万ユーロ(約1億円)を寄付する。医薬品や生活用品など12万ユーロ(約1370万円)相当の物資も提供する予定。さらにバイエル・ケア財団を通じて全世界の社員に募金を呼びかけ、最大25万ユーロ(約2850万円)を拠出する。
     ▽ブリヂストン 義援金2億円と、自転車や寝具など1億円相当のグループ関連製品を寄付する。
     ▽東レ 5千万円の義援金を寄付するほか、グループ企業で水道機工が飲料水確保を目的に災害対策用小型造水機6台、東レインターナショナルが衣料・毛布など、東レペフ加工品がシートなどを現地の実情に応じて提供する。
     ▽東ソー 義援金1億円を寄付する。
     ▽帝人 義援金1億円を寄付する。毛布、マスク、防災マット、保温ウェアなどの支援物資も適宜提供する。
     ▽積水化学工業、セキスイハイムグループ 水や食糧1万4千食分、カセットこんろ100台、カセットボンベ600本、毛布130枚などをグループの被災地災害対策拠点に発送。プラスチック製バケツ1万個、液体容器1万個、敷物として使用可能な樹脂発泡体約2500畳分、防じん性の高いマスク(部材提供製品)10万枚のほか、食料品や軍手、タオル、懐中電灯、粉ミルクなど生活支援物資を継続的に発送する。
     ▽昭和電工 義援金1億円を寄付する。
     ▽日本触媒 義援金3千万円を寄付するほか、労働組合と連携して従業員から災害募金を募る。
     ▽カネカ 義援金3千万円を寄付するほか、労働組合と連携し社員から災害募金を募る。
     ▽ダウ・ケミカル 義援金など総額600万ドル相当を寄付する。同社が工場を置く福島県相馬市の救援基金に200万ドル、長期復興に向けて相馬地区へ300万ドル相当のダウ製品、技術的・資金的資源をそれぞれ寄付する。ダウ従業員へ最大100万ドルのマッチング・グラント参加を呼びかける。
     ▽三井化学 義援金5千万円を寄付する。緊急時用に備蓄していたブルーシート、ウレタンマット、食品用ラップなどの物資も提供する。
     ▽旭硝子 義援金3億円を寄付する。今後、被災地のニーズを把握し必要な物資を提供する。
     ▽DIC 義援金5千万円を寄付し、ヘルメットなど物資支援も行う。
     ▽ダイセル化学工業 ポリプラスチックスなどグループで6千万円の義援金を支援する。このほか緊急時用に備蓄していたマスクなどの救援物資を提供し、労働組合と連携してグループ役職員による災害募金も募る。
     ▽ユニチカ 義援金2千万円、マスク100万枚、からだふきタオル38万本を寄付する。
     ▽積水化成品工業 義援金1千万円、マスク、食品トレー、防寒材として利用可能な発泡シート、食品保温コンテナなどを寄付する。
     ▽住友ゴム工業 グループで義援金1億円、仮設住宅用ガス管・車いす用スロープ、作業用手袋など合計1億円相当のグループ製品を寄付する。
     ▽JSR 義援金3千万円を寄付する。
     ▽日本ゼオン 義援金3千万円を寄付する。
     ▽電気化学工業 義援金2千万円、精米やマスク、食品トレーなどを寄付する。
     ▽日本合成化学工業 義援金1千万円を寄付する。
     ▽日本プラスチック工業連盟 義援金30万円を寄付する。また、台湾の台湾区塑膠製品工業同業公会は義援金15万円を寄付する。

     ▽三洋化成工業 義援金3千万円を寄付する。また全従業員から義援金を募るほか、子会社のサンダイヤポリマーが100万円の支援を行う。
     ▽JSP 義援金1千万円と発泡断熱シート、発泡断熱ボードなど防寒に役立つグループ関連製品を寄付する。
     ▽ADEKA 義援金2千万円とレトルトカレーなど同社グループ製品を寄付する。
     ▽カネカ 自社のアクリル系合成繊維製コタツ敷きカーペット250枚と太陽光発電システム100セットを寄付する。
     ▽BASF 義援金50万ユーロを寄付する。全社員を対象とした募金活動も開始しており、募金額と同額を会社側が追加義援金として拠出する。
     ▽日本化薬 3千万円の義援金を寄付するほか、地域状況などを確認のうえ抗ウイルスマスク、手指消毒用アルコールなども支援する。
     ▽米コーク・インダストリーズ(インビスタの親会社) 義援金100万ドルを寄付する。

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