平成３０（２０１８）年　９月　１７日付の紙面 　第５１０６号　（毎週月曜日発行、火曜日更新）

リーマンショックから10年 　一層の高度化と持続的成長を 　総合化学大手４社の体質改善 　進んだポートフォリオ変革 　三井・三菱・住友　目立つ低いＰＥＫ

トタルコービオン・・・ＰＬＡ、タイの新設備稼働　高耐熱品を事業化へ ＪＳＰ・・・台湾で車用部材増産へ　ＥＰＰ子会社、建屋新設し工場拡張 ポリプラスチックス・・・ＬＣＰコンパウンド、台湾に１系列増設　2020年初の稼動メド

ユニチカ・・・新規案件で評価進む　ＰＩ、2020年度に売上高倍増も 大日本印刷・・・細胞凍結用の樹脂容器開発

石化協創立60周年特集 森川宏平会長インタビュー 　安全確保・基盤整備・国際会 　日本の石化、世界で存在感発揮へ　環境重視の新たな転換点に 　保安安全、繰り返しで意識向上　ＩｏＴなど情報共有を 　ポリマー、高機能化で需要喚起 　モノマー、多様な原料使いこなす 　海洋プラ問題、真摯に理論的な対応で　製品の全ＬＣに配慮 　安心安全でなければ　課題解決産業として発展 石化協創立60周年座談会 　　日本の石油化学産業は60余年の歴史を経て、さらに成長を続けている。世界的な需給問題や海洋プラスチック問題など懸念材料もあるが、石化業界は数々の荒波を適切な対応と高度な技術力で乗り切ってきた。歴史的ともいえる好況を謳歌している石化業界はいま、安全・安定、高効率生産の実現を目指し、攻めの設備投資を活発化させている。日本の石化産業の強みとは、そして今後あるべき姿とは。アジア有数のビニルイソシアネートチェーンの起点にセンターをかまえ、ハイブリッド経営を展開する東ソーの池田悦哉取締役上席執行役員と、グループに世界有数の高機能ポリオレフィンメーカー擁し総合的な石化事業を展開する三井化学の芳野正常務執行役員、そして紙上参加として経済産業省の湯本啓市素材産業課長に話を聞いた。 出席者 　東ソー取締役上席執行役員石油化学セクター長兼ポリマー事業部長 　池田悦哉氏 　三井化学常務執行役員基盤素材事業本部長 　芳野正氏 　経済産業省素材産業課長（紙上参加） 　湯本啓市氏

石油化学新聞社では、株式会社ズノーとの共催事業として「ＰＣＰ入札王」のサービスの提供を開始しました。このサービスは、官公庁、特殊法人、独立行政法人、地方自治体等の入札・公募情報をインターネットで素早く的確に提供するものです。「燃料・ガス・油脂及び工事」、「厨房・給食機器及び業務」、「電力供給」、「空調・換気・給排水・衛生機器及び工事」などだけではなくあらゆる分野の入札・公募情報を提供します。また、落札結果情報も提供しております。入札情報同様に、インターネット上で検索キーや検索キーワードを指定して落札結果情報を検索できます。　詳細は、こちらのページをご覧ください

ＪＸＴＧエネルギー・・・ＬＣＰ、ブレンドで低発塵化　カメラ向け新製品 帝人フロンティア・・・ポリエステル、天然繊維調を再現　シルクウールと亜麻風 日立化成・・・マレーシアに技術拠点、感光性フィルム　10月開設 横河電機・・・品質安定化ソフト、データ互換性向上

三井化学・・・顧客拠点にイノベーション　グループ技術交流会

ＳＢＳ系ＴＰＥ・・・需給タイト深刻化　コスト上昇、価格転嫁進まず 石油化学工業協会・・・石化工業「現状」18年版を発行 宇部興産・・・９月ＣＰＬ、15ドル高の2170ドル ポリカーボネート（ＰＣ）アジア市況・・・2800ドル台に下落

日本プラスチック工業会・・・米ＰＥ輸出、上期16％増

値上げ ＊住友化学・・・ＭＭＡを21円上げ ＊旭化成・・・ＨＤＩ系　イソシアネート上げ、アクリル樹脂上げ ＊帝人フロンティア・・・ポリエス繊維上げ ＊日本エイアンドエル・・・ラテックス値上げ

ユニチカ・・・ＰＡＲ増産、年内３割能力増強　2020年度、新系列稼動 　金属調ＰＡ、車内装向け横展開　欧中系ユーザーも採用 クラレ・・・イソプレン、2026年1000億円事業に　2021年末タイ工場新設 　ＰＡ９Ｔ、車向け６割目指す　コンパウンド拠点拡充 帝人・・・ＲＰＡで業務改革 　ＰＣ樹脂窓東彩ガスＥＶが車輌登録

三井化学・・・ＰＣＴ、ＬＥＤ照明用に力　中国で付加価値品 ダウ・ケミカル・・・シロキサン増強など、シリコーン成長加速 三菱ケミカル・・・ＰＶＣコンパウンド工場、中国・成都に新設 ＪＳＲ・・・ベトナム現地法人営業スタート

日精樹脂工業・・・広島出張所を10月に移転　「営業所」に 旭化成・・・延岡の石炭火力、天然ガスに更新　2022年 ＪＸＴＧエネルギー・・・川崎２プラント、製油所に一体化