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先週までの紙面 業界50年の歩み
  平成23(2011)年4月11日付けの紙面   発行所 株式会社石油化学新聞社
  第4738号(毎週月曜日発行、火曜日更新)   東京都千代田区岩本町2-4-10

 東北地方太平洋沖地震にて被災された皆様、関係の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
 弊社では、関係情報の収集と報道のため、最大限の対応をしてまいりますが、郵便・道路事情による新聞の遅配により、一部地域の読者様には定日配送が困難な状況となっております。ご迷惑をお掛けいたしますこと心よりお詫び申し上げます。
 一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

株式会社石油化学新聞社
社長 成冨 治

  •  住友化学・・・LiB部材事業を拡充 セパレータ、EV用に評価進展 電解液や負極材の開発も加速
  •  ナフサ急騰・・・4〜6月国産6万円大幅超えも 誘導品に上げ圧力
  •  三菱化学・・・横浜に新研究棟建設 2014年初頭完成 テーマ見直しも実施
  •  震災から1カ月・・・化学関連、設備運転再開進む 一部はなお時間
  •  東レフィルム加工・・・透明導電膜で新製品 タッチパネル向け
  •  三井化学・・・1−ヘキサン、市原の新設備稼働 エチレン誘導品再編完了
  •  ADEKA・・・樹脂添加剤、合弁で配合工場建設 UAEで現地生産へ
  •  帝人・・・高耐熱性バイオプラ、眼鏡部品に採用進む
  •  三菱化学エンジニアリング・・・機能化学品・海外に力 5ヵ年中計、3割増収目指す
  •  ポリプラスチックス・・・COC、今期黒字化へ 国内外で新領域拡大
  •  JSR・・・超耐熱フィルム開発 透明で光学等方性 ガラス基板代替へ 
          * 8年連続、SRI代表指標に
  •  SABICイノベーティブプラスチックス・・・航空機向け拡大 PCやPEI、軽量化など提案
ウェブ アニメータ
  •  ダウ・グローバル・テクノロジー・・・難燃技術を新開発 PS系断熱材用、世界標準目指す
  •  三井化学・・・眼鏡レンズモノマー、新興国へ展開強化 スイス社を買収
  •  三菱ガス化学・・・核水添ポリカルポリ酸、エポキシ硬化剤へ拡販 来年から量産
                * 抗体医薬品に参入、台湾社と提携
  •  DIC・・・重点プロジェクト推進 分散技術で機能材料 
  •  大震災・・・世界の最終製品に影響、部品素材調達 リスク分散、多元化へ
  •  三菱ガス化学・・・新事業で売り上げ創出 3分野、2021年度メドに1000億円
  •  中国のPOM・・・年40万トン超に拡大 中間領域で競争激化 市場二極化が進展 
  •  POMインド市場・・・車両中心に2万トン
  •  DIC・・・埼玉工場の能力倍増 TFT液晶、売り上げ110億円へ
  •  横河電機・・・アンドリッツと契約 工業用システム優先供給
  •  生産プラント再開へ
       * 新第一塩ビ・千葉工場・・・今週後半にも
        * ジーシーエスター・千葉工場・・・DOP緊急輸入
        * 丸善石油化学・千葉工場・・・EO15日から
        * JSR・鹿島工場・・・今月中旬に一部、千葉工場・・・4月後半から通常稼動の見通し
        * デュポン・宇都宮事業所・・・月内にも複合材も
  •  化学製品値上げ
      日本触媒・・・EOと誘導品
    三菱化学・・・アクリル酸など
    出光興産・・・SPS樹脂30円超
    住化スタイロンポリカーボネート・・・PCを35円以上
    住友ベークライト・・・プレート関連製品
    旭化成ケミカルズ・・・合成ゴムなど
         東レ・・・衣料・資材向け繊維
         川崎化成工業・・・無水フタル酸など
  •  2月の硬質塩化ビニル平板生産出荷実績
  •  2月の硬質塩化ビニル波板生産出荷実績
  •  2月のポリカーボネート平板・波板生産出荷実績
ウェブ アニメータアジア石油化学工業会議(APIC)2011」は5月26、27日に
福岡で開催。 詳細と登録は左のバナーからも出来ます。
  •  可塑剤メーカー・・・汎用可塑剤、追加値上げ検討
  •  経済産業省化学課・・・3月エチレン生産 稼働率90%割れ
  •  JSR・・・被災地へ追加支援
  •  宇部興産・・・水系PUDを事業化 2000トン設備稼働開始 タイ候補に第2拠点も
  •  DIC・・・無機有機複合樹脂、3領域でPV用拡大 ナノインプリント材など
  •  三菱化学・・・有機薄膜太陽電池 2012年までに発売へ 試験設備を年内稼動
  •  ゼオン化成・・・塩ビPSC、中国に新拠点設立 来年4月に設備稼働
  •  トクヤマ・・・東京本部を統合・移転
  
石化・モノマー事業で積極投資   
旭化成ケミカルズ
取締役専務執行役員 小林友二氏に聞く
 * AN、中東計画で世界トップへ
   勝てる製品、伸びる出口に力
  •  東日本大震災 被災地復興を支援
     ▽住友化学 義援金3億円と、毛布などの必要な物資を寄付する。子会社の大日本住友製薬も義援金1億円と医薬品の支援物資を提供する。
     ▽クラレ 義援金1億円、不織布製清掃用ワイパー125万枚、衛生ふきん、除菌ウェットワイパー、マスク、包帯などのグループ関連製品を寄付する。
     ▽積水化学工業 義援金として総額1億円の支援を行うほか、国内外のグループ従業員から災害募金を募る。
     ▽三菱ケミカルホールディングス 義援金1億円を寄付する。別途、田辺三菱製薬は1億円を寄付する。
     ▽横浜ゴム 義援金として5千万円を寄付する。
     ▽宇部興産 物資などを含め総額1億円相当の義援金を寄付するほか、国内外のグループ社員から災害募金を募る。
     ▽旭化成 義援金1億円、家庭用食品包装フィルム「サランラップ」50万本を寄付する。
     ▽バイエル 緊急援助資金88万ユーロ(約1億円)を寄付する。医薬品や生活用品など12万ユーロ(約1370万円)相当の物資も提供する予定。さらにバイエル・ケア財団を通じて全世界の社員に募金を呼びかけ、最大25万ユーロ(約2850万円)を拠出する。
     ▽ブリヂストン 義援金2億円と、自転車や寝具など1億円相当のグループ関連製品を寄付する。
     ▽東レ 5千万円の義援金を寄付するほか、グループ企業で水道機工が飲料水確保を目的に災害対策用小型造水機6台、東レインターナショナルが衣料・毛布など、東レペフ加工品がシートなどを現地の実情に応じて提供する。
     ▽東ソー 義援金1億円を寄付する。
     ▽帝人 義援金1億円を寄付する。毛布、マスク、防災マット、保温ウェアなどの支援物資も適宜提供する。
     ▽積水化学工業、セキスイハイムグループ 水や食糧1万4千食分、カセットこんろ100台、カセットボンベ600本、毛布130枚などをグループの被災地災害対策拠点に発送。プラスチック製バケツ1万個、液体容器1万個、敷物として使用可能な樹脂発泡体約2500畳分、防じん性の高いマスク(部材提供製品)10万枚のほか、食料品や軍手、タオル、懐中電灯、粉ミルクなど生活支援物資を継続的に発送する。
     ▽昭和電工 義援金1億円を寄付する。
     ▽日本触媒 義援金3千万円を寄付するほか、労働組合と連携して従業員から災害募金を募る。
     ▽カネカ 義援金3千万円を寄付するほか、労働組合と連携し社員から災害募金を募る。
     ▽ダウ・ケミカル 義援金など総額600万ドル相当を寄付する。同社が工場を置く福島県相馬市の救援基金に200万ドル、長期復興に向けて相馬地区へ300万ドル相当のダウ製品、技術的・資金的資源をそれぞれ寄付する。ダウ従業員へ最大100万ドルのマッチング・グラント参加を呼びかける。
     ▽三井化学 義援金5千万円を寄付する。緊急時用に備蓄していたブルーシート、ウレタンマット、食品用ラップなどの物資も提供する。
     ▽旭硝子 義援金3億円を寄付する。今後、被災地のニーズを把握し必要な物資を提供する。
     ▽DIC 義援金5千万円を寄付し、ヘルメットなど物資支援も行う。
     ▽ダイセル化学工業 ポリプラスチックスなどグループで6千万円の義援金を支援する。このほか緊急時用に備蓄していたマスクなどの救援物資を提供し、労働組合と連携してグループ役職員による災害募金も募る。
     ▽ユニチカ 義援金2千万円、マスク100万枚、からだふきタオル38万本を寄付する。
     ▽積水化成品工業 義援金1千万円、マスク、食品トレー、防寒材として利用可能な発泡シート、食品保温コンテナなどを寄付する。
     ▽住友ゴム工業 グループで義援金1億円、仮設住宅用ガス管・車いす用スロープ、作業用手袋など合計1億円相当のグループ製品を寄付する。
     ▽JSR 義援金3千万円を寄付する。
     ▽日本ゼオン 義援金3千万円を寄付する。
     ▽電気化学工業 義援金2千万円、精米やマスク、食品トレーなどを寄付する。
     ▽日本合成化学工業 義援金1千万円を寄付する。
     ▽日本プラスチック工業連盟 義援金30万円を寄付する。また、台湾の台湾区塑膠製品工業同業公会は義援金15万円を寄付する。

     ▽三洋化成工業 義援金3千万円を寄付する。また全従業員から義援金を募るほか、子会社のサンダイヤポリマーが100万円の支援を行う。
     ▽JSP 義援金1千万円と発泡断熱シート、発泡断熱ボードなど防寒に役立つグループ関連製品を寄付する。
     ▽ADEKA 義援金2千万円とレトルトカレーなど同社グループ製品を寄付する。
     ▽カネカ 自社のアクリル系合成繊維製コタツ敷きカーペット250枚と太陽光発電システム100セットを寄付する。
     ▽BASF 義援金50万ユーロを寄付する。全社員を対象とした募金活動も開始しており、募金額と同額を会社側が追加義援金として拠出する。
     ▽日本化薬 3千万円の義援金を寄付するほか、地域状況などを確認のうえ抗ウイルスマスク、手指消毒用アルコールなども支援する。
     ▽米コーク・インダストリーズ(インビスタの親会社) 義援金100万ドルを寄付する。

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