プロパン・ブタンニュース 3544号
総合面
ガスの枠超え成果
聴講者は多様な内容に聞き入った
久保田斗馬氏
ＧＨＰコンソーシアム（清水尚之理事長）は５日、東京・日本橋茅場町の鉄鋼会館で「第29回（２０２３年度）ＧＨＰ・マイクロコージェネ販売事例論文コンテスト発表会」を開いた。論文審査１００点、発表会審査60点の合計１６０点満点で審査し、サーラエナジー豊橋事業所・久保田斗馬氏の論文「時代はガスと電気の融合へ～ＧＨＰとＥＨＰのハイブリッド空調システムの提案～」が最高得点でグランプリに輝いた。金賞はサイサン北関東支店筑西販売営業所・渡辺亮氏の「業務用脱炭素だけではない、レジリエンス施設としてのパワーアップ提案」。発表は13本で、11本が業務用、２本が産業用だった。
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首都圏版
カーボンオフセットＬＰガス 静岡の供給先で
多くの家族連れで賑わった
調理中の大谷真社長
イワタニ首都圏（本社・横浜市、大谷真社長）は７日、静岡県函南町の障害者就労継続支援Ｂ型事務所「志～ｃｏｃｏｒｏ～」と、同町の「コインランドリー志～ｃｏｃｏｒｏ～」で「お客さま大感謝祭」を開いた。唐揚げやコロッケを提供する屋台をはじめ、福引やヨーヨー釣りのテントも並び、多くの親子連れが訪れた。
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地方版
１千台目となった江別市の戸建てオー ナーに記念品を贈呈
コレモを挟んで岩城和夫営業本部長（左）
北ガスジェネックス（本社・札幌市、梅村卓司社長）は、エネファームとコレモの取り扱い台数が累計１千台を達成した。９月24日には、１千台目となった江別市の戸建てオーナーに対し、記念品を贈呈した。電気料金の高騰を背景に、引き続き高効率で省エネルギーにつながるエネファームやコレモをはじめガスコージェネレーションシステムの普及を推進する。
コレモは親会社の北海道ガス（本社・札幌市、川村智郷社長）とアイシン（愛知県刈谷市）が共同開発した寒冷地仕様の発電機器。ガスでエンジンを稼働させて発電する仕組みでエコジョーズとセットで使う。発電の際に生じた排熱を通じて暖房に活用することで冬期の電気料金を大幅にカットできる寒冷地にはうってつけの機器。一方のエネファームは家庭用燃料電池で、排熱を給湯に活用する仕組みだ。
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１２月迄３カ月間展開
対象をガス機器４品目に広げ年末まで展開する
福島県ＬＰガス協会（小西正光会長）は今月、「ラク家事・省エネ生活応援キャンペーン」を開始した。ガス衣類乾燥機とエコジョーズ、ハイブリッド給湯器、エネファームを購入した消費者に３千～３万円のクオカードを贈る。12月まで展開する。
ガス機器購入者に景品を贈る恒例の「ライフパートナーキャンペーン」。２０２０年からは対象商品をガス衣類乾燥機に限定し、購入者全員に１万円のクオカードを贈るかたちにした。昨年はオール電化住宅をガス設備に切り替えるきっかけにしてほしいとして、オール電化住宅に住んでいる人も対象にし、その購入者には３万円のクオカードを贈った。
金山宏一郎氏（かねやま・こういちろう＝ヤマリョー顧問、元山形県ＬＰガス協会会長）
金山宏一郎氏（かねやま・こういちろう＝ヤマリョー顧問、元山形県ＬＰガス協会会長）病気療養中のところ３日死去、85歳。ヤマリョーと金山家の合同葬が24日午後２時から山形市本町１―７―42の山形グランドホテルで行われる。喪主は長男でヤマリョー会長の知裕（ともひろ）氏。
１９６２年山形菱油（現ヤマリョー）入社、88～２００５年社長。94～07年山形県ＬＰガス協会会長、03～05年日本ＬＰガス連合会（現全国ＬＰガス協会）副会長。10年旭日小綬章。
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「災害時におけるＬＰガスの活用」テーマに
研修は交野市の自主防災組織や市職員四條畷市職員ら計44人が受講した
会場に市が所有するＬＰガスポータブル発電機を展示した
交野市（山本景市長）は９月28日、市役所別館で今年度３回目の市自主防災組織連絡協議会を開き、「災害時におけるＬＰガスの活用」をテーマに研修を実施した。市は小中学校体育館の空調を整備する方針を掲げており、ＬＰガスへの理解を深め導入機運を高めた。会員や市職員、四條畷市保健所職員ら44人が受講した。
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東伯ガス産業の社長に就任した種子善之氏
種子善之社長
７月、東伯ガス産業の社長に就任した。同社は１９５９年３月に種子商店として発足、69年５月に現社名に変更した。種子善之氏は種子晋司会長の子息で創業者の實氏から数えて４代目。抱負や方針を聞いた。
当社は地域の皆さまに支えていただきながら、地域とともに歩んできた。今後も安全、安心、快適なエネルギーの供給と暮らしを豊かにするサービスの提供を通じて地域とともに成長し、地域の皆さまに愛され信頼される企業を目指す。社員がいつも笑顔で仕事に取り組めなければ、お客さまを笑顔にできない。お客さま対応にもモチベーションは大切。社員とともに成長・創造し、当社で働いて良かったと感じてもらえる会社にしたい。
琴浦町の人口は約１万６千人。狭いコミュニティーだが、ＬＰガスは販路拡大や需要開拓の余地が存分にある。電気や石油にまねできない優れた機器がたくさんある。給油の手間が要らず、スイッチポンですぐに暖かくなるガスファンヒーターなどは、冬は寒く雪の日も多い当地方には打ってつけの商品だ。お得な暖房料金を用意し、シーズンレンタルなどで提案している。ガス衣類乾燥機「乾太くん」の普及にも力を入れ、10年リースプランなども用意し提案している。７月には本社でＬＰガス給湯器への更新と乾太くんの拡販を目的に光熱費削減無料相談フェアを初開催し、ハイブリッド給湯器「エコワン」を４台成約した。乾太くんやエコワンで電化や灯油のユーザーのガス化を進める。全国各地で自然災害が頻発する昨今、ＬＰガスのレジリエンス性も強く訴求していく。
介護商談会で岩谷九州出展の非常用発電機に注目集まる
各種補助金の活用をからめて提案した
介護関連の製品やサービスを一堂に集めた九州エリア最大級の展示商談会「ＣａｒｅＴＥＸ福岡２０２３」（ブティックス主催）が４～５日、福岡市のマリンメッセ福岡Ｂ館で開かれた。頻発する大型災害を受け介護施設のＢＣＰ対策が喫緊の課題となるなか、岩谷産業九州支社（平島正郎常務執行役員支社長）が出展したＬＰガス非常用発電機が大きな注目を集めた。
- 九州＝りゅうせき、新ブランドコンセプトを制定 ロゴは英文に
りゅうせき（本社・浦添市、當銘春夫社長）は９月、新しいＣＩ（コーポレート・アイデンティティー）として新ブランドコンセプトを制定した。グループのブランド表記は和文の「りゅうせき」から英文の「ＲＹＵＳＥＫＩ」に改定し、併せてロゴ、スローガンを一新した。この改定に伴う商号変更はない。
ブランドコンセプトとして、事業の最終目的と存在意義を示した「パーパス」、県民、地域、取引先、社員といった社内外に提供を約束する「提供価値」、それらの実現に向け備えるべき「個性」を制定した。
住設・新技術
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