平成30(2018)年 12月 3日付の紙面

 第5117号 (毎週月曜日発行、火曜日更新) 
  • 旭化成・・・2025年度営業益3000億円に 収益力向上、長計目標引き上げへ
  • 日本エイアンドエル・・・ラテックス、LiB用を愛媛で倍増 来期中に2系列体性。・・・紙加工向けは設備更新 千葉ではタンク増設
  • 東ソー・・・CO排出削減を強化 回収・有効利用も検討
  • 日本化薬・・・2030年環境目標策定へ 20年度に明確化 事業部門主体に推進
  • ADEKA・・・潤滑油添加剤、自動車向けを倍増 相馬工場で来秋稼動
  • 東レ・・・2019年度も1800億円投資 LiBセパレーター、次期増設決定へ
  • DIC・・・DICとTPU合弁会社、出資比率変更に合意 コベストロJ80%に 
  • ダイセル・・・インフレーター、インドで現地生産化 来期にも計画固める
  • 大倉工業・・・光学フィルムの開発体制を強化
堅調に推移するクロル・アルカリ業界 
概況  電解設備の高稼働続く カセイ、塩素とも完全消化
2017年と2018年9月・上期のカセイソーダ出荷内訳
需給 塩素需要総じて強含み 
2017年と2018年9月・上期のソーダ工業薬品の需給状況
カセイソーダ海外市況 カセイ極東積み、400ドル台まで値戻し
節約志向も需要増変わらず 
課題 輸入塩などコストアップが懸念
収益基盤、中長期見据え強化を

東亞合成 高純度・高品質化に磨き
高純度液化塩化水素、半導体向け好調継続

トクヤマ VCM、外販が順調に拡大
カセイ、輸出比率引き上げ 

信越化学工業 電解、膜更新で能力増強
塩素需要の増加に対応 

カネカ カセイ、長契拡大で安定化へ
結晶次亜ソー、殺菌・滅菌・触媒に狙い 

東ソー 塩酸・重曹の投資完了
OVC、東南アジア市場に攻勢 

昭和電工 操業効率化 、3つの取り組み実施
発電電力を自家使用に

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特集  アルコール・ケトン業界

MEK 定修年も内需は好調
各社フル操業、安定供給を維持

IPA 法、内需優先し輸出手控え
競争力、アセトン法が現状優位

オクタノール/ブタノール 2EH、下期は高稼働に
アクリル酸エステル向け、絶好調続く

アセトン/MIBK 強固な自消体制整備
アセトン余剰がIPAに波及

  • JXTGエネルギー・・・機能材の開発加速 熱硬化性樹脂、高耐熱高熱伝導に 透明PIモノマー、可溶性を付与
  • 住友化学・・・ライセンス事業拡大 気相法CPL製造技術も。 十倉雅和社長・デジタル革新、生産性向上へ投資 次期中計300億円 プラント・R&Dに
  • 日本エイアンドエル・・・ABS、インド事業軌道に 四輪車用も本腰
  • ADEKA・・・高誘電材、半導体向け増設 韓国、1月稼動
  • ユポ・コーポレーション・・・開発研究所を拡充 鹿島で合成紙開発推進
  • テイジン・アラミド・・・アラミド織物、防護着向け協業 ウェステックスと
  • タキロンシーアイ・・・車関連事業化へ企業買収を推進
  • 帝人フロンティア・・・スポーツ衣料生地、着用快適性を向上
  • 昭和電工・・・レアアース磁石 合金開発事業をTDKに譲渡
  • 財務省貿易統計・・・2018年10月石化品輸入実績、2018年10月石化品輸出実績
  • 日本化学繊維協会・・・10月の合成繊維生産・在庫量
  • 日本ポリプロピレンフィルム工業会・・・10月のOPP・CPP出荷実績
  • 値上げ
    *三菱ケミカル・・・イオン交換樹脂上げ
    *デンカ・・・アセブラを20%上げ